というのも、いつまでも誰とも話せずにいれば、アウェイな状況はどんどん深刻になってしまいます。
あなたが止まっている間も、ほかの人は進んでいきます。
ですから、とにかく「分からない」と思ったことは、積極的にどんどん聞くことを心がけましょう。
分からないことを聞くのであれば、無理に話題を作る必要はありませんし、聞かれた人も「自分は頼りにされている」と嫌な気分になることはないでしょう。
また、向上心があることをアピールすれば、リーダー格の人と仲良くなるスピードも早くなりますよ。
4:幹事や役員になって顔や名前を覚えてもらう
マンツーマンで飛び込んでいくのが苦手であれば、思い切って幹事や役員になって顔や名前を覚えてもらいましょう。
幹事や役員になると嫌でも誰かと話す機会がありますし、また一気に大勢の前に出る機会があるので、普段は話すことのない相手にも顔や名前を覚えてもらえます。
もちろん、顔や名前を覚えてもらえれば、こちらから無理に話しかけなくても、相手から話しかけてくれる確率がグンと上がるのです。
ですから、マンツーマンでアウェイな状況が乗り越えられない場合は、積極的に幹事や役員に立候補することをおすすめします。
5:アウェイに感じる原因を分析する
自分から積極的に行動してもアウェイな状況を乗り越えられない場合は、一度アウェイに感じる原因を分析してみましょう。
ただやみくもに突っ走るのもいいですが、良くも悪くも結果が出ない場合は、一旦冷静になることも大切です。
その日だけの関係であれば、わざわざ原因を分析する必要はありませんが、これから長い付き合いになるであろう関係の場合は、じっくりと原因を分析する必要があるでしょう。
「どうしてアウェイなのか」とか「どうすれば踏み込んで行けるのか」など、考えれば考えるほど行動に移すのが難しくなりますが、アウェイに感じる原因を分析することでいい方向に進める可能性も非常に高いのです。
6:改善できるポイントを探る
「どうしてアウェイなのか」とか「どうすれば踏み込んで行けるのか」など、アウェイに感じる原因を分析したあとは、そのまま放置してしまうのではなく、改善できるポイントを探ることが大切です。
というのも、せっかく原因を分析して答えを見つけても、改善できるポイントを探らなければなんの解決にもなりません。
ですから、アウェイに感じる原因を分析したら、そのあとはかならず改善できるポイントを探ることをルーティン化しましょう。
改善できるポイントが見つかれば、次にするべき行動が手に取るように分かると思います。
7:焦らず1つ1つ改善していく
改善できるポイントが見つかったら、次は焦らず1つ1つ丁寧に改善していくようにしましょう。
アウェイな状況を早く乗り越えたいがあまり、改善できるポイントが見つかった途端、焦って行動してしまい反対に空回りをする人もいます。
そのため、大切なのは、あくまでも焦らず1つ1つ丁寧に改善していくこと。
せっかくいい答えが出ても、きちんと行動に移すことができなければ意味がありません。
それどころか、焦って行動してしまえば、アウェイな状況は深刻になるばかりでしょう。
ですから、ときには立ち止まりながら、焦らず1つ1つ改善していくといいですね。
8:これまでのやり方に固執しない
アウェイな状況を乗り越えるためには、これまでの自分のやり方に固執しないことが非常に重要です。
これまでのやり方がいけなかったからこそ、アウェイな状況を乗り越えることができなかったのかもしれません。
要するに、アウェイな状況を乗り越えるためには、これまでのやり方を一新する必要があるでしょう。
いつまでも自分の殻を破ることができなければ、明るい未来を掴むことはできません。
ですから、これまで同様に失敗を恐れず、かつ新しい自分を見つけられるように進んでいくことが大切です。
9:できない事を素直に認める
はじめからなんでも完璧にこなせる人なんてそういませんから、できないことを恥ずかしいと思うことはありません。
できないことが多いのが恥ずかしいのではなく、できないことを素直に認められないことが恥ずかしいのです。
とはいえ、アウェイな状況では、できないことを素直に認めることは難しいことだと思います。
ですが、1人で解決できないことは、誰かに聞かなければいつまでも解決しないままになってしまいます。
ですから、できないことを素直に認めて、どんどん聞いてみましょう。
意地を張って効率悪く作業する人よりも、できないことを素直に認めて聞いてくる人の方が、周りから見ても印象がいいものです。