「恥ずかしい気持ちになんてなりたくない!」「恥をかくくらいなら何もしないほうがマシだ!」なんて、“恥をかくこと”に対して過剰な不安や恐怖を抱えているのではありませんか?

たしかに誰かの前に立って、大きな恥をかいたり…いや大きくなくても、どんなに小さくても恥をかくのってとてもいやですよね。

もしもそんなことが起きたら…と想像するだけでもとても恐怖を感じてしまうものです。

これまでに実際に恥をかくことによって嫌な思いをした方でそれがトラウマになっていることもあれば、まったく恥をかく経験をしたことがないのに過剰に恥をかくことに恐怖を感じている方もいるものです。

では、どうして人間というのは“恥をかくこと”に対して、怖い気持ちを抱いてしまうのでしょうか?この記事では、そんなどうして恥をかくのが怖いのかその理由を10個お伝えしています。

その恐怖心の理由がわかるとともに、これからさき恥をかかないためにできることをご紹介しています。

この記事を読んで“恥をかくこと”に対して理解を深め、その恐怖心を少しでも解消していきましょう。

恥をかくのが怖い10個の理由

あなたは、どうして恥をかくのが怖いと感じているのでしょうか?これまでの人生の中で、大きな恥をかいてしまったからでしょうか?

誰かが恥をかいている姿を見て「自分はあのようになりたくない」と感じたからでしょうか。

どのような理由を想像していたとしても、多くの場合「どうして恥をかくことに対して“恐怖心”を抱いているのか」という本当の理由を説明できている人はなかなかいないはずです。

なぜならば、恐怖心の裏に本当の気持ちが隠れてしまっているからなんですね。

その恐怖心を作り出しているのはいったいなんなのか?それを知ることによって、恥をかくことに対しての考え方を少しずつ変えることができるかもしれません。

私たち人間は、いったいどうして恥をかくことに対して恐怖を感じるのでしょうか。

さっそくその理由を10個見ていきましょう。

「ああ!たしかにこんな感情を持っている!」なんてあてはまる項目が多くあるはずです。

1.周りの期待がプレッシャーになっている


あなたは、周りへの期待にこたえなくてはいけない!と感じているのではありませんか。

何かを行う際に、だれにも注目されないのもとてもさみしいものですが、逆に注目されすぎてしまうというのも困ってしまいますよね。

なぜならば「頑張ってね!」「応援してるよ!」「見守ってるよ!」なんていう、相手はあまり気持ちを込めて言っていないのかもしれない発言に対して、大きなプレッシャーを感じてしまうからです。

はじめのうちは、周りの人たちから応援されることをうれしく感じていた人でも、その発表や期限が迫ってしまうと“苦痛”に感じてしまうものです。

では、そのように応援してくれている言葉に対して、そのような心のむけられ方に対してどうしてプレッシャーになってしまうのでしょうか?

失敗できないと思ってしまう

ずばり“失敗することができない”と心の底で感じているからです。

いや、すでに頭の中には「失敗したらどうしよう」「失敗することで応援してくれている人たちや期待してくれている人たちの期待を裏切ってしまったらどうしよう」なんて感じているのではないでしょうか?そのように、期待を裏切ってしまうことに対して恐怖を感じているのです。

特に周りの人はそこまで期待をしていなくても「応援している」と声をかけるもの。

それを真に受けて、さらに失敗することによって「嫌われたらどうしよう」「このレベルだったのかとバカにされたらどうしよう」と失敗した後の周りからの自分への評価を気にしているケースもあります。

周りのひとはあなたが思っているよりも、あなたのことを見ていないものです。

2.本当の自分を見られたくない

周りに見せている自分はいつも偽りの自分であって、本当の自分を隠して生活している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

たしかにそのようにすることによって、本当の自分はダメダメ人間なのに“すごい人”として周りに見せることができますよね。

そのような生活を送ってきたなかで、なにかをしなくてはいけなくなったとき「本当の自分を知られてしまうのではないか」と感じることで、恥をかきたくない…と感じる方もいるでしょう。

本来は、“本当の自分”を知ってもらっているからこそ、のびのびとなんでもやっていくことができるし、本当の意味の信頼関係を築くことができるもの。

しかし、どうして「本当の自分を見られたくない・知られたくない」と思うのでしょうか?

