子供のころには感じなかった、寝不足。

大人になり、気が付いたら毎日が寝不足だ・・・。

そんな風に感じる人も多いのではないでしょうか。

睡眠は、人生の3分の1を占める大事な時間なのに、その大事な時間が満足に過ごせなかったらしんどいですよね。

しかも、寝不足になると生活や仕事に大きく悪影響を与え、何もかもがうまくいかなくなる危険もはらんでいます。

とはいっても、寝不足になるには何か原因があるはずです。

寝不足の原因がわかれば、それぞれに合った対策も取れますし、寝不足を解消できるかもしれません。

寝不足で悩んでいる人は、自分の寝不足の原因を知ることが大事です。

寝不足の原因には、どんなものがあるのでしょうか。

また、寝不足が続くことで起こるマイナスな現象も知っておきましょう。

寝不足の解消方法にも触れていきますよ。

寝不足の原因

寝不足に陥るには、必ず何らかの原因があります。

多忙ゆえに寝る時間がないというものから、時間はあるのに眠ることができないなど、対策が必要なものまで幅広いです。

寝不足の原因には何があるのでしょうか。

1.忙しさ

1番の原因は、やはり「ゆっくり眠る時間がない」というものでしょう。

仕事が立て込んでゆっくり休む時間が取れないと、当たり前ですが寝不足になります。

忙しくて残業続きの時など、満足に寝ないまま翌日になってしまうことなどよくありますよね。

会社勤めをしている人は、一度くらいはこういった忙しい時期を経験しているのではないでしょうか。

また、忙しくて寝不足になるのは仕事をしている人だけではありません。

家で家事と子育てを両立している人も、思うように睡眠時間を得られないことが多々あります。

家族の中で一番遅くに寝て、朝は家族の中で一番早く起きる。

そんな生活をしている人も多いでしょう。

専業主婦は楽だなどという人もいますが、朝から家族の食事の準備、その後も絶え間なく続く家事、夜は家族が寝ても片づけや翌日のお弁当の下準備などが待っている主婦は、想像以上に忙しいものです。

こうやって日々家事や育児をしている人も、寝不足が積み重なっていきます。

満足な睡眠時間は人によって違うとは思いますが、毎日3時間4時間程度の睡眠が続くと、必ず寝不足になります。

これを解決するには、時間を見つけて寝るしかありません。

あまりにも忙しい時は寝ることさえ惜しく感じますが、体が悲鳴を上げる前にゆっくり寝る時間を作りましょう。

2.夜の仕事

朝起きて仕事をして、夜は眠る。

これが当たり前のようですが、世の中にはそうでない人もいます。

眠っている人が多い時間にも働いている人はたくさんいるのです。

そんな人たちは昼間に眠ればいいような気もしますが、昼間にも寝ることができない職種の人もいるでしょう。

昼間も起きていて、夜に仕事をしていては、寝る時間がありません。

事情があって昼も夜もお仕事をしている人もいると思いますが、本来なら寝る時間にも仕事をしていては寝不足になるのも仕方ありません。

これもまた、時間を見つけて眠るしか対策はありませんね。

お仕事のない日にまとめて寝ても、寝不足解消にはなりませんので、日ごろから時間を作ることが必要になってきます。

3.育児

世の中のお母さん方は、間違いなく育児で寝不足になった経験があると思います。

子供は寝ているだけだと思ったら大間違いです。

新生児は2~3時間おきにミルクを必要とするので、お母さんはまとめて寝ることができません。

赤ちゃんが泣けば、何時だろうと起きて授乳をしなければいけませんからね。

まとめて眠ることができず、細切れの睡眠では満足な睡眠は得ることができませんし、赤ちゃんが授乳を必要としなくなるまではこの生活が続くのですから、寝不足になるのは当たり前なのです。

