負とは一体何を表しているのでしょうか。

それは正と対立する概念です。

数学では、正数は英語でPositive Number、負の数はNegative Numberといいます。

ポジティブとネガティブという言葉は、ご承知のように、かなりの程度日本語に浸透しています。

そのネガティブの意味とはゼロ以下、つまりマイナスということです。

ただし負の数同士での掛け算、割り算の答えは、なぜか正数に変化します。

この説明を的確に行うのは、素人にはけっこう難しく、数式を必要とします。

したがってここではそれは行いません。

とにかくマイナスばかりでも、やり方次第では一気にプラスに転じる手段は存在する、ということを覚えておきたいものです。

またおとなりの中国には陰陽思想という考え方があります。

これも参考になるかもしれません。

ここで「陽」とは日差しや日なた、「陰」とは曇りや日陰を表しています。

その考え方によると、光に満ちた「陽」の気が上昇して”天″となり、重い暗黒の気「陰」が下降して〝地″となりました。

これらは一方がなければもう一方も存在できません。

宇宙、自然の森羅万象は、これら二つの気の消長によって表されます。

ここでは陰は悪ではなく、大事なエネルギー源の一つとしてとらえられています。

人生から負を追い出そう!

これらの考え方を参考にして、人生から負の要素を追い出していきましょう。

そのプロセスは十分に創造的な活動ともなり得るはずです。

また陰陽思想においては、陰は極まれば陽に転ずるということです。

ただしこれは概念上のことです。

現実生活において負を極めてしまっては、一度死んで生まれ変わらなければなりません。

そこまで行く前に、負のマイナス経験をうまく将来に生かすことを考えてみてはどうでしょうか。

1. 負はあなたをダメにする


負の思考(Negative Thinking)にとらわれ、うまく脱出できないでいると、うつ病など危険な状態にまで至りかねません。

あなたの、脳内を巡っている負の連鎖は何としてでも止める必要があります。

負の連鎖は、前向きな生活に営む上での障害となって立ちはだかっています。

それら要素の中には本人の性格に起因し、これまで一度も追い出したことのないものまであるかも知れません。

そうした根本的なところに至るまで、この際自分を見つめ直してみてはどうでしょうか。

2. 負はあなたの周囲にも影響する

確か実存主義哲学だったと思いますが、あなたにとって良いことは世界にとっても良いことだ、という言葉がありました。

これを逆に用いると、あなたの負の思考は、周囲にもマイナスの影響を与えていることになります。

そう考えることによって、もう自らの存在価値を疑うことなどはやめにしましょう。

あなたが負の世界から脱出することは、疑いもなく良いことなのです。

周囲の人間にとって、あなたの存在は大きく、欠くべからざるものなのです。

3. 早く気付こう!

