社会人になるって、学生時代には想像できるようで出来ない、未知の世界なんですよね。

筆者が新社会人になったのはもう20ほど前のこと。

それでも社会人になって一年目の頃のことって、今でもよく覚えています。

社会人になるための面接をしたことも、当時の面接官の顔も(笑)

筆者は高校を卒業して社会人デビューを果たしたわけですが…社会人になるってどういうことなのかって、やっぱりよく分かっていなかったな~って思います。

高校時代はアルバイトをしていたので、なんとなく働くってどういうことなのか分かっていたつもりでしたが、やっぱりその程度の考えじゃダメなんですよね。

社会人になって約20年。

最初は新人としてがむしゃらに過ごしていたものの、年齢を重ねるごとに、新人を受け入れる立場も経験してきました。

両方の立場を経験してきた者として今回は、新社会人の皆さんへ社会人としての心得みたいなものをお伝え出来たらなと思っています。

もちろん筆者もまだまだ中堅。

社会人とは何たるものかを語れるほどの立場ではありません。

でも、上もいて下もいる、中堅どころだからこそ語れるものもあります!

今迷い、不安を抱えている新社会人の皆さんの参考になれば幸いです。

学生気分よさようなら!新社会人の皆さんへ

学生時代にアルバイトをするのと、社会人になるのとでは全く別物!
これは最初にもお話しましたよね。

働いてお金を得るのに違いはありませんが、学生の立場なのかどうかは大きく違うんです。

学生でいる時には、ある意味保証があります。

絶対に働かなきゃならないわけではないし、基本的には親が生活を支えてくれているのですから。

アルバイトをする理由と言ったら、自分のお小遣い稼ぎのためや、社会経験をしたいためでしょう。

つまり自分のためのアルバイトなんですよね。

ところが学生という肩書が外されると…ちょっとしたお小遣い稼ぎという気軽な気持ちではいられません。

社会経験したくて!なんてことも言えなくて、もう社会の一員として立派にやっていかなければならないんです。

1. いつまでも学生気分ではいられない!


社会人になったら、もう支えてくれるものも、逃げ出す言い訳もないということです。

これは、学生と社会人との大きな違いとなるでしょう。

いつまでも、学生気分ではいられないのです。

筆者の新社会人時代も、社会人としてはまだまだひよっこだったとは思いますが…それでも、近ごろの新社会人と、筆者の当時とでは意識が全く違うように感じたりすることもあるんですよね。

面接では、社会に受け入れてもらえるために、リクルートスーツに身を包み…新入社員として入社するときにも、ノンアクセサリーのリクルートスーツスタイル。

髪もしっかりまとめて、とりあえず身だしなみには最新の注意を払っていたものです。

でも案外、自分が新社会人を受け入れる立場になってみると、ミニスカートで面接に着たり、入社初日にロングヘアーをまとめずに来たり。

もちろんアクセサリーもつけているし、つけまつ毛のついた派手なメイクで来ちゃう子って多いんですよね。

そんな子だとやっぱり、学生気分が抜けておらず、「ちょっと社会経験しにきました」って印象に映ってしまいます。

2. 上司はしっかりと見ています!

「学生気分が抜けてないな」って第一印象を持ってしまうと、上司としてはガッカリ。

「まずは社会人としての最低限のマナーから教えなきゃいけないのか」って…仕事がひとつ増えた思いなんですよね。

それはもちろん、お金を払ってひとりの人間を育てていく会社としてもマイナスです。

普通の人より時間がかかる…つまりお金がかかるのですから。

筆者が新社会人になった頃の会社の新入社員で、そういった人がいた記憶はありません。

同期の社員たちもみんな、最初はド真面目なスタイルで、2ヶ月、3ヶ月と空気に慣れてきてから、「このくらいのオシャレはしても大丈夫かな」ってみんなで探り探り。

次第に会社の雰囲気に溶け込んでいった感じでした。

筆者が新社会人を受け入れるようになったのは、また別の会社なので…会社のレベルによっても入ってくる新人の質は違うのかもしれません。

それでも、最低限の身だしなみが出来ていない人は、年齢が上がれば上がるほど理解に苦しむ存在なのです。

社会に受け入れてもらおうという気持ちが、見た目からして感じられないのですから。

「リクルート活動をする上で、誰かに教えてもらわなかったのかな?」「親はどんな教育をしてきたのかな?」って、どうしたって思ってしまいます。

最近の子はそれよりもなによりも、自分のおしゃれのほうが大事なように思えることが多いんですよね。

おしゃれと身だしなみは全く違うということも分かっていないと…第一印象はいきなりマイナススタートです。

その身だしなみによって、新社会人が波乱の幕開けになることだって、無きにしも非ずです。

3. 学生と社会人の違いとは?


