昔はあんなに仲が良かったのに、思春期になった娘と仲が悪い日々が続いているというお父さん。
父親と思春期の娘が仲良く過ごせる日々を取り戻すために、少しだけ頑張ってみませんか?
実は思春期の娘に嫌われる原因を知らず知らず作ってしまっている可能性があります。
また、仲良くするためには、ある8つの事に気を付ければ、きっと仲良くなれますよ。
嫌われてしまう原因と仲良くするために気を付ける要点をご紹介しますので参考にしてみてください。
娘と仲良くするために父親が気を付けて欲しい8個のこと
1.ダサいファッションをしない
娘と仲良くする為にダサいファッションはやめましょう。
シワシワのTシャツ、黄ばんだ服、また年齢に合わないような派手なアイテムなどのふぁTションではダサいと思われてしまいます。
まずはかっこよく好印象な父親になるために、自分の体型に合う服を選びましょう。
細身なのにダボダボの服、太めなのにピチピチの服はダサいです。
自分にフィットしている服を選ぶようにしてみてください。
また、ファッションは全身コーデです。
おしゃれな時計、おしゃれな靴を履いただけではダサさがぬぐえません。
一部分をおしゃれにするのではなく、全体との兼ね合いを見てコーディネートしましょう。
特にポロシャツ、チノパン、スニーカー類は無難におしゃれなファッションに変身できるのでおすすめです。
奥さんに頼んで一緒に見てもらったり、家族で出かけて娘に選んでもらうのも良いでしょう。
1.ある程度お洒落に気を遣うこと
また、現在ではインターネットなどの情報量がかなり進歩し大量に掲載されているため、おしゃれな父親になるための全身コーデや最新の流行などもすぐに調べられます。
どんな服を着たらよいのか分らないと言った場合などは、少しインターネットで検索し見てみるだけで、おしゃれなファッションに近づくはずです。
ファッションは気にかければすぐに取り入れることはできますが、どうせ、無理だ、面倒だと諦めてしまえばすぐにダサい父親になれてしまいます。
少しでも日々気を遣うだけで見違えるように変わることができるでしょう。
2.母親に上手く間に入ってもらおう
父親と娘が直接接すると上手くいかないという場合、そのまま頑張って近寄ってもうまく行きません。
油と水のようなものです。
頑張って混ぜ合わせようと思ってもうまく混ざりませんよね。
そこで洗剤かわりのように母親に手伝ってもらいましょう。
父親と子供が泣かが悪いよりも良い方が母親もうれしいはずです。
娘と上手く折り合いがつかない事、昔のように仲良くしたいという気持ちを話せばきっと協力してくれますよ。
1.父親が娘のために頑張っていることをそれとなく話してもらう
まずは母親に父親が頑張っていることをそれとなく話してもらいましょう。
母親は一緒に家計を支えている仲間です。
父親の頑張りにはきちんと気づいて感謝しているでしょう。
そこで、仕事に早く出勤しなければいけない日は、仕事が大変だという事や、遅い帰宅の日は仕事が長引いているのだという事を話してもらうのです。
また、少し仕事の内容についても話してもらっても良いですね。
これだけすごい仕事を任されている、こんなに頑張っているという事を父親が直接話すとウザイと思われてしまいうかもしれませんが、母親が「おとうさん大変そうだね。」という体で話すことで、娘も聞き入れやすいでしょう。
しかし、ここで注意点ですが、自分から「仕事が忙しいんだ!」と言ったり、帰宅後疲れた様子やイライラした様子を見せるのはやめましょう。
仕事が忙しいからって・・・。
仕事ばっかりと思われてしまうだけです。
忙しいのに帰宅すれば笑顔で明るいお父さんの方が娘の心にグッとくるものがあるでしょう。
仕事が忙しくても家族の事を心配してくれているお父さん、娘に疲れを見せないお父さんの方がかっこよく見えますよ。
仕事の愚痴は子供の前ではなく、いないところで妻に聞いてもらったほうが良いですね。
