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日本人の9個の性格的な特徴


アメリカの国際政治学者、サミュエル・ハンチントンはその著書『文明の衝突』の中で「日本文明は一国だけで完結している孤独な文明圏である。」と述べています。

古代では中国、インド(仏教)の影響を受け、近代ではヨーロッパの大きな影響を受けながら、いずれも適切にこなしてきました。

さらに武士階級の勃興する鎌倉時代には、「名こそ惜しけれ」という独自の『恥』の文化が浸透していきます。

武士道的な潔さを重視する行動規範です。

これに世界三大文明の影響とのが文化ミックスし、独自の孤立した文化圏になっています。

とくに近隣の中国・韓国との違いは際立っています。

同じ儒教圏とひとくくりにすることはとてもできません。

今では欧米の方により親和性が高くなっていると思います。

そして日本は独自性が高いだけに、さまざまな特徴をあげることができます。

今回は、日本人の性格的な特徴と、男女別に見る日本人の性格、外国人から見る日本人の性格をご紹介していきます。

日本人の9個の性格の特徴

世界と比較する視点を押さえながら、日本人の性格の特徴を探っていくことにします。

1.礼儀正しい


礼儀とは何か?「秩序を維持するために人が守るべき行動様式」と辞書にありますが、この行動様式といのは世界中どこでも同じ、というわけにはいきません。

日本では作法重視です。

ヨーロッパの上流社会もそうでしょう。

アメリカでは東海岸と西海岸では様子が違うそうです。

中国は序列にこだわりますが、作法はあまり重視していません。

ところで日本人は本当に礼儀正しいといえるのでしょうか。

ここで筆者の経験を紹介したいと思います。

中国駐在時、現地の鍼灸院に通っていたときのことです。

ベッドが5床、処置室と待合室が一緒になったこじんまりしたところです。

患者は金持ちが多く、共産党地方幹部や銀行支店長、海軍の将軍までいました。

ある日ドアを開けると満員で、中国人同士の会話がはずんでいました。

筆者は彼らの邪魔にならないよう隅のほうに座り、文庫本を読み始めました。

すると後になって鍼灸院の先生から、お前は礼儀知らずだと非難されたのです。

それはなぜでしょうか。

中国では黙っていることは礼儀知らずなのです。

まして社会的レベルの高い人々を前にして積極的に交流しないとは何事か、というわけです。

場の空気を読んだつもりが、実はまったく逆だったのです。

日本では遠慮や作法を重視していますが、果たしてそれは本当に礼儀正しいことになるのだろうか。

個人的には今でも結論は出ていません。

外国人から見ると少し壁を感じる

とにかく日本には独自の感覚に基付いた礼儀作法がたくさんあります。

作法教室を開いたり、本を書いたりして、それで食べている人たちもいます。

ここまで大衆的レベルにまで作法文化の発達しているのは、日本くらいでしょう。

さらに感情を出してはまずい、という暗黙の決まりまであります。

かつてモンゴル出身の横綱・朝青龍が、土俵上でガッツポーズをして非難されました。

横綱ともあろうものがはしたない、礼儀にかなっていないというわけです。

朝青龍は17歳のとき来日し、四国の明徳義塾高校の相撲部に入っています。

17歳からの日本経験では、この辺りの機微は分からなかった、ということでしょうか。

まして大人の外国人にはわかりません。

なお朝青龍は今でも毎年同校へお米一俵を寄付しているそうです。

これは礼儀にかなった行為ですね。

2.挨拶を大切にする


挨拶は日本礼儀作法の基本です。

時候の挨拶、冠婚葬祭のそれぞれ、また宗派によっても違います。

正確にこなそうとすれば、インストラクターが必要になるでしょう。

しかし都会を中心に、気持ちが伝わればいいじゃないか、という風が広まり、やかましいる制約は解けてきつつあります。