中間管理職になると、上司からは成果を求められ、部下からは悩み相談をされたりと、管理職であるからこそのストレスにさらされることが多くなります。

上からのプレッシャーと下をまとめる責任感で仕事を続けるのが辛くなり、「こんなに辛いならいっそ辞めたい・・」と悩んでしまうこともあるでしょう。

日々ストレスを溜めやすい中間管理職の人が、そのストレスにどう対処していけばいいのか、おすすめの対処法や心構えをご紹介します!

中間管理職とは?

よく「中間管理職は大変だ」と愚痴を聞くことがあると、「中間管理職」という役職そのものがあるように勘違いしてしまう人もいるでしょう。

中間管理職とは正式には「管理職」のことで、自分よりもさらに上の立場の人間と、下の立場の人間がいる管理職の人を中間管理職と指して呼ぶことが多いです。

いわば上司と部下に挟まれた立場の管理職のことですので、自分も上司に指示を仰ぎながら、部下に指示を出していくという仕事内容になります。

例えば上司から「今月のノルマを必ず達成させてね」と言われたら、何とかノルマを達成させるために部下に指示を出したり背中を叩いたりして、自分も必死になってノルマ達成のために頑張らなければなりません。

上司に指示を出されたことには従いながら、また部下の仕事振りを管理しなければならないため、目の回るような忙しさになってしまうことも多いです。

与えられた仕事をただこなせばいいだけの人とは違い、部下の管理もしなければならないため、ワンマンプレイヤーではなくチームをまとめる統率力が求められる立場でもあります。

代表的な管理職として、課長、係長が挙げられる

管理職と言えば、部長や課長、係長などですが、その中でも課長や係長が中間管理職の立場に当たります。

もちろん会社のトップは社長ですので、部長も社長から色々と指示をされることはあります。

ですが、基本的には社長はすべての社員に対して大まかな方針や指示を出すため、より具体的かつ直接的に指示や命令を出し合うポジションとなると、課長や係長の立場になるでしょう。

一般社員にとっては、自分たちの直接的な上司は係長になります。

毎日係長から指示を出されたことを行っていますが、その指示そのものは部長から課長に、そして課長から係長へと出されているものも多いです。

例えば部長が課長に対して「今月はこれくらい売上げを上げてくれ」と指示を出したら、課長は係長に対して「今月の売上げ目標はこれくらいだから、一人頭これくらいのノルマでよろしく」と指示を出します。

すると係長は部下の社員たちに対して、今月の一人頭のノルマを伝えて、ノルマを達成させるための具体的な指示を出します。

このようにして、上から下へと指示の内容がどんどん細かくなり、一般社員に対してはより具体的な仕事内容が割り振られます。

そして今月の売上げが出たら、今度はその報告が下から上へと伝わっていきます。

中間管理職のストレス6個

中間管理職になると、上司と部下の板挟みの立場になるため、一般社員以上に仕事ではストレスを感じることが多いです。

上司から無理な命令をされ、それを指示として部下に伝えれば部下からは不満の声が上がることもしばしばです。

どちらに対しても「自分だって辛いんだぞ」と叫びたくなることもあるでしょう。

管理職の立場は一般社員よりは給料が上がりますが、その分気苦労や雑務も増えて大変なことも多いのが現実です。

そんな中間管理職の人が、日々どのようなストレスにさらされることが多いのか、具体的に挙げていきます。

1.上司が頼りにならない

中間管理職の人は、上司から何かしらの命令を受けて、それを部下に具体的な指示として出します。

そのため、上司が厳しい人だと与えられる命令やノルマの内容も大変ですが、その分仕事ができる上司であれば「自分も頑張ろう」とやる気に繋げることができるでしょう。

また、上司から与えられた仕事をこなした時に、上司からたった一言でも「さすがは〇〇さんだ」と褒めてもらえれば、よりその上司の下で中間管理職として頑張ろうという気持ちになれるでしょう。

