潜在意識とは、「見る」「聞く」「感じる」のような顕在意識とは逆のもの。

顕在意識の裏で作用する、自分では自覚していない意識のことです。

理性的な表層意識に対して、本能的な無意識ということになります。

何かを見て感じ、考え行動するとき、この潜在意識が影響してくるのです。

「なんだかついてない」「嫌なことばかり起きる」という人は、もしかしたら自分のマイナス思考の潜在意識がそれを招いているのかもしれません。

絶対失敗したくない局面で失敗してしまう姿を想像してしまう。

それに引っ張られて実際に失敗してしまい、「いつも自分は失敗する」「どうせ今回も失敗する」と考えては失敗を繰り返すという悪循環になってしまうのです。

こうなってしまわないように、潜在意識をプラスに変えて思い通りの自分になれるよう、頑張ってみませんか?

️潜在意識をプラスに変えるテクニック9個

1.ポジティブ変換を身につける


無意識なのに、気がつくとネガティブなことばかり口にしてはいませんか? 雨が降った、暑い、遠出するのが面倒くさいなんて、せっかくのお出かけのときに言ってしまっていないでしょうか。

物事をポジティブに見るように心がけましょう。

「自分はネガティブだから」という人でも、ちょっとずつでも気をつけることでポジティブな考え方が癖づいてきます。

たとえば、「雨のおでかけも雰囲気があっていいね」「寒いの苦手だから暑くなって良かった」「久し振りに遠くまで出掛けられて嬉しい」のように、ポジティブに変えていきましょう。

悪い側面ばかり見ない

なにかが起きたとき、良くない面ばかりが目についてげんなりしていないでしょうか。

どんな物事も、悪いことしかない、というのはあまり無いもの。

無理に探してでも良い面を見つけてみましょう。

「なんでこんなことになったんだろう……」と落ち込むよりも、「珍しいことになったな、まぁこんなこともあるか」と思った方が気持ちが楽になります。

物事だけでなく、人に対しても悪い面ばかり見ていることもあるかもしれません。

人の欠点ばかりを見つけてしまい、指摘までしてしまっていないでしょうか。

もちろんアドバイスなら良いのですが、あら探しをしてケチをつけるようなことになっては、周りからも嫌われてしまいます。

自分では間違ったことを言っていないのに距離は置かれるしついていないことばかり起きて、自分の人生なんなんだろう、なんて思ってしまっている人は要注意です。

考え方を変えてみる


悪い面を見ないようにするだけでなく、同時に考え方も変えてみるのが効果的です。

やらなくてはいけないことがたくさんある、というときに、「やってもやっても終わらない、うんざり」と思ってしまうのか、「たくさんあって飽きない」と思うのかでだいぶ心象というのは変わってきます。

いやいややるよりも、やりたい、と思ってやる方が楽しいですし、効率も良くなってはかどりますよね。

自分の考え方を変える、というと難しそうな気がしますが、自分の考え方のパターンを認識して少しずつ癖づけていくことで変えていけるのです。

ネガティブに取りすぎる、思い込みが激しい、『普通こうだ』と思ってしまう、感情的になる、人のせいにする、などのパターンを見つけて、嫌な気分になったときにまず、何を考えたか、どのパターンだったか、どうしてそう思ったか、冷静に見直してみましょう。

それだけでもだいぶ落ち着いて、いらいらしなくなるはずです。

電車の中で子供が騒いでいる→腹がたつ→なぜなら、非常識だから。

と、『普通』ではない、と思っているからだと気が付いたなら、自分が思う普通はみんなの普通ではないかもしれない、自分も子供のとき、記憶にないだけでああして騒いで迷惑をかけたのかもしれない、と思うと、嫌な気持ちになりにくいです。

子供の騒ぎ声が聞こえてきたら、「自分も小さい頃は……」と思うのをパターン化しておくと、これを繰り返すことで癖付けできていきます。

2.反省タイムは短く簡潔に

反省すること自体は悪いことではありません。

なにか間違いがあったとき、なぜそれが起きてしまったのか、どうすれば起きないのかということを考えるのは、今後のためにとても有効なことです。

あくまでも、間違いを犯した人を責めるための時間ではなく、今後より良くするための方法を考える時間だということを念頭に置き、省みる時間はできるだけ短く、必要事項だけを完結に考えて、反省が終わったらぱっと切り替えましょうね。

