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日本人のルーツを5個のトピックで解説(続き2)

ハプログループDタイプ

ハプログループDタイプ
最後にご紹介するのが、ハプログループと呼ばれる遺伝子です。

これは、先ほどご紹介したミトコンドリアの中で分類される遺伝子情報です。

ミトコンドリアにはいくつかのグループがあり、その中のひとつにハプログループは過ぎないものになります。

この遺伝子も調べる事でルーツを探る事ができ、例えば人類がアフリカへ移動していくルートなども判明したりなど、これだけで様々な事がわかるようになるそうです。

このDグループは特異な遺伝子で、このDグループは元々アフリカから沿海ルートを通りアジアに向かったとされており、今ではこの遺伝子はアジアのきわめて限られた地域でしか見つけられない遺伝子となっているそうです。

なお、このDグループが多くみつかるのは日本、チベット、ヤオ族、グアム島だけだそうです。

なので、非常に珍しい特異な遺伝子を持っているという事になりますよね。

謎なのが、日本に近い中国や朝鮮半島などではこの遺伝子を持っている人はほとんど見られないそうなんです。

場所が近いだけにすごく不思議ですよね。

ただ、ひとつの理由としては日本が島国であり、他の共通してみられる特徴はなかなか他の場所と交流がしにくい地域であるという事がわかっているので、島国であった事がひとつの原因になっているという説があります。

遺伝子から見ると日本人のルーツは東南アジア!?

日本人のルーツの東南アジア
遺伝子から見ると、日本人のルーツは東南アジアではないかと言われています。

元々東アジアに住むためにアラビアから南アジアの沿海岸を通っていったのではないかと言われています。

そして、そこから東南アジアに入り、北方への経路を進んでいき日本にたどり着いたのではないかと言われています。

なので、もともとは日本人は東南アジアがルーツになっているのではないかと言われています。

人の存在自体はアフリカがルーツになっており、そこから世界にどんどんと広がっていったとされています。

そう考えると、もともとは同じだったのに環境や経験してきた事で、どんどん進化して、今の人類が存在しているんだなと思うと非常に神秘的な気持ちになりませんか?

2.顔から見る日本人のルーツ

顔から見る日本人
先ほどは遺伝子から日本人のルーツについてご紹介していきました。

ではここからは、日本人の顔からルーツについて考えていきたいなと思います。

世界には様々な人種があり、それぞれの国によって人の特徴ってたくさんありますよね。

でも、大きく分けると、白人、黒人、黄色人種という風に分けられるようのも思います。

ただ、細かい部分を見ると様々な特徴があるのも事実で、日本人の顔ってどんな感じなんでしょうか?
顔から色々とわかる事もあるので、是非ここからは顔について真剣に考えて頂けたらと思います。

日本人の顔は縄文人と弥生人に分けられる

縄文人と弥生人に分けられる日本人
まずは、日本人という人種に関して考えた時に、日本人は大きく二つに分ける事が出来ます。

ご存知の方も多いかと思いますが、縄文人と弥生人ですね。

具体的にご紹介すると、もともと大陸と日本は陸続きになっていました。

元々先に日本に渡っていた人達は縄文文化をはぐくんでおり、今でいう縄文人とされています。

そして、その後に渡来人がやってきて、その渡来人が本州で弥生文化を築いていき、今でいう弥生人という風になっています。

なので、この二つに大きく大分する事が出来るという事がわかります。

なので、その視点から日本人という人種を解明していきましょう。

縄文人タイプの特徴

縄文人タイプの日本人
まずは、もともと先に日本に住んでいた縄文人についてお話していきたいと思います。

縄文人の特徴は、全体的におおぶりであるという事です。

どちらかといえば、がっちりとした体形、体格、骨格という事になるでしょうか。

そして、背は高く、それぞれのパーツが大きかったり、長かったりという事が言われています。

また、非常に体毛が濃いという事でも特徴的であるかもしれません。

体毛が濃いので、当然ながら眉毛も太く、目はどちらかというとぱっちりとしたくりっとした二重の目であったようです。