感性が豊か、というのは芸術の場ではよく聞くフレーズです。

良い作品を作り、独創的な思考を表現できる人には褒め言葉として使われるものですが、一体どのような部分を見て「感性が豊か」という表現がなされているのでしょうか。

感性とは、形に表せるものではなく心や気持ちが豊かで、繊細な価値観を持っている人に対して称される言葉です。

その分、内実はとても曖昧で、感性が豊かな人になりたいと言ってみても、どのあたりを変えれば感性が豊かになるのか理解できていない人も多いでしょう。

今回は、感性が豊かというのはどのような才能なのか、そして才能を得ることによって起こるメリットや、感性を磨くために日常的に行いたいちょっとした意識の改善などをご紹介します。

感性豊かな人って憧れますよね

感性が豊かな人、と聞くとどのような人物を思い浮かべますか?なんとなく、情緒豊かで才能に溢れているタイプを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

「感性」とは、人が生まれつき持っている知覚的能力のことを言います。

簡単に言うと、外から受ける情報や刺激を受け取って、感じるという能力のこと。

誰しもが持っている能力なのですが、その強さや、感じるポイントは人それぞれ。

色々な刺激に敏感な感受性の高い人もいれば、突出して一つの事柄に強く感性を刺激される人もいます。

もちろん、あまり感性が高く無い人も多く、そう言った人からすると感性が高い人々は憧れる存在でしょう。

自分も感性を豊かになりたい


自分は感性が低い、もっと感性豊かな人間になりたいと感じている人は、十分感性を磨く素質を持っています。

本当に感性が低い人は、自分の感性が豊かかそうでないかなんてことは全く気にならないのですから。

感性が高い人に憧れたり、発想力や自由な想像力にあこがれるなら、自分がどうやったらそんなあこがれる人物のようになれるのかを考えて、行動を起こすだけ。

自分が関わるもの全てに対して丁寧に、感じ、知るという行動を心がければ、感性は徐々に花開いていくはずです。

感性が豊かな人の特徴

皆さんの周囲には、感性が豊かだなと感じる人はいるでしょうか。

独創的な思考回路で、人とは違う考えを持ち、小さなことにもすぐに気づける…感性が豊か、というとそんなイメージを持つ人も多くいます。

感性が豊かな人には身体能力的に感性高いケースや精神的な感性が高いケースなど突出した部分によって色々なタイプが存在します。

しかし、その能力の高さゆえに、感性が豊かな人に共通する特徴がいくつか存在するのです。

感性を磨くには、まず実際に感性が高い人がどんな特徴を持ち合わせているのかを分析し、自分に足りない部分を探すことから始めましょう。

五感をフル活用している


先ほど説明した通り、感性とは何か外部からの刺激が無いと発揮されない能力です。

感性の高い人は、五感をフルに活用し、対象からの情報や刺激を人より多く受け取っているという特徴があります。

人より多くの刺激を受け取るから、人より多くの感動や衝撃を感じることができているんですね。

五感が発達していると、自分の身に降りかかる出来事を全身で受け止め、そこからイメージを広げていきます。

するとその情報を受けた脳はさらに感性を豊かに発達させより強く物事を感じられるようになっていきます。

このように、感性の高い人は発達した五感で情報を得れば得るほどに、その才能を華やかに開花させていくのです。

芸術的才能がある

感性が豊かな人の多くは、芸術的な才能がとても秀でています。

絵を描く、音楽を演奏する、文章を書く、などその表現方法は様々ですがどの分野でも著名なアーティストは皆、感性が高く人とは違った価値観で物事を捉えているのです。

彼らは感性の豊かさゆえに、独自の思考で情報をインプットします。

そして、その突出したセンスと感性で情報を整理し、磨き上げ作品という形でアウトプットすることにより、人々に称賛される素晴らしい芸術作品を生み出すことができるのです。