思春期に差し掛かった娘なら仕事の話を母親から聞いて、受け入れ考える力があります。
少し父親の見方が変わるはずです。
2.母親が父親を褒めていれば良好な関係が築ける
母親が父親を貶せば、自分を一番知ってくれている一番の味方のような人が嫌う人を一緒に嫌うのは当たり前です。
母親も父親に感謝している、尊敬している、好きだという気持ちを娘に知ってもらう事はとても大切です。
要は自分が信頼している人間が嫌っている人の事を好きになるのは大人でも難しいですよね。
信頼している人を傷つけるという事は何らかの原因が相手にあるのだという思考になります。
しかし、信頼している人に、この人は本当にすごい人なんだと言われると、尊敬している人も尊敬しているほどすごい人なんだと思えてきますよね。
例えば父親が行事に参加できない時、母親が「仕事ばっかり・・・娘に興味が無いのかしら、酷いわね」なんて言ってしまったら娘は父親を一緒に非難するでしょう。
一方、「お仕事忙しそうね。
きっと◯◯の頑張りを一番見たいはずなのに。
残念そうだった。
あなたの事ばっかり考えているのよ。」と伝えたらどうでしょう。
行事に参加できなくても自分の事を見たいと思ってくれている父親なんだと思いますよね。
汗をかいてきたときも同じです。
「本当に臭い!嫌になっちゃう!」なんていったら父親は娘の敵になるでしょう。
「こんなに汗をかくまで頑張ってくれているんだね」といえば子供は同感するのです。
自分にとってよき理解者である母親が好む人は娘も自然と好きになるものです。
逆に母親にとっての敵は娘にとっても敵となります。
母親は父親を大切に思っているという事を子供に伝える必要がありますね。
もし母親が褒めてくれようなときは、こちらから仕掛けるのです。
「機嫌取り?」なんて嫌味を言われることもあるかもしれませんが、サプライズでプレゼントを贈ったり、花束をなんでもない日に渡すなどという事も良いですね。
それがきっかけとなり、よく褒めてくれるようになるかもしれませんよ。
3.加齢臭は絶対にNG
加齢臭は娘にとって父親に近寄ることさえも、同じ空間にいる事さえも嫌になります。
加齢臭は汗に混ざっている皮脂が酸化し発せられるニオイです。
要は油が腐ったニオイですね。
加齢臭が発生しやすい場所は皮脂が多く分泌される頭部や背中、胸や耳、鼻周りなどです。
加齢臭を消すためにはこれらの部位をしっかりと洗うようにしましょう。
また、男性の場合洗顔料を使わずに洗っているという方も少なくないのですが、しっかりと洗顔料を使用して洗ったほうが良いですよ。
また、根本的に加齢臭がしにくい体を作るという事も大切です。
加齢臭がしない体を作るためには、野菜が中心の食事をしましょう。
油を多く摂取してしまうと皮脂の分泌量が増え、加齢臭も酷くなります。
抗酸化作用のある野菜を多く摂取することで、加齢臭は抑えられます。
根菜類や緑黄色野菜、肉ではなく魚介類、白米ではなく玄米などを食事に起用することで、加齢臭が目立たない体質を作ることができます。
更に運動も効果的です。
運動をして汗をかき、余分な老廃物や脂肪が排出されることで、酸化しにくい体ができ、クサイ加齢臭を放ちにくい体質になります。
運動と言えども激しい運動ではなく、有酸素運動が効果的です。
長い時間をかけ一定の負荷を掛け、酸素を体内に豊富に取り入れる運動です。
たとえば水泳やウォーキング、エアロビクスなどがおすすめです。
帰宅時に一駅前に降りて自宅まで歩く、出勤前に散歩する、自転車で買い物に行くなど、生活の中で無理のない範囲で運動を取り入れると良いでしょう。
1.だからと言ってオヤジっぽい香水もNG
体臭を気にするあまり、臭いを消そうと香水を上から被せるのは間違いです。
より酷いニオイを充満させ娘を寄せ付けない父親になってしまいます。
ニオイは重ねて隠すのではなく、臭いを消すという事に専念しましょう。
また、香水を使うのは良いのですが、昔良くつけていた香水や大人の男性用の香水などを付けるのはあまりよくありません。
