ど忘れすると、思い出せないことにイライラするばかりではなく、仕事に支障がでたりすることもありますよね。

些細なことなのに覚えておけない自分に、自己嫌悪してしまうこともあるのではないでしょうか。

「絶対に忘れるはずない」と思えたことを思い出せなかったり、好きだったはずのドラマのタイトルが出てこなかったり…。

自分でも「なんで?」と思うようなど忘れは誰にでもあるものです。

その理由はさまざまあるようですが、ど忘れが続くと不安にもなりますよね。

そこで今回は、『ど忘れしてしまう原因と4個の対策』をまとめました。

誰にでもあるど忘れ。

とはいえ、見過ごすこともできないのがど忘れです。

対策することで改善できる場合もたくさんありますので、ど忘れが気になる人は、ぜひこの記事を参考にど忘れ対策をしてみてください。

ど忘れをしてしまう6個の原因

ど忘れをしてしまった経験は、誰もに一度はあるはずです。

「あれ?あのドラマのタイトルなんだっけ?」「あれ?今何しようと思って立ち上がったんだっけ?」と、ふとした時にど忘れは起こり、思い出せなくて焦ってしまいますよね。

そんなど忘れが続くと、もしかして記憶障害?なんて気になることもあるのでは?

かく言う筆者も、「記憶障害」とからかわれるほどのど忘れや物忘れの激しさがあります。

記憶がどうも苦手なので、ど忘れなんてしょっちゅう。

「あれあれ!あれだよ!なんだっけ?」なんて言って相手を困らせつつ、思い出せない自分にもイライラします。

ど忘れは、「ここまで出かかっているのに…」という、閉まっておいたはずの記憶が取り出せない状態です。

ど忘れや物忘れにもタイプはあるのですが、認知症などの障害を除いては、「記憶を取り出せない原因」があることでど忘れが起こるようです。

ここではまず、ど忘れの原因をご紹介します。

1.やろうと思っていること以外のことをしているとき

ど忘れをしてしまう原因その1は、『やろうと思っていること以外のことをしている』ことです。

やろうと思っていること以外のことをしているときは、頭で考えていることと、実際に動作している内容が違っていますよね。

頭では他のことを考えながら全く関係のない動作をしていれば、頭の中では情報が錯そうしてしまいます。

そんな状態では、ど忘れするのも当然と言えるのです。

料理をしている時に掃除をしないといけないと考える

たとえば、料理を作りながら「あ、掃除しなきゃ」と考えていたとします。

頭の中では掃除のことが気になって仕方ないので、意識は完全に掃除に向いている状態です。

でも、目の前の料理もやらなければならないので、とりあえず料理をしながら掃除の事を考え続ける…。

そうすると、料理の手順を間違ったり、「あれ?次に何をしようとしてたんだっけ?」と、次にやらなければならない料理の事を忘れてしまったりするのです。

このようにど忘れは、目の前のことに集中していないことでも起こります。

目の前のことを考えていない

目の前の物事を考えず、他のことを考えている。

この状況でもとりあえず料理ができるのは、料理を無意識下で進めることができるから。

いつもの作業である料理は、あまり深く考えなくても動作として進行することができます。

たとえば、車の運転などもそう。

いつもこなしている当たり前の作業に、人はあまり頭を使いません。

頭を一生懸命に働かせなくても、体のほうが反応して運転をすることができます。

朝、出勤しながら「もう、会社に着いたのか…」と思うこと、ありませんか?