オリジナリティーに溢れている

感性が豊かな人は、人と一緒に何かを見ていても同じような感想は抱きません。

その存在自体だけでは無く、その背景や付属した情報などを取り入れ自分自身だけの感想や結論を導き出すので、その思考はとてもオリジナリティに溢れているのです。

オリジナリティとは、持っていれば仕事の場でも表現の場でも強い武器になり得ます。

誰にも真似できない、今まで世の中に出てきたことが無いようなオリジナルの存在は人々を圧倒し、存在を大きくその心に刻み付けるでしょう。

想像力が豊か

感性が高い人は、自分が触れたものや感覚をそのままの状態で受け止めるのではなく、物事を深く見て考えることで多面的に認識する能力が強い傾向にあります。

その為、常識や固定観念と言ったものに捕われず自由な発想力で物事を考えられる柔軟さを持ち合わせているのです。

同じものを見ていても、感性が高い人にとってそれは、ほんの始まりにすぎません。

そこから無限に広がるアイディアや想像は、他の人が思いつかない独創性あふれる世界を構築し、あっと驚かれるような発想力を発揮することがあるのです。

また、感性が高い人は独特の目線で物事を見て、脳内で想像したうえで結論や結果だけ口にすることがあります。

その為、周りの人からしてみれば突然何を言い出すのだろうと思うような突拍子もないことの場合も多く、理解を得るのに時間がかかってしまうという特徴もあります。

感性が高い人からしてみれば全てが繋がって生まれた意見でも、周りからしてみればどうやって生まれたのか見当がつかないので、時にはちょっと変わり者で天才肌などという印象を持たれてしまうこともあるでしょう。

感性を磨くと得られる6個のメリット

さて、それでは実際に感性を磨くとどのようなメリットを得ることができるのでしょうか。

確かに、芸術的センスが上がったり、発想力が向上するのも感性を磨くメリットの一つに含まれます。

しかし、それらはあくまで形のない曖昧な世界での効果。

自分では感性が豊かになったと感じても、周囲からは理解を得られないこともあります。

感性を磨くということには、実際に環境に変化をもたらし、周囲から理解され称賛を得られるようなメリットも存在します。

その中には、社会生活を営む上で有効に活用できるものもあるので、積極的に取り入れ実社会での生活向上を目指していきましょう。

1、周囲の人に一目置かれる

感性が高い人は深い想像力からあっと驚く意見を生み出したり、他の人にはないオリジナルの発想ができます。

そんな才能を発揮していくと、周囲の人から特別な存在として重宝されるようになります。

周りが予想もしないようなアイディアを生み出せる感性の高い人は、周囲の仲間から一目置かれるようになり、何かを成し遂げよとする時には欠かせない人物という立ち位置を手に入れることができるでしょう。

人から声をかけられ、意見を求められる人になる意義は充実感を得られるだけではありません。

発想力を求められる場に多く関わることで、今まで知らなかった新しい世界を知り、好奇心を刺激する人脈を広がる可能性が高くなります。

感性が高い人の周りには人が集まり、その人々から受ける刺激でさらに感性を高く成長させていくことができるのです。

2、良い人間関係を築ける

感性が高くなると、今まで気づかなかったちょっとした感情の機微にも敏感に気持ちを動かされるようになります。

すると、周囲にいる友人や仲間の些細な表情の変化や雰囲気を読み取り、相手が今どんな気持ちなのか、何を望んでいるのかを的確に見抜けるようになっていくでしょう。

人自分を理解してくれる人物に対し、好意と親近感を抱きます。

貴方が感性を高く持って、周囲の人々の気持ちに寄り添った行動を起こせば、その相手は貴方に対して好意的な感情を抱いて、何か協力したい、親しい関係になりたいと感じるようになるでしょう。

お互いがお互いを思いやり、尊重する人間関係を築けることも感性を高くする上でとても大切なメリットです。

3、些細な事でも感動できる

感性が高くなると、日常に起こる些細な出来事に対しても意味を感じ、感動できるようになります。

今までは見逃していた空の美しさや、友人にかけられた優しい言葉など、心を豊かにする小さな出来事に気付く確率が上がると、生活はより豊かになり日々が充実していると感じるこちができるでしょう。