また、部下の責任は上司である自分が取らなければなりませんが、それだけでは責任が済まされない場合には、さらに自分の上司にまで及んでしまうことがあります。

その際にも、上司がきちんと責任を負ってくれたり、頼りになったりする存在だと、中間管理職として何かあった時にも「この人の下で働いている内は大丈夫だ」と安心して仕事に励むことができるでしょう。

しかしその一方で、上司が頼りにならない存在だと、命令を受けて部下に指示を与えながらも、いちいち不安を覚えてしまうことが多いです。

上司の指示の内容があやふやだと、自分も部下に対してあやふやな指示を出さなければならず、部下との関係にも悪影響が出てしまうかもしれません。

判断、決断が遅い

部下が何かトラブルを起こしてしまい、それが自分だけでは判断がつかない場合には、さらに上司に判断や指示を仰ぐことがあります。

しかしそこで上司の判断や決断が遅いと、トラブルになって揉めている問題そのものへの解決に時間がかかってしまいます。

もしそれが商品の受注ミスで、発注先がかなり怒っているのだとすれば、時間がかかるほどにますます相手の怒りが増して、自分が頭を下げに行った時にはもう二度と自分の会社とは取引をしてくれなくなってしまうかもしれません。

上司が頼りにならず、トラブルの解決に対して判断や決断が遅いと、それで一番損な目に遭ってしまうのは中間管理職の立場です。

さらに結局トラブルが解決出来ずに、取引がダメになってしまったなら、そのことについて上司から苦言を零されることになるでしょう。

咄嗟の判断や決断が出来ない頼りない上司を持つと、中間管理職の立場の人は気苦労が絶えなくなってしまうでしょう。

仕事の配分が悪い

上司の仕事の配分が悪いと、部下に仕事の指示を出したところでその成果はあまり上げられないでしょう。

成果が出なければ当然のように上司は中間管理職の立場に対して「もっとしっかりやってくれないと」と文句を言ってきますが、そもそも上司の仕事の配分が悪いため、仕事の成果も上がらないのです。

しかしいちいちそれを上司に指摘するわけにもいかないため、頭を下げて仕方なしに部下に檄を飛ばさなければならないこともあるでしょう。

もし上司がかなり大雑把な指示を出すのなら、具体的な部下への指示はすべてこちらで決めることができるため、上司が頼りにならずとも自分が頭を使うことで仕事の成果を上げることはできます。

しかし、なまじ上司が具体的な指示や仕事の配分をしてくる場合には、それに従わなければならないため、配分が悪ければ当然成果も期待はできないでしょう。

2.上司に仕事の邪魔をされる

中間管理職として一生懸命に仕事に励もうとしても、上司に仕事の邪魔をされてストレスに感じてしまうことがあるでしょう。

自分にあれこれと無茶な指示を出しておきながら、いざ自分が仕事を頑張っているといちいち話しかけてきたり、雑用を押し付けてきたりして、指示された仕事に時間がかかってしまうことがあります。

上司が無能だと、自分が仕事の邪魔をしておきながら、仕事の出来が遅いと「何でこんなに時間がかかったんだ」と理不尽に文句を言ってくることがあるため、心に受けるストレスは相当に溜まってしまうでしょう。

大抵の場合、仕事の邪魔をしてくる上司は自分が部下の邪魔をしていることには気付いていないことが多いです。

部下の仕事振りに気を回すことのできる上司であれば、「さっきたくさん仕事を与えたから、雑用は後回しにしよう」と部下を気遣うこともできるでしょう。

しかし部下の仕事に一切気を遣わない上司だと、どれだけ部下が大変そうでもお構いなしに自分の都合で振り回そうとするため、部下にとっては上司の存在は邪魔に思えてしまいます。

必要以上の会話

おしゃべりな上司の場合、「昨日のゴルフはどうだった」や「この前飲みに行った時に~」など、仕事中でもお構いなしにどうでもいい話を振ってきます。

部下の立場としては、内心そんなことはどうでもいいし、仕事の邪魔だと感じていても、それを態度に出すことはできないため、「そうなんですね」と愛想笑いで話を合わせるしかありません。

