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シングルファザーが生活に苦労しない...(続き4)

お金を掛けてあれもこれもとすることではありません。

子供が必要としているのは「絶対的な愛情」なのですから。

毎晩少しづつそっと子供の心に寄ろ沿いながら語り掛けるのです。

「お父さんは絶対にお前(お前たち)を1人にはしないよ。毎日仕事に行くけれど絶対にまた戻ってくるからね。」と声を掛けてあげて下さい。

失敗は子どもを悲しませる結果に

再婚を焦った挙句、最悪な結果となってしまうことは新しい相手との新しいトラブルです。

離婚して間もない時に冷静な判断は一体できるのか・否か・・・残念ながらそれができる人はほんの一握りの人だけです。

もちろんその時期に運命の出会いはあるかもしれません。

パートナー候補を見つけて仲良くするということは全く問題ありません。

しかしすぐに再婚・法律的に家族になることには慎重になるべき、早まってはいけないのです。

二度目の失敗で子供の心はズタズタになるかもしれないのですから。

シングルファザーの心得:女の子の場合は気遣いに注意!


シングルファーザーが困る問題の一つに「女のお子さんに対してどうしたらいいか分からない」という問題があります。

それまで母親がやっていたことを急に父がやることになれば、焦ってしまうのは当然ですよね。

まずは「最初は必要以上に距離を縮めない」がポイントです。

母親に去られたばかりの女の子の気持ちは母に捨てられた悲しみで打ちひしがれているはずです。

そんなところにきて「お母さんがいなくなって悲しいよなぁ」なんてダイレクトに近寄るのは火に油を注ぐようなもの。

ポイントは

①とにかく娘に対して怒らないこと

②ある程度子供を自由にしてあげること、が大切です。

この時父としての態度として望ましいのが

①常に落ち着いていること

②怒るよりも教えてあげるスタンスで、1回説明するだけでなく、分からなければ100回教える!というスタンスで会話を進めることが効果的です。

しばらくして父と娘の関係が落ち着いて来たら、少しづつ会話を増やしていけばいいのです。

敏感になり過ぎるとそれは必ず相手に伝わり「気持ち悪い」と思われてしまうケースも。

鈍感なくらいが丁度よいこともあります。

できれば思春期で初めての生理が来る年齢の娘さんにはお母さんと連絡が取れるようにしておく・もしくは誰か相談できる女性がいると心強いでしょう。

思春期は特に大変

娘さんが思春期に突入した場合の対処はとても大変です。

これは父だけでなく母であっても大変な問題です。

その時期の娘さんは父の靴下・パンツ・Yシャツ・・・とにかく父に関するものが嫌で嫌で仕方ない人もいます。

そうなってしまえば、もう距離を置くしか方法がありません。

場合によっては無理に食卓を一緒にせずに別々で食べることだって得策になることもあります。

まずは洗濯物を一緒に洗わなければならない等の問題を無理強いしないことが大切です。

その上で最低限、門限は守ってもらう・父が残業で遅い時は必ず家に帰ったらメールでもいいので連絡をもらうように約束しておくことがポイントです。

この頃の娘さんは放っておいてもある程度のことは自分でできてしまうはずです。

それなら割り切って父は仕事に専念するのも一つの手段です。

それまでできなかった残業をやってみるとか、たまには遅くまで飲んで見るのもありかもしれません。

口を聞いてもらえないならメモ書きをテーブルに置くか、LINE等で「必要なことがあったらお父さんにいつでも連絡してね」と声を掛けておきましょう。

娘には「接点は多くないけれど嫌いになったわけじゃないよ」という気持ちを伝えておくことが大切です。