『タイニーハウス』という言葉をご存知ですか。

タイニーハウスとは、その言葉通りでtinyhouse(ちいさい家)を指しており、現代人に多いミニマム化を象徴するものです。

ここ数年でよく聞くようになったタイニーハウスについてもっと知りたい!と考えている方、今後タイニーハウスへ引っ越しを検討している方のために、この記事ではタイニーハウスについて特集しています。

タイニーハウスとは何か、またタイニーハウスのメリット・デメリットなどを解説していきます。

この記事を読み、自分にタイニーハウスが合うのか見極めてみましょう。

今注目のタイニーハウスとは?


タイニーハウスとは小さな家を意味しています。

広さは様々ですが、4.5畳ほどのサイズのものもあるようです。

そんな小さな間取りの家に、ひっそりと暮らすのが現代のブームになっています。

現代は、持ち物を最小限にするというミニマム化も並行して進んでいます。

ミニマム化が進んだ結果、わざわざ広い家に住む必要もないということで、タイニーハウスが若者から年配の方までに浸透したといえます。

「断捨離」という言葉をよく聞きますが、いらないものをすべて捨て去ることで幸運を呼ぶ意味を持っていますが、自分に必要なものを持っているだけで幸運が来るという面ではタイニーハウスも良いといえるでしょう。

タイニーハウスの種類

「タイニーハウスが気になる」「小さな家でこじんまりと暮らしたい」「タイニーハウスの種類が知りたい」という方のために、ここではタイニーハウスの種類についてお伝えします。

それぞれの特徴をふまえながら、あなたがそのタイニーハウスで過ごした際にはどのような生活になるのかを想像してみると楽しいですよ!

一戸建て

まず最初にご紹介するのは、一戸建てタイプのタイニーハウスになります。

一戸建てとはいっても、タイニーハウスになると「スモールハウス」と呼ばれるものになります。

いわゆる小屋であり、森の中などに小さな部屋を構えた家を建てることが多いです。

また、スモールハウスの中にはすでに既存の作られている家が販売されていたりするので、物件さえ空いていればすぐにでもスモールハウスに住み始めることができます。

有名な家具ブランドメーカーの無印良品からもスモールハウスが販売されています。

既存以外では、土地さえあれば自分自身で好きな小屋を設計して建築屋に注文するという手段もあります。

好きなように自分の小屋を作れるなんて、多くの方が子供のころに描いていた夢のようですね。

移動できる家

タイニーハウスの中には、移動できるタイプもあります。

移動できるタイプには、大きく分けてトレーラーハウス・キャンピングカー・コンテナハウスがあります。

好きな場所に移動できるタイニーハウスを設置することができるため、周りの環境や騒音、さらにはご近所付き合いまでもコントロールすることが可能です。

また、タイニーハウスで過ごしたいと思ったときにだけその家で過ごすということもできるので、ストレス発散として利用してもいいでしょう。

キャンプ場などに移動しても利用できるため、レジャーシーズンにはもってこいともいえます。

トレーラーハウス


まずひとつめにご紹介するのは、トレーラーハウスになります。

トレーラーハウスとは、自動車で牽引(引っ張る)することができる家です。

日本ではここ数年で浸透してきましたが、もともとは海外ではよく用いられていた手法です。

また、その場合には海外ではモービルハウスと呼ばれています。

このトレーラーハウスですが、気になるのは税金ではないでしょうか。

家を持つとなると固定資産税がかかってしまいますが、トレーラーハウスというのは現在の日本の法律では家ではなく、車両とされています。

そのためトレーラーハウスは家ではないので、固定資産税を支払う必要はないというのが一般的です。

キャンピングカー

キャンピングカーでもタイニーハウスを楽しむ方が増えています。

ここ数年で、キャンピングカーの出荷台数が増えているのをご存知ですか?

