瞳からもルーツを考える事が出来ますので、是非気になる方はみてみてくださいね。
じっくりと自分自身の瞳の色も見てみてはいかがでしょうか?
ブラウン(濃褐色)
瞳の色は人によってそれぞれ異なりますし、同じ日本人でも全く違うという人も中にはいます。
なので、個人差があるという事を念頭に置いたうえでご説明させていただきます。
まずは一般的なのがブラウン色の瞳ですね。
日本人の瞳の色は黒じゃないの?と思った方も中にはいるかもしれませんが、実は日本人の瞳の色は黒色なんです。
もちろん、人によっては薄目の灰色だったり茶色の方も中にはいます。
これも遺伝が関係しており、メラニンの量によって決められるという事も関係しているようです。
これは先ほどご紹介したアジアの国の人達も同じような目の色をしており、中国や韓国、東南アジアなどもおなじようなブラウンの色素の目をしているという事もわかっています。
もともとのルーツをたどると同じような目の色をしているという事も理解出来るのではないでしょうか。
ヘーゼル(淡褐色)
次のご紹介するのが、ヘーゼルという色見です。
こちらはあまり聞いた事がないのではないでしょうか?
こちらは日本人でもまれに存在しており、色見としては薄い色になります。
薄いグリーンのような色見をした目であり、色素が薄い事でこのような色見になってしまうという事がわかっています。
場所としては、多くはいませんが九州地方や南西出身の方がこのような色をしている事が多いようです。
ただ、中には青森や秋田などの東北の地方で、日本人であるにも関わらず、青い色の目をしている人が存在するようです。
こうして考えると、目の色だけですべてを判断してしまうのは浅はかな考えにもなってしまうかもしれませんね。
5.人類が日本に渡る3つのルート
アフリカが人類の起源だとされているという事はみなさんご存知でしょうか。
では、人類がアフリカからどうやって日本に来たのか、気になる方も多く存在するのではないでしょうか。
これってけっこう不思議に感じて、今まで一度は気になった方も多いかと思いますので、是非ご紹介させてください。
なかなか難しい答えかもしれませんが、これまでの研究で様々な事が明らかになっています。
これも日本人というルーツを考える上で非常に大事な事でもありますよね。
是非この機会に日本人という人種が誕生するまでのルーツを知っていただけたらと思います。
1.北海道ルート
まずはご紹介するのが北海道から経由してきたとされている北海道ルートです。
北海道はもともとシベリアと陸続きになっており、ここから渡ってきたのではないかとされているルートになります。
過去の2万6000年前に北海道の遺跡から見つかった石器があり、それがシベリアのものと非常によく似ている事からこのルートが浮かんできたともいわれています。
ちょうど移住してきたのではないかと言われている期間の間に、シベリアで遺跡が確認できなかったことも含めて、その頃に移住して南下し、今の日本に来たのではないかという風に言われています。
そう考えると、つじつまもあっており、非常に信ぴょう性の高いルートになるのではないでしょうか。
2.対馬ルート
次にご紹介するのが、対馬からやってきたのではないかと言われているルートになります。
対馬のルートですが、これは大陸から海を渡って日本に来たのではないかと言われています。
紀元にしておよそ3万8000年前ともいわれています。
これはなぜかというと、遺跡の数がこの時にかなり増えているからともいわれています。
確かに移住してきて、遺跡をたくさん作り始めたと考えると納得ですし、妥当な結論にはなりますよね。
一応、朝鮮半島から対馬までは目視しながらであれば十分にわたっていける範囲であったともいわれている事から、海を渡ってきて、目視しながらたどり着いたのではないかとも言われています。
以前は寒冷期だった事もあり、海面などもかなり低かったともいわれているので、可能だったのではないでしょうか。