「まっさら」という言葉は比較的、日常生活の中でよく耳にしたり実際に自分で使っているケースが多い言葉ではないでしょうか?

しかし、正しい意味や使い方を本当に理解して使っているかどうかはわからないですよね。

今回は「まっさら」についての正しい意味や使い方を例文や類義語を交えて説明してまいります。

「まっさら」の意味や使い方を学ぼう

「まっさら」という言葉は、曲の歌詞にも良く使われるほどなじみの深い言葉といえます。

それでは「まっさら」について順を追って紹介していきますね。

歌詞にもよく使われる「まっさら」

楽曲名として「まっさら」があったり、曲の歌詞にまで使われる「まっさら」。

早速、その意味から見てまいりましょう。

「まっさら」の意味

「まっさら」とは、全く新しいこと。まだ全然使っていないこと。また、そのさま。となります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%9C%9F%E3%81%A3%E6%96%B0/より引用

では、より具体的に掘り下げて「まっさら」の意味を解説していきます。

まったく新しいこと

「まったく新しいこと」ということは「全く未使用の新品」という意味合いがあります。

これには生まれたてほやほやの新品、という解釈もありますね。

つまり「できたてのほやほや」という状態です。

この世に誕生してまだ日も経っていない状態という意味になるわけです。

まだ使われていないもの

「まだ使われていないもの」ということは、この世に誕生して少々日数は経ったがまだ誰の手にも触れていない新品同様のものという意味です。

中にはマイナーチェンジされてしまって旧品扱いされる場合もあるでしょうが、使用されていない限り広義の意味では「まっさら」ということになるのです。

まだ触られていないもの

「まだ触れられていないもの」ということは、この世に誕生して今日まで誰の手にも触れられていない綺麗な状態のものという解釈になります。

「まだ使われていないもの」とかなり意味的には似てくるでしょう。

濁ったところのない様子

「濁ったところのない様子」とはその製品や商品、あるいは農産物などが純度を失っておらず日数経過による外部(目に見える部分)の劣化も起こっていない状態を指していいます。