さらに、些細な出来事に感動できる人は表情豊かで情緒にあふれています。

何にも心を動かさず仏頂面な人より、ころころと表情が変わり色々なことに感動する人の方が一緒にいて楽しいですよね。

感性を高め、小さなことにも心動かせる人になると、自然と周囲に人が集まる愛され体質になれるのです。

4、心が豊かになる

感性を磨くと、小さなことに感動できるようになると言いましたがこれは心を豊かにするのにもとても重要なポイントです。

人の心は、充実感や満足感を感じると、幸せホルモンが分泌され豊かな心を育てるようになります。

心が豊かになると、周りに対して優しい気持ちを持てて、思いやりのある行動ができるようになるので優しく器の広い人、という印象を持たれやすくなるでしょう。

特に女性は、心が豊かで感性が高いと、男性からの好感度も数段アップします。

もちろん、男性も心が豊かな人の方が、女性が信頼して接することができる安心感を感じるでしょう。

感性を磨くことで心を豊かにしていくと、周囲を取り巻く人も一緒に幸せにすることができるのです。

5、精神的な余裕を得られる

感性が豊かになると、感じるものは出来事や情報から与えられるもののみではありません。

例えば、周りの人々の気持ちなどが手に取る様に分かるようになったりするので、精神的に余裕を持って人間関係を構築することができます。

さらに、感性を磨くと、世界には色々な出来事があり価値観があるという意識が高まるので、狭い視野の中で追い詰められるようなネガティブな感情が起こりにくく、何事にも前向きに余裕を持ちながら取り組めるようになるのです。

このような精神的な余裕は生きていく上で、とても役立つ心理です。

追い詰められていれば上手くいくはずのことも失敗してしまうかもしれません。

余裕を持つことは、人生を充実させ納得の結果に導くエッセンスなのです。

6、人として成長できる

感性を磨くには、今まで接してこなかった分野の知識を高めたり、探求心を持って物事を学ぶという行為が必要になります。

そう言った、知識をつけ情報を得るという行動は、感性だけではなく人間的な成長を促すという結果に繋がるのです。

今まで知り得なかった喜びや感動、そして、知らずにすんでいた不条理や納得がいかないことなど、感性が高まると今まで漠然と見逃していた世の中の様々な理が目についてくるでしょう。

それらをしっかりと見据え、自分の心で受け止めることで一歩大人の階段を上り、今までと違う深い人間に成長していくのです。

どうやって感性を磨けばいいの?

皆さんが憧れるように、感性が高い人は周囲から一目置かれる特別な存在になり得ます。

そんな特別な存在になるのは生まれつき才能が無ければ無理だ、と思っていませんか?
確かに感性を生まれつき高く持って生まれてきた人もいますが、生きていく過程で刺激を多く受け、その刺激を受け止める方法によっては後天的に感性が高い人間になることも不可能ではありません。

それでは、感性を磨くには日常生活でどのようなことを意識すればいいのでしょうか。

感性が高い人が無意識に行ってることを参考に、感性を磨くコツを8つピックアップしてみました。

感性を高くすると聞くと、なんだか難しいトレーニングや勉強をしなければならない印象かもしれません。

しかし、日常で行える感性を高くする方法はどれもいつもの毎日を少しだけ変えるだけでできてしまうものばかり。

慣れれば無意識にできてしまうようなことなので、ぜひ生活に取り入れてみてください。

周囲にアンテナを張り巡らす

自身の過ごす毎日を振り返って見てください。

やらなければ行けないことや習慣的に行なっていることだけで1日が終わってしまってはいませんか?
毎日がルーチン化すると、周囲で起こっている出来事や、新しい存在に気付く為のアンテナが小さくなり、受信感度も弱くなってしまいます。

