沖縄の代表的な表現である『なんくるないさ』を聞くと、『なんとかなるさ』のように思いますが、実はそれは本当の意味ではありません。

『なんくるないさ』という言葉の奥には、沖縄が置かれてきた歴史や悲しい過去を乗り越えてきた先代の島人たちの深い思いが込められています。

今回は『なんくるないさ』の本当の意味を知り、沖縄好きの人たちに知って欲しい方言を紹介します。

『なんくるないさ』の本当の意味って?

『なんくるないさ』の本当の意味は「なんとかなるさ」という楽観的な意味ではありません。

『なんくるないさ』という言葉は本当は「まくとぅそーけーなんくるないさ」という言い方をされてきました。

この本当の言葉の裏には、人間として「まくとぅそーけ」正しいこと・誠のことをしていれば、「なんくるないさ」いつか幸せな未来がくるといった意味合いが込められています。

参照元:琉球新報 コラム「南風」なんくるないさ
https://ryukyushimpo.jp/hae/prentry-201485.html

本当の意味を知ると、とても切ない気持ちになりませんか。

今の沖縄がある背景には、過去の日本や中国に翻弄されてきた先人たちの苦労や積み重ねてきた努力があります。

『なんくるないさ』が生まれた背景

『なんくるないさ』が生まれた背景には、沖縄県の置かれた複雑な歴史があります。

分かりやすく時系列にさせていただきます。

沖縄県はもともとは日本に属していませんでした。

琉球王国として独立しており、華やかな時代を築き上げた歴史があります。

それを代表するものとして、首里城があります。

1429年 尚巴志が争っていた3つの勢力を統一し、琉球王国が誕生する。

1469年 尚巴志死後、クーデターによって琉球王国がなくなる。

1470年 第二尚氏王朝が誕生する。

    16世紀初頭に奄美、宮古、八重山諸島にまで広がる。

    中国(明)、日本、朝鮮などと貿易を行い、琉球文化が最も栄える。

1872年 明治維新により明治政府は琉球王国を琉球藩とする命令をくだす。

1879年 琉球藩から沖縄県へと変更される。

1945年 第二次世界大戦 沖縄県にて地上戦が行われる 数多くの被害者が出る。

1951年 第二次世界大戦終戦後、サンフランシスコ平和条約によってアメリカの施策下に
    置かれる。

1971年 沖縄返還協定により、1972年に日本へ返還される

現在  日米安全保障条約とその取り決めにより、米国は日本の施設と区域の使用を認める
    沖縄県にそれらが集中し、沖縄県の全面積の10.4%が相当する 

参照元:外務省HP
参考URL:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/summit/ko_2000/outline/jp/okinawa/oki0302.html

