金遣いが荒く、いつもブランド品を身に着けている。
自慢話ばかりで人の話を聞かない。
自分が誰よりも優れている人間だと思っている。
あなたの周りにもこのような「見栄っ張り」な人がいるのではないでしょうか?
「見栄っ張り」な人は周囲に自分を良く見せたいという願望が強く、自分の身の丈に合わない生活を過ごしてしまいがちです。
結果、貯金が出来ていないどころか、借金までしてしまっているという負のスパイラルに陥っている人も少なくなくありません。
また、「見栄っ張り」の人の痛い所は、周囲に「身の丈に合っていない生活を送っている。」ということがバレているということです。
本人は自分を良く見せていると思っていますが、周囲は気付いていることが多いです。
今回のテーマは、「見栄っ張り」な人について。
見栄っ張りな人の考えや行動を分析していきたいと思います。
見栄っ張りな人は貧乏になる?
見栄っ張りな人というのは、貧乏な人が多い傾向にあります。
なぜなら、「実力が伴っていないのに、自分を良く見せるために、湯水のようにお金を使ってしまうから」です。
ブランド品を身に纏う、高級なレストランで食事をする、すぐに奢るなど、自分をよく見せるために、お金を躊躇なく使い、結果、お金がなくなるのが見栄っ張りな人の特徴です。
普通の人であれば、将来のことを考えて貯金をし、高い買い物であれば、本当に必要かどうかをきちんと判断して購入を決めます。
また、むやみに人に奢ったりはせず、お金の使い方を慎重に考えて行動しています。
見栄っ張りな人というのは、その場だけの感情と、自分を大きく見せるためにお金を使ってしまいがち。
思い返せば、使うべきではなかったお金の支払いがたくさんあったはずです。
身の丈に合わない生活を送るからこそ、もったいないお金の使い方をして、貧乏になってしまいます。
見栄っ張りが貧乏になる15個の理由をご紹介
見栄っ張りな人は、なぜ貧乏になってしまうのか。
それは自分の稼ぎ以上のお金の使い方をしているからです。
月々の支払がマイナスであれば、自然と借金は膨れ上がっていき、貧乏になってしまうのは必然です。
しかし、人は簡単に生活のグレードを下げることができません。
衣服や食事、趣味などにお金を使えば使う程、その生活をやめることができなくなります。
お金を節約しようにも、どう節約したらいいか分からず、借金をし続けていくのです。
では、見栄っ張りな人は、どんな考えのもと、貧乏になるような行動を繰り返していくのか。
お金を躊躇なく使ってしまう考えに陥っているの原因は何なのか、具体的にお伝えしていきましょう。
1.自分をより良く見せるために身分に合っていないブランド品などを購入する
見栄っ張りの人の特徴は、自分の身分に合っていないハイブランドを取り揃え、自分を良く見せるところです。
衣服、バック、時計、アクセサリー…等をブランド品で取り揃え、自分がいかに成功者であるかをアピールしようとします。
自分に似合っているかどうかは別です。
パッと見て、すぐにブランド品だと分かるような、大き目のロゴが入っていたり、誰もが知っているようなデザインを身にまといます。
さりげないオシャレができないのが、見栄っ張りの人なのです。
自分はお金を持っているとアピールしたい
見栄っ張りの人が、ハイブランドを身に着けるのは、自分がお金を持っていることをアピールしたいからです。
仕事で成功している、自分はできる人間だと周囲に思われたいのです。
しかし、現実には、見栄っ張りの人は仕事ができない人もいます。
見栄っ張りだからこそ、人に気を遣うことができない。
そのため、気が利いた対応ができない。
結果、周りから認められないため、自分自身をブランド品で着飾って、相手から認められたいと考えます。
他人よりいいものを身につけたい欲求が強い
また、他人よりもいいものを身につけたい欲求も人一番強いのが見栄っ張りの人の特徴です。
周囲に、自分が身に着けている衣服類やアクセサリーを褒められたいという欲求が強いため、会話の中に衣服類やアクセサリーの自慢を入れてくるのも、見栄っ張りの人の特徴です。
「限定品」という言葉に弱く、入手困難なものは手に入れたいと考えます。
自分が欲しいからではなく、他人に自慢するためのアイテムとして使いたいからです。