小さな子供は毎日が楽しそうで、常に何かに興味を持ち発見を繰り返していますよね。

彼らにとって世界は発見と興味の連続です。

アンテナを広く張り巡らし、新しいもの、いいものをたくさん見つけようとしているので毎日を刺激的に過ごすことができているのです。

新しいものからもたらされる刺激は脳を活性化させ、感性を磨くエッセンスとなります。

感性を高くするために、変わらない日常を逸脱して何か新しいことを見つけるアンテナを張り巡らしてみましょう。

意識的に「いい」と思うものを見つける

アンテナを張り巡らせると、今まで目につかなかった色々な出来事や情報が意識の中に飛び込んできます。

しかし、全てを吸収しようとすると脳のキャパシティが限界を超えてしまい、どれも中途半端にしか吸収できなくなってしまう恐れがあります。

どんなにアンテナを張り巡らせても余計な情報まで集めて許容量をいっぱいにしてしまっては、いざ自分が本当に興味のあるものに巡り合った時に受け入れる余裕がなくなってしまうかもしれません。

ルーチンな毎日を脱して、新しいものに接して刺激を受け始めたら、今度はその中から自分が本当に「いい」と思うものを見つけ出す工程に移りましょう。

自分に良い影響を与える好みのものを見つけ、それを探求し、また新しいものを探してより良いものを見つける、この繰り返しが心を豊かにし感性を磨く基礎トレーニンになるのです。

自分の”師匠”を見つける

皆さんが感性を高くしたいと思ったきっかけはなんでしょうか。

感性と言うのはどんなに高くてもそれを表現する場が無ければ人に認識されずらい才能です。

つまり、貴方が感性というものを認識したきっかけは、周囲にいる誰かが自分とは違う感性の高い言動をしていて、それを見て無意識のうちに感性が高いことへの憧れを感じているという、可能性が高いのです。

自分と同じ映画を見ているのに感情豊かにその映画に入り込んでいる、音楽を聴いて涙を流せるほど深く感動している、そんな芸術に対する造詣の深さに感動したことはありませんか?学校や会社で他の人には思いつかないオリジナリティ溢れる提案をしている人を尊敬した覚えはありませんか?