保存状態のよくない場所で保管されていたような商品になると、いくら未使用品でも見た目が大きく悪い印象を与えますので「まっさら」という売り込みは難しくなるでしょう。

「まっさら」の語源


それではここからは「まっさら」の語源について探求していきましょう。

形容動詞「さら-なり」

「まっさら」の語源としてふさわしいものは、形容動詞の「さら」や「なり」になります。

つまり「今の状態であるさまをさらに強調した言い方」となります。

「まっさら」の語源は「ますます、新品」といった意味を強調してきたところに由来があるのでしょう。

漢字で書くと「真っ新」

「まっさら」を漢字で書きますと、「真っ新」という漢字になります。

漢字にした方が言葉の意味がストレートに伝わってきますね。

「真に新しい」という意味はどこから探ってみても「新品」ということに行きあたるでしょう。

「さら」を強調した表現

ここまでの展開を整理しておきましょう。

「まっさら」の「さら」は新しいものという意味。

そして「まっ」は「さら」を強調した言葉となります。

つまり「新品中の新品」というニュアンスが成り立ちます。

「まっさら」は誰の手にも触れていない全く汚れなきもの、という意味に落ち着きますね。

例文から見る「まっさら」の使い方

それではここからは「まっさら」を使った例文をご紹介してまいります。

「まっさら」をさらに理解できるように見ていきましょう。

まっさらで輝いている心が眩しい

この例文に登場する「まっさら」の対象は人の「心」です。

恐らく邪心も疑いもない純で澄んだその人の気性、性格、考え方などを総称して表しているのでしょう。

それらのものがその人の人間性を「輝いているかのように眩しい」と表現しているくらいですから余程、真っすぐに前だけを見ているのでしょう。

人を疑ったり悪く言ったりするような行為を一切しないからこそ、このような表現となっているのです。

初心に帰り、まっさらな気持ちで挑む

この例文の「まっさら」は自分自身の気持ちを今一度、リセットしてスタートラインに立った心境を表しています。

人は何事を行うにしてもスタートの時点では気持ちは真っ白、つまりまっさらになっているはずです。

そこには不安と期待が入り混じった、しかし過去を恐れる気持ちは微塵もないチャレンジャーの気持ちになれているはずです。

初心に帰るとは過去の失敗や後悔などを全て放棄して一からやり直せる希望に胸膨らませるタイミングといえるでしょう。

大きく広がるまっさらな地に家を建てる

この例文の「まっさら」の対象は「地」、つまり「土地」です。

その土地の周囲には視界を遮るような邪魔なものはなにもないまさしく広大な大地と地平線が見渡せる場所なのです。

そのような場所のことを、この例文では「まっさらな地」と呼んでいるということになりますね。

まっさらなノートは書くのに緊張する


この例文の「まっさら」の対象は「ノートの紙面」です。

このノートは新しく購入したものなのでしょう。

どのページをめくってもどこもきれいな白紙状態。

こんなきれいなノートに何を書いていいのか面食らうくらいの気持ちが表現されているのです。

彼女のまっさらな瞳に惹かれた

この例文では彼女の瞳が「まっさら」の対象となっています。

そしてこの瞳の女性は相対する人に対して、変な欲望も妬みや嫉妬といった一切のネガティブな感情を持っていないことを感じさせるのです。

だからこそ相対する人はこの彼女に惹かれてしまったのです。

目は口ほどにものを言います。

無言の彼女の瞳の輝きが相手の人を虜にしてしまった、ということになりますね。

まっさらなシーツにコーヒーをこぼした

この例文の「まっさら」の対象は「シーツ」です。

まさしく純白のシーツのことを指しています。

洗濯したての真っ白なシーツにコーヒーをこぼしてしまったのですからコーヒーの色が一層、シーツの「まっさら」さを強調したことになりますね。

「まっさら」の類語

それではここからは「まっさら」の類語について紹介していきましょう。

新品の

製造・生産されたての商品やものをいいます。

まさしく「まっさら」の状態なわけです。

「新品」は生産されてから期間が経っていないものを指すことが多いですが、期間が多少経過していても、未使用品ならば「新品」という表現に問題はないでしょう。

最新の

「最新」という言葉も分かりやすい言葉です。

「新品」同様、この世に誕生した期日が今と比べて最も近いものをいいます。

よって「最新の」という表現を使ったものは「まっさら」という意味と同じになるというわけです。

おろしたて

「おろしたて」とは、「新調した品を使い始めたばかりのこと。また、その品。」という意味になります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E4%B8%8B%E3%82%8D%E3%81%97%E7%AB%8B%E3%81%A6/より引用

「おろしたて」とは今からある「もの」や商品を使い始めるタイミングをいいますが、その使う「もの」はまさしく誰も使っていない「新品」であり「まっさら」な状態のものをいいます。

よって「おろしたて」は「まっさら」と類語の関係になるのです。

新しくする

「新しくする」ということは、これから行おうとしている行動の中身に対して一からやり直していく、という意味になります。

つまり行おうとする対象を「まっさら」な状態に戻そうという意味になります。

よって「新しくする」は「まっさら」と同じ意味を成す言葉、ということなのです。

白紙にする

「白紙にする」とは「元の状態に戻す」という意味になります。

つまり「まっさら」な状態に戻すということになります。

リセットされた状態は「真っ白」ということに解釈されます。

よって「白紙にする」という言い方は「まっさらにする」と同じ意味をなす類語として認識していいでしょう。

やり直す

「やり直す」とは、つまり元の状態に戻るということになります。

元の状態に戻れば、そこは「まっさら」な状態なわけです。

よって「やり直す」も「まっさら」も類語ということになります。

「まっさら」は何かを始めるにあたっての何もない状態ということになりますから、やり直しになれば「まっさら」な状態に戻るというこになるのですね。

リセットする

「リセットする」も「やり直す」も意味的には同じになります。

リセット状態は元の状態。

つまり「まっさら」な状態なわけになるのです。

清純な

「清純」とは「清らかで素直なこと。世の中のけがれにそまっていないこと。また、そのさま。」となります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%B8%85%E7%B4%94/より引用

「清らか」「けがれにそまっていない」という意味から非常にきれいな状態だということが容易に想像できます。

そうなればきれいで他の色に汚されていない「まっさら」な状態と同じだといえるのです。

「清純な」は世の中の垢に染まっていないまっさらな心の持ち主、という意味になるでしょう。

無垢な

「無垢」とは、「けがれがなく純真なこと。うぶなこと。また、そのさま。」となります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%84%A1%E5%9E%A2/より引用

つまり「無垢」も「清純」と同様、他のモノから悪影響を受けていない心の清らかな状態のことを指します。

つまり心が「まっさら」という意味になるということです。

曇りのない

「曇りのない」とは「視界が明瞭である。」「光・色などが鮮明である。澄んでいる。」「不正などがない。潔白である。」となります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%9B%87%E3%82%8A%E7%84%A1%E3%81%97/より引用

上記の意味の中でも「まっさら」と類語扱いできるのは「不正などがない。潔白。」という言葉になるでしょう。

つまり心が曇っておらず晴れやかに視界良好なおかげでものごとをまっすぐに見ることができる、という状態です。

まさしく心が「まっさら」だからできる状態ということになります。

透き通った

「透き通った」とは、つまり混ざりけもなく澄んでいて視界良好な状態をいいます。

表現の仕方を変えれば「まっさら」という言い方になんの違和感もないということになるでしょう。

ただ「透き通った」は、川の水などが澱みもなく何メートル先まで見通せるような状況を表現しています。

無色透明の綺麗な水のイメージは「まっさら」という言い方では、少々言い表しきれない部分はあるでしょう。

澄み渡った

「済み渡った」とは一点の曇りもなく周囲四方を見渡せる状態をいいます。

分かりやすい例を挙げれば空です。

雲一つないようなお天気ならば、済み渡った大空という表現をよく使いますね。

「まっさら」も「済み渡った」状態と同一といえるでしょう。

ただ済み渡った景色はスケールが広大ですから「まっさら」で表現すると少々、陳腐な感じがしてしまうでしょう。

一点の汚れもない

「一点の汚れもない」状態とは汚れやゴミなどが散乱しておらず掃除がきちんと行き届いた状態といえるでしょう。

まさに「まっさら」な状態というわけです。

「まっさら」を説明するにあたっては「一点の汚れもない」と言い切っても大丈夫です。

両者は迷うことなき類語として扱えます。

「まっさら」の意味、わかりましたか?

今回は「まっさら」について詳しく見てまいりました。

比較的、くだけた言い方の「まっさら」。

しかし、日常において使用する場面は非常に多い言葉です。

「まっさら」の意味と特徴をしっかり理解してその場に相応しい使い方をマスターしていきましょう。