「うわ!オジサンっぽい」と思われ嫌われてしまいます。
香水よりもボディーミストや服を良いニオイの柔軟剤で良いニオイをふんわり香るようにした方が良いですよ。
4.仕事を頑張っている姿を見せる
実際に仕事で頑張っている姿を見せるのも良いでしょう。
外での仕事が多い場合は、その場を母親と通りすがるだけでも良いですね。
実際に自分が携わってできた建物や商品に触れさせてみるのも良いです。
仕事でなかなか娘との時間が取れていなくても、父親が一生懸命釣り上げているものを実際に見ることで、父親の偉大さや尊敬する部分が見えてくるでしょう。
どんなに言葉で説明したり考えさせるよりも、近くで実物を見るという事の方が何倍も衝撃的で感じるものも大きいのです。
そして見たときに興味が湧き、父親に仕事の話を自分から聞いてくるようになるかもしれませんね。
そんな時は詳しく堂々と教えてあげればよいでしょう。
父親は娘にとって無関心だった存在から興味のある存在になります。
言葉でどんな仕事をしているのか説明されたところで、子供には大まかなイメージしかできず、どんなに大変なことなのか、どれだけ頑張っているのかはよく理解できないものです。
1.普段見られない父親の姿を見ると新鮮な感動がある
また、仕事をしているときの父親は、普段自宅にいる時の父親とはまた違った目をしている事でしょう。
真剣に一生懸命、まじめに働いている姿は子供にとってとても新鮮で今までとは違った見方で父親を見ることが出来るきっかけにもなります。
人に自慢したくなるような父親に思う事もあるでしょう。
自信を持っていつもとは違う父親を見せてあげてください。
5.下着姿で家の中を歩かない
下着姿で家の中を歩く父親を見て、娘はだらしないと感じ嫌な気持ちになります。
思春期の娘は周囲の人にどう見られるかを気にするようになってきます。
その為、お友達にそんな父親を見られる機会はないとしても、そんなお父さんが自宅の中にいるだけで、恥ずかし気持ち、誰にも見られたくないというみじめな気持ちになるのです。
夏の暑い時期、入浴後に下着で過ごしたいと思う日もあるかもしれませんが、娘と仲良くなるためにほんの少し我慢してみてください。
娘にとって実の父親だからこそ、誰にいつ見られてもはずかしくなくとおもえる父親であってほしいものなのです。
6.娘の送り迎えを嫌な顔をせずにやる
娘にとって父親は頼れる存在であると良いですよ。
遅刻という子供にとっての緊急事態にお父さんが嫌な顔せず送ってくれたらどうでしょう。
大変な時に頼りになる父親です。
また、母親に送り迎えを頼んでいるときに母親が嫌な顔をした時、絶好のチャンスです!
「お父さんが迎えに行ってやるよ。」なんていってくれたら好感度アップですね。
その後も困ったことがあれば父親を頼り、最初はコキを使われているだけだなんて思うかもしれませんが、そのうち次第に積み重なった頼れる気持ち信頼する気持ちが大きくなり、辛いことや不安なことも打ち明けてくれるような関係性にまで発展するかもしれません。
普段中の良い母親と喧嘩した時、怒られているような時も一緒になって責めるのではなく、父親が逃げ場所になってあげると良いですね。
7.気を遣い過ぎない
娘と仲良くしたいがあまり、好かれたいという気持ちが大きくなり、機嫌を取りすぎたり、気を遣いすぎるのは不自然なので良くありません。
媚をうったりものすごくした手に出る父親の姿は娘は見たくありません。
逆に自分のせいでこんな父親になっているのだと罪悪感を感じさせてしまうこともあります。
嫌な父親にならないように気を付けることは大切ですが、不自然な行動をとるのはやめ、あくまでも自然体で過ごしましょう。
頑張りすぎると余計状況が悪くなってしまうので、気を張りすぎることなく家族なのでリラックスして接しましょう。
1.不自然さはより反発心を助長する
また、不自然に機嫌を取られていると、馬鹿にしているの?