貴方が感性を高くしたいと思ったきっかけとなる人物を見つけることができたら、思い切ってその人を師匠と認定してみましょう。

もちろん、本人に弟子にしてください!と宣言する必要はありません。

心の中だけで尊敬し、目標にするだけいいのです。

また、感性を磨い豊かにしていくというのは目指してはいても達成のタイミングがわからない曖昧な目標です。

あの人のようになりたいという明確なゴールを見つけることで、モチベーションを保ち感性を磨くための行動を続けることができるでしょう。

真似をして感性を磨く

心の師匠を見つけたら、まずその人の真似をしてみましょう。

人の真似するなんて感性の低い行動だ、と感じるかもしれません。

しかし、考えて見てください。

今まで感性が低いと感じていた人が突然、自発的に感性が高い考え方をできるようになるでしょうか。

どんな著名な芸術家も初めは先輩や師匠の技を見て真似し、基本のテクニックを学んだはずです。

絵筆も握ったことのない子供に粋な歴史に残る大作を描けといっても不可能ですよね。

まずは過去の作品や尊敬する画家の手法を真似て、絵を描くということがどんなことなのかを理解しようとするでしょう。

そして、様々な絵画を見て尊敬する人の手法を真似ることで徐々に自分の表現したいものを見つけ出していくのです。

感性を磨くことも同じです。

最初は訳もわからず憧れの師匠を真似ているだけでも、徐々にその思考が理解できるようになり、やがて自分だったらこう思う、という自分の意見が生まれるはずです。

そのときこそ、貴方の感性が高まる瞬間なのです。

ひとつ注意点として、真似るといっても作品を盗んで発表したり師匠の意見を自分のもののように公表することは良い真似ではありません。

相手にも不快な思いをさせてしまうので気をつけてくださいね。

真似るのはあくまで考え方やテクニックだけにしておきましょう。

絵画など芸術鑑賞をする

感性が高い人は自分で何かを作り出す才能に長けています。

そんな芸術肌なところに憧れる人も少なくないでしょう。

しかし、突然何か作って感性を高めようと思い立ってもなかなか実現できないもにですよね。

作品を生み出す暗い感性を磨くのに手っ取り早いのは、感性が高い人々が作り出した芸術作品に多く触れて芸術から様々な情報を受けるという方法です。

絵画や音楽などの芸術に触れ作品からの刺激を多く受けることで感性を司る右脳を活性化させることができます。

今まで触れたことのない芸術に触れて右脳を多く働かせれば、より早く感性を磨くことができるはずです。

気に入った絵や音楽を見つけてみる

絵画や音楽には沢山のジャンルがあります。

色々なジャンルに触れていると、これは自分に合うな、と思うものやあまり好きではないなと感じるものが出てくるでしょう。

気に入って好きだ、と感じるのはその作品が心の琴線に触れ、自分でも気づかないうちに感性を刺激されているということです。

世界中に溢れる様々なジャンルの芸術家ら、自分が気に入ってずっと触れていたいと思えるものを積極的に探していくようにしましょう。

好きなものに接していると、もっと沢山触れたい、同じジャンルの新しい作品を見つけたいという欲求が生まれます。

そして、好きなものを探すことでより激しく感情が刺激され、眠っていた感性が揺り起こされるのです。

知識をつけ、審美眼を磨く

感性とはある程度高めていくと、作品を見たり人の真似をするだけではそれ以上進歩しなくなってしまいます。

その一つ上のステップに上るためには、審美眼を磨き物事の美醜を見定める力を鍛え、知識を身に付けることが必要となるのです。

例えば、絵画が1枚あるとしましょう。

その絵画を見た時に、美術の知識が全くない人ならば、例え好みの絵だ、と感じてもそこで情報の限界を迎えてしまいます。

しかし、ある程度の知識を身に付け背景を知ったうえでその絵画を見ると、その画風がどのようにして生まれたのか、それを書いた画家の思想がどう影響されているのか、その思想が生まれるにあたって画家の半生がどのようなものだったのか、など1枚の絵画から得られる情報量は何倍にも膨れ上がります。

たった1枚の絵を見るだけでも、好きだという刺激を受けるだけの人と、多方向から興味を持ち知識を得ることで様々な刺激を得られる人ならば、後者の方が感性が高くなるのは必然ではないでしょうか。

”知る事”で感性を磨ける

知るということは、好奇心や興味の裾野を広げていける有力な方法です。

1つの情報から得る知識が多ければ多いほど、それぞれが細かく枝分かれし様々な分野に目を向けるチャンスが現れます。

その中には、自分が今まで全く知らなかった世界や情報、そしてそこからもたらされる衝撃が待ち受けているかもしれません。

知らずに終わってしまえば、そんな未知との遭遇にも巡り合えず狭い世界のまま可決しまいます。

せっかく、感性を磨くための一歩を踏み出したのに、狭い世界に生きているだけで終わってしまうのはとてももったいないと思いませんか?

もっと知りたい、好きだと思った物を見つけたら、それに対する知識をどん欲に求め、感性を磨くための材料にしていきましょう。

「いい」と思ったものに具体的な感想を持つ

皆さんは自分が良いと思った物、好きだと感じたものに対して具体的な感想を述べることができるでしょうか。

何となく好き、よくわからないけど好みといったぼんやりとした好意しか表現できないのなら、そこを突き詰めることで感性を磨くことができるチャンスです。

感性が高い人は、自分が好きなものに対して明確に「好きな理由」を持っています。

好きなものに対してそれをよく観察し、分析することができるので自分のどの部分にその存在が共鳴し、好意を抱かせているのかを第三者的目線で冷静に見ることができているのです。

「好き」の感情を説明するのは、実はとても難しい事。

好きな対象をよく見て、心から触れ合わなければ明確にどこが好き、と説明することはできません。

良いな、と思った物に対して具体的な感想を持てるほど突き詰めて探求すれば刺激を強く受け、感性が高まっていくでしょう。

物事を分析する

物事を分析する、というのは数学的で一見感性の高さには繋がらないかもしれません。

心をリフレッシュさせる

どんなに良い作品に巡り合っても、新しい刺激を受けても心が疲れていては素直に感動する余裕が無くなってしまいます。

新しいものを知り、刺激を受けるというのは心にゆとりがないと行うことはできません。

毎日遅くまで仕事をして眠るだけの生活では、新しいことに取り組む時間なんて作れませんよね。

自分を取り巻いている状態を見直してストレスを無くし、心をリフレッシュしてから感性を磨く活動に取り組みましょう。

リフレッシュの仕方は、人それぞれ適したものがあるかと思います。

休日に外に出かけたり、思う存分眠ったり、美味しいものを食べたり…なんでも良いので、自分がすっきりした!と感じられることをしてから、新しいことにチャレンジしてみましょう。