また、授乳以外にも赤ちゃんのお世話は休む暇がありません。

大きくなってくれるまでとはいえ、赤ちゃんのお世話をしている期間は絶対寝不足です。

こればかりは周りの人に協力をしてもらい、週に1度でもいいのでゆっくり寝る日をもらうなどしないと、お母さんが倒れてしまいます。

4.ゲームのハマりすぎ

今やスマホを持つ人の割合がガラケーより上回る時代。

スマホでは魅力的なゲームがたくさんプレイでき、空き時間にも暇つぶしでゲームを楽しむ人も多いでしょう。

しかし、この「いつでも手軽にゲームができる」環境が、寝不足につながってしまう人もいます。

寝ようと布団に入っても、つい手元にあるスマホでゲームをしてしまう人はかなり多いのではないでしょうか。

ゲームが面白ければなおさらです。

早くクリアしてしまいたい、早く次のステージに行きたい、のように夢中になってしまうと、寝ることを忘れゲームに没頭してしまいます。

ゲームをしている時間は不思議なものであっという間に過ぎ、気づけば数時間たってしまっている場合も多々あります。

こうして寝る時間を削ってしまい、結果的に寝不足になってしまいます。

家庭のゲーム機でも同じです。

ここまでやったら寝ようと思っていても、一度ゲームを始めたら止め時がわかりません。

寝る前に少しだけと思っていても、気づいたら夜中ということも珍しくありません。

ゲームが楽しいのはわかるのですが、睡眠時間を削ってまでハマってしまうのは考え物ですね。

5.深夜アニメ

子供が見るアニメとは違って、大人向けのアニメは深夜にやっていることが多いです。

リアルタイムで視聴したいとなると、必然的に夜中まで起きていることになり、寝不足になってしまいます。

早く寝ないといけないとわかっていても、一度見始めると続けて見たくなるのがアニメです。

終わったらすぐに寝ようと思っても、深夜アニメは始まるのが本当に遅い時間ですので、朝起きるときに「見なければよかった・・・」と後悔してしまいます。

息抜きでアニメを観たくなる気持ちはよくわかりますが、翌日のことを考えたら、あまりにも遅い時間のアニメ視聴は考え直したほうがいいかもしれませんね。

6.運動不足

何か運動をしたり、体力を使うことをした日など、ぐっすり眠れたな~と思うことがあると思います。

これは何となくお分かりだと思いますが、体力を使って体が疲れたからですね。

体を動かした日は疲れからぐっすり眠ることができます。

しかし、全く体を動かさなかった日、つまり体が運動不足だと、ぐっすり眠ることができません。

これは体が疲れていないからです。

しかし、運動していなくて疲れていないから寝なくても平気かというと違います。

運動不足で眠れなかった日は必ず疲れが残ります。

というのも、人間は体が全く動いていない状態でも脳は動いていて、一日生活をすると脳は疲れています。

同じように体も動かしていれば脳も体も疲れているので自然と眠ることができるのですが、体は疲れていないのに脳だけ疲れている状態では、アンバランスでなかなか眠ることができません。

結果的に、運動不足だと眠れないうえに、脳の疲れが取れていないので寝不足を感じます。

デスクワークだから体を動かす時間がないという人でも、通勤時間に歩くなどして運動不足にならないように注意しましょう。

7.悩みごと

何か自分の中で悩みがある状態だと、解決しないうちは気分がすっきりしませんし、悩みを引きずっている間はじっくり眠ろうという気分になれません。

布団に入って目をつぶっても悩みが頭の中をぐるぐるしてしまうので、眠ることができないまま時間だけが過ぎていく・・・。

そんな経験をしたことがある人は少なくないのではないでしょうか。

これは悩みが解決しないとどうしようもないのですが、簡単に解決しない悩みだとずっと眠れない状態が続きよくないですね。

悩み事があって眠れないときは、悩みのことを忘れることが一番ですが、そんなに簡単ではないでしょうから、何かリラックスできることなどして、少しでも眠りにつなげる方法を探さなければいけません。

8.ストレス

ストレスを感じているとき、人間は交感神経が興奮状態になります。

興奮状態だと脳も盛んに働いていて、眠りの妨げになります。

仮に眠れたとしても、体が眠っているだけで脳は活動している「レム睡眠」の状態であることが多く、芯から眠れていないため、ストレスを受けているときは寝不足になりがちです。