子ども扱いしないでよ!という気持ちにさせ反発心を助長してしまう原因にもなります。
お嬢様扱いするのではなく、一人の大人として接するというイメージで関わると良いですね。
8.娘でもひとりの人間として接する
娘であっても一人の人間、一人の女性として接しましょう。
娘は自分から受け継いだ遺伝子を持つ分身のような人間ですが、一人の人間です。
お人形でもなければ自分の所有物でもありません。
個人として認めてあげるという事はとても大切ですよ。
1.あまりスキンシップしない
思春期の女子は周囲の異性にも関心が湧く時期です。
もちろん父親は一番近くにいる異性です。
好きな人ができ、その人以外は嫌いと言った気持ちが芽生えるのもこの頃で、幼いころにこの子もこの子もこの子も好き!と言っていたころとはもう違のです。
異性という括りの中に父親も含まれてしまっているのです。
家族なんだから、子供なんだから、親子じゃないかなんて言葉では済まされないほど思春期の娘の心は純粋で繊細なのです。
触られることに気持ち悪い、嫌気がさすというときもあります。
自分から幼いころのように頭をなでたり手を繋ごうとしたり、くすぐったりは悲しいですがやめたほうが良いです。
娘から触れてきた時は良いのですが、自分からわざと触れるのは逆鱗に触れる場合もあるので注意したいですね。
一人の女性として見ることで、どこまでのスキンシップなら大丈夫か、どんなタイミングなら大丈夫かが分かるはずです。
2.正義感、誠意を持って接する
大人になろうとしている大切な時期に、「子供だからな・・・」「まだまだ子供だから」と悪いことを見逃してしまうのはやめましょう。
また、子供が言っている事だから・・・と真剣に意見を聞かないような事も辞めたほうが良いです。
そういった対応を取っていると、子供自身も正義感も誠意もない大人になってしまいます。
一人の人間として見た時に、ダメなものはダメ、悪いことは悪いとしっかりと怒ることはいくら嫌われていようとも大切なことです。
また、子供の話には誠意をもって耳を傾けてください。
途中で子供なんだから・・・と思い話をさえぎったり、最後まで聞かないのは良くありません。
娘のチェックは厳しい!
昔は「パパ!お父さん!」とついてきていた娘が父親を嫌うようになるほど成長したという事です。
娘は多くのお友達のパパや多くの大人を見て育っていく中で、自分の父親がどんなお父さんなのかをチェックする力が養われたのです。
一番近くで見ている大人の男性という事もあり、チェックは厳しくなるものです。
どんなところをチェックされているのでしょう。
また、どんな父親は嫌われてしまうのでしょうか。
1.娘が父親に反抗しがちになる理由とは?
娘は小さい頃「パパすごーい!」「パパと結婚する」などととても仲が良かったのに、今では「こっちに来ないで」「話したくない」などと反抗してはいませんか?
娘さんが父親に反抗しがちになってしまうのには理由があります。
普段の自分と比較しながら確認してみてくださいね。
1.しつこいと感じる
親と離れる時間も増え、知らないこともたくさん増えてきた娘さんに対し、娘を心配するあまりしつこく接してしまってはいませんか?
口うるさく質問したり説教じみたことを長々と話したり・・・。
思春期に差し掛かっている娘は、自分の事は自分で管理できると思ってきている状態です。
大人のような考えを持ちながら、子供な面もある難しい時期なのです。
よく3歳くらいの子供は何でも「自分で!」と言ってできないことであっても出来ることも増えている中で、自分でやりたいという気持ちが大きくなり、親にやってもらうのを嫌がります。
そのように、思春期の娘も自分の事は自分で出来るようになっている、考えることが出来るようになって来ているため、何でもかんでも手を出されたり口を出されるのが嫌なのです。
自分の娘を信じ、放っておくのではなく、見守るという形はどうでしょうか。
何かあったら自分が絶対に助ける、それで良いのです。
何かに挑戦する前から、何か考えを持っているうちから否定をしたり、しつこく問い詰めるのはやめましょう。
また、仲良くしたいがあまり、しつこく話し掛け過ぎるのもしつこいと思われてしまいます。
大人に差し掛かっている時期、様々な刺激に触れ、気持ちの面でも大きく成長している時期なので、考え込むことや悩むことがたくさんあり心が疲れている日もあります。
そんな時にしつこく話しかけたりふざけて話しかけると無神経でしつこい!と思われてしまいます。
一人で過ごしたそうにしている時、なんだかいつもより静かな時はしつこく話しかけずそっとしてあげましょう。
2.ファッションがダサいと感じる