きっと今までとは違う新鮮な感覚を覚えるはずです。

香りから感性を刺激する

感性とは人が感じる感覚から得られる情報や衝撃をより受け止める才能だと説明しましたが、嗅覚も感性を磨く感覚の一つです。

特に香りというのはリフレッシュ効果やリラックス効果も一緒に得ることができるので、心を豊かにし感性を磨くにはとても有力なアイテムと言われています。

美味しい食べ物の匂いを嗅ぐとお腹が空いたり、甘い香りを嗅いだときにロマンチックな気持ちになるのは香りによって感性が刺激されているからなんですよ。

今は、お香やアロマなど簡単に香りを楽しめるグッズがたくさん販売されているので、生活に香りを取り入れて見てはいかがでしょうか。

感性を豊かにするにはペパーミントやローズマリーの香りがおすすめです。

どちらの香りにも頭をすっきりとさせ、集中力を高める効果があると言われています。

芸術に触れるときや何かを作るときに使用すると、いつもより集中して物事に取り組むことができるでしょう。

日々の日記を付ける

日々を忙しく過ごしていると、感動した出来事があってもすぐに日常に埋もれてかき消されてしまいます。

自分がどんなことに興味を持って、何に感動したのかを忘れないために日記をつけるという習慣を身につけてみましょう。

日記に日々のちょっとした感動や衝撃を書き残しておくと、時間に余裕ができたときに読み返すことで自分の気持ちと向き合い、過去を振り返ることができるようになります。

日記といっても、毎日のページを埋め尽くすほど書く必要はありません。

ちょっとしたメモ書きや箇条書き程度でも十分感性を豊かにするために役立つ記録となります。

書き残す媒体はメモ帳や手帳、スマホのカレンダーでも、後から読み返せるものならなんだって問題ありません。

大切なのは毎日の少しでも1日を振り返る機会を設け、感性に刺激を受けた出来事を忘れないようにすることなのです。

精神的な余裕を持つ

様々な感性を磨く方法を説明してきましたが、どの方法にも共通して言える重要なポイントが精神的な余裕を持つということです。

仕事が忙しい、対人関係が上手くいかないなど、生きていると様々な悩みや問題が降りかかって追い詰められてしまうこともあるでしょう。

しかし、精神的に追い詰められている状況ではどんなに努力しても、一生懸命取り組んでも上手くいかず、上手くいかないことに対してまた落ち込んでしまうという負のループに突入してしまうことにもなりかねません。

よく、失敗の後には成功が待っていると言いますが、それは精神的に余裕をもって努力をした結果にもたらされるものです。

精神的に追い詰められている状態ではどんなに努力しても気持ちがすり減っていくだけで良い結果をもたらすことは難しいでしょう。

ポジティブな気持ちで努力する

どんな困難な試練に立ち向かうときでも、精神的に余裕を持ちポジティブに努力することが感性を磨くことに繋がります。

辛いな、と思ったときはその気持ちを押しつぶして無理やり物事に取り組もうとせずに一度休憩して、大きく息を吸って気持ちをリセットしてみましょう。

できなかったらどうしよう、ではなく頑張ればきっとできる、という気持ちを忘れずにいればきっと一つ成長し、感性豊かな人間になれることでしょう。

様々な事を体験し五感を磨けば、感性も磨かれ研ぎ澄まされる

感性を磨くには、まず五感全てを使って色々なこと体験しましょう。

そして、その体験した出来事から得られた感覚を全身で受け止め、分析し、自分の感情で表現できるようにしてみてください。

五感を磨き、感じて、知るという感覚を強めていけば、感性もより強く研ぎ澄まされ磨き込まれていきます。

興味のあることは積極的に取り組み、興味が無い事でも接してみて認識するという行動を続けていけば、きっと感性豊かな人、と呼ばれるようになるはずです。