宿舎に泊まることのリスクを考えたうえで、キャンピングカーを利用することでそのリスクを回避する役割があります。

また、キャンピングカーにはもともとキッチンやベッドが備え付けられているため、特に家具など用意する必要もありません。

そのまますぐにでも利用できるため、スモールハウスで生活を始める際に出費が少なくて済みます。

しかし、キャンピングカーは自動車であるためにキャンピングカーを動かすためだったり、車の中の温度調節にもガソリン等の燃料が必ず必要になります。

自動車税や車体代金もかかりますが、一度手に入れてしまえば災害が起きた際にも避難所として活用する方法もあるため、持っていてお得な面が多いでしょう。

コンテナハウス

コンテナハウスとは、海岸沿いの堤防等…貿易の拠点となっている所に置かれているコンテナを使った家をいいます。

電気とガスを通す手続きさえすればコンテナハウスとして活用することは十分に可能です。

また、コンテナハウスだともともとが荷物を運ぶために作られているということもあり、住むには少し苦労することもあるようです。

コンテナハウスの中が暖まらない、コンテナハウスの中が冷えない、窓がないので外の景色を楽しむことができないなどなど。

しかし、リメイクやDIYをすることによってコンテナハウスを楽しむことは可能です。

また、コンテナハウスはとても人気であるためにその物件を手に入れるのに少し苦労することもあるため、目をつけたら早めに物件探しを始めるといいでしょう。

タイニーハウスのメリット

タイニーハウスの種類を見てきましたが、実際にタイニーハウスに住みたいと考える人も多いのではないでしょうか。

どんなものにもメリットとデメリットが存在します。

ということで、まずはタイニーハウスのメリットを見ていきましょう。

1.住宅にかかる費用を抑えられる

タイニーハウスは、賃貸で住宅を借りる際であってもとても小さな面積の家になります。

そのため、自然と家賃代金も下がり月々の出費を抑えることができます。

あなたは住宅にかかる費用を抑えたいと考えたことはありませんか。

もしもその目標を実現するのであれば、必ず家賃を下げる・それに伴う税金を下げる…などのやり方を実行することになります。

土地にもよりますが、たいていの賃貸物件では家の面積が狭いほどに家賃は安くなる傾向があります。

つまり、タイニーハウスに住むことによって面積の狭い家に住めば、住宅にかかる費用を抑えることができます。

コンテナハウスのコンテナそのものを買い取ってしまえば、月々の家賃は発生しないですよね。

キャンピングカーであっても、その車体料金の支払いが終わってさえしまえば、住宅にかかる費用を抑えることは可能です。

そもそも”住宅”という概念にしなくても良いということもあるからです。

2.光熱費などを安く抑えられる

光熱費なども安く抑えることができるのもタイニーハウスの特徴であり、メリットといえます。

あなたは、月々どれくらいの光熱費を支払っていますか。

タイニーハウスにすれば、水道や電気、ガスを利用する範囲がとても狭くなるため、月々にかかる光熱費を減らすことができます。

家賃だけではなく光熱費も安くなるため、月々の固定支出額を少しでも減らすことが可能だということになります。

それも数万円単位での節約になるため、貯金を増やしたい方にもおすすめです。

3.建てる場所の選択肢が増える

タイニーハウスは、建てる場所を選べる自由があります。

さきほどご紹介したコンテナハウスは住む場所が限られてしまうとしても、キャンピングカーやトレーラーハウスは自由に好きな場所に家を移動できるんですよね。

自由に移動して好きな場所に移動できるからこそ、「あそこがいいかな」「海が見えるところがいいかな」「山の中がいいな!」なんて楽しみながら住む場所を決めることができます。

住む場所を決めるとき、なんとなく「都心のマンションかアパートにしなければいけない」「通勤場所に近いエリアを選ぶべきだ」なんて決めつけていませんか?