悩み事と同じですが、これもストレスの原因を取り除くしかないです。

すぐには難しいという場合は、やはり寝る前に何かリラックスできることを見つけることが必要です。

9.カフェイン

コーヒーや紅茶、緑茶に含まれるカフェインは、眠気を覚ますことで知られていますよね。

眠気が取れなくてすっきりしたいときにコーヒーを飲んだりお茶を飲んだりすると、すっきりするという人もいると思います。

カフェインには脳を興奮状態にさせる効果があるので、カフェインを摂ると気分がすっきりするわけです。

ということは、眠気を覚ましたいときにはカフェインは有効ですが、眠りたいときにはマイナスだということです。

コーヒーやお茶が好きでよく飲む人は、寝る時間になってもカフェインが体に残っている可能性があります。

カフェインが残った状態では、脳が興奮しているので眠りにつくことができません。

夕食の後に飲むコーヒーはおいしいですが、これは充分な睡眠をとるにはあまりよくないことです。

あなたが寝不足を感じていて、原因がカフェインかもしれないと思うならば、少なくとも寝る前3時間はカフェインを摂取しないようにしましょう。

10.寝つきが悪い

思い当たる原因はないけど、寝つきが悪い時がありますよね。

何らかの原因があるとは思いますが、原因を思いつかないのに眠れないと、それ自体が寝不足の原因になります。

寝付けないことがストレスになり、先ほども書いたように脳が興奮状態になるからです。

なんだか眠れない、寝付けない、と考えるだけでそれがストレスになっています。

こういう時は、無理に眠ろうとせず、いったんリセットするなどして寝付けないというストレスから解放されるようにしましょう。

11.睡眠障害

以上に書いたように、何らかの思い浮かぶ原因がある寝不足は改善方法があるのでいいのですが、そうでないのに眠れない人は、睡眠障害である可能性があります。

体内時計がくるってしまったために眠れない、一度寝付いても夜中に目が覚めたりイライラしてしまううつ病型のもの、呼吸器や循環器に問題があって眠れない、脳の異常など・・・。

これらの睡眠障害は病院で治療が必要な病気です。

ここまで来てしまうと自力で眠れるようになるのは難しいと思われますので、あまりに寝不足が続く場合は一度専門機関で相談してみるのがいいですね。

寝不足になるとこんな症状が

人生の3分の1を睡眠時間に充てるべき人間が、きちんと眠らない場合、当然ですが体や心に弊害が起こります。

日中活動するために、睡眠は絶対に必要です。

もし、十分な睡眠時間が取れないと、いったいどうなってしまうのでしょうか。

どれも簡単には改善しない、非常に厄介な症状ばかりです。

ネガティヴになる

じっくり眠ることができた朝は、非常に気持ちがいいですし、すっきりした気持ちで一日を過ごすことができます。

質の良い睡眠は、体や脳に非常にいいからですね。

その反面、睡眠がとれないと朝から気持ちも憂鬱になりますし、日中の活動にも支障が出ます。

疲れやすくなりますし、脳も働かないので、やる気もなくなります。

思うように体が動かなかったり、仕事がうまく行かなかったりすると、どうしても考えがネガティヴになります。

満足な睡眠がとれないということは、こういった「ネガティヴ思考になる」という非常に厄介な症状を伴います。

一日まともに眠れなかっただけでも気分が憂鬱になるのに、これが続けば常に気分がマイナスということになり、生活に影響が出てきます。

人と接するにも小さなことでマイナスに考え、人間関係にも支障が出るなどいいことが全くありません。

もともとネガティヴなタイプの人は睡眠時間が足りなくなるなど、睡眠とネガティヴは切っても切れない関係なのです。

気持ちよく日中を過ごすことができないと、やがて病気にも発展していきます。

体内時計が狂う

よく「日が昇った時に起き、日が沈むと寝る」と言われるように、人間は昔から、太陽に合わせて寝起きをするのが健康的だと言われています。

朝起きたとき、すっきりしないときは日光を浴びるといいというのもよく知られた話です。

大事な話ですが、夜によく眠ると成長ホルモンが出ます。

人間の成長に成長ホルモンは重要なので、生活のリズムというのは大事です。

若いころから夜更かし癖がある、または日光を浴びない生活をしていると、身長が伸びなくなるというデータもあります。

成長ホルモンは、病気に対する抵抗力を高める効果もあるので、病気しがちになるなどの症状も出ます。

また、睡眠時間がバラバラだったり、眠るべき時間帯に寝ていないと、体内時計が狂ってしまいます。

体内時計が狂うと、体調がよくない状態が続いたり、日中思うように行動できなかったりして、どっと疲れが出ます。

疲れやすくなるだけでなく病気になりやすくもなります。

体調だけでなく肌荒れや乾燥肌になるなど肌などにもよくないので、女性にとっては嫌な症状ですね。

一度体内時計が狂うと、正常に戻すのが大変ですし、生活全般のリズムがおかしくなるので、普通の生活が送れなくなる可能性だってあるのです。