そんな時は、運転の事や道のりの事にあまり意識が向いていなかったと考えられます。

また、中にはいつもの慣れた道のりのはずなのに、曲がる道を間違えたりすることがあります。

筆者も実際に、高速道路を使っての出勤中、いつもの出口から降りるのを忘れてしまったことがありました。

原因は、まさに考え事をしながら運転していたことでした。

このように、慣れた動作は無意識下でもこなすことができるものの、他のことに意識が向いているとど忘れしてしまいます。

料理をしながらど忘れするというのも、体が無意識に料理をしてくれているものの、意識が別の事に向いているからです。

そして、突然「あれ?」と料理に意識が引き戻されたとき、「何しようとしてか忘れた~」となって焦るのです。

2.優先順位がバラバラになってしまうとき


ど忘れをしてしまう原因その2は、『優先順位がバラバラになってしまう』ことです。

優先順位がバラバラになってしまうと、やはり頭の中では情報が錯そうしています。

いろんな物事を考えすぎて整理されていない状態で行動をしてしまうので、考えていることと行動が一致せず、ど忘れを引き起こしがちなのです。

やりたいことが多い人や、常に頭の中でさまざまな物事を考えている人は要注意。

ど忘れは、整理しきれない情報が頭の中で絡まってしまうことがひとつの原因です。

やりたい事が多く順位がバラバラになる

やりたいことが次々に浮かんでしまう人、いますよね。

実は筆者もこのタイプです。

たとえば、この記事を書きながらでも、気づくと意識が別のことに向いていたりします。

文章を考えながらでも他のことに意識が向いてしまうくらいですから、相当な集中力のなさとも言えますが…笑。

この集中力のなさによって、やはりど忘れを引き起こすことがあります。

やりたいことが次々と浮かんできてしまうため、そのことが気になっているうちに目の前の作業でやるべきことを忘れてしまったりするのです。

やりたいことが多いと、優先順位がバラバラになりがちです。

頭の中が整理されていないままに行動するので、行動しているうちに違うことが気になってそっちを始めてしまったりします。

夕飯の時間までに料理を作らなければならないのに、掃除が気になって掃除に夢中になってしまうのもそのひとつ。

そうしているうちに、逆に「やらなければならないこと」に対してど忘れしまうこともあります。

次々とやりたいことを考えてしまう

次々とやりたいことを考えてしまうと、ど忘れしがちです。

頭の中に浮かんでいるから「分かっているつもり」でいるのですが、他のことに集中している間に忘れてしまったり、意識がひとつのことで整理されていなかったりしてど忘れを引き起こします。

頭の中では、さまざまな情報が絡み合って、正確にリンクできていない状態。

どれを優先すべきか決まらず、「これをやるときはこれ」と整理整頓されていないから、ど忘れしてしまうのです。

3.集中しているとき

ど忘れをしてしまう原因その3は、『集中している』ことです。

これまで、目の前の物事に集中できていないことをど忘れの原因だと解説してきましたが、実は集中しているときというのも、ど忘れの原因になることがあるのです。

それは、集中しているとき、脳の中のワーキングメモリがフル回転しているからだと考えられます。

ワーキングメモリとは、作業記憶と呼ばれるもので、必要な情報を一時的に置いておく作業台のような役目をしています。

何か作業をするときは、いくつかの情報を精査して結論を出す必要がありますよね。

たとえば、旅行のスケジュールを立てるときがそうです。

どこに行くか、誰を誘うか、集合時間は何時にすれば集まれるか、予算はいくらか、1日で観光地を巡るにはどの順番がいいか…。

いくつかの情報を組み合わせながら、最適なプランを組み立てる必要があります。

こうした情報を並べておくのがワーキングメモリで、同時に情報を処理するためにも使われています。

ここで注意が必要なのが、ワーキングメモリの容量が少ないということです。

これは、人によって多少の差はあるものの、大きな差はないのだそう。

情報を保持しておけるのは7つ前後で、新たな情報が入ってくればどんどん書き換えられていきます。

いろんなことを考えすぎてしまう人のど忘れも、このメカニズムを知ると納得できますよね。

物事に集中しているときというのは考えても直ぐに忘れてしまう

集中しているときは、ワーキングメモリがひとつの物事の情報処理だけに集中して使われている状態と言えます。

ワーキングメモリは不必要な情報を削除する役目も担っているので、物事に集中しているとき、その物事以外のことを考えても必要ないと削除されてしまうことになります。

ワーキングメモリは一時的な記憶のためのメモ帳のような役割もしているそうですが、要領には限界があることを知らずに「覚えたから大丈夫」と思っていても、あっという間に書き換えられたり、破棄されたりしててしまうということなのです。

