「あの時はよかったな・・・」。

そんな言葉を連発している人っていますよね。

「そんなことを言ってたってどうしようもないんだから」とアドバイスをしたくなるかもしれませんが、実際に自分も過去のことをずっと引きづっていることってありませんか??

「あの時、ああすればよかった」とか、「あの時こうしていれば、今がちょっと違ったのかな??」とか、「あの頃に戻りたい・・・」って考えることって誰しもがあるのかもしれません。

さらに、過去の悲しい出来事や辛かったことがいつまでも忘れられなくて、トラウマのように前に進めない、同じような状況に直面すると足がすくんでしまって、また挑戦する勇気が出ない、なんてこともあるかもしれません。

過去の記憶というのは、簡単には消せないし、消したくもない記憶もいっぱいあるはずです。

でも、過去の事にばかり囚われていると、現実に立ち向かうことや、今現在の状況や現実を受け入れることが難しくなることがあります。

今から先のこれからの人生は、今から自分で作っていくものですよね。

そんなまだ真っ白な未来を、できるだけ明るくて、できるだけ楽しく前向きに作っていきたいと思いませんか?
そう思うなら、過去のことを気にしすぎることはあまり良いことではないようです。

では、どうして過去に囚われずに生きていくことの方がいいのか、理由を調査してみましょう!

過去に囚われすぎるのはナゼ?

「あの時こうしていればよかった!」、「あの時に戻りたい」。

こんな風に、過去のことにばかり執着してしまい、前を向くのが難しくなる時ってありませんか?
きっと、すごく前向きでポジティブな性格の人を除いて、だれしもが考えたことのあることだと思います。

少し過去のことを思い出して後悔したり、楽しかった思い出などに浸ったりすることは何も問題ないし、過去を自分の教訓や宝物にできているということですけど、過去に囚われてしまっている人も中にはいます。

過去に執着しているあまり自分の現実を受け入れられないとか、過去の辛い出来事のために前に進む勇気が出ない、という場合などです。

そうなると、今現在の本来の自分、さらに周りのことが見えなくなっていて、一人ぼっちでどうしたらいいかわからず立ち往生している・・・、そんな状況になってしまっているかもしれません。

でも、どうして人は過去のことにこだわり、過去のことに囚われてしまうことがあるのでしょうか??

過去を基準に考えてしまうから


どうして人は過去に囚われてしまうことがあるのか・・・、それは過去を基準に考えてしまうからかもしれません。

「あの頃はこうだった」、「昔はああだった」って言葉、すごくよく聞きますよね。

高齢の昔の時代に生きてきた人の中には、そのように過去の時代を基準に物事を考えて、今の時代とのギャップに戸惑っている人は多いです。

それが悪いかいいかは別として、人は過去を基準に自分や物事を判断していることが多いですね。

今まで楽をしたから今苦労している

例えば、「学生の頃は楽しかった」という社会人はすごく多いです。

すごく楽しい学生時代を過ごしてきた人であれば、比較的自由で、比較的金銭的にも親の援助などがあってラクをしていたあの頃の自分が懐かしく思うことでしょう。

懐かしく思うだけならいいのですが、社会人になってすごく苦労していて、毎日ストレスをかかえ今辛い思いをしていると、「あの頃は幸せだったのに、どうして今はこんなに辛いんだ」って、人生が転落してしまったかのように感じることがあるかもしれません。

冷静になって考えたり、周りからは、ちゃんとした仕事に就けていて、ある程度の収入もあるんだから悪くはない人生だろう、と思えるかもしれませんが、自分としては今までのもっともっと苦労のない人生があったからこそ、今が受け入れがたい、ということがあるのかもしれません。