ところで負の連鎖に取り込まれたマイナス状態について、気付くことはできるのでしょうか。

自分で気付けばそれにこしたことはありません。

あるいは何かとアドバイスをしてくれる周囲の友人が、気付いてくれるかも知れません。

気付かないまま終わるかも知れません。

とにかくこれに気付かないでいることは、人生にとって最大級の問題です。

きっかけはどうあれ気付いたところで脱出へ向けた行動をすぐに起こしていきましょう。

負の原因25選


負の思考にどっぷりと浸かり、そこから抜け出せなくなる原因には、一体どんなものがあるのでしょうか。

あくまで個人の問題としてとらえ、生まれや育ちにまでさかのぼるべきなのでしょうか。

それともやはり現代社会の病理が大きく影響を与えているのでしょうか。

これからじっくり考えていくことにしましょう。

陰陽説の本家である現代中国には、正負どちらともつかないエネルギーに満ち溢れています。

彼らは行動に際していちいち善悪を問うことはありません。

ためらいがなく常に単刀直入です。

そのパワーとスピードが経済を大きく成長させてきたのは疑いありません。

中国で負のモードに入っているのはおそらく病人だけでしょう。

彼らの品位についてはいろいろ論議は絶えません。

あまりにも自分本位だからです。

それはともかくとしても、そのパワフルさだけは是非参考にしたいところです。

1. すぐ怒りや悲しみを顔に出す

負のポジションから抜け出せない人は、負の感情に支配されやすくなっています。

怒りや悲しみの感情をうまくコントロールすることができません。

感情というものは喜怒哀楽を合わせ、バランスよく発露しなければならないものです。

ここでまた中国人の話になって恐縮ですが、彼らはすべての感情をコントロールしつつ、交渉を有利に進めようとしています。

大声を出してケンカをしているように見えたとしても、それはいつもの交渉術です。

派手なオーバーアクションも作戦の一環に過ぎません。

これも見習って良い点ではないかと思います。

2. 言葉遣いが汚い

負の感情に支配されているうちに、子ども時代の汚いスラングが、口をついて出ることが多くなります。

それはよほどの幼なじみでもないかぎり、多くの人に人品骨柄が劣る、という印象を与えてしまうでしょう。

そして仕事にしろ、生活にしろ大事な話ができない人、と判断されてしまいます。

きっと周囲の人間はあまり関わりたくないと思っているでしょう。

周囲からブロックされて、協力を得られないようでは、負からの脱出は遠のくばかりになります。

3. ギャンブル依存

一般に依存症とは、日常生活に支障をきたすレベルにまで、その対象にのめり込んでいる状態のことをいいます。

時代とともにその対象は拡がっていくばかりです。

負のサイクルを断ち切れない人は、ギャンブルにのめり込んで脱出できない人と、イメージが重なって見えます。

ギャンブル依存症とは、次に勝てばよい、次に勝てばよい、次こそ勝つに違いない、次は絶対勝つ、という思考の無限連鎖です。

強制的な力を加えない限り、止まりません。

しかし違法賭博など闇の世界にまで踏み込んでもいないかぎり、つぎ込むお金がなくなれば、そこでいったん休止することができます。

立ち止まることは決して悪いことばかりとは限りません。

4. アルコール依存

これに対して、アルコールやニコチン、薬物など物質依存症の場合は、ギャンブルよりもさらに深刻な状態といえます。

精神的なものだけではなく、肉体的にも禁断症状を発症してしまうからです。

アルコール依存の場合、とくに人によってなりやすい性格というものはないようです。

ただしなってからの言動がみな同じようになる、といいます。

例えば、周りの連中は一向に自分のことを理解してくれない。

本当はこんなに飲みたいわけではないのだ、自分には酒に関する問題はない、などという言い方です。

治療に当たっては、まず問題があると自ら認識し、解決しようとする心が芽生えなければなりません。

またアルコールやニコチンなどの物質依存の場合、脳の神経細胞に異変を引き起こす、と考えられています。

「脳の病」であるとともに、「行動の病」ともされます。

脳に行動の記憶として刻印されてしまい、完治するのは大変です。

たとえ長期間の断酒に成功しても、ほんの一杯飲んだだけでもとの木阿弥に帰してしまうからです。

5. ケチケチしている

負のサイクルに苛まれている人は、自分の持ち物が棄損されるのをいやがります。

その中でも、お金は最も大事な持ち物の一つです。

一方で人生とは投資の連続とも表現できます。

これは金融商品を購入することだけを意味するものではありません。

自己啓発も新しい商品の購入もみな人生に対する投資の一つです。

ケチってそれをさぼっていると、将来にわたり何らリターンを得ることができなくなります。

そして人生そのものが縮小均衡モードに入ってしまうのです。

6. 人の悪口や批判をすぐ言う

負の世界にとらわれの身となっている人は、すぐに人の悪口や批判を言う傾向があります。

社会において、最も信頼できる人間とはこの真逆のタイプです。

他人を非難しない人、そして秘密を守れる人です。

また人の悪口を言うと、その分だけ悪口を人に言われているものだ、とエネルギー等価の法則のような戒めもあります。

悪口は必ず身にはね返ってくるとされます。