物事に集中していなくても目の前の作業でやるべきことをど忘れすることがありますが、集中していることでもど忘れする。

集中力とど忘れの矛盾は、こうした脳の機能が関わって起こっています。

ですから、集中しているときは「覚えたつもり」でも、集中から解かれたときに思い出せない“ど忘れ”が起こるということです。

4.歳を取っている


ど忘れをしてしまう原因その4は、『歳を取っている』ことです。

先ほど解説したワーキングメモリについても、人によって大差はないものの年齢による衰えはあるそうです。

ワーキングメモリだけに限らず、脳の機能は歳を取るごとに衰えるので、ど忘れしやすくなるのです。

ある意味、自然現象ともいえるのが加齢によるど忘れです。

記憶は、「新しいことを覚えること・覚えた情報を蓄えること・蓄えた情報を思い出すこと」の3段階になっているそうです。

その中で、ど忘れに関わるのは蓄えている情報を思い出すことで、「知っているはずの女優さんの名前が思い出せない!」「昼ごはんに何を食べたか忘れた!」というのがど忘れ。

因みに、似た症状に認知症がありますが、認知症の場合は「好きだった女優さんのことすら忘れている」「昼ご飯を食べた記憶ごと無くなっている」という症状になるそうです。

加齢によるど忘れは、知っている情報を取り出す機能が衰えてしまうことによって引き起こされる老化現象ということになるのですが…。

この記憶力の低下、実は30代を境に衰えていくそうです。

もちろん激しい物忘れにはなりませんが、徐々に衰えていくことは覚悟したほうがいいのかもしれません。

ただ、「仕方ない」で済まされない事例も増えてきているそうです。

“脳過労”という、脳が疲れた状態がど忘れを引き起こすことがあり、これは脳を老化させる原因とも言われています。

しかも、若い現役世代に増えてきているというのです。

加齢だけが原因ではない脳の老化

脳過労は、脳を使いすぎて疲れていることでど忘れの症状を引き起こすそうですが、放っておくとうつ病や、早い段階での認知症を引き起こす可能性があるそうです。

「疲れているから」というど忘れでも、そのままにしておくのはあまり宜しくないようです。

若い世代の脳過労の原因は、情報過多。

インプットされる情報が過剰になることで、脳が情報を整理しきれず疲労してしまうことで起こります。

加齢に限らず脳過労を起こして脳が老化していけば、ど忘れの頻度も高くなってしまうのです。

また、若い世代の脳を老化させる原因のひとつにはスマホがあるようです。

スマホによる情報過多なこと以外に、スマホに頼りすぎて頭を使わないこともど忘れの原因になることがあるそうです。

いつでも片手にスマホを持ち、分からないことはすぐに調べられる便利なスマホ。

目的地までも頭を使わず、スムーズに連れて行ってくれますよね。

このように便利な一方、スマホに頼りすぎて頭を使わないことも、脳の老化、ひいてはど忘れの原因になるのです。

5.生活習慣

ど忘れをしてしまう原因その5は、『生活習慣』です。

ど忘れとは一見関係のないように思える生活習慣ですが、その習慣がど忘れの元、脳の劣化を引き起こしている場合もあると言います。

とくに現代の生活は、IT化が進んで便利な反面、使われない脳の領域が増えているそうです。

脳全体をバランスよく使えていないために、普段頭を使っている意識があるのに老化が進んでしまうことがあるのです。

さらに、ストレス過多なのが現代人。

ストレスの多い生活習慣をしていることも、ど忘れを引き起こしてしまいます。

生活が不規則になると影響がある?