練習が足りなかったから試合に負けた

さらに、大事な試合に負けたときに、「練習が足りなかったからだ」と考えることもあるでしょう。

一生懸命に練習をしてきたとしても、試合に負けたという結果によって自分の過去を評価してしまうのです。

確かに、練習量がもっとあれば試合に勝てたかもしれません。

しかし、試合というのは何が起きるかわからないので、もし練習量がもっとあったとしても試合に負けることだってあるはずです。

しかし、過去を基準にして考える人は、過去のことだけで結果を評価します。

そうなると、「もっとああしていればよかった」と考えるようになるでしょう。

もちろん、私たちの今があるのは過去に基づいていますよね。

過去に何をしてきたかが、将来の自分に返ってきます。

現在より過去を回想したい

現在よりも、過去を回想しているのが好きな人もいます。

今の自分に自信がない人、今の暮らしや環境に満足できていない人は、過去のことを考えがちです。

今現在のことには目を向けたくないのかもしれません。

そのような人は「過去の自分はすごかった」とか、「過去の自分はこうだった」というように、過去の自分にすがっているというところがあります。

今の自分を直視せずに、過去に生きているのです。

年をとったり、病気になってしまったり、状況や環境が変わって、自分の思い通りの生活が今できていない人は、そのような過去の自分をうらやましく思う気持ちと闘っていることでしょう。

それでも、今の自分を受け入れようと頑張っている人はすごいですよね。

しかし、まだまだ元気で、比較的自由に自分の人生をこれから作ることができるような人にも、そのような過去ばかりを回想していて、過去の栄光にすがったり、自分が思った通りに進んでいない人生の現実に目を向けられないという人が多いのです。

未来は見えないけど過去は振り返ることができる

過去に囚われる原因としては、未来はまだ見えずにどうなるかわからないけど、過去は鮮明だ、ということです。

やはり、自分の人生経験として考えることができるのは、過去の出来事です。

未来のことは想像、もしくは希望でできています。

未来はどうなるか、自分のことでもわからないのが現実です。

でも、過去は鮮明ですよね。

自分が実際に生きてきて、経験したことが詰まっていますから、その中で感じたこと、思ったことなど、感情までもが現実として浮かび上がってきます。

それで、未来を見るのは難しいかもしれませんが、過去を振り返るのは簡単なことなんですね。

過去に囚われずに前だけを見るべき10個の理由


過去について思い出す、過去のことをアレコレを考える、ということは悪いことではありませんよね?
私たちは、過去の経験からいろんなことを学び、教訓として得て今があります。

それに、自分の人生の中で起きたこと、特に楽しかったことやうれしかったこと、幸せだったことなどは一生忘れたくない、貴重な宝物として思いでに残しておきたいことですよね。

でも、過去にばかり目が向いていると、前に進めなくなるという落とし穴もあります。

過去に囚われていると、辛くなることもあります。

では、具体的に過去に囚われずに前だけを見るべき、どんな理由があるのでしょうか??
今回は10個ご紹介していきたいと思います!

1.過去は変わらない

まず、過去は変えられない、という現実を受け入れましょう。

よく、ドラマや映画などで過去をやり直す、というストーリーのものがありますよね。

過去をやり直したいと思っている人、過去に戻ってもう一度やってみたいと思うことがある人は、大勢いるということです。

というより、もしかしたら全ての人が、過去に戻ってやり直したいことは一つや二つ、大小にかかわりなくあるのではないでしょうか?
でも、過去は変えられない、というのが現実なんです。

よく、「一度口から出た言葉を取り戻すことはできない」って言いますけど、一度口から出してしまったこと、さらには自分がやってきたこと、それはもう取り戻すことができないことです。

どんな人でも、どんなえらい人もお金持ちも同じく、「間違ったからもう一度やらせて」と、都合よく時間を巻き戻して、やり直すことはできないんです。

過去を考えても何も変わらない

それで、いくら過去のことを考えて、「もっとこうしていればよかった」、「どうしてあの時、ああしなかったんだろう」、「○○していれば、○○になったかな??」というようなことをずーっと考え続けていても、過去をやり直すことはできません。