そのため、身に着けているものは一貫性がない場合もあります。
2.支払をリボ払いにする
「リボ払い」は簡単に行うことができる危険な買い物の仕方です。
手持ちのお金がないけど、欲しいものを購入したい時に利用する人が多くいます。
定額払いのため、気軽に手を出す人が多いですが、実は利子が高く、また金額が膨れ上がれば上がるほど、その額が増していくのが「リボ払い」というものです。
借金をしているといっても過言ではありません。
見栄っ張りの人は、自分をよく見せるためのお金を使う事に対して躊躇がありません。
そのため、リボ払いに手を出し、気付けば借金が膨れ上がっているということもしばしば。
1つの買い物のために、この先何年も、月額の返済を行なわなくてはいけないという悪循環に陥ってしまいます。
3.SNSで評価されることを目的としている
昨今では、SNSを利用する人々は非常に増えてきており、人々の日常生活に欠かせないコミュニケーションツールです。
料理や運動などの趣味、友達や恋人、家族との生活を投稿する人が多いのがSNSの特徴です。
しかし、見栄っ張りの人は、SNS上で誰よりも評価されたいと考えており、「いいね!」の数やコメント数を増やすことに必死になっています。
SNS上で評価を得るために、自分の身の丈には合わないレストランでの食事や、デートスポットを掲載することもしばしば。
自分の日常生活ではなく、自分を「良く見せる」ための投稿をしがちです。
身の丈に合っていない生活というのは、周囲から見てもわかってしまいます。
4.自分の中で高いプライドを持っている
見栄っ張りな人は、プライドが高く、いつでも自分が一番でいたいと考えています。
とはいえ、一番でいられるための実力が伴っているわけではないため、人を蹴落としたり、仲間はずれにしたりなど、マウントを取りがちです。
周囲に酷い対応をした結果、自分も相手にされなくなってしまうことも多くあります。
見栄っ張りな人は、自分を過信し過ぎな傾向にあります。
「自分ができないのは、周囲のせい。」「自分が思った以上の成果を出せないのは環境のせい。」と、自分ができないことを自分以外のもののせいにすることで、プライドを保っているのです。
5.人に食事などを奢ってあげることが多い
見栄っ張りな人は、「兄貴分」「姉御肌」でいたいと考える人が多く、すぐに人に食事を奢ってしまいがちです。
奢ることで、周囲からの賞賛を得たいと考えているからです。
しかし、奢ってくれる人=慕われている人ではありません。
稼ぎが伴っていれば、「仕事で成功している人」であり、尊敬されるケースも多くなりますが、見栄っ張りな人というのは稼ぎが伴っていません。
大概の人は、見栄っ張りな人の稼ぎが、生活に伴っていないことに気付いています。
しかし、おだてればすぐに奢ってくれるため、「財布」として付き合っている人もいます。
周りから信頼を得られておらず、便利な人としての扱いを受けているのです。
6.完璧主義
見栄っ張りな人は完璧主義であり、自分はいつも「完全」でありたいと考えます。
そのため、人に弱みを見せることも少なく、失敗談を話したり、辛い思いをしたことを話すことはありません。
完璧主義であることは良い事なのですが、周囲を気にするあまりに、自分の姿を偽って見せてしまうことがあります。
結果、自分の悩みを話すことができなくなり、「友人」と呼べる人も多くありません。
人間関係というのは、お互いの弱い所も知って、初めて深い絆が生まれていくものです。
単なる「見栄」で、自分の辛い気持ちを他人に見せないでいると、誰とも仲良くなることができなくなります。
7.未使用のものがたくさんある
見栄っ張りな人の家は、物が多く、整理整頓がされていないことが多いです。
自分が何を持っているか把握しておらず、次から次へ物を買うため、未使用品が増えていきがちです。
そのため家の中は、ゴチャゴチャになりがちです。
買うときに本当に必要なものかどうか判断していないことが多い
見栄っ張りな人は、必要か否かの判断で物を買うのではなく、衝動買いをしてしまいがちです。
自分が持っているものを把握していないことが多く、必要な物が分からず、ついつい物を溜め込む傾向にあるのです。
また、ブランド品なども、「見栄」のために購入していることも多く、未使用品も多くあります。
