就職活動や転職活動などでは、面接の際に自己PRが重要視されます。

自分がどんな人間で、自分を雇うことで企業にとってどれだけプラスになるのかを上手くアピール出来れば、晴れて採用への道も開けるでしょう。

どのように自己PRをすれば、面接官に自分のことを印象付けられるのでしょうか?

自己PRで押さえておくべきポイントをご紹介します!

自己PRとは

自己PRとは、簡単に言えば「自分の良い部分を自己紹介すること」です。

単なる自己紹介だけでは、進学希望先の学校や企業などに、自分を採用することのメリットを伝えることが出来ません。

そのため、自己PRではできるだけ自分の良い部分を相手に伝えて、「この人を雇うと企業にとっても良さそうだ。」と思わせることが重要です。

ネガティブ思考の人や、褒められるとつい謙遜してしまうような人は、「自分で自分の良い部分を言うなんて・・」と抵抗があるかもしれません。

しかし、面接では少々大きなことを言うくらいでなければ、面接官に自分の存在を印象付けることは出来ません。

ましてや、「この人をぜひうちで雇おう!」と思ってもらうことなど出来ないでしょう。

これらのことからも、自己PRでは基本的に、自分の良い部分を強調して自己紹介を行います。

自己PRに抵抗がある人は少なくありませんが、面接の場では、自分以外に自分のことを良く紹介してくれる人など存在しません。

そのため、自分で自分を企業や学校へと売り込む力が求められます。

面接時、重要ポイントになる自己PR

自己PRは、面接時にかなりの重要ポイントとなります。

何せ、これまでの学歴や経歴だけでは、その人がどんな人物なのかを判断することは出来ないからです。

自己PRをしてもらうことによって、面接官は目の前にいる人物がおおよそどんな人物なのかを把握出来ます。

もちろん面接では誰もが猫を被っていますので、本当はどんな人物なのかということは、実際に働き始めてからしか知ることは出来ません。

しかしそれでも、おおよその判断は出来ますので、面接官によっては学歴や経歴は重視せず、個人の自己PRだけで採用かどうかを判断することもあります。

それほど自己PRは、面接時における重要ポイントなのです。

そのため、就職活動を始める際には、多くの人が学校の先生や就職課の人を相手に、面接の練習を行います。

そこではきはきと自己PRが喋れるように、何度も繰り返し練習を重ねる人も少なくはないでしょう。

大手企業の面接の質問はほとんど同じ。対策しておくことで、面接が通りやすくなる

面接の練習をする際に、面接官役の人からいくつかの質問をされます。

趣味や特技、会社に入ったらどんなことをやりたいのかなど、さまざまな問いかけをされますが、その大半は実際に面接時に聞かれることと同じような内容です。

面接官役の人は、基本的には大手企業の面接時に聞かれる内容を参考にしていますので、練習と本番とでまったく同じような質問をされることも珍しくはないでしょう。

会社によって、また面接官によっては時々突拍子もない質問をしてくることがありますが、そうしたイレギュラーな場面以外では、大手企業の面接の際には、質問内容がほとんど同じです。

そのため、予め質問されやすい内容をスムーズに答えられるようにしておくと、本番でも練習通りに上手く自己PRが出来るかもしれません。

傾向と対策のやり方は、試験でも面接でも似たようなものです。

予め質問されやすいことに対して対策を練っておけば、本番でも自信を持って受け答えがしやすくなるでしょう。

よくされる質問を把握し、自己PRがスラスラ出るまで練習しよう

面接時に質問される基本的な部分は、どこの企業でも同じです。

趣味や特技、会社に入ったら何をしたいのか、学生時代にはどんなことをしたのかといったことはどの企業でも同じように質問されますので、まずはそれらをよどみなく答えられるようにしておきましょう。