いくら、「こうしていれば・・・」と思っても、自分がやってきたこと、決定したこと、そしてそれに基づいて起こった結果、または今を変えることはできないのです。

2.物事が上手くいかない

過去にばかり目を向けていても、物事がうまく進むことはありません。

だって、皆さんは歩くときに常に後ろを振り返っているとどうなりますか?
後ろを見ながら前に進むことってすごく難しいですよね。

運転中もそうです。

前に進むときには、前方を見ているべきです。

そうでないと、レーンから外れたり、前方に何があるのか確認できていないのですごく運転が危険です。

障害物が目に入っていないので、障害物を避けることもできません。

時にはバックミラーも見ることがあるかもしれませんが、基本はずっと前方を見ながら前に進んでいることでしょう。

私たちの人生も、前に進みたいなら、前方をしっかりと見ていなくてはいけません。

時には、過去をちらっと振り返ることもあるかもしれませんが、過去に囚われすぎて、前を見なくなってしまうことは避けなくてはいけません。

後ろばかりを気にしている人は、今対処しなくてはいけない現実、今取り組むべきことに目を向けられずに、ミスや失敗が多くなります。

過去にすがりついてしまう

さらに、物事がうまくいかなくなる理由には、過去にすがりついてしまうために、適切な判断ができないということもあるでしょう。

自分がやってきたこと、成功してきたことなど、過去の栄光に誇りを持つのはいいことです。

でも、過去の栄光にしがみついていると、新しい考えや新しいやり方、今に一番適している方法などを受け入れられないということがあります。

自分のやり方や昔の方法など、過去に固執しすぎるのです。

さらに、過去にすがりついている人はプライドばかりが高くて、今求められている自分の姿が見えなくなっていることがあります。

プライドが邪魔をして、ありのままの自分を直視できていないのです。

「自分がすごかったんだ」、「昔はこうだったから、大丈夫だ」ということで、停滞している自分を慰めたり、本当は自信がない自分を勇気づけているのかもしれませんが、それは現実を直視するのをためらっていることになるかもしれません。

そして、そのように過去の自分にばかりすがりつくようにしているということが、今の自分を否定していることにもなって、逆にどんどんと今の自分に対して自信を失ってしまうことになります。

3.常に後悔してしまう

過去にばかり目を向けている人は、考えが消極的になってしまいがちです。

後ろばかり見ているので、考えが前向きではなく、後ろ向きなんです。

それで、過去のことで後悔ばかりしていて、自分に自信をなくしたり、これからの将来のことも悲観的に考えてしまいがちです。

「こうしていたら」と考えてしまう

基本的に過去に囚われている人は、「自分はすごかった」とか「自分がこんなことをしてきたんだ!」という過去の栄光にしがみついているタイプか、もしくは「もっとこうしていればよかった」、「あの時どうして○○しなかったんだろう」といつまでも考えつづけて、消極的になっているタイプのどちらかです。

「こうしていたら・・・」と考えてしまうタイプの人は、より物事の消極的な面をクローズアップして見ている傾向があります。

私たちは、いつでも大小の決定をしながら生きていますよね。

それが大きいことであれば、人生に大きな影響を与えます。

決定によって、人生がどのように進んでいたかに大きな違いが出ます。

でも、どんな決定をしたにせよ、その決定によって得たもの、さらには犠牲にしたものがそれぞれあったはずです。

犠牲にしたものについて、やっぱり後悔することはあるでしょう。

でも、得たものもあったのではないでしょうか?

例えそれが、”教訓”というものであったとしても、自分にとって大切なことに気づいたり、自分には何が本当に重要なのかを知るきっかけになったのだとしたら、辛い過去も、間違った選択にも多少の益があったと思えます。

なので、自分の決定が最善だったとは思えなくても、後悔するような過去があったとしても、それについて「こうしていたら・・・」と消極的に考えるのではく、もっと益となったこと、得たことに目を向けたほうが過去を糧に前に進めるし、自分をあまりにも否定することなく生きていけるのではないでしょうか??