若い世代のど忘れの原因で多いのは、疲れやストレスだと言います。

ストレスから脳の働きが鈍くなり、ど忘れが多くなってしまうそう。

先ほどお話ししたワーキングメモリですが、実はワーキングメモリには、ネガティブな思考が滞在しやすいと言われています。

容量が少ないワーキングメモリが疲れやストレス、悩みなどで占拠されていたら…当然記憶力は鈍くなりますよね。

また、女性の場合は過度なダイエットによる栄養不足や、甲状腺機能低下による症状で、ど忘れすることもあるそうです。

もちろん、生活が不規則なこともストレスの原因に…。

良質な睡眠が取れずにいれば、疲れはたまる一方で頭もボーっとして働きませんよね。

ど忘れを無くすには、実は生活習慣を整えて健康状態を保つことも大切なことなのです。

6.考えすぎてしまっている

ど忘れをしてしまう原因その6は、『考えすぎてしまっている』ことです。

考えすぎてしまう人の脳は、休憩なしにフルタイムで活動しているようなものです。

そのため、脳も疲れて働けなくなってしまい、ど忘れしてしまうことがあるのです。

脳は、使わなくても老化しますが、使い過ぎも過労状態になってしまいます。

実際、考えすぎてしまった時、何もしていなくても疲れを感じたり、頭痛や肩こりを起こしたりしますよね。

そうした疲れもど忘れに影響しますし、悩み事について考えすぎているというのも、ストレスになりど忘れの元となります。

脳を使いすぎると物忘れも酷くなる?

脳も体と同じで、休憩して疲労をリセットすることが必要です。

脳も体も、24時間働き続ければエラーを起こして当然なのです。

さらに、その状態を延々と続けていくと、ど忘れも悪化するそう。

ちょっとしたど忘れでは済まされず、仕事や日常に影響するほど物忘れがひどくなるケースもあります。

考えすぎる人は、そんな状況に悩み、さらに脳を酷使して症状を悪化させてしまうこともあるようです。

考えすぎて疲れたときは、脳が休みたがっているサイン。

サインを無視して考え続ければ、思うように働けなくなるのも当然なのです。

ど忘れをしないための4個の対策!大事なのは忘れない対策!

ど忘れにはいくつかの原因があり、何が原因でど忘れしてしまうのかは、人によってさまざまです。

ですから、ど忘れ対策も自分に合ったものが必要となります。

ここでは、ど忘れしないための対策をご紹介していきます。

自分のど忘れの原因を把握し、忘れないために必要だと思うことを取り入れてみてください。

きっと、気になる最近のど忘れも、徐々に改善していくはずです。

もちろん、ご紹介するのはどれもど忘れに役立つ対策なので、自分にあったものを取り入れつつ、他の対策も試してみることがおすすめです。

そうすることで、ど忘れ対策になるだけではなく、記憶力アップにも期待できます!

1.メモを取る

ど忘れをしないための対策1つ目は、『メモを取る』ことです。

ど忘れをしてしまう原因を解説する中でご紹介したワーキングメモリ。

この一時的に情報をメモしておくワーキングメモリには、容量が少ないことをご紹介しましたよね。

ですから物事を記憶するとき、脳内のメモをしっかり長期保存として収納しないと、そのメモは書き換えられて無くなってしまうということです。

長期保存をするためには、その物事の重要度を認識したり、いくつかの記憶と結び付けたりして大事な記憶として長期保管庫に格納するような作業がなされるそうで…。

忘れたくないことは繰り返しインプットすることで、重要度が高いと認識されて長期保存が可能になります。

また、その時に感じた幸せな気持ちや悲しい気持ちなど、そうした感情と結びついた記憶も、重要度の高い記憶として認識されることが多いそうです。

逆に、重要度が高くない記憶は格納されず、一時保存しただけで新しい記憶に上書きされてしまうということです。

覚えておきたい記憶がある場合は繰り返しインプットすればいいのですが、何かに集中しているときや、次々に情報が入り込んでくるときは、ひとつの情報を繰り返しインプットする余裕がありませんよね。