沖縄県の歴史を見られて、どう思われたでしょうか。

第二次世界大戦でたくさんの人たちが被害に遭い、沖縄県の人たちも涙を流した過去があります。

過去は過去と思わずに、先人たちの努力や忍耐があったからこそ今の穏やかな沖縄県があることを忘れないでください。

そして、何か心に思うことがあったとき、『なんくるないさ』の本来の意味を振り返り、もう一度自分には何ができるのかを立ち止まって考えてみてください。

沖縄好きが覚えておきたい方言を集めました


沖縄好きが覚えておきたい方言を紹介します。

沖縄には一度沖縄に行くと毎年旅したくなるような魅力があります。

実際にそのような人たちがたくさんいて、SNSでは「沖縄病」といった名前のタグの投稿がたくさんあります。

中には実際に移り住んでしまう人たちもいて、定年退職後に夫婦でゆったりしたり、現地で仕事に就いたりする人もいます。

沖縄を旅しているときはとても楽しくて、まるで南国にいるような非現実的な感覚になります。

そして、それがずっと続くような気がします。

実際に住んでみるとイメージとは違う部分もあり、移住した方の書かれているブログから見えてくるものもあります。

色々なメリットとデメリットがありますが、それらも全てひっくるめて沖縄にハマった人たちへ向けて沖縄好きが覚えておきたい方言を紹介します。

挨拶の方言

沖縄の挨拶の方言を紹介します。

まずは挨拶から入っていき、沖縄現地の人ともスムーズにフレンドリーになれるようにしてみてください。

入口さえ掴むことができれば、あとは慣れでなんとかなるものです。

不安かもしれませんが、沖縄の穏やかな波風、どこまでも続く美しい海、マリンスポーツなどに触れているとすぐに悩みは吹っ飛んでいきます。

はいさい

沖縄の方言である『はいさい』は挨拶です。

女性は『はいたい』と言います。

『はいさい』という言葉を使うとき、相手が目上の人である場合は気を付けてください。

琉球王国があった時代、『はいさい』は平民が使う言葉でした。

王族や士族へ使うのは失礼にあたります。

そのため、現在も目上の人に使うと、嫌な気持ちになる人もいます。

同じ沖縄でも北と南では使い方が違い、首里城周辺では平民が使う言葉であるのに対し、那覇の方へ行くと目上の人へ使う言葉とされる場合もあります。

『はいさい』を沖縄で使うとき、自分よりも目上の人に対しては控えたほうがいいかもしれません。

親しくなった現地の人たちへ向けて使ってみてください。

同じ沖縄でも場所によって意味が違うと、沖縄の方言の奥深さを感じさせられます。

少しハードルが高いと感じられた方は、とっつきやすい沖縄の方言から身に着けてみてください。

ちゃーがんじゅう

沖縄の方言である『ちゃーがんじゅう』は「いつも健康」という意味です。

『ちゃー』が「いつも」、『がんじゅう』は健康を意味します。

介護保険、在宅福祉事業、養護老人ホームへの入所を担当する那覇市役所の課は「ちゃーがんじゅう課」という愛らしい名称となっています。

参照元:沖縄県那覇市HP
参考URL:https://www.city.naha.okinawa.jp/admin/cityhall/sosiki/sosiki/bukyoku/fukusibu/tyaganjyu.html
沖縄県では、住民が協力して介護予防に努めることを目的とした事業を「ちゃーがんじゅう推進事業」と呼んでいます。

参照元:沖縄県HP
参考URL:https://www.pref.okinawa.jp/site/kodomo/korei/zaitaku/tya-ganjyu-taisho2018.html