その真偽を自分で確かめることはやめましょう。

とりあえず黙っていることから始めた方がよいでしょう。

7. 人への恨みをいつまでも根に持つ

負の世界に身を置く人は、いやなことはすぐに忘れるような爽やかな性格ではありません。

失敗の責任とは常に自分にはなく、すべて他人にあると考えています。

そしてシンボルに当たる役目の人を作り出し、実際に憎悪を向けることになります。

事実を脚色し自分だけのフィクションに変えてしまいます。

その物語をいつまでも信奉していたいといった感覚なのでしょう。

8. 人をすぐ疑う

負の思考の強い人から見れば、他人の行為はすべて疑惑の対象となり得ます。

なぜかいわれのない被害者意識を持っているため、他人の言行を容易に信じることができません。

誰かが不信感を取り除いてあげる必要があります。

ただしそこまで付き合えるのは、知人友人ではなく、やはり家族しかないと思います。

9. 人と自分を比べてすぐ嫉妬する

負の思考には嫉妬心がつきものです。

嫉妬心は正のエネルギーに転化できれば、成功への原動力ともなり得ます。

むしろ成功物語には不可欠の要素と言ってもよいくらいです。

たまには有名人の自伝でも覗いてみてはどうでしょうか。

ひょっとすると参考になるヒントが載っているかもしれません。

とにかく負の世界に漂っている限り、嫉妬心にまみれた、いやなヤツから脱出できません。

10. 自分に自信を持たない

負を追い出せないでいる人は、自分自身を忌避すべき負の存在と思いこみがちです。

そして社会も息苦しく、忌まわしいものに感じています。

自分の存在価値をどこにも見い出すことができず、いつまで経っても自信を持つことができないままです。

なかなか新たな一歩を踏み出すことができません。

少し思索的な知人、友人と相談することがベストではないでしょうか。

11. 必要最小限の外出で引きこもりがち

負を追い出すためには、積極的に新しい行動を起こすことが不可欠です。

社会に対して働きかけを行うようにしましょう。

家の中でネットショッピングを楽しんでいるだけでは、正しい働きかけとはいえません。

外出して社会の呼吸を感じることが第一です。

直接は役に立たない広告を見るだけでも、世の中のエネルギーを体内に取り込むことができます。

さらに脳細胞もリフレッシュされるでしょう。

引きこもっているときとは大変な違いです。

12. 病的にすぐ嘘をついてしまう

負の思考にとらわれた人は、嘘と実の入り混じった創作ストーリーを語っていることが多いものです。

おそらく本人には嘘をついているという自覚はありません。

それだけに対処方法は、難しいと思われます。

まともに対応しても埒が開かないからです。

事実の確認などをしても、ほとんど意味をなさず、ただ怒りを呼び起こすだけで終わってしまいます。

かといって治療をしないわけにもいきません。

根気よく話を聞いてあげることが第一でしょう。

それを誰がひきうけるかが問題です。

13. 友人知人、そして家族を大切にしない

負の連鎖にいる人にとって、周囲の人間は頼りになるものではない、と映っているようです。

逆に自分のことを知りすぎた、目の上のたんこぶとして見ている可能性すらあります。

そういう疑惑の目をしているときは、あまり余計な刺激しない方がよいでしょう。

しかし友人知人、家族からプラスの影響を受けない限り、負の世界からの脱出は見込めません。

このことはわからせるようにしてあげないといけません。

14. 人の失敗や不幸が好き

負の中に浸かっている人にとっては、他人の失敗や不幸は、仲間や同類が増える喜ばしいできごとなのかもしれません。

なぜかとても満足そうな様子に見えます。

またこういうときに限って、冷静に物事を見ることができるのですから、不思議な感性です。

これはやはり自他に対するスタンダードの違っていることが原因と考えられます。

15. 人に厳しく自分に甘い

負の世界に長く住みついていると、その中では自分本位の世界を構築しています。

それは自分にとって極めて有利にできています。

その反動によって、他人に対する評価は非常に厳しいものになります。

ダブルスタンダードによるバランスの悪さは一目瞭然です。

そしてこれは、周囲の信頼を得られない大きな原因となっています。

二つの基準を真ん中に向けて、少しずつでも寄せていくようにしていきましょう。

16. 後ろ向きな言動ばかりする

負の感情にとらわれている人は、何か新しいチャレンジをするというポジティブモードに入ることはほとんどありません。

それができていれば、すでに負からの脱出は実現しているでしょう。

その発言は常に後ろ向き、または人に対する非難などマイナスの要素に満ちています。

当然人は寄ってこないばかりか、離れていく一方になります。

経済用語でいえば、極めて生産性の悪い人間として位置付けられます。

17. 人への気遣いができない

負の世界の住人は、他人との調和をあまり重視していないように見えます。

確かに日本社会は調和を重んじすぎて、思ったことをはっきり言わない傾向があります。

しかし集団として仲間への気遣いは、きめ細かくできています。

ときにおせっかいに感じるほどです。

負の世界にいる人は、この辺りの機微がよくわからず、まったく気遣いができていません。