また、面接官によっては、わざとイレギュラーな質問をして応募者の様子を探ろうとすることもあります。

その際に、想定外の質問がきたことで慌てふためいてしまったり、まともに答えられなくなってしまったりすると、落とされてしまう確率が上がってしまいます。

例え面接官の質問に、ちゃんとした内容で答えられなかったとしても、堂々とした態度とハキハキした物言いさえ崩さなければ、その度胸を買ってくれる面接官はいます。

どんなに練習を重ねても、本番では少なからず緊張してしまうものです。

その際に言葉に詰まらずに、スラスラと自己PRが出来るように、可能な限り練習を重ねましょう。

自己PRで押さえておくべき10個のポイント

自己PRでは、ほとんどの人が面接時に質問されやすい内容を把握して、それに対する対策を練ろうとします。

それ自体は間違っていませんが、質問内容の対策ばかり考えていると、面接でせっかくの自分らしさを出せずに、面接官からすれば「お決まりの受け答え」しか出来なくなってしまいます。

それでは面接で個性を活かすことが出来ないため、お決まりのことにばかり意識を向けるのではなく、さまざまな視点から面接に向けて対策を練りましょう!

自己PRの際に、押さえておくべきポイントをご紹介していきます。

1.自分が経営者なら〜採用担当なら〜どんな人間が雇いたいか考える


自分が面接を受ける立場だと、つい自分のことだけしか考えられなくなってしまいます。

しかし、主観的な考え方しか出来ないと、本番で面接官の反応を見たり、相手の立場に立って考えたりすることが出来なくなってしまいます。

面接では、しっかりと受け答えをすることも大切ですが、それ以外にも「自分が経営者や面接官だったら、どんな人物を雇いたいか」と客観的に面接官の立場になって考えることも必要です。

例えばあなたが面接官なら、おどおどと自信が無さそうな人物と、堂々として自信に溢れている人物とがいたら、どちらを採用したいと思いますか?

また、表情が硬く、笑顔の一切ない人物と、柔らかい笑顔で受け答えをする人物とだったら、どちらに自分の会社で働いて欲しいと思うでしょうか?

自分が「こんな人物は雇いたくない」と思う人物像にならないように注意することや、「こんな人物なら雇いたい」と思うような人物に近づけるように意識することはとても重要です。

そうして経営者や面接官の立場になって考えた時に、面接官が求めていそうな人物として自己PRが出来るように練習を重ねましょう。

企業のHPなどは必ずチェックし、できれば暗記しておく

人によっては、何十社も何百社も面接を受けることがあります。

「数打てば当たる」やり方で面接を受けていると、つい応募先の企業の情報を見落としてしまいがちです。

しかし、どんな企業でも「絶対にこの企業で働きたい!」と強い希望を持って応募してくる人しか雇いたいとは思いませんので、面接先の企業の情報をまともに知らない人を採用することはまずないでしょう。

そのため、どんなに応募先がたくさんあったとしても、必ずすべての応募先の企業の情報をHPなどでチェックし、創業年月日や会長、社長の名前、大まかな事業内容などはできれば暗記しておきましょう。

2.容姿も自己PRの一貫

自己PRでは、しゃべりだけが達者ならそれでいいというわけではありません。

どんなに自己PRが上手く出来たとしても、面接を受ける人の外見がだらしなければ、面接官からの印象は悪くなってしまいます。

「人は見た目が9割」という言葉もあるように、人は初対面の相手に対して、まず外見から判断して入っていきます。

身だしなみはきちんと整っているか、清潔感があるかどうかを見た後で、相手に対して好印象を抱けば積極的に接していこうと思うでしょう。

しかし、だらしない外見をしていると、相手に対する第一印象も悪くなってしまうため、相手と距離を縮めようとは思いませんし、それが面接であれば不採用にする可能性が高いでしょう。