お友達のお父さん、テレビで見るお父さんくらいの年齢の大人、周囲の男性の姿を見ていると、おしゃれに目覚めた娘は男性のファッションチェックも怠りません。
自宅にいる時にシャツとパンツ一丁で居ることすら気になりますし、外出時にも洒落っ気のない服装をしている父親とは歩きたくないと感じます。
自分のお父さんだからこそ、こぎれいでおしゃれだと思われるお父さんと歩き、自慢したいものです。
もう歳だから、おしゃれが面倒だからといってファッションに興味を示さない父親では、一緒に外出はしてくれないでしょうし、学校行事などにも来ないでと言われてしまうかもしれません。
3.加齢臭が気になる
加齢臭は30歳後半~40代以上になると自然と出てしまうものです。
しかしその臭いを不快に感じるのは親子だからなのです。
その臭いを何とも感じない人だっています。
人間の体にはHLA(ヒト白血球抗原)というものが体内にあります。
これは白血球の血液の事です。
その遺伝子は異性の好意と深く関係があり、自分とは異なるHLAを持っている異性を自然と好きになり、自分と似たHLAを持っている異性はあまり好みません。
これは本能的な問題です。
HLAはもちろん母親と父親の半分ずつを子供に分け与えているため、娘は父親と似たHLAが体内に流れているのです。
すると自分と似たHLAを持つ父親のニオイを不快だと感じ、加齢臭を嫌がり、父親を遠ざけるようになるのです。
もちろん毎日入浴していない、着替えもしていない、というのは不潔的なニオイにより嫌われてしまうのは当然ですが、清潔にしているのにクサイと言われ避けられるという場合は、本能的な問題が関係しているのです。
これは近親相姦を避けるための本能的力であるとも言われているため、しょうがないと言えばしょうがないことなのですね。
4.高圧的に感じる
時に一家の主として威圧的な態度が必要な場面もあります。
しかし、それがあまりにも高圧的な態度の父親の場合、娘に嫌われてしまう可能性は高いです。
常に上から目線で自分に話してくる人間をいい人だと思い信頼し仲良くすごすことができますか?
何をしても否定される、「誰のおかげで◯◯できていると思っているんだ」「俺は父親だぞ、父親をなんだと思っているんだ」「お前はまだ子供なんだから」と上から目線な言葉は、娘をどんどん遠ざけてしまいます。
人間は同じ立場に立って意見を言ってもらう事で、その意見をすんなりと受け入れることができます。
上から目線で言ったところで逆効果になってしまいます。
また、威厳を感じさせようと偉そうな態度で過ごしていたり、大きな声で怒鳴ったり、乱暴な行動を見せたりするのは短気で酷い父親にしか見えません。
尊敬される父親になるために、普段から過剰に怒る姿を見せるのは意味がありません。
逆に反面教師状態になり、こんな大人になりたくないと思われてしまうかもしれません。
何かあった時も、信頼して相談する事も出来ず、父親に隠すようになり、重要な事も聞けずどんどん娘の事が分らない父親にもなってしまいかねません。
5.母親を大事にしていないように見える
子供にとって身近にいつも居て、家事掃除洗濯、子供が不自由ない生活を支えてくれているのは母親に見えていることが多いです。
それは父親が稼いでいるからだと言いたくなるかもしれませんが、父親である男性も家庭という基盤が整っているからこそ全力で仕事が出来ているのではないでしょうか。
自分たちのために頑張ってくれている母親、尚更女の子の子供は母親の姿をよく見ています。
そんな母親を大切にしない、傷付ける人間には腹が立ち、敵対視してしまうことがあります。
感謝の気持ちを伝えることもなく、辛く当たったり、浮気なんてもってのほかですよ。
6.頑固に見える
頑固な男性は美徳である時代もあり、一度言ったことは曲げない、何が何でも譲らないという父親がいます。
それは時にして素晴らしいことなのですが、娘にとっては頑固で嫌な父親です。
思春期の娘は自分なりに精一杯悩み考え、出した答え、考えというものを持っています。
その答えに耳を傾けてあげていますか?答えだけではありません。
その答えに行きつくまでの葛藤、理由まで聞いてあげているでしょうか。
大人がすぐに答えを出せるような問題でも、数日、数週間かけて出した答えかもしれません。
それを頭っから否定し、父親の考え、答えを強要する。
強引にねじ伏せられる結果は、父親に話したところで意味がないと思われます。
どうせ頑固で人の話なんて聞いてくれないからと話すことすら嫌になり、自分の事を知ってもらおうという気持ちになりません。
徐々に距離は遠ざかり、会話が一切無くなる事もありますよ。
また、娘に対して「ごめんね・ありがとう」などの言葉を素直に伝えられない父親も頑固に見えてしまい、嫌われる原因になってしまいます。
