自分から積極的に挨拶をしたり、幹事や役員になるなど、アウェイな状況を乗り越えるためには、自分の殻を破る必要があります。
ですが、それと同時にアウェイに感じる原因を分析したり、これから先に得られるものを見据えることも大切です。
要するに、アウェイな状況を乗り越えるためには、たくさんの努力だけでなく、ポジティブに考えることがポイントになります。
それでは、ここからは「アウェイな状況を経験するデメリット」について紹介していきます。
まずは、デメリットについて知ることで、乗り越え方を考えていきましょう。
自信がなくなる
アウェイな状況では、やはり自信がどんどんなくなってしまいます。
たとえば、どれだけ1つの仕事経験が豊富であったとしても、移動先で新しい仕事をしなければいけない場合は、やはり今までの経験にも自信が持てないでしょう。
そして、自分に自信がなくなればなくなるほど、新しい道に進んだり、飛び込んでいくことに臆病になってしまうため、アウェイな状況からなかなか抜け出せなくなってしまうのです。
要するに、一度アウェイな状況にたたされてしまうと、どんどん自信がなくなり、また臆病になりと悪循環を繰り返してしまうといえます。
ストレスが溜まる
アウェイな状況にたたされてしまうと、ストレスは日に日に溜まってしまうばかりです。
もちろん、アウェイな状況をすぐにでも乗り越えることができれば問題は解決されるかもしれませんが、それってとても難しいことですよね。
ですから、自分なりのストレス発散法を身につけ、爆発してしまう前にストレスを上手に発散する必要があります。
残念ながら、アウェイな状況では、誰もあなたのストレスには気づいてくれません。
自分のストレスと向き合えるのは自分だけです。
そのため、自分に合ったストレス発散法を身につけてみてください。
実力が発揮しにくい
やはり、アウェイな状況では、自分の実力が発揮しにくいといえます。
そもそも、アウェイな状況でも実力を発揮することができる人は、自分がたたされたアウェイな状況に対して悩みを抱えたりはしません。
むしろ、今たたされているアウェイな状況を「成長できる場」とポジティブに捉えることすらできてしまうのです。
ですが、ほとんどの人はアウェイな状況に悩みやストレスを抱えてしまい、せっかくの実力も発揮することができなくなってしまいます。
それって、成果が期待される仕事などでは、非常に痛い点ともいえるでしょう。
アウェイな状況を経験するメリット
アウェイな状況を経験すると自信を無くしたり、ストレスが溜まるなど、誰もが一度は経験したことのあるであろうデメリットがあったと思います。
ですが、実はアウェイな状況を経験することはデメリットばかりではないのです。
ということで、ここからは「アウェイな状況を経験するメリット」について紹介していきます。
苦しくて、辛いアウェイな状況を乗り越えた先には、きっと明るい未来が待っているはずです。
知見が広がる
アウェイな状況にたたされてしてしまうと「辛い、早く抜け出したい」とか「苦しい、もう嫌だ」と、解決法をたくさん考えると思います。
そのため、アウェイな状況を経験することで、多くの人は知見が広がるのです。
たとえば、話しかけるタイミングや、相手の表情の移り変わりなど、観察やさまざまな考察をするため自然と知見が広がるといえます。
大人になるにつれて、知見が広がることで、これから先得をすることは非常に多いです。
コミュニケーション力が高まる
アウェイな状況を経験したことのある人は、相手のことをきちんと考えて会話をすることができます。
要するに、アウェイな状況を乗り越えるにあたって、コミュニケーション能力を身につけているのです。
もちろん、はじめからコミュニケーション能力が高ければ、アウェイな状況に遭遇することはないかもしれません。
ですが、先ほどもお話ししたように、どれだけコミュニケーション能力が高くとも、アウェイを感じることによって実力を発揮できなくなってしまいます。
ですから、はじめからコミュニケーション能力が高い人はそれ以上に、コミュニケーション能力が低かった人は高くなるのです。
人脈が広がる
アウェイな状況を経験したことのある人は、周りと打ち解けるための方法をたくさん試してきたので、乗り越えた先の人脈は半端ではありません。