自分の本当の力量が知られるのが怖い

それは周りに本当の自分を偽っているために、実力を見せることで「本当はこんなにだめだったのか」とガッカリされたくないという心理が働いています。

あなたは、本当の自分を後ろにおいて背伸びしているのではありませんか?はじめのうちは、背伸びをすることに快感を覚えていたことでしょう。

しかし、その自分を知る人が増えるにつれて、すぐにやめるはずだったその背伸びをやめることができなくなり、最終的に辛くもその自分を演じてしまっているはず。

今でもいっぱいなのに“本当の力量”を知られてしまうことを考えたら落ち着いてなんかいられないはずです。

なぜならば「これまでは嘘をついていた」とか「あの人は本当は何もできない人」なんて、これまでの周りからの評価を覆されてしまうかもしれないからです。

3.コンプレックスがある


あなたはコンプレックスはありますか?どんなに自信があるように見える人でも、必ずなにかしらのコンプレックスを抱えているものです。

それが人間だからです。

しかし、「自分のコンプレックスは周りの人とは全く違う!」とか「自分よりも不幸な人はいない!自分のコンプレックスが一番最悪なんだ!」なんて考えている人にとって、そのコンプレックスにスポットライトがあたるような場面には絶対に行きたくないはずです。

だって、みんながそのコンプレックスを見てしまうから。

その一瞬を我慢することもできるものですが、人によってはその一瞬もコンプレックスをさらしたくない!誰にも見せたくない!知られたくない!注目なんてあびたくない!なんて考えてしまうものです。

どうしてそのように考えてしまうのでしょうか?

強い劣等感などを抱いてしまう

なぜかというと強い劣等感をさらに感じてしまうからです。

「コンプレックスがある」というだけで、人は自分は周りよりも劣っている、ダメな人間で普通には生きることができない…と感じていることが多いです。

もしもあなたに誰にも見せたくないような、注目されたくないようなコンプレックスがある場合にはそのように感じるところがあるのではありませんか?そもそもそのコンプレックスを人前に出すだけで、強い劣等感を感じてしまうもの。

その行為こそが“恥さらし”なのです。

また、そこに多くの人のスポットライトが当たり、さらに何か失敗をしてしまうようなことがあれば、大恥をかいたことになります。

これまでに感じているよりも強い劣等感を感じることにつながり、生きていく自信を失うことも。

4.プライドが高い

プライドが高い人というと「自分の良い姿を多くの人に見せたい!」とか「自分の存在を知ってほしい!」なんて思っているに違いない…と勘違いしている方が多いですね。

しかし、そうではありません。

プライドが高い人ほど、自分を見せたくない…と感じているものなのです。

プライドというのは、そもそも弱い自分を守るために作られた鉄壁のようなもの。

そのプライドをへし折られてしまう恥をかくことは、本来の弱い自分を周りの人たちに見せつけてしまうということになります。

とはいえ、どうしてプライドが高い人ほど恥をさらしたくないのかさらに詳しい理由を見ておきましょう。

失敗するところを見られたくない

プライドが高い人は、周りの人たちに「あの人はできる人」と誰よりも思われたいし、そのように思ってもらえないとすぐに嫉妬します。

そのような性格をしているからこそ、「失敗している姿」というのを誰よりも人一倍に誰にも見せたくはないのです。

一度でも失敗することによって、「あの人は何もできない人」と思われることになる、「あの人は見せかけばかりの人だった」と思われてしまうことに恐怖を感じているのです。

今ある地位や立場がなくなってしまうところまでも考えて、恐怖心を抱いてしまっています。

あなたも失敗している姿を見られたくないのではありませんか?この世界に失敗しない人はいませんが、その高くなりすぎたプライドがあなたを許してはくれなくなってしまったんですよね。