7.子育てを母親に任せっきりにしている
俺は仕事があるからと、子育てを任せっきりにしている父親の言い分は聞きたくなくなるものです。
学校行事、普段の生活、全て母親が協力してくれていると、母親は自分の事をたくさん知ってくれているけど、父親は自分の事を何も知らない人だと認識します。
よく自分の事を知らない人間に何か言われると「知らない人が口をはさむな」と言いたくなりますよね。
自分の事をよく知らない人に何か指摘されたり、注意されてもが腹が立つだけなのです。
もしかしたら娘の状況は母親に聞き知っているかもしれませんが、娘からしたら何も知らない人にしか見えません。
子育てをまかせっきりにしてると、父親は自ずと仲間外れにされてしまうのです。
2.父の気持ち、子知らず
小さい頃から見てきた自分の娘、娘が小さい頃の出来事も大切な思い出であり、毎日娘の事を心配している事でしょう。
忙しい仕事の後も、寝る前や入浴時など娘を忘れる日などないのではないでしょうか。
一方様々な刺激に触れ、どんどん成長していく娘にとって、毎日がキラキラと輝き、今を見てひた走ります。
昔の父親との思い出を思い返すことも少なければ、昔のようにパパ大好きと思って眠る日ないでしょう。
父親にとっては大きくなっても子供はいつまでも自分の子供で、心配事も尽きないはずです。
愛情も変わらずあることでしょう。
しかし、残念ながらそれは思春期の娘には伝わりにくいです。
娘が自分の子供を産んだ頃、父親の気持ちを理解するようになるのではないでしょうか。
娘に嫌われている日々、とても悲しいのですが娘を嫌いになることは無いですよね。
昔小さい頃にプレゼントされた手紙や絵などを今でも大事に持っていたりすると、娘にその大切だと思っている気持ちが少し伝わるかもしれませんね。
3.一生懸命仕事を頑張って学費を払ってくれている実感がない
やはり思春期の娘が父親が一生懸命に仕事を頑張って学費を払ってくれているという事を実感を持って理解しているという事は少ないでしょう。
まず仕事がどんな内容なのか、多くの人に頭を下げたり、時に厳しい言葉を突きつけられる事もありながら頑張るという事や、こんなに頑張っていても決まった給料しか受け取れないという事を・・・。
そして家庭の出費がどれだけのもので学費を払うという事がどんなに大変かという事を・・・。
実際に社会人になり家族を養うようになってからでしょう。
娘は今は理解できていないかもしれませんが、いずれわかるはずですよ。
4.特に思春期は難しい
思春期は第二成長期とも言われ、身体も心も大人へとグッと近づきます。
しかし、どんどん成長していく中で、子供の部分もまだまだあり、自分自身でも自分がどの立場なのかわからなくなってしまう時期です。
それだけ複雑な時期であり、心の奥底まで見えるわけではない周囲の大人がうまく接することはとても難しいことです。
些細なことで傷ついたり怒ったり悲しくなってしまいますし、逆を言えば些細なことで嬉しくなったり楽しくなったり悩みから解放されます。
自立心は芽生えるものの、それを自分で達成する力はまだ足りないという葛藤や周囲の人からどう思われているのかをすごく気にするようになり、自分を作ることで精いっぱい、周囲に影響されやすく、本当にこれでいいのかと悩みながらもしてしまう時など、様々な葛藤苦悩を子供ながらに抱いているという事を理解してあげなければいけませんね。
1.10歳から18歳くらいまで
思春期は早い子供で10歳くらいから、遅くても18歳頃までには終わるとされています。
反抗期がものすごく長い子もいますし、反抗期が本当に少しの期間だという子もいます。
女の子の方が早く思春期を迎える傾向があります。
この時期は大人へと成長するために必要で大切な時期です。
接している親御さんは大変だと感じる場面も数多くあるでしょう。
しかし、小さい子が何かを出来るようになる時と同じです。
歩き出した時、走った時、自転車に乗れるようになった時を思い出してみてください。
そして寛大な心で受け止めてあげたいですね。
2.繊細でちょっとしたことが刺激になる
女の子の思春期は本当に繊細です。
手の付けようのないほどに反抗期がすごく、時に一緒にいるだけで疲れてしまうこともあるかもしれません。
しかし、思春期を終えた娘はより一段と大人になり、子供らしい最後の反抗になるかもしれませんよ。
そう思うとなんだか愛おしい時間でさみしく思えてきますよね。
思春期の娘と仲良く過ごすのは難しいかもしれませんが、子供の成長をも守りながら出来るだけ仲良く良い関係を続けていきたいですね。
いずれ父親の偉大さや大切さに気付いてくれる時は来ます。
頑張ってみてください。