また、仕事と関係のある話だとしても、何度も同じような話を繰り返したり、中身のないお説教を何十分とされたりすると、聞いている方は時間の無駄としか思えないでしょう。

仕事ができる上司であれば、少なくとも仕事中は余計な雑談は控えますし、それで仕事の手が止まってしまうくらいなら、最初から必要以上の会話をしようとはしないでしょう。

中にはおしゃべりで部下とコミュニケーションをはかろうとする上司もいますが、それも仕事中の雑談の場合には、コミュニケーションをはかるどころか部下には逆効果になってしまうこともあるでしょう。

プレッシャーがすごい


上司は部下に指示を与えるのが仕事ですが、あまりに上司から部下へのプレッシャーがすごいと、それが逆に仕事の邪魔になってしまうことがあります。

指示された仕事を黙々とこなしているのに、いちいち内線で「仕事の進みはどうだ」と確認してきたり、「くれぐれも頼むぞ」と何度も念を押してこられたりすると、かえってこちらは必要以上のプレッシャーを感じることになってしまい、仕事の進みが遅くなってしまうかもしれません。

重要な仕事の場合には、ある程度上司から部下へプレッシャーを与えることは必要です。

けれどもあまりにプレッシャーをかけすぎてしまうと、かえって部下が失敗してしまったり、「自分のことを信用していないのか」と疑心暗鬼になってしまったりします。

プレッシャーは一度かければ十分に部下には伝わるところを、しつこくプレッシャーを上司がかけてくる場合には、かえって上司に仕事の邪魔をされているように感じてストレスになってしまうことがあるでしょう。

3.結果責任のみを求められる

中間管理職をしていると、上司からは仕事の結果のみを求められることが多いです。

また、一方で部下に何かトラブルがあった時には、上司までその責任を持って行かずに、自分のところで全て責任を負うようにとも求められます。

いい結果を出すことと、トラブルがあればすべてこちらで責任を負うことのみを求められるため、裁量までは与えてもらえないことはよくあります。

上司が大まかな指示だけを出して、具体的な仕事の裁量はこちらに任せることも場合によってはあります。

ですが、その際にも全て責任は自分で追わなければならないことが多く、上司の存在がほとんど頼りにできないこともあるでしょう。

結果と責任だけを求められるのも、中間管理職にとっては大きなストレスに感じられます。

4.部下のフォローが大変

中間管理職は、上司からは命令を受ける立場であり、また部下に指示を出す立場でもあります。

部下たちにとっては自分が「上司」ですので、何かあれば上司である自分にすべて報告してきます。

取引先や顧客と部下が揉めた時には、自分が責任をとって頭を下げなければいけません。

仕事で精神を病んでしまった部下がいれば、親身になって話を聞いたり、部下同士の人間関係にもフォローを入れたりしなければなりません。

中間管理職と言えど、部下の人間関係にまで関与しないという人もいます。

しかし、あまり部下の事情に無関心でいると、ある日突然バタバタと部下たちが会社を辞めてしまうかもしれません。

そうなっては人手が足りずに仕事が回らなくなってしまいます。

また上司からは「部下の管理がなっていない」と叱責を受ける羽目になってしまいますので、嫌々でも部下のフォローに回らなければいけません。

部下が2、3人程度であればまだしも、たくさんの部下を抱える立場の場合には、部下のフォローもかなり大変でしょう。

5.部下との相性が悪い


部下が10人いれば、10人それぞれに個性があります。

大人しくてすべて自分の指示に従ってくれる部下もいれば、目立つ行動でトラブルを引き起こす部下もいるでしょう。

仕事はできても社内の人間関係に波風を立てる部下もいますし、人柄は良いのにまったく仕事ができない部下もいるでしょう。

そうしたさまざまな部下を抱えていると、一人は自分と相性の悪い部下もいるでしょう。

自分の言うことにいちいち反抗したり、自分のいないところで自分の悪口を言いまくったりする部下だと、上司としてはイライラするのと頭が痛いのとで、ストレスが溜まってし合います。