反省というのは大切なのは起きたことを振り返り、それで良かったのか悪かったのかを考えることです。

悪かったことばかりを考えたり、自分を責めたりすることではないので、うまく反省をしてみましょう。

ウジウジ引きずらない

なんでこんなことになったんだろう。

どうしたらよかったんだろう。

といつまでも考えてしまいがちですが、過ぎてしまったことは仕方がありません。

いくら考えても時間が巻き戻るわけではないので、反省をして今後どうするかを考えたらそこで終わりにしましょう。

ウジウジいつまでも考えていても、周囲に反省しているアピールをするくらいしか効果はありません。

全く反省をしないのは問題ですが、いつまでもしつこく落ち込んでいるのもそれはそれで問題。

引きずらないようにしましょう。

悪い部分をスパッと認める

反省するときは言い訳をせず、自分の良くなかったところを素直に認めましょう。

やってしまったものは仕方ないので、色々言い募ったところでなかったことにはなりません。

スパッと認めた方がぐだぐだ言い訳をするよりも周りの心象も良くなるはず。

嫌なことにできるだけ時間を使わないのは自分のためにも良いです。

改善や対策は欠かせない

悪いところを見つけて認め、反省するというのは、もちろん「駄目だったな」で終わってしまってはい意味がありません。

なぜ駄目だったのか、どうしたらよかったのか、次にこういったことが起きたらどうしたよいのか、ということを考える必要があります。

反省してぱっと切り替えてまた同じ失敗をしてしまうようでは進歩がありませんし、周りからも信用してもらえなくなってしまいます。

逆に改善し対策をきちんとしておけば、周囲から信用を得られます。

「あの人に任せておけばきちんとやってくれるし、何かあっても必ず対策してくれるから大丈夫」と思われるようになるでしょう。

3.思い込む

自分に言い聞かせて思い込ませるという自己暗示の方法はとても有効な手段です。

プロのスポーツ選手なども用いる方法です。

イメージトレーニングという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

思い込みの法則、引き寄せの法則、などいろいろな名前で本などもたくさん出ていますよね。

人の記憶はあやふやなもので、「あの人は嫌な人だ」と感じてそう思ってしまうと、もうその人は嫌な人としてあなたに認識されてしまいます。

ちょっとでも嫌な態度を相手が取ると「やっぱり嫌な人だ」となりますし、良いことをしてくれても「たまたまだろう」とか、「なにか魂胆があるのかもしれない」とすら思ってしまい、あなたの中でどんどん嫌な人であることが確定的になっていきます。

嫌な面ばかりが目につく様になり、思い込みが現実になってしまうのです。

どうせ思い込むのなら、良いことばかりが目につく様に思い込んだほうが、毎日が楽しくなりそうな気がしませんか。

自分はできる!

できない情景を思い浮かべるよりも、できている情景を思い浮かべましょう。

万が一できなかったときの対策を考えておくのは大切ですが、対策し終えたら失敗よりも成功をイメージして、それに近づいていくようにするのが得策です。

これはきちんと心理学上も効果があると認められていて、『自己効力感』と言われるものです。

なにかをしようというとき、それによってこうなるだろうという『結果予測』をし、それができるかどうか、という『効力予測』をします。

この『効力予測』が、自分の遂行能力についての予測になるので、この自分への予測を「きっとうまくいく」と自分を信頼してあげるのです。

成功体験があれば、自分を信じてあげやすくなりますよね。

「この前でもできたから今回も大丈夫だろう」、という感じです。

この成功体験は、まったく同じものでなくても良いのです。

もっと言えば、小さな成功体験でも効果があるんですよ。

たとえば、フルマラソンの大会で完走したい、と思ったとき、「去年も完走したし」なら良さそうですが、「ハーフマラソンでは完走できたし」でもいいのです。

フルマラソンでなくても、十年毎年ハーフマラソンを完走していたらそれは立派な成功体験だと思いませんか?
登山をするときに、目標とする山にいきなり登るのではなく、小さな山や同じくらいのクラスの山、標高が近い山に登って準備をしていくのと少し似ているかもしれませんね。

あれは私のもの!

欲しいものに対して、「あれは私のだ」と思いましょう。

たとえば競技大会で優勝カップが開会式のときに飾られていたのを見たら、「あれは私のもの。絶対手に入れる」と自分に言い聞かせてください。

具体的に、それを表彰台で受け取っている姿や、貰った時の重さや色、質感なども思い浮かべてみるといいかもしれません。

そして、実際に手に入ったらその光景を成功体験としてよく目に焼き付けましょう。

それが次の成功を呼んでくれます。

次の同じような局面で、単純に「私のもの」と思うよりも、「この前は私のものになった。だからきっと今回も大丈夫」と思える方が、より具体的にイメージができて前向きな思い込みをしやすくなります。

絶対うまくいく!

たとえば、ある場所に行くまでに10個の信号があったとします。

人はたいていの場合、二度目で「まただ。よくある」と感じてしまうもの。

信号に差し掛かったときにちょうど赤信号が青信号になって、それが二回続けてなったら、「まただ、ラッキー」なんて思わないでしょうか。

それが五回になったら、「絶好調だな」なんて思いませんか?
こうした小さなしあわせを見つけていくのも、『思い込み』による前向き人生のひとつ。

なにも考えずに車を走らせていたら、気づきもしないことかもしれません。

「きっとうまくいかない」なんて思いながら向かっていたら、一度でも赤信号にひっかかっただけで「ほらやっぱり。

こんなことすらうまくいかない」と思ってしまうでしょう。

でも、「絶対うまくいく」と思いながら目的地に向かっていたら、一度でもぴったりのタイミングで青信号に変わったら「やった!」と思うでしょう。

「やっぱり今日はついてる。きっとこの後のこともみんなうまくいく」という考えの後押しになります。

そうすれば、よいことばかりが目について絶好調になり、なにをやってもうまくいくようになるのです。

自分はこうなる!

理想通りの自分になる、というのは、難しそうですよね。

でもこれも、思い込む、自分を信じる、というのが大切なのです。

たとえば俳優さんが「どうして俳優になろうと思ったのですか」「どういうきっかけでこの世界に入ったのですか」と尋ねられて、「志したわけではなくて、俳優になると初めから決めていました」という答え方をしているのを見聞きしたことはありませんか。

他人からするとそんなわけはないのでは、と思うかもしれませんが、本人は本当になんとなくでもそうなる、と思っているのです。

「自分は俳優になるから大学行ってる暇はないかも」のように、自分はこうなると強く思い込んでいて、それが当然くる未来として日々を送っています。

もちろん後ろ向きに「どうせなれるわけがない」という思い込みをしてしまうのはNG。

そうした思い込みは捨てるところから始めましょう。

自分はできるの項目と同じですが、成功体験を積み重ねることが大切です。

小さなことでも良いので成功を重ねていきましょう。

小さくとも成功体験を重ねるためには、行動力も必要になってきます。

「アイドルのあの人みたいになりたい」。