結果「こんなもの持ってたっけ?」というものも多く抱えており、必要のないものが家に増えていきがちです。
8.欲しいと思ったものはすぐに買う
見栄っ張りな人は、我慢が苦手です。
そのため、欲しいと思ったものは、あまり考えずに購入してしまうことがあります。
高いものであったとしても、リボ払いをすることに慣れてしまっているため、お金の使い方も麻痺しており、躊躇なくお金の支払を行ないます。
例え、自分の身の丈に合わない買い物であったとしても、「分割払い」をすれば支払えると考えるため、常に借金を抱えている状態になっています。
欲しいものを手に入れることが優先。
自分が欲しいものを変えるための稼ぎがあるか否かは考えないのです。
9.節約ができない
見栄っ張りな人は節約が苦手です。
自分をいかに良く見せるかを考えているため、自然と身に着けるものや、飲食、趣味などは派手になっていきます。
一度、贅沢を味わってしまうと、生活水準を下げることがむずかしくなります。
自炊をするということも頭にないため、外食が増え、日常生活を過ごすだけでも生活が圧迫されていきます。
また、見栄のために増えた習い事への支払いが多かったり、すぐに人に奢るという生活を繰り返しているため、諸経費だけで、お金がなくなっていきます。
10.貯金ができない
見栄っ張りな人は、自分の見栄のために、お金を湯水のように使ってしまうため、貯金をすることができません。
むしろ、月々の支払が赤字になってしまうこともあります。
そのため、いざという時にお金がなくて困ることも少なくありません。
年齢を重ねれば重ねるほど、冠婚葬祭や、育児、介護等、出費も増えていきます。
いざお金が必要な時に支払えない状態というのは、避けなければいけません。
11.お金をかけることの優先順位を決められない
見栄っ張りな人は、自分の見栄のためにお金を使い、本当に必要なことにお金を使うことができません。
そもそもお金をかけることの優先順位が決められず、自分の欲望のままにお金を使ってしまうため、いつまでたっても貯金ができないのです。
病気になったとき、親の介護が必要になったとき、トラブルに巻き込まれた時など、人生にはお金が必要な場面というのが必ず出てきます。
その時のためにも、貯金はしておくべきです。
しかし、そういったことの優先順位を高く設定することができないため、いつまでも、湯水のようにお金を使っていくのです。
12.自分に自信が持てない
見栄っ張りな人は、自分に自信がありません。
そのため、ブランド品を身に着けたり、SNSで豪華な生活を送っていることをアピールしたり、頻繁に奢ることで、自分を大きくみせようとしているのです。
仕事などでは失敗を繰り返していることも多く、上司からいつも叱られている人も少なくありません。
仕事では認められないからこそ、日常生活では認められたいという願望が強くなり、つい見栄を張ってしまうのです。
しかし、見栄を張れば張るほど、本当の自分とは違うジレンマに苛まれていくようになります。
他人と接していても、「虚しい。」「寂しい。」という気持ちを抱えるようになるかもしれません。
13.今を楽しんでいる
また、今を楽しむことに一生懸命で、将来の事を全く考えていない見栄っ張りな人も多くいます。
今を楽しく生きるために、自分をよく見せることに全力を費やす。
そのためにはお金を支払うことも厭わないという考えの持ち主です。
今を楽しむためには、人に認められなければいけない。
しかし、人に認められるような実力が伴っているわけでもない。
そうなると、手っ取り早く、自分を良く見せるためには、ブランド品に身を包み、金払いをよくして、他人に認められるようになる以外ありません。
確かに、今は楽しめるかもしれませんが、お金を続けることで、いつかお金はなくなります。
その時に、何が自分に残るのかを慎重に考えて、行動すべきだといえるでしょう。
残るものが何もないのであれば、「今」は楽しめても、「将来」は厳しい生活が待っていると言わざるを得ません。
14.人の意見を聞かない
見栄っ張りな人は、人の意見を聞くことができません。
相手のためを思っての助言を素直に聞くことができず、自分の思い通りではない場合、他人の意見を受け止めることができないのです。