どんなに自分と相性が悪くても、部下が仕事のできる人材であれば自分の感情でクビにするわけにはいきませんし、勝手に部署を移動させることもできません。

最近では心の繊細な若者が増えているため、少し怒った程度で会社に来なくなってしまう部下もいますので、部下との相性の良し悪しで悩むことも少なくはないでしょう。

6.上司と部下の板挟み

中間管理職が抱える大きなストレスの原因は、主に上司と部下の板挟みです。

上司から無理な命令を出されたら、嫌々でもそれを部下に指示しなければなりません。

しかし部下も当然指示内容に不満がありますので、それを上司である自分に文句を言ってきたり、陰で「無茶な仕事を押し付けてくる」と不満を零されたりすることもあります。

また、部下の仕事の出来が悪ければ、今度はそれを上司からどやされて、こちらの管理不足だ、教育不足だと叱責されます。

中間管理職である以上、上司と部下の板挟みは避けることができません。

また、どちらかのみを擁護するような態度をとっても、中間管理職の立場のまま上手くやっていくことは難しいでしょう。

上司にばかりおべっかを使っていると、部下からの信頼はなくなってしまいます。

また、部下ばかりを擁護しても、出世の道が難しくなってしまいます。

どちらにも平等に接しなければならず、またその平等に接することがとても難しいため、ストレスを感じてしまうことが多いのです。

中間管理職が意識しておくべき5個の心得

中間管理職とは特別な立場です。

上司のことも部下のことも気を遣いながら仕事をしなければならないため、人一倍苦労の多い立場でもあります。

また、その特殊な立場ゆえに、きちんと自分の感情をコントロールして、時には部下を褒めて伸ばしたり、上司におべっかを使わなければならなかったりすることもあります。

「自分だけが仕事ができればいい」というワンマンプレイヤーの考えをすることはできません。

「どうすれば仕事が上手く回るか」ということを常に考えて、部下に仕事を任せていかなければならないため、個人主義の人にはかなり大変な管理職と言えるでしょう。

人とコミュニケーションを取ることが得意な人や、統率力を活かして上手く部下をまとめる能力のある人は問題ありません。

ですが、そうでない人は中間管理職の立場になる時に、しっかりといくつかの心得をしておきましょう。

どんな心得をしておくべきなのかを以下にご紹介していきます。

1.自分の感情をしっかりコントロールする

中間管理職になる以上、自分の感情で仕事をすることは許されません。

常に部下の仕事振りを管理し、仕事をやらない部下を叱責しながら、努力している部下の功績をきちんと認めてあげなければなりません。

もし仕事が出来る部下と自分との相性が悪かったとしても、それはあくまでも個人的な感情であるため、公私を切り離して仕事ではきちんと部下を褒めて評価しなければなりません。

また、上司に叱責された苛立ちを抱えたまま部下と接していると、部下は上司である自分のことを「感情的で頼りにならない上司」と認識してしまいます。

人の上に立つ以上は、自分の個人的な感情によって部下と接することなく、常に冷静で客観的な考えの元に指示や行動する必要があります。

そうでなければ、感情をコントロールできないことで部下からも上司からも「器が小さく、人の上に立ってまとめるのに相応しくない人間だ」と判断されてしまうでしょう。

そうならないように、カッとなった時にも自分の感情は抑えて、コントロールするように努めましょう。

ストレスの原因は主に人

誰でもストレスが溜まるとつい感情的になってしまいます。

また、ストレスが溜まってしまう主な原因は人間関係によるものです。

中間管理職の立場ともなれば、毎日のように人間関係でストレスが溜まってしまうでしょう。

ストレスを溜め込んだままでは、仕事中にそれが爆発してしまう可能性があります。

部下に理不尽な怒りをぶつければ、たちまち部下との信頼関係を築くことはできなくなってしまうため、仕事中に感情的にならないためにも、小まめにストレス発散を心がけましょう。