そのため、容姿も自己PRの一貫だと考えて、きちんと身だしなみも整えるようにしましょう。

化粧、服装が派手すぎはしないか

面接では、派手な容姿よりも、地味だったり落ち着いていたりする容姿の方が受けはいいです。

誰もがそれを分かっているため、面接が近くなると髪を黒く染めたり、髪型を整えたりします。

前髪は目にかかると暗い印象になりますので、なるべく顔が出るような髪型にして、女性であればメイクは薄めにした方が面接官からの印象は良くなります。

また男性の場合には、ヒゲをきちんと剃ることで清潔感を出すことが出来るでしょう。

とはいえ、とにかく地味で目立たないようにすればいいということでもありません。

アパレル系の職種の場合には、あまり地味すぎない方が華やかな印象で、面接官に好感を与えやすくなることもあります。

自分が希望する会社がどのような会社かによって、その会社に相応しい格好を心がけるようにしましょう。

3.最低限のマナーを知っているという自己PR

面接時には、その人の大まかな人となりを面接官は見ています。

面接官の質問に対する回答内容もそうですが、受け答えの態度や表情、面接を受ける人の一挙一動も全て見られています。

口で「自分はマナーがしっかりしています。」と言われたところで、面接官は素直に信じることが出来ません。

それよりは、口でマナーを語るのではなく、部屋に入る時の作法や椅子への座り方、お辞儀の仕方などでマナーや礼儀作法が出来ている様を、直接面接官に見せた方が、面接官も「この子はマナーが身についているな」と納得出来るでしょう。

マナーがあるかどうか、礼儀作法が出来ているかどうかは、面接本番の時だけ取り繕おうとしてもどこかでボロが出てしまいます。

そのため、少なくとも就職活動に向けて面接の練習を始める頃には、マナーや礼儀作法も同じペースでしっかりと身に付けるように努力しましょう。

日頃からある程度マナーが身についている人は、少し仕草や態度に気をつければ十分に面接でも通用するでしょう。

ドアの叩き方

面接は、部屋に入る前から始まっています。

名前や番号を呼ばれて部屋に入る時には、必ずノックをしてから部屋に入ります。

もし面接官や担当スタッフがドアを開けてくれたなら、「ありがとうございます。」と必ずお礼を言って、軽く頭を下げましょう。

ドアが閉まっている時には、まずノックをして応答を待ちますが、ノックの際にはあまり大きな音を立てないように、それでいて室内にちゃんと聞こえる程度の加減でドアを叩きましょう。