学生と社会人。

新社会人にとっては、いまいち違いの掴めないところかもしれません。

これは、社会に溶け込む中で身につけていくものでもあるのですが…

筆者が思うに社会人とは、“自分の責任で生きる”ということだと思っています。

もちろん社会人一年目では、まだまだ教わることばかり。

そういった学ぶ姿勢でいると、学生時代の延長のようにも思えるかもしれません。

ただ、社会人になった以上、教わったり学んだりしているその時間にも、お金が支払われているんです。

会社はまだお金を生み出すことの出来ない人材を、お金をかけてゼロから育ててくれているんですよね。

人はそうやって、会社の恩恵を受けて成長していくんです。

そしていずれ、会社や社会に還元していくことが求められています。

こうして社会は成り立っていて、社会人をゼロから受け入れる会社は、社会の一員としての役割を果たしている企業でもあるんですよね。

新社会人になった以上、お金をもらって学ぶ機会を貰っていることにプレッシャーを感じなければならないし、責任をもって取り組まなきゃならないんです。

1. 仕事をして報酬をいただく

仕事をして報酬をいただくとはどういうことか。

学生時代のアルバイトでは、自分の時間と労力の提供をすることで、そのぶんを時給としていただいていたことでしょう。

でも、時給分働くという意識では、社会人としては足りません。

もちろん、時間と労力分の報酬をいただくことは最低限の保証です。

でも、社会人になった以上は、自分の為だけを考えて働くのでは不十分なんですよね。

その仕事において、自分がどれだけ会社に利益を生み出せるか、またその利益を得るにあたって、お客様にどれだけの満足を提供できるか。

また、社会にどれだけ貢献できるかというのも、社会人のもつべき自覚なんです。

社会に出て、その一員になった以上、社会全体を支えていく一役を担っているのですから。

2. 取引先やお客さんに対する責任がある

新社会人の頃には、まだ自分の代わりに責任を負ってくれる上司もいます。

かといって、新人に責任がないかといったらそうではありません。

社会人にはひとりひとり、担うべき責任があるんです。

自分が仕事をして、商品や価値を提供する以上、そこに責任があります。

取引先や、お客様に対する責任はもちろんのこと、社会人として大人として、責任を果たさなければなりません。

責任という重責を感じるのがまず、社会人としての第一歩であり、学生との違いとなるでしょう。

事のしだいによっては、会社に大きな損失を与えることにもなりかねませんし、何より先様への大きな損害を与えることにもなってしまいます。

大きな責任は会社が負ってくれるかもしれませんが、責任感の無い社員ばかりだったら、会社はあっという間に潰れてしまいます。

3. 時間の拘束

仕事をして報酬をいただくということは、時間と労力の提供によるものだけではないとお話しましたが…それは決して、時間は提供しなくていいということではありません。

時間の提供は、最低限求められるところであり、その分は基本給として最低限保証されているのですから。

学生時代のアルバイトでは、ちょっと遅刻をしても怒られなかったとしても…社会人になって遅刻をするようじゃ、信頼は失ってしまいます。

もちろん、アルバイトだって最低限遅刻をしないように心がけないといけませんけどね。

でも、社会人になってからは、「授業が長引いた」なんて言い訳も出来ません。

仕事が一番に優先されるべきことであり、言い訳も甘えも通用しないのが社会人になるということです。

筆者が抱えていた新社会人に対する悩みのひとつにも、遅刻はよくありました。

5分10分の遅刻を毎日してくる新人がいて…やっぱりそういう人に対しては、仕事に対する姿勢を疑わずにはいられません。

5分10分なら、意識をすれば遅刻しないように出来るはずなんですから。

社会人一年目ならまだ、自分が怒られるだけで済むかもしれませんが、2年目にもなれば今度は新社会人を迎える立場。

それにアルバイトを抱えているような会社なら尚更、示しがつきませんよね?
日本では特に、時間の厳守は絶対。

これが出来ない以上、能力があっても信頼を得ることは出来ません。

4. ビジネス上の人間関係が広がる

社会人と学生アルバイトの違いにはもうひとつ。

ビジネス上の人間関係が広がることにもありますよね。

その会社の一員として名前を背負い、社会の一員として認められれば、ビジネス上での人間関係がどんどん広がっていきます。

それは、社会人として認められた証でもあり、自分の責任において生きている証拠。

あなたをただのアルバイトさんではなく、新入社員でも無く、ひとりの人間として見てもらえるようになるんです。

そうやって、時間と労力の提供だけに留まらないビジネスチャンスを広げていく。

それが、社会人になって仕事をするということなんです。

社会人が学生と違って求められる18個のこと

ここまで、社会人と学生の違い。

そして、社会人になるとはどういうことなのかをお話してきました。

最低限のマナーと心構えをもって社会に出ていくことは、とても大事なことなんですよね。

そんな意識を持ったうえでも、実際に社会に出てみれば、自分が想像できる範囲のことには治まりません。

あとは社会に出て、経験の中で成長していくしかない部分も多くあります。

それでも、ひとつひとつ経験し成長していく中で、いつか社会人として社会に受け入れられ、認めてもらえる日がくるんです。

教わるという受け身の学生時代から、学ぶという積極的な姿勢で取り組むこと。

社会人になったら、自分の成長も自分の責任において取り組まなければなりません。

ここからは、社会人が学生と違って求められることを、もっと細かくご紹介していきます。

学生時代の甘えから、社会人としての自覚へと切り替えるヒントにしてみてください!

1. 自分の発言に責任を持つこと

社会人が学生と違って求められることはまず、自分の発言に責任を持つこと!
これまでも、責任責任と口酸っぱくお話してきましたが、やはり社会人としては責任を持つことが何よりも求められることです。

それは、自分の発言もそう。

ついうっかりでは済まされない場合があるんです。

そのうっかり発言によって、会社やお客様に損失を与えることにも成りかねません。

自分に責任があることを自覚していなければ、発言も適当になりがちなんですよね。

自分で判断しきれないことを、自分の考えで答えてしまったり。

約束してしまったり。

それが間違っていた時、自分で責任を負う覚悟が出来ているかどうかです。

また、上司に判断を仰いだことであっても、それを自分の口からお客様に伝える以上、そこには自分の責任も発生しています。

事実、お客様と話しているのはあなたなのですから、お客様はあなたに責任を求めるはずです。

何かあった時、「私が言ったことじゃないので」って…言われたお客様の立場になって考えてみてください。

そんな無責任なことってありません。

社会人になったら、自分の発言には要注意。

責任を持って発言をしましょう。