見栄っ張りな人=器の小さい人でもあります。
見栄を張っていることを心配されたりすると、つい強がってしまい、どんなに親しい人であっても、その意見は聞こうとはしません。
本当は、自分自身も指摘されていることが正しいことに気付いています。
しかし、それを受け入れると、今までの自分の見栄が、無駄になってしまうという気持ちから、素直に受け入れることができないのです。
また、人の意見を聞くことで、自分が負けた気分になってしまうのも、見栄っ張りの人が抱いている感情です。
他人の意見を聞くことは、自分の意見を貫けなかったことと同じこと。
見栄っ張りな人はプライドが高いため、どうしても、自分の意見に固執してしまうのです。
15.よく見せるためなら借金もいとわない
見栄っ張りな人は、自分をよく見せることが、一番重要なこと。
そのためなら、借金をしても良いと考えています。
本来であれば、周囲の人に認めてもらう人間になるためには、仕事で成功を収めたり、外見も内面も非常に魅力的な人になる必要があります。
しかし、見栄っ張りな人というのは、努力をすることを怠っていることがほとんど。
しかし、他人に認められたいという欲求があるため、手っ取り早く、お金を使って、他人からの尊敬を手に入れようとするのです。
お金を使って作った人間関係は、お金が無くなった時に破綻します。
自身の魅力で築き上げた人間関係ではなく、お金の力を使って作り上げた人間関係だからです。
お金がなくなった途端、自分の身の回りにいる人が離れていく。
たくさん奢ったのに、いざという時は誰も助けてくれない。
そんな空しい状況が待っているのです。
見栄っ張りを直す方法とは?
自分の見栄のために、ついついお金を使ってしまうのを直したいと考える人も多くいるでしょう。
しかし、お金を使い続けて得た見栄を手放すことに恐怖を覚える人も少なくありません。
見栄っ張りを直すためには、今までお金で得て来た自分自身、また人間関係を一度捨てる必要があります。
今までの日常生活を捨てることは不安を感じるかもしれません。
しかし、お金がなくなって、強制的にその絶望を味わうよりも、自分で気付いて、生活を改善することの方が賢明です。
見栄っ張りを直したいと思うのであれば、今までの自分を捨てる覚悟を決めて生活を改めること。
見栄っ張りを捨てた日常生活を送れるようになれば、素の自分で生きられるようになります。
今までの自分の「見栄」が、くだらないことだったと思えるようにもなるはずです。
とはいえ、見栄っ張りを直すにはどうしたらいいのか分からないという人もたくさんいるでしょう。
見栄っ張りを治すためには、自分の中の考え方や行動を変えることが大切です。
では、具体的に見栄っ張りを直す方法についてお伝えしていきましょう。
1.人の目を気にしないようにする
見栄っ張りの人は、人の目を気にして生きています。
自分がどう生きたいではなく、他人からどう見られたいかを優先して生活してきたため、浪費癖がついてしまい、身の丈の合わない生活を送るようになってしまったのでしょう。
見栄っ張りを直したいのであれば、人の目をきにしないようにしてください。
他人にどう思われたいかではなく、自分がどう生きたいかです。
お金を使って破綻する人生よりも、信頼関係で結ばれた友達と過ごす日々を送る方が、ずっと価値のある人生の送り方です。
そして、信頼関係はお金で買うことはできません。
人の目を気にしないということは自然体でいるということ。
そして、あなたの自然体に魅力を感じてくれる人も現れるはずです。
人の目を気にして生きるのではなく、あなた自身の素の生活を過ごしてみましょう。
2.自分に自信を持つ
見栄っ張りな人は、自分に自信がないことがほとんど。
結果、お金を費やして、自分をよく見せ始め、浪費癖がついてしまいます。
見栄っ張りをやめるためには、お金を費やさない自分に自信を持つことです。
お金で自分を良く見せようとしてきた人は、お金を使わないでも自分をよく見せるためには、どうしたらいいかを考えることです。
努力して仕事で成功する。
ジムなどに通い、外見を鍛え上げる。
自分の特技を見つけるために、勉強をする。
何か1つ努力をしてみましょう。
自分に自信が持てるようになれれば、自然と浪費癖もなくなっていきます。