室内に人がいるか確認する時のように、コンコンと一般的な大きさでドアを叩けば問題はありません。

元気の良い印象を面接官に与えようとして、ゴンゴンと大きな音でノックをすれば、ドアの向こうの面接官は「乱暴な叩き方だな」と顔を顰めることでしょう。

また、音が小さすぎてもいかにも自信が無さそうな印象になってしまいますので、特に女性の場合にはノックの音が小さくなり過ぎないように気をつけましょう。

面接を待つ時の態度

面接は、面接先の会社に一歩足を踏み入れた瞬間から始まっています。

場合によっては、会社に入る手前から誰かが偶然その姿を目にしているかもしれません。

そのため、会社が目の前に見えてきたら、「いつどこで自分が見られているかもしれない」と意識して、姿勢よく歩いて会社へ入っていきましょう。

会社内に入ったら、受付で面接予定の旨を伝えることになりますが、その際にも笑顔で明るく受付の人に話しかけましょう。

受付のテーブルに肘を置いたり、気だるげな態度をとったりせずに、行儀よく面接場所へ呼ばれるのを待ちます。

また、面接までに暫く待合室や廊下で待たされることもあります。

その際にも、どこに誰の目があるかも分かりませんので、きょろきょろせずに姿勢よく椅子に腰かけて呼ばれるのを待ちましょう。

面接を待つ時の態度でも、面接官は採用の合否を判断することがあります。

面接先ではヘマをしないように、会社へ入る前から会社を出て、建物が見えなくなるまでの間は気を抜かないように注意しましょう。

4.適度な大きさの声でハキハキ喋れるという自己PR


面接では、明るく元気に受け答えをする方が、当然ながら面接官からの印象も良くなります。

とはいえ、あまり声が大きすぎるとやかましい印象になってしまうため、声量は適度な大きさに押さえておきましょう。

話し方はハキハキと口をよく動かし、聞き取りやすい言葉で喋ることで、面接官に「自分はハキハキと喋れますよ」と自己PRをすることが出来ます。

5.全員の顔を順にみながら話せますよという自己PR

会社によっては、一人の面接者に対して、複数人の面接官がいる場合もあります。

大抵の場合、面接する際には自分の目の前、中心辺りに座っている面接官と向き合う形になりますので、自分の前の面接官に視線を合わせる人も多いでしょう。

特に質問をしてくる面接官が一人だけの場合には、ついその人とだけ視線を合わせてしまいがちです。

ですが、その場に何人も面接官がいるのなら、その一人ひとりときちんと視線を合わせることで、「自分はどんな場面でもこうして堂々と対応することが出来ますよ」と暗に自己PRをすることが出来るでしょう。

また、全員の顔を順に見ながら質問に答えることで、全ての面接官に対する印象を良くすることも出来ます。

「この子は話している相手だけでなく、周りの人の反応もちゃんと見ることが出来るのだな。」と印象付けることが出来れば、面接でも有利になるでしょう。

話をしている人の方を見ながら聞く

自分が話をする際には、できるだけその場にいる全員の顔を順に見ながら話すことで、面接官へのアピールもしっかりと出来ます。

一方で、相手の話を聞く際には、今話している面接官にしっかりと視線を合わせて、顔を逸らさないようにしましょう。

面接官が話しているにも関わらず、他の話していない面接官たちへと視線を向けていると、「集中して人の話が聞けない人物だ」と評価されてしまいます。

自分では全員の顔をしっかりと見ているつもりでも、面接官から見た時には落ち着きのない人物だと思われてしまいますので、話を聞く際には話している面接官の方をしっかりと向くようにしましょう。

6.空気読めますという自己PRをする

その場の空気が読めるかどうかということも、面接ではそれなりに重要視されます。

例えば同時にグループで面接を受ける場合、ディスカッションをさせられることがよくあります。

テーマが出されて、そのテーマに沿って話し合いをする際には、まず自分から話し始めて周りをまとめようとするリーダーシップの要素があるか、また他の人たちに気を遣いながら進行していくことが出来るかなど、面接者のさまざまな特性を面接官はチェックしています。

ここでまず、積極性のある人がリーダーシップを発揮しようとしますが、同じように積極性のある人がいた場合、我が強い者同士でぶつかり合うことがあります。

その際に、強引にでもリーダー役をやろうとする人は、面接官からは「周囲との協調性に欠ける」と判断されてしまうことがあります。

しかし同じようなリーダー候補が現れた時に、その人にさっと立場を譲り、自分はリーダーの補助役に回ろうとしたり、周りの人たちにも気を配って話を振ったり出来る人は、仕事でも空気を読んで周囲との連携を図れる人物だと判断されやすく、リーダー役を買って出た人よりも面接官に評価されることがあるでしょう。

こうした行動は、面接官へ暗に「空気読めます」と自己PRをすることに繋がります。

グループ面接では「自分が自分が」にならない

グループ面接では、基本的に積極性のある人が面接官からは評価されます。

そのため全員で意見を言い合ったり、話をすることになったりした場合には、我先にと手を挙げて、自分から話し始めようとする人も少なくはないでしょう。

「とにかく何でも一番に行動すれば評価される!」と思っている人ほど、周りを出し抜いて自分の存在を面接官へとアピールしようとしますが、それが自分勝手な行動になってしまうと、反対に「空気の読めない自分勝手な人物」として、評価が下がってしまうことがあるでしょう。

グループを作った時には、大抵の場合積極性のある人と消極的な人とで別れます。

消極的な人は話すタイミングが掴めずに、話し合いから置いていかれてしまいやすいですが、そうした人たちの存在を気にかけて、話題を振ってあげられるような人は、「ただ積極的なだけでなく、周囲にも気を遣える人」として面接官からの印象が良くなるでしょう。

賢い人は、面接官に自らの積極性をアピールしながら、さらに消極的な人たちの存在を利用して、より自分への評価を上げやすくします。

7.他の人と被らない回答を考える

自己PRでは、なるべく他の人と被らないような回答を考えることが重要です。

例え面接を受ける時は自分一人だけだとしても、ありきたりで他の人たちと同じような回答をしていると、面接官からは何の面白味もない人物だと思われて、採用され難くなってしまいます。