周囲の空気をさっぱり読めないようです。

その発言は歯切れが悪い上に、爽やかさを欠き、他人の悪口ばかり言っているように聞こえます。

18. すぐふてくされる

負の側に住む人にとって、他人が充実し、成功している姿を目の当たりにするのは、どうにも気に入らないようです。

すなおに人を褒めたり、たたえたりするような正しい反応をとることができません。

現実から目をそらせて、何かにつけ嫉妬心を起こし、ふてくされていることが常態になっています。

もしかするとその方が人の注意を引く、という考え方かもしれません。

しかしそのうち誰も気にとめなくなり、孤立感を深めていくだけになるでしょう。

19. すぐ泣く

負のエネルギーに満ちた世界は、感情的にもマイナス要素で満ちています。

喜怒哀楽で言えば、怒と哀が優勢を保っています。

何が起こってもメソメソ、イジイジしている印象です。

負の世界の住人でも、怒ってばかりいてはは何事も解決しないことはわかっています。

それだけではアピールが足りないという思いから、、ときには泣きわめくことを付け加えているのかもしれません。

いずれにしろこのような状態から何かを始めるには、相当の時間がかかりそうです。

まず笑うことからはじめ、気分を軽くすることから始めてみたいところです。

20. 部屋や机の上がぐちゃぐちゃ

負のエネルギーは、規則正しい生活にも負の作用しかしません。

スケジュール管理、仕事のデスク、自分の部屋、何もかもぐちゃぐちゃにしてしまいます。

これらは失敗を引き寄せてしまい、ますます負のエネルギーが貯まります。

それをカットするためには、少なくとも正負均衡した状態で保つようにしなければなりません。

それにはまず部屋やデスクの整理整頓から始めましょう。

必ず正の効果は表れてきます。

21. 悪いことはすぐ人や環境のせいにする

負から脱出できない人は、おそらくリーダーシップを取ったことのない人でしょう。

ここでリーダーシップとは自分の構想を持ち、それを実現させるために、人に協力を求め、実際に動かした経験のことです。

これは権限の有る無しには直接関係ありません。

最も大切なのは、最後までやりきろうとする気迫だからです。

こうした経験をしたことがあれば、責任感という感覚が身に付いているはずです。

すると物事の見方は客観的になります。

そうすれば安易に不都合なことを、他人や環境のせいにして開き直っているようなことはないはずです。

22. 向上心が無い

負の世界に長く浸っていると、だらだらと過ごしている方が心地よくなってきます。

テンションを保つことがばからしくなり、そしてだんだん生産性がなくなってきます。

無為に過ごしている時間が長くなると、その間は何の付加価値をも生み出しません。

周囲からは、失われた時間のように見えます。

しかし一度失った向上心を再びよみがえらせるのは、並大抵のことではありません。

かつて輝いていた時期の記憶があれば、そのころを思い出してみるのも良いでしょう。

23. いつもスマホばかりいじっている

昨今ではスマホ依存症という言葉が、市民権を得るようになりました。

日本のスマホ保持率は60%を超え、20歳代の所持率は94%ということです。

しかしこれは決して高い数字ではありません。

ガラケーの繁栄したことにより、むしろ中国や韓国より遅れてしまっています。

またモバイル決済においてもそうです。

実は日本はスマホ先進国ではありません。

それはさておきその日本において、15歳~59歳までのスマホ所有者を対象としたアンケート調査が行われています。

それによると「あなたはスマートフォンに依存していると思いますか?」という質問に対して、かなり依存している、やや依存している、と答えた人の合計は8割に達しています。

最も依存度の高いのは20代で、87%もの高率でした。

しかしこれは問題と考えている人は、半分もいないようです。

みなと同じだからそれでいいわけではありません。

とくに負の世界にとらわれている人にとっては、実際に他人とのリアルコミュニケーションの場面において、支障をきたす可能性が高くなっているからです。

24. すぐ諦める

負の世界は、無理に頑張る必要のない世界です。

ふらふら漂っているだけですから、しっかり地に足をつけて、粘り強く物事に打ち込むようなことはしようとしません。

いつも惰性に任せ、何事も適当にさばいています。

飽きっぽく、すぐ諦めても恥じることはないようです。

そしてまたとりとめのないことを考え始めるでしょう。

このサイクルを繰り返し、いつまでも負の連鎖を断ち切れません。

何事においても簡単に諦めない粘りを学ぶ必要があります。

25. 周囲の友人知人も負のエネルギーに満ちている

類は友を呼ぶというのはただのことわざではなく、本当のことです。

負のエネルギーに満ちた人は、同じような人たちをひきつけます。

似たもの同士の空気のよどんだ、しかしそれなりに心地よい空間を形成しているかも知れません。

これでは脱出の機運は一向に高まりそうにありません。

掛け算、割り算のように正に転換するケースもないわけではないでしょう。

しかしそれには何らかの触媒が必要です。

そう簡単に触媒が得られるわけではありません。

それにしても孤独で交流を絶っているよりは、たとえ景気の悪い連中ばかりでも、仲間と過ごしていた方がよいでしょう。