外へ出て深呼吸をしたり、気分転換に散歩をしたり、自分が信頼できる人と話をしたりして、ストレスを小まめに発散させておくことで、感情的になりそうな時にも自分をコントロールしやすくなるでしょう。

2.言葉の深読みはしない

中間管理職になると、上司や部下と毎日のように密接に接するために、周りの言葉に振り回されたり、ストレスを溜めてしまったりすることがあります。

しかし、毎回のように相手の言葉を深読みしたり、裏を読んだりしていると疲れてしまい、疑心暗鬼に陥ってしまう可能性があります。

そのため、上司や部下と仕事に関する話はきちんとしても、そうでない部分ではあまり相手の言葉の真意を深読みしようとするのは止めましょう。

例えば部下に何か話題を振った時に、部下が一瞬面倒臭そうな反応をしても、それをいちいち気に留めて部下に追及したり、「今のは面倒くさく思われただろうか」と考え込んだりするのは止めましょう。

部下が面倒臭そうな反応をしたら、素直に「面倒なのか」と判断してその話題はとっとと終わらせればいいのです。

それ以上部下との関係性について考えるのは余計なことですし、自分で悩んでどんどんストレスを溜めてしまうことになります。

仕事に関する話では相手の言葉を深読みすることはあっても、そうでない時にはいちいち深読みすると疲れてしまうので止めましょう。

ポジティブに捉える

上司や部下の言葉で「ん?」と気になる部分があっても、それをあまり深読みしようとすればネガティブな方向へと考えが向かってしまうかもしれません。

すると相手のちょっとした言葉でもいちいち深読みして、「今のはこう思われたんだろうか・・」と疑心暗鬼に陥ってしまうかもしれません。

ですので、あまり考え過ぎずにポジティブに構えるようにしましょう。

元々ネガティブな考えの人は、相手の言葉をつい悪い方向へと捉えてしまうことが多いです。

ですが、悪く考えたところで良い方向へと向かうことはありません。

直接自分に何か言われない限りは、基本的にはポジティブな言葉として受け止めるように意識しましょう。

3.体調を万全にしておく

中間管理職に限ったことではありませんが、社会人である以上常に体調は万全の状態で整えておくようにしましょう。

とくに一般社員とは違い、中間管理職の立場になると、毎日のように上司から支持を受け、また部下に指示を出すのが仕事です。

自分がいなければ上司も部下も困ってしまいます。

自分が細かく部下に指示を出して、部下も分からないことがあれば上司である自分に毎回報告や相談をしてきます。

自分が体調不良で会社を休んでしまったら、自分のいる部署の仕事はまともに回らなくなってしまうと言っても過言ではないでしょう。

リーダーとして部下をまとめて統率する役割を持つ以上、風邪や二日酔いなどの体調不良にならないように、日頃から体調管理をしっかりと意識しましょう。

上質な睡眠をとる

体調管理をしっかりするためには、上質な睡眠をとることが大切です。

毎日決まった時間に睡眠をとり、最低でも6時間は眠ることが理想的です。

それが難しい場合にはあまり夜更かしをし過ぎないことと、睡眠時間が確保できるときにはしっかりと確保することを意識しましょう。

人は眠っている内にその日の体の疲れをとり、その日あった出来事を脳が記憶として整理します。

仕事に関する重要なことをきちんと覚えておくためにも、それ以外のことは記憶から消す必要があるため、記憶をきちんと整理するためにも睡眠は大切です。

また、眠っている内に体内の細胞が活性化されて、その日の疲れをとろうとするため、睡眠時間をしっかりと確保できていれば、それだけ体の疲れも落とすことができるでしょう。