また、同時に複数人で面接を受ける場合には、尚の事他の人とは被らないような回答を考えることが必要です。

ありきたりな答えであっても、自分が最初に発言出来るのならばまだ良いでしょう。

しかし、既に誰かが同じ回答をした後では、自分の回答は目立たずに、他の人に埋もれてしまいます。

そうならないためには、質問された時にありきたりで答えやすい回答ではなく、少し捻って誰とも被らないような回答を考えるようにしましょう。

特技や自分の経験などと絡める

例え回答が他の人と被ってしまったとしても、言い方を変えたり、自分なりの特技や経験などを絡めたりして答えれば、同じ回答でもオリジナルティを持たせることが出来ます。

例えば「周りに気を遣える」ことが自己PRであるのなら、誰かが「自分の特技は周りに気を遣えることです。」と言った後で、自分は「学生時代には部活動でリーダーとして皆を纏めていました。

リーダーとして常にチーム全体に気を配っていたため、そこから常に周りの様子を観察して、周囲に気を配りながら行動することが得意になりました。」などと、自らの経験を絡めて答えることで、内容的には同じ回答でも、少し違った印象を面接官には与えることが出来るでしょう。

長く続けていること、何かでリーダーの経験があるとかなりの強みになる

自己PRの際には、限られた時間の中で自分がどれだけ会社にとってメリットになるのかを伝えることが重要なポイントです。

そしてそれを、自身の経験と絡めながら将来への展望にして語ることが出来れば、面接官に好印象を与えることも可能でしょう。

例えば学生時代にクラス委員長を経験している人は、「自分は学生時代にクラスで委員長を務めていました。

その経験から、常に周りの人たちの意見を聞いてそれを一つに纏めることを得意としております。

御社でも周囲の人たちを引っ張っていけるような、リーダーの役割を担い、会社の業績を上げていきたいと希望しております。」などと、自分の経験を会社でどのように活かしていきたいのかを伝えると、面接官にも分かりやすく自己PRを伝えることが出来るでしょう。

8.自分のことを把握しておく

自己PRでは自分に関することを話しますので、自分がどのような人物なのかを自分できちんと把握しておくことが大切です。

好きなことが特になく、また特技や趣味などもないという人は、面接になると上手く自分の魅力を面接官に伝えることが出来ないため、言葉に詰まってしまいやすいです。

面接で言葉に詰まってしまうと、ほとんどの場合悪い印象になってしまうため、出来るだけスムーズに受け答えをするためにも、面接の本番前にきちんと自分について情報をまとめて、把握しておきましょう。

おすすめの方法としては、いくつかの質問事項を書いた紙を用意して、それに回答していくというやり方です。

時間をかけてもいいので、思いつく限り自分という人間についてしっかりと考えて、答えを出していきましょう。

全て回答を埋められたら、改めて読み返して、自分の好きなことや特技、長所や短所などを把握して、実際に言葉としてスムーズに話せるように何度も練習を重ねましょう。

長所と短所は必ず把握しておく

面接では、高確率で自分の長所と短所について聞かれます。

自分に自信がない人は、短所は直ぐに思い浮かんでも、長所は中々思いつくことが出来ません。

しかし面接では、短所よりもむしろ長所を積極的にアピールする必要がありますので、自分で自分の良いところをよく考えて見つけてあげましょう。

もしどうしても長所が分からないという場合には、友達や家族に自分の良いと思う部分を聞きましょう。

ひょっとしたら自分でも予想外の答えが返ってくるかもしれません。

しかしそれが、客観的に見たあなたの長所ですので、自信を持って面接の際にも答えられるようにしておきましょう。

短所は長所として受け取ってもらえることをいう

短所は自分にとってのネガティブな部分であり、また会社にとってもデメリットになる可能性のある部分です。

例えば短所が「協調性のないところ」なら、面接官は「この子を雇うと他の社員とトラブルを起こすかもしれない。」という可能性を危惧します。

すると採用に慎重になってしまうため、出来るだけ短所は長所として面接官に受け取ってもらえるように言い方に気を付けましょう。

「協調性がない」とそのまま短所を伝えてしまうのではなく、「時々猪突猛進になってしまうところがありますが、そんな時には周りで止めてくれるような良い仲間にいつも恵まれています。どんな環境下でも、いつも自然とそうした良い仲間に出会えるので助かっています。」