たしかに通勤場所から近ければ近いほどいいのですが、建てる場所の選択肢が増え、そして好きな場所に家を建てることができると自然と毎日が楽しくなることもありますよね。

4.家の維持管理が楽

家族で住んでいる方の中ではお財布を握っている方が特に家計を切り盛りするために悩んでしまうのが家の維持管理です。

どんなに新しい家であったとしても、数年もすれば劣化してしまいます。

集合住宅に住んでいる方はあまりお気になさらないかと思いますが、一軒家など自分自身で家を持つと、そして修理・修繕するようになります。

つまり、タイニーハウスに住んでも同じように家の維持管理を行うことになるんです。

しかし、タイニーハウスであれば、さほど修繕費がかかることもないですし、さらに家の維持を行うのがとてもうまくいきます。

キャンピングカーであれば毎年の車検をしっかり受けていれば、問題があれば見つけれますよね。

また、コンテナハウスのコンテナもちょっとやそっとのことでは壊れずに、数年持ちます。

トレーラーハウスだって数年間持ちます。

家の維持管理が楽になれば、年に一度の大きな出費も減らすことが可能です。

5.掃除が短時間で済む

広い家に住むのは誰しも一度は夢見たことがあるのではないでしょうか。

広い家も素敵なのですが、掃除に時間がかかるというデメリットがあります。

しかし、タイニーハウスは部屋面積も狭いため掃除する範囲が狭いといえます。

つまり、掃除を短時間で済ませることができるんです。

毎日のように掃除機をかけ、窓を拭き…それも何部屋もの掃除をおこなっていると、途中でなんのために掃除しているのかわからなくなってしまうこともありますよね。

しかし、タイニーハウスに住めばそのようなことが一切なくなります。

掃除を短時間で済ませることができるので、掃除がこれまで以上に楽しくなりますし、これまでには気づかいできなかったような細かいところの掃除もしっかりと行えるようになります。

また、これまでは掃除のために使っていた時間を別の好きなことをする時間に切り替えることもできるんです。

時間が増えるって嬉しいですよね!

6.とことんこだわった空間を作れる

タイニーハウスは、とても小さな家です。

あなたの一つの部屋と想像するといいかもしれません。

その空間には、置くものを限定する必要があります。

置きたいだけ物を置くとどうしても部屋が狭くなり、眠る場所までも確保できなくなるといった問題が発生します。

そのため、タイニーハウスに住めばこれまでにあなたが作りたいと感じていたようなところんこだわった空間を作り出すことも可能です。

とことんこだわった空間を作ることによって、”自分の秘密基地”を作り出せるんですよね。

7.移動可能

タイニーハウスは、ほとんどが好きな場所に移動することができます。

トレーラーハウス・キャンピングカーは特に好きな場所に自分自身で移動することが可能です。

それだからこそ、レジャーシーズンなどにそのレジャーを楽しみつつ、生活スタイルを変えずに生きることができるんですね。

コンテナハウスに限っては業者に移動をお願いすることになりますが、それでも家を移動する概念がないと驚きに感じるでしょう。

働き方も柔軟になる

あなたは今どのような職業に就いていますか。

住む場所を好きな場所に移動できるということは、働き方も柔軟にできるというメリットがあります。

会社に行くために決まった時間に起きて早めに家を出る…そして満員電車に揺られてストレスを感じる生活…あなたもそのような生活をしているのではありませんか。

それもタイニーハウスにすることによって、働き方そのものも柔軟に変化させることができるようになります。

つまり、働き口(仕事)も仕事に向かう手段までも自分自身で選べるようになるんです。

なんでも自由に選べるのはうれしいですよね。

8.車両扱いにすれば固定資産税がかからない

タイニーハウスだと固定資産税がかかりません。

タイニーハウスの中でもトレーラーハウスとキャンピングカーであれば、車両扱いになります。

固定資産税は、家を資産として持っている方に請求される税金です。

タイニーハウスに住んでいたとしても法律的に家ではないため、固定資産税がかからないというメリットがあります。