娘さんが父親に反抗しがちになってしまうのには理由があります。
普段の自分と比較しながら確認してみてくださいね。
1.しつこいと感じる
親と離れる時間も増え、知らないこともたくさん増えてきた娘さんに対し、娘を心配するあまりしつこく接してしまってはいませんか?
口うるさく質問したり説教じみたことを長々と話したり・・・。
思春期に差し掛かっている娘は、自分の事は自分で管理できると思ってきている状態です。
大人のような考えを持ちながら、子供な面もある難しい時期なのです。
よく3歳くらいの子供は何でも「自分で!」と言ってできないことであっても出来ることも増えている中で、自分でやりたいという気持ちが大きくなり、親にやってもらうのを嫌がります。
そのように、思春期の娘も自分の事は自分で出来るようになっている、考えることが出来るようになって来ているため、何でもかんでも手を出されたり口を出されるのが嫌なのです。
自分の娘を信じ、放っておくのではなく、見守るという形はどうでしょうか。
何かあったら自分が絶対に助ける、それで良いのです。
何かに挑戦する前から、何か考えを持っているうちから否定をしたり、しつこく問い詰めるのはやめましょう。
また、仲良くしたいがあまり、しつこく話し掛け過ぎるのもしつこいと思われてしまいます。
大人に差