たとえば、仕事中に上司に指示された仕事をうっかり忘れてしまうというとき。

上司からの指示だから重要度はそこそこ高いはずですが、直後に重要な取引先からの電話を受けて即座に対応しなければならない…。

こんな状況が生まれると、上司からの指示をど忘れしてしまうことがあります。

この状況では、とてもじゃないけどしっかりインプットしている時間はありません。

この場合にどうすればいいかというと…「メモを取る」ことでど忘れを防ぐことができるのです。

思ったことをすぐにメモをする癖をつける

ど忘れが少ない人は、思ったこと、言われたことをすぐにメモしているそう。

メモを取る癖をつけることで、ど忘れを防ぐことができるのです。

これは、物忘れが激しいから…というわけではありません。

脳の記憶機能に限界があることを理解しているからこそ、記憶の補助としてメモを取って賢く対処しているということです。

ど忘れは、忘れてしまうことに悩むよりも、忘れないように対策することが何よりも大事だと言います。

脳の記憶を過信しすぎずに忘れる前提でメモを取るというのは、実は賢いど忘れ対策なのです。

2.思ったことを直ぐにやる

ど忘れをしないための対策2つ目は、『思ったことを直ぐにやる』ことです。

思ったことをメモする癖をつける一方、状況的に可能であれば、思ったことや言われたことをすぐやるのも賢いど忘れ対策になります。

ど忘れしてしまうことって、「やろうと思ってたのに忘れてた」「あとでじっくり考えたいアイディアがあったのに何だっけ?」…ということが多いですよね。

つまり、思いついたときにやらずに後回しにしたことをど忘れしてしまうのです。

しかもメモを取っていなければ、そのまま忘れ去られてしまうこともあります。

ど忘れしてやるべきことができない人は、実は行動するのが苦手な人でもあるんです。

やりたいことや、やるべきことがあることは分かっているのに、なかなか行動に移せないから、どんどん脳内は処理されていない出来事で一杯に…。

そうしているうちに忘れてしまうわけですね。

つまり、サッと終わらせられることは思った時に終わらせる。

後回しにせずに終わらせることで、ど忘れする記憶自体、する必要がなくなるのです。

後でやろうと思わない

ど忘れが少ない人は、フットワークが軽い人でもあります。

物事を処理するスピードが速く、脳内には、常に空き容量がある状態。

だから、重要な出来事が舞い込んできたときに、重要度を認識して記憶を処理することができ、記憶すべきものはしっかり記憶として残すこともできるわけです。

後でやろうと思うことは、記憶することもそれだけ多くなるということです。

処理しきれない記憶がたくさんあれば、優先順位が分からなくなり、脳はさらに混乱してしまいますよね。

そこに重要な情報が埋もれてしまうことだってあるでしょう。

ですから、今できることは思ったときに即座にやって消化してしまう!