と答えると、面接官は「この子は自分勝手に行動する傾向があるが、それ以上にその行動を諫めてくれるような良い人間関係をどこでも築くことが出来そうだな。」と短所でも長所として受け取りやすくなるでしょう。

言い方一つで面接官の印象は変わりますので、なるべく面接官の心を掴めるような言い回しを練習しましょう。

9.言いたいことは簡潔にまとめておく

自己PRでは、自身のこれまでの経験から今後について、ちょっとしたショートストーリーで話をまとめるととても分かりやすいです。

けれど、話が長くなり過ぎると何が言いたいのかが逆に伝わり辛くなってしまいますし、また時間もかかってしまい面接官から「もう少し短く話して」と注意されてしまうかもしれません。

そのため、物語風にする時にはあくまでも起承転結は短く、かつ分かりやすくまとめて話すことが大切です。

言いたいことを簡潔にまとめる能力は、社会人にとって必要不可欠なものです。

それが面接の時点で出来ていれば、面接官からの印象は良くなるでしょう。

10.履歴書のことを突っ込まれた時に話せるようにしておく

面接の際には、ほとんどの面接官が応募者の履歴書に目を通しながら面接を進めていきます。

専門学校に通っていた人に対しては、その専門学校でどんなことを学んだのかを質問されますし、また大学生の場合にはどんなことを研究していたのかと質問されることも多いです。

それらの質問に対しては、予め対策をしている人も多いですが、時々履歴書から予想外の質問をしてくる面接官もいます。

家庭環境はどうだったのか、自宅から会社までは距離があるが、どうして遠方の会社に応募したのか。

またもし採用されたら通勤はどうするつもりかなど、予想しない質問を投げかけてくることもありますので、履歴書に関して突っ込まれた時にもスムーズに受け答えが出来るように練習しておきましょう。

受け答えが上手く出来なくてもとにかく元気よく

面接の際に、緊張から上手く話せなくなってしまう人は珍しくありませんし、想定していた質問であっても、うっかり答えを忘れてしまって回答に詰まってしまったりすることもよくあります。

そんな時にはパニックになってしまって、まともに面接官の質問に答えられなくなったり、反応出来なくなったりしてしまいますが、そうした様子も面接官はしっかりとチェックしています。

パニックになって何も言えなくなり、沈黙や挙動不審になってしまうような人は、会社でトラブルがあった時にも同じような反応になることが予想されるため、その時点で採用枠からは弾かれてしまいます。

しかし、もし質問の答えに詰まってしまった時でも、開き直って内容は支離滅裂でも、ハキハキした口調と元気の良い態度は崩さなければ、その度胸を買われて採用してもらえるチャンスもあります。

面接において最もNGな行動は、沈黙と挙動不審な態度です。

そわそわした態度は仕方ないにしても、沈黙は「もう話すことはない」と取られてしまうため、とにかく何か言葉を繋ぐようにしましょう。

自己PRの準備は念入りに

本番で緊張しやすい人も、本番に強い人も、面接の前にはとにかく念入りに自己PRの準備をしましょう。

想定される質問に対してスムーズに回答出来るようにするのはもちろん、面接の場における礼儀やマナーが身についているか、また面接先の会社の情報をしっかりと頭に入れておくことなど、念入りに準備をしようと思うと、それなりに時間がかかります。

また面接の練習相手も、毎回同じ人ではなく、教師や家族、友人など様々な人にお願いすることで、決まったやり取りにならずに済みます。

イベントや行事の際には、「準備8割、本番2割」とよく言いますが、面接でもそれと同じように、入念に自己PRの準備をしておきましょう!