反対に毎日睡眠時間がまともに確保できない生活を送っていると、心身の疲れがとれきらないままで翌日を迎えてしまいます。

疲労はどんどん蓄積してしまいます。

その日の疲れはできるだけその日にとるためにも、毎日上質な睡眠をとるように心がけて生活を送りましょう。

疲れを翌日に持ち越さない

若い内は肉体も精神もエネルギッシュで活力に溢れています。

少々睡眠時間が短くても無茶をすることができます。

しかしそれも年齢を経ると共に段々と無理ができなくなり、中高年の歳になるとオールをした翌日は疲労困憊になってしまうでしょう。

とくに中間管理職の立場になると、既にそれなりの年齢を迎えている人が多いため、きちんと毎日睡眠をとらなければ翌日にも疲労を引きずってしまうことになります。

疲れを翌日に持ち越さないようにするためには、毎日きちんと睡眠をとって体を休め、バランスのとれた食生活と軽い運動を心がけることが大切です。

4.プライベートを充実させる

中間管理職になると、毎日のように仕事であれこれとストレスが溜まってしまうものです。

どれだけポジティブに考えようと、上司と部下の板挟みになっている以上は、ポジティブな性格の人でも疲れてしまいます。

仕事ではどうしてもストレスが溜まってしまうのなら、その分プライベートの時間を充実させて、そこでストレス発散をさせましょう。

買い物が好きな人は買い物を楽しみ、家でのんびりテレビを見るのが気楽なら休みの日は家でまったり過ごすなど、自分なりにストレス発散をすることで、仕事とプライベートで気持ちにメリハリをつけることができます。

家族がいる人は休日にも家族サービスで時間がとられてしまうこともあります。

家族で相談して自分だけの時間を作るようにするなど、少しでもストレス発散できるような時間を確保しましょう。

趣味をもとう

何か1つでも趣味がある人は、その趣味を楽しみにすることで仕事を頑張ることができます。

休日には趣味を思い切り楽しむことでストレス発散ができるでしょう。

例えばプラモデルや模型が趣味の人は、1つのものを作り上げるために時間を忘れて集中することで、それが終わることには達成感や気持ちがスッキリとできていることがあります。

また、スポーツが趣味の人も、体を動かして思い切り汗をかくことで、日頃のイライラやストレスをスッキリと解消することができます。

人によってはお酒を飲んだり、友達と愚痴を言い合ったり、また1人カラオケをしたりすることで、ストレス発散ができるでしょう。

趣味を持てばプライベートは自然と充実しますし、プライベートが充実することで、仕事でストレスが溜まってもそれを上手く解消することができるでしょう。

5.すべてに余裕をもつ

ただでさえ中間管理職としてストレスが溜まるのなら、それ以外のことではストレスを溜めないよう、日頃から余裕をもつように努めましょう。

例えば常に時間に余裕をもてるように、何事も10分前行動を心がけていれば、急なトラブルが起きた時でもストレスをあまり感じずに落ち着いて対処することができます。

また、部下の悩み相談や愚痴を聞くことがあっても、「部下も色々と考えているからこそ悩むことや不満に思うことが多いんだな」と自分が大らかに受け止めることで、心にある程度の余裕を持てるようになるかもしれません。

中間管理職とは人一倍ストレスを感じる仕事ですので、そんな中でも自分が心に余裕を持てるように、日々の過ごし方を自分なりに工夫してみましょう。

完璧を求めすぎないで

中間管理職の仕事は、ただでさえストレスの多い仕事です。

上司に気を遣い、部下を励ましながら仕事をうまく回していかなければならないため、周りへの気遣いや統率力が人一倍求められます。

それらを自分がすべて完璧にこなそうと思えば、どこかで必ずストレスが溜まってしまうでしょう。

部下を動かそうとしても、すべての部下が自分の思い通りに動くわけではありません。

また、どんなに上司に真面目に従っていても、理不尽な命令や無茶を強いられることもあります。

それらを完璧にこなすことは不可能に近いです。

毎回必死で頑張っているとどんどん自分だけに負荷がかかってしまい、気付いた時にはストレスで動けなくなってしまっていることもあります。

そうならないように、適度に力を抜き、また余裕をもって仕事ができるように自分で工夫して、ストレスに対処していきましょう!