そうやって、ど忘れする出来事自体を少なくすることも、実はど忘れの有効な対策になるのです。

3.近くの人に言っておく

ど忘れをしないための対策3つ目は、『近くの人に言っておく』ことです。

つまりは、人を頼るということで…有効な対策とまでは言えないものの、補助的など忘れ対策として手を打って置くのもひとつです。

たとえば仕事中、「今は手が離せないけど今日中にやらなければならない重要な仕事がある」というとき。

メモを取るだけでは不安な場合もありますよね。

メモしたこと自体を忘れてしまう可能性もあるので、何か他にも手を打っておく必要が出てきます。

そこでの対策のひとつとなるのが、近くの人に言っておくこと。

とくに記憶力のいい人や、常に周りの状況を気にかけられるような人に「忘れてたら教えて!」と言っておくと、助けてもらえる可能性も高いでしょう。

とはいえ、もちもん過信してはいけません。

そもそも人の記憶には限界があるのですから、その人が忘れてしまっても文句は言えないのです。

とくに人の情報は、自分が覚えておきたいことでもなければ、その人にとって重要度の低いものです。

忘れてしまう可能性も十分にあるので、人に頼んだからと安心しないようにしましょう。

ただ、人に言うことは、忘れてたら教えてもらえるだけじゃないメリットもあります。

それは、人に話すことで重要度を認識しやすくなり、忘れにくくなることです。

人に話して「絶対に忘れてはいけない」と再認識することで、より記憶への意識が高まることも、ど忘れの対策となるでしょう。

人の記憶の仕方には、得意不得意があるそうです。

視覚情報を記憶しやすい人もいれば、聴覚情報を記憶しやすい人もいます。

メモをすれば視覚的に、人に話せば聴覚的な記憶をカバーできるので、自分の記憶しやすい方法を見つけておくのもいいかもしれません。

4.運動を適度にする

ど忘れをしないための対策4つ目は、『運動を適度にする』ことです。

ど忘れの原因にある、ストレスや疲れをためる生活習慣。

つまり、不健康な状態では記憶力が悪くなりがちだということです。

その対策として有効なのが、運動を適度にするなどの生活習慣の改善です。

運動をすることは、脳の血流を良くし、記憶力や処理能力を改善する効果があるそうです。

また、運動には老化防止の効果もあるのだとか。

運動はストレス改善にも役立つと言われているので、心身の健康を保つとともに、記憶力UPに期待ができます。

とくに忙しい現代人のど忘れは、ストレスが原因になっている場合も多いそう。

そのストレスを発散するためにも、運動したり、しっかり睡眠をとったりするなどの生活習慣の改善が大切。

体と心の疲労を取る工夫をするだけでも、ど忘れが改善することも多いと言われています。

生活習慣を見直す

ど忘れ対策の生活習慣としては、まず不足しがちな睡眠時間をしっかりとることを意識しましょう。

1日に6時間半~7時間半程度は確保したほうが、脳や体の疲労を回復するとともに、記憶の定着にも役立つそうです。

運動では、とくに良いのが有酸素運動。

有酸素運動には、血行を良くして脳に酸素を送り、記憶力を回復させる効果があるといいます。

また、脳の灰白質が増え、情報処理機能がアップするなど、ど忘れ防止に役立つ効果が他にもたくさんあるそう。

有酸素運動は気分転換にもなるので、座りっぱなしで運動不足の人は、運動を習慣化することでど忘れもしなくなるかもしれません。

ご飯をしっかりと食べる

疲れやストレスが溜まっていると、つい欲しくなるのが甘いものやジャンクフードではないですか?

「好きなものを好きなだけ食べてストレス発散したい!」という気持ちになることって、誰にでもあると思います。

ただ、ストレスがあるときこそ、食事には気を付けたほうが良いのかも…。

脂っぽい食事は、体の酸化を招くとともに脳も老化させてしまうそうです。

さらに、「脂肪は記憶力を低下させる」という研究結果も!

とくに短期記憶を失ってしまうそうなので、試験の前など大事なときほど脂肪分の多い食事は避けたほうがいいようです。

記憶力のために摂っておきたいのは、サバやサンマなどに含まれるDHA(不飽和脂肪酸)。

DHAには脳を活性化させる効果があるので、記憶力を上げたいときに役立ちます。

また、緑黄色野菜などでビタミンをしっかりとることも大切だと言います。

もちろん、こうした食事を毎日しっかり摂ることがど忘れ対策には必要。

健康的な食事習慣も、日々のど忘れ防止対策になるのです。

ど忘れが多くなったときは予防をしよう!

いかがでしたか?

今回は、『ど忘れしてしまう原因と4個の対策』をご紹介してきました。

ど忘れには加齢による自然現象的なものや認知症など病気によるものもありますが、若い世代では多くがストレスや不規則な生活習慣、行動習慣が原因になっている場合も多いようです。

つまり、ど忘れの原因を把握して対策すれば、ど忘れも防止できるということです。

忘れっぽくなると心配にもなりますが、そんなときはライフスタイルに目を向けてみましょう。

仕事が忙しすぎて疲れがたまっていたり、悩み事があって考え事をしすぎたりしていたら、まずは休息やストレス発散を!

それだけで、気になるど忘れも改善できる可能性があるのです。

もちろん、脳の機能を過信しすぎずにメモを取るなどの対策も習慣化したいところ。

いずれにしても、ど忘れが多くなった時は、ど忘れ予防をすることで改善できることが多いです。

ご紹介した対策を参考に、ど忘れ予防を試してみてくださいね。