おじいちゃんおばあちゃんを大切にし、いつまでも元気でいてねという意味を込めて『ちゃーがんじゅう』という言葉を贈ってみてください。

めんそーれ


沖縄の方言である『めんそーれ』は本来は「いらしてください」という丁寧な意味です。

『めんそーれ沖縄』という言葉が浸透しているように、実際には「いらっしゃいませ」や「ようこそ」といった意味合いで使われています。

沖縄を訪れたとき、あちこちに『めんそーれ沖縄』と書かれた言葉があったのを覚えている人も多いかもしれません。

沖縄の人たちはそれだけ沖縄の方言を愛していて、観光客を歓迎しています。

沖縄のほとんどが観光業で成り立っている点も大きいです。

誰か大切な沖縄の人を自分のところへ招待したいとき、親しみを込めて『めんそーれ』という言葉を贈ってみてください。

新しい信頼関係が生まれるかもしれません。

ぐぶりーさびら

沖縄の方言である『ぐぶりーさびら』は「それでは、お先に失礼します」「それでは、失礼致します」と目上の人に対して使う言葉です。

『ぐぶりー』は「御無礼」という意味で使われます。

仕事を終わらせて周囲の人たちよりも先に帰るとき、目上の人との会話を終えてその場を去るときなどに主に使われます。

「ぐぶりーさびら。ところで、明日飲みに行きませんか?」

こんな感じで仕事柄目上の人に当たる人へ向けて、親しみを込めて『ぐぶりーさびら』を使ってみてください。

今までよりも親近感がわき、プライベートでも親交が深まるかもしれません。

全て敬語だと堅苦しく聞こえてしまう飲みのお誘いも、沖縄の方言が加わるとすごく楽しそうに聞こえてきます。

またやーさい

沖縄の方言である『またやーさい』は男性が「またね」「またお会いしましょう」という意味で使います。

「さよなら」よりも温かみや親しみがあり、「またあなたと会えることを楽しみにしています」という気持ちが込められています。

人と人との繋がりが強い島国だからこそ生まれた言葉であることがよくわかります。

沖縄を旅して、また沖縄の地を踏みたいという願いを込めて『またやーさい』という言葉を贈ってみてください。

短い言葉の中にはたくさんの愛が詰まっていて、沖縄愛を伝えることができます。

「またやーさい。あなたのことがもっと好きになりました。」

といった感じで、本気の愛の告白も沖縄の方言を加えるとほんの少し柔らかいニュアンスになります。

恥ずかしい気持ちも吹っ飛ばすことができます。

またやーさいという言葉に乗せて、普段伝えられない気持ちを伝えてみるのもいいと思います。

またやーたい

沖縄の方言である『またやーたい』は女性が「またね」「またお会いしましょう」という意味で使います。

またやーさいと同じように、目の前にいる人と別れることへの寂しさや、次会えることを楽しみにしている気持ちが込められています。

沖縄を旅して、大切な人と別れるタイミングで『またやーたい』という言葉を贈ってみてください。

再会はさほどに遠い未来ではなくなるかもしれませんし、その先には今までとは違う未来が待っているかもしれません。

好きな人へ向けて、告白に近い言葉として使ってみてもいいです。

甘酸っぱい気持ちを『またやーたい』に添えて伝えましょう。

「またやーたい。次のデートまでの期間が寂しくて耐えられない!」

と沖縄の方言を使った女性のワガママなら、とても可愛く聞こえてしまいます。

次のデートまでお互いやることがあると分かっていても、言いたくなる言葉です。

あんしぇー、またやーさい

沖縄の方言である『あんしぇー、またやーさい』は男性が「それでは、またお会いしましょう」という意味で使います。

『あんしぇー』は「とりあえず」「そしたら」といった意味で、「またやーさい」は「またお会いしましょう」といった意味です。

またやーさいよりも確実に会えることが決まっていて、再会できることを楽しみにする気持ちが込められています。

いったんお別れだけど、また会おうねという感じです。

親しくなった友達と遊んだり、恋人とデートしたとき、相手への親しみを込めて『あんしぇー、またやーさい』という言葉を贈ってみてください。