5.周りの目が気になる

周りの目線が気になる人というのは、基本的に恥をかくことを嫌っていることが多いです。

恥をかきたくないからこそ、周りから変な目線で見られたくないからこそ“周りの目線を常に気にしている”のです。

人が思っているよりも周りの人というのは、人ひとりに注目しているものではないのですが「常に注目されている」「常にみられているから、失敗できない」「失敗できないから何もやりたくない」「どうせ自分には何もできないに違いない」なんていう悪循環に陥っていることもよくあることです。

この世界には“周りの目線が気になる人”もいれば、それが気にならない人もいるもの。

その違いはどこにあるのでしょうか?そこに恥をかくことの理由が眠っています。

周りにどう思われるか気になる

ずばり周りにどう思われるかが気になってしまうからこそ、周りの目線が気になってしまうんです。

「周りの人からどう思われてもいい!」と思っている人ほど、自分の好きなようにのびのびと好きなことをして楽しい人生を過ごしているもの。

しかし、反対に周りに「悪く思われたらどうしよう?」「あの服装おかしいとか似合ってないといわれたらどうしよう?」「悪口いわれてたらどうしよう?」なんて周りの目線・自分への評価が気になってしまうと少しでもおかしなこと=恥をかくことをしてしまうことに対して恐怖を感じるんです。

なぜならば、たった少しの恥さらしをするだけでも「変な人」「おかしな人」よばわりされると勘違いしているからなんですね。

6.マイナス面に捉えてしまう

あなたはポジティブな方でしょうか?それともネガティブなほうでしょうか?

それは性格にもよりますが、常にポジティブな考え方をしている人であっても、“恥さらし”のことになると決まってマイナス思考になってしまうことがあります。

それは想像力が豊かであるという面ではとても良いことなのですが、それがマイナス方向へ向かってしまうので少し厄介なんです。

では、どうして“恥さらし”のことになるとマイナス面に進んで行ってしまうのでしょうか?

失敗することでマイナス思考が働いてしまう

「もしもこれで失敗をしたら…」「これで恥をかくことになったら…こうなるだろう」なんて、恥をかいた後のことを“マイナス方向”に想像してしまうのが恥をかくことに対して恐怖心を抱いている人です。

人はロボットではないのですから、失敗をするものです。

それでも「失敗をすること」に対して極度の恐怖を感じ、得意な分野で絶対に成功するとわかっているにもかかわらず「失敗したら…」と良くない方向に考えてしまうんですね。

その結果、本当は成功するはずのことだったのに失敗してしまうなんて言うこともしょっちゅうあるもの。

このようなタイプは一度でも失敗をしてしまうと、それがトラウマになり、別の分野でも「失敗したらどうしよう」とマイナス面にとらえるようになってしまいます。

また、失敗した後には「やっぱりだめだった」「自分はダメ人間だ」なんて、しなくてもいいような自己否定が始まることもあります。

やめましょう。

7.示しがつかない

あなたが誰かの上に立っている役職についていたり、仕事をしているのであれば失敗をすることによって“示しがつかない”と感じていることでしょう。

部下や同僚には「それは違う!」とか「もっとちゃんとやりなさい!」とか「自分だったらこんなミスはしない!」なんていつも指摘しているのに、その指摘したのと同じようなもので自分が失敗してしまってはそりゃあ示しがつかないですよね。

「あんなこと言わなきゃよかった」なんて思っても過去に戻ることもできず、部下や同僚からの目線が気になるでしょう。

後輩や同僚に示しがつかない

周囲の人たちにとって「嫌な人」としてあらゆる指摘などをしている場合は、失敗をすることによって大きな恥となり、周りから悪く言われるきっかけになることもあるでしょう。

とはいえ、人は完全なる生き物ではないのですから―ましてや神でもないのです―失敗をする生き物です。

その失敗を恥さらしとして受け止め、同僚や部下たちに示しがつかない…と落ち込むのではなく「君たちもこのような失敗をすることもあるかもしれないのだから、気を付けて」と助言することもできるのです。

そこの境地にいきつくまでは、自分自身のこれまでのプライドを乗り越える必要もありますが…。

同僚や部下に対して特に”威張っている“気質を持っている人ほど、示しがつかないことに対して大きな恐怖を感じているはずです。