間違ってはいけないのは、自信はお金では買えないということ。
よく成功を収めるための教材やセミナーが高額で販売しています。
しかし、お金を出して簡単に成功を収められるのであれば、誰でも手を出しています。
見栄っ張りな人は、これらの商材のいい鴨であることを自覚しましょう。
3.自分が見栄を張っている理由を考える
見栄っ張りな人は、なぜ見栄を張っているのでしょうか?他人に認められたいからでしょうか?では、本当にお金を使って得た今の状況が、他人に認められる存在になっているのかを真剣に考えるべきです。
そして、お金を費やして得たものは何だったのかを真剣に考えるべきです。
お金を費やして得たものというのは、万が一お金がなくなったとしてもなくならないものです。
知識を得ているのであれば、いつかその知識を活かすことができます。
チャンスを得たのであれば、そのチャンスを活かして、新しいチャレンジに挑むことができます。
しかし、お金を費やして何も得てない。
むしろお金がなくなったら、何もなくなるのであれば、あなたは無駄金を使ってきたということになります。
きちんと、見栄を張ってきた理由を考え、お金を何に使うべきかを真剣に考えましょう。
4.お金をかけることの優先順位を決める
お金をかけることの優先順位を決めることも大切です。
貯金が一切出来ていないのであれば、将来のための貯金を始めること。
いざという時に、必ずお金が必要な時が来るので、まずは貯金をすることをはじめましょう。
月の収入から、貯金額と生活費を差し引いて、残ったお金を何に使うべきかを考えてみることが大切です。
むしろ、月の収入から、貯金額と生活費を差し引いてみると、自由に使える額が意外にも少ないことに気付くはずです。
そして、自由に使える額を何に使うかを真剣に考えましょう。
お金を使って、あなたが得るべきものは何なのかが分かるはずです。
5.完璧主義をやめる
見栄を張ることをやめたいのであれば、自分が完璧でいることを諦めることです。
誰しもが欠点があるもの、完璧な人など世の中にはいません。
むしろ、その欠点を補い合居ながら生きていくことで、絆が深まるのです。
完璧ではないからこそ、親近感が湧き、この人と近づきたいと思うもの。
完璧主義であることをやめると、新しい人間関係が生まれてきます。
あなたが完璧であることは誰も求めていません。
あなた自身が完璧でありたいと思うのをやめれば、見栄を張ることもなくなり、自然体で生きられるようになるはずです。
6.目立つことをやめる
目立ちたいという願望から、見栄を張るという行為に繋がっている人も多くいます。
しかし、目立ちことで何かメリットはあるのでしょうか?目立つことでのメリットが具体的に思いつかないのであれば、無理して目立つ必要などありません。
あなたが、着実に地に足を付いた生活ができるようになれば、目立つことなどしなくても、注目してくれる人は注目してくれます。
万人に認められなくても、あなたの事を認めてくれる人がいるということは、それだけで価値があることです。
7.SNSを更新する頻度を下げる
SNSの投稿は、どうしても「注目されたい。」「一目置かれたい。」という願望に駆られてしまうもの。
結果、見栄を張ってしまう投稿に繋がってしまいます。
自分の見栄のために、事実と異なる投稿をするのであれば、更新頻度を下げて、見栄を張る機会を少なくすればいいことです。
そもそも、SNSの投稿というのは、読み飛ばす程度の気楽な投稿です。
あなたの生活スタイルに注目して見ている人などは皆無。
芸能人でない限りは、それほど注目されていないものです。
あなたの見栄の張った投稿は自己満足でしかないのです。
それであれば、地に足付いた投稿ができるように、更新頻度を下げて、投稿すべき時に投稿するという状態にすること。
特別な時の投稿こそが、ずっと価値のあるものになるはずです。
8.ありのままの自分を受け入れてくれる友人とつきあう
あなたの偽りの姿に寄り添ってくれる友達より、ありのままの姿を受け入れてくれる友人を大切にすることが、人生においてはずっと大切です。
見栄を張らなくても一緒にいてくれる友人、特別なことをしなくても傍にいてくれる友人…そんな友人との付き合いを大切にしてみてはいかがでしょうか?