ひとつの温かい言葉から、また1つの思い出が出来ることと思います。

「あんしぇー、またやーさい。でもやっぱり、もう少し一緒にいたいかな?」

なんて言われると、次会えることがわかっていてももう少し一緒にいたくなってしまいます。

人のことを好きになるパワーは、いくつになっても無限大です。

また、あちゃーやーさい

沖縄の方言である『また、あちゃーやーさい』は「また明日ですね」という意味で別れの挨拶として使われます。

仕事場の同僚、学校の友人、ご近所さんなど毎日顔を合わせる人へ向けて使われます。

また明日会えることを楽しみにしていますといった気持ちも込められているのではないかと思います。

沖縄は人と人との繋がりが強く、同じ別れの挨拶でも少しずつ意味合いが違います。

相手との関係を見ながら、『また、あちゃーやーさい』という言葉を贈ってみてください。

「また、あちゃーやーさい。明日、仕事が終わってから暇かな?」
また明日ですねと言いながら、明日の相手のスケジュールを確認したいときにもちょうどいい言葉です。

くわっちーさびら

沖縄の方言である『くわっちーさびら』は「いただきます」「ごちそうになります」という意味で使われます。

『くわっちー』はごちそうという意味であり、沖縄の人へ向けて使うと喜ばれるのではないかと思います。

沖縄を旅してお世話になった旅館のスタッフへ、沖縄を訪れて食事をごちそうになった友人へ、食事がとても素敵であることへの感謝の気持ちを込めて使ってみてください。

沖縄には美味しいグルメがたくさんあります。

どれも病みつきになる味ですので、ひとつひとつじっくりと味わってください。

美味しいアルコール類も充実しています。

朝から夜まで、あなたの『くわっちーさびら』はどのグルメに向けて使いますか?沖縄の旅プランを想像しながら考えてみてください。

気持ちを表す方言

沖縄の気持ちを表す方言を紹介します。

沖縄の方言の「挨拶」をマスターして現地の人と打ち解けるための術を見つけることができたら、次は自分の気持ちを素直に伝える方言を知ってみてください。

ストレートに言いづらいとき、敢えて親しみを込めて伝えたいとき、とても温かみがあって心に響くと思います。

にふぇーでーびる

沖縄の方言である『にふぇーでーびる』もしくは『にへーでーびる』『にへーでーびるさい』という言い方もします。

これは「ありがとうございます」という意味で使われます。

これは『にふぇーど』という「ありがとう」という言葉に『でーびる』を付け加えた丁寧語になっています。

自分よりも年下の人・部下・兄弟などへは、丁寧語をはずした『にふぇー・どー』という言い方でも問題ありません。

沖縄を旅して、現地の人に地元の楽しい場所や美味しいお店を聞くことは何度かあると思います。

そんなとき、さり気なく『にふぇーでーびる』という言葉を使ってみてください。

中には知らない人もいるかもしれませんが、沖縄の方言を知っていることで自分の沖縄愛を伝えることができると思います。

わっさいびーん

沖縄の方言である『わっさいびーん』はストレートに言い換えると「悪かったです」という意味になります。

「ごめんなさい」「申し訳ございません」「すみません」という相手への謝罪で使われます。

沖縄を旅して、些細なことで謝りたい時に使ってみてください。

現地の人との間の雰囲気も柔らかいものになるかもしれません。

何か重大なトラブルを起こしたときは素直に「申し訳ございません」のほうが気持ちが伝わると思います。

そのときによって、臨機応変に標準語と沖縄の方言を使い分けてみてください。

あきさみよー

沖縄の方言である『あきさみよー』は「あれまあ」「おぉー」「あぁー」といった感じで突然起こった出来事に呆れたり、悔しがったりするときに使います。

沖縄を旅して楽しみにしていたレストランを訪れたのに臨時休業していたり、予約していたリゾートツアーが天候によって中止になったり、何か悲しい気持ちになったときに使ってみてください。

『あきさみよー』は別の言い方として、『あっさみよー』や『はっさみよー』といった言い方をするときもあります。

その場の雰囲気を和ませ、なんとかなるさという気持ちにしたいときにぴったりです。

まーさん

沖縄の方言である『まーさん』は「おいしい」「うまい」といった意味合いで料理がおいしいという気持ちを伝えたいときに使います。

沖縄を旅して、現地の美味しいグルメに出会う機会はたくさんあります。

代表的なソーキそば、タコライス、海ぶどうあたりを食べたときに『まーさん』を使ってみてください。

「とてもおいしい」という意味で、『いっぺーまーさん』という言い方をすることもあります。

相手への感謝の気持ちを伝えるのにもちょうどいいです。

作った料理をおいしいと褒められるのは作り手としても心が温まるものです。

食事の後には必ず『まーさん』と一言添えてみてください。

日常的によく使う方言

沖縄の日常的によく使う方言を紹介します。

今でもよく使う方言であれば、世代を問わずに沖縄の人たちと親しくなれるきっかけとなります。

少し意識して、自分の言葉へと変えてみてください。

標準語や自分の地元の方言プラス沖縄の方言でも、愛嬌があっていいです。

細かいことはあまり気にせず、ゆったりと沖縄の色に染まってみてください。

だーる

沖縄の方言である『だーる』は、誰かの話や意見を聞いて、それに対して同意したいときに使うことが多いです。

「~である。」が本来の意味で、「言えてる」「そう」といった言葉の代わりにも使います。

沖縄を旅して、その滞在期間が長期間になってくると地元の人とも日常的な会話をすることがあるかもしれません。

「ここの料理っておいしいけど、ちょっとパンチが足りないよね!」

「だーる!言いたいことすごい分かる!」

相手の話を聞きつつ、共感したいときや同意したいときに「あなたの気持ちがよくわかるよ!」と『だーる』を使ってみてください。

短い言葉ですが、お互いの気持ちをすぐにシェアできてすごく素敵な言葉です。

やっさー

沖縄の方言である『やっさー』は古くからの言い方だと『やさ』になることもあります。

誰かの話に対して共感したり、同意したりしたいときに『やっさー』と使います。

「そうそう」「分かる」といった意味合いで使います。

沖縄滞在期間中、現地の人との会話から見えてくるものがたくさんあります。

その楽しさをシェアしたいときに『やっさー』と使ってみてください。

お互いの心の距離感も縮めることができると思います。

でーじ

沖縄の方言である『でーじ』は誰かに今の状況を伝えたいときに、「大変」「とても」といった意味でオーバーに伝えるときに使います。

「でーじ海がきれいだった!」

といった具合で、沖縄の宝石のような海の美しさを伝えたいときに使ってみてください。

時にはメインとして『でーじ』を使う場合もあります。

「でーじだな!」といった具合で、大変だね!と相手の状況を心配したり、配慮したりしたいときに使います。

日常の会話に少しずつ使ってみてください。

ちゃー

沖縄の方言である『ちゃー』は時間的な意味合いで使います。

「常に」「いつも」「ずっとといった意味です。

沖縄の方言を使いながら自分の気持ちを伝えると、さらに情熱的になるかもしれないです。

「ちゃー一緒にいてください」

ずっと一緒にいてくださいという半ばプロポーズに近い言葉になります。

心動かされるような恋をしたとき、沖縄の方言を使ってみてください。

先ほど紹介した『ちゃーがんじゅう』「いつも元気」という言葉もよく使われます。

元気な沖縄の人たちの笑顔が思い浮かぶ言葉です。

てーげー

沖縄の方言である『てーげー』は時々『てぇーげー』という言い方もします。

「適当」「だいたい」「いい加減」といった意味です。

大概という言葉が『てぇーげー』になり、それが『てーげー』になったのではないかとされています。

『てぇーげーな人だな』「適当な人だな」や『てぇげーな仕事っぷりだな』「いい加減な仕事っぷりだな」といった感じで、ざっくりしたことを伝えたいときに使います。

「前から思ってたけど、○○さんっててーげーな人だよね。」

「そんな○○さんだって人のこと言えないでしょ。てーげーなところあるよ!」

といった感じでお互い冗談ぽく適当なところがあるよね!と言いながらやり取りするときにも使います。

親しみを込めて言ったほうが、まだトゲトゲしい感じがしないので無難です。

沖縄の海を見ていると、自分の悩みなんて『てーげー』なことに思えてくるかもしれないです。

嫌なことがあったら、島を旅してきてください。

だからよー

沖縄の方言である『だからよー』は「そうなんだよー」と相手の話や意見を肯定したいときに使います。