9.自分を認めてあげる
他人に認められたいからこそ、見栄を張った行動に出てしまう人は多くいます。
しかし、他人に認められることを目指すよりも先に、まずは自分を認められるようになること。
自分を認められるようになれれば、自信がつき、ありのままの自分でいられるようになります。
自分の事を認めていないのに、他人に認めてもらいたいというのはワガママで愚かな行為です。
他人に認められたいのであれば、まずは自分のことを自分で認めてあげるということが大切。
人に好かれることに自信を持てるようになりましょう。
10.プライドを下げる
見栄を張っている人は、「プライド」がありのままの自分になることを邪魔しています。
プライドを全て捨てる必要はないですが、プライドを下げるという事は大切。
頑なになって自分の考えに固執するのではなく、「そういう考えもあるんだ。」と受け入れられる自分になること。
そうすることで、価値観も広がり、あなたの魅力はグっと高まるはずです。
11.自分の身の丈に合ったものを買うように心がける
見栄を張っている人ができないことが「身の丈に合ったものを買う」ということ。
どうしても自分をよく見せるために、ハイブランドな物を身に着けてしまいがちです。
しかし、人はそこまで他人が身に着けているものに注目していません。
褒めてくれたとしても、それは記憶には残らず、忘れ去られてしまうもの。
社交辞令なのです。
それであれば、自分の身の丈に合ったものを買う事の方がずっと賢明です。
無駄なプライドのために、お金を支払うのであれば、身の丈に合った買い物をした方が、ずっと有意義なはずです。
12.コンプレックスを克服する
見栄を張っている人は、自分に対するコンプレックスを抱いているケースが多くあります。
しかし、コンプレックスというのは、自分で克服しない限りはついて回るもの。
見栄を張り続けてもコンプレックスが解決することはありません。
コンプレックスを克服するには、一度そのコンプレックスと思い切りぶつかってみること。
努力して解決できるものであれば、解決できるようになるかもしれませんし、解決できないものであっても、認めることができるようにはなります。
13.嘘をつかないことを徹底する
自分を大きく見せるために嘘をつくのをやめるということも、見栄を張る行為をやめるためには重要です。
どんな些細な嘘であっても、嘘は嘘。
自分を良く見せるための行為でしかありません。
嘘をつかないことを徹底すれば、自然とありのままの自分で過ごせるようになります。
嘘をつくくらいなら発言をしないで黙る。
口は災いの元ではないですが、嘘を付きそうな時は話すことをやめること。
それくら嘘に対しては徹底的に向き合ってみましょう。
14.相手の事を認めてみる
見栄を張っている人は、なかなか他人の事を認めることができません。
結果、自分のこ戸を認めてほしいという願望が先に来てしまい、他人のことを認める器を持てていません。
見栄を張ることをやめるのであれば、相手の事を認めることができる器を持ちましょう。
相手の事を認められるようになれれば、自然と考えや価値観も変わってくるはずです。
15.過去の自分の行動を反省する
見栄を張ることをやめるためには、過去の自分の行動を反省することも大切です。
自分の見栄のためについてきた嘘や、誠意のない態度、人を傷つけたことや傲慢な態度の数々を一度思い切り反省してみましょう。
自分の事が嫌になるくらいに、自分の過去の行動を反省してみてください。
自分の行動や考え方を改心できるようになれます。
自分の行動も見直してみよう!
見栄を張るという行為は非常に愚かな行為です。
素の自分を隠して人に認めてもらう事に何の意味もありません。
大切なのは、素の自分で人と接することができるようになることです。
そのためには、過去の自分の行動を見直し、改善すべきところは改善をしていきましょう。
あなたが自信をもって素の自分で他人と接することができるようになったとき、今よりもずっと過ごしやすい生活が待っているはずです。