沖縄の方言以外で「だからよー」を使いたいときは、何か自分の意見や理由を言いたいときに使います。

相手の意見を肯定するというよりは、それとは違う意見を言いたいときに使うことが多いです。

またまったく違う意味合いになるので、同じ言葉でも面白いです。

沖縄だと、下記のような使い方になってきます。

「昨日の合コンでイケメンな男性に出会ったんだって?」

「だからよー。連絡先はしっかり交換して次の約束もバッチリしたって!」

「仕事でいい感じの実績を上げられそうなんだって?」

「だからよー。残業続きで忙しくてほとんど休みないんだって!」

誰かに何かを聞かれて、それに同意したいときや肯定したいときに使います。

すごく会話がポンポン弾んで、楽しくなる感じが伝わってきます。

あふぁー

沖縄の方言である『あふぁー』は「気まずい」「ビックリ」といった意味合いです。

会話だと何か失態をやらかしてしまい、「あちゃー」と言いたいときに使います。

「あふぁー寝坊してしまった!」

あちゃー寝坊してしまった!という意味です。

ミスしてしまったことへの自分を責めてしまいたい気持ちが和らぎ、なんとかなるような気がします。

『あふぁー』と聞くと、どことなく柔らかく温かい風が自分の心の中を温めてくれそうです。

本当のミスで使うのはまずいですが、友達同士の些細なミスくらいならごまかせそうです。

ぐゎー

沖縄の方言である『ぐゎー』は小さいものへ親しみを込めて、「~ちゃん」と呼びたいときに使います。

「いんぐゎー」わんちゃん、「まやぁぐわぁー」ねこちゃん、「どぅしぐわぁー」友達といった感じで、自分よりも守りたくなる小さいものへ相性を込めて使います。

友達同士「~ちゃん」と呼び合ったり、赤ちゃんや小さい子を「~ちゃん」と呼んだりするのに似ていると思います。

心に深く染みる言葉”黄金言葉(くがにくとぅば)”

沖縄の方言の中でも心に深く染みる黄金言葉(くがにくとぅば)を紹介します。

日常で使う言葉、挨拶などの沖縄の方言を知っておくと、現地の人とスムーズに仲良くなれます。

それとは別に、黄金言葉を知っておくと便利です。

沖縄に移住したり、旅したりすると本土とはまったく違う環境や文化に驚くことがきっとたくさんあると思います。

そんなとき、言葉では表現しにくい感動に出会えるはずです。

一言で自分の気持ちを伝えたいときに、黄金言葉であるくがにくとぅばを使ってください。

黄金言葉を持っておくと、少しの心配事ならあっという間に吹っ飛んでいきそうな気がします。

ちむぐくる

沖縄の方言である『ちむぐくる』は「心」「精神」といったことを意味します。

沖縄の人たちは過去、長きにわたって色々なことに左右され、苦労した歴史を持っています。

その中ではぐくまれた『ちむぐくる』はとても美しいものです。

沖縄を旅したり移住したりしたとき、きっとたくさんの『ちむぐくる』に出会えることと思います。

時には自分のものとは相性が合わない心や精神の持ち主と衝突し、喧嘩をすることもあります。

それでもお互いの『ちむぐくる』を譲り合い、ちょうどいい妥協点を見つけることができれば幸いです。

沖縄の自然に触れたときの気持ちも、自分なりの『ちむぐくる』で表現してみてください。

ゆいまーる

沖縄の方言である『ゆいまーる』は『ゆい』「結い、協同」を意味し、『まーる』は「順番を意味します。

主に農家の仕事を順番に助け合うという意味合いで使っていましたが、現在は他の仕事においても『ゆいまーる』を使います。

沖縄の人たちの助け合う温かい気持ちが伝わってきます。

お互い大変なときは協力し合って、助け合う気持ちこそが『ゆいまーる』そのものです。

そうして、数多くの沖縄文化が生まれてきたのかもしれません。

『ゆいまーる』という言葉をそのまま使った可愛らしいショップが沖縄にはあります。

可愛らしいインテリアも多数並んでいるので、ぜひ訪れてみてください。

キッチン雑貨、ファッション、贈り物、食べ物など主に女性目線のいいと思われるものを取り扱っています。

オンラインでも取り扱いがあり、お祝いやお返しなどでも使われています。

沖縄の人は沖縄の方言が大好き!

沖縄の人は沖縄の方言が大好きです。

たくさん紹介した沖縄の方言に驚き、自分が全てを使いこなせるのだろうかと驚かれた人も多いかもしれません。

それだけ沖縄の人は沖縄という土地を愛し、方言も大好きだということです。

自分の沖縄愛を伝えるためにも、少しずつ沖縄の方言を交えてみてください。

一度に全てを把握する必要はないので、少しずつで大丈夫です。

LINEの日常会話や日々の挨拶、少しずつ沖縄の方言で染まってみてください。

だいたいのことは『なんくるないさ』です。

地道に頑張っていればいつか報われるときがきますし、沖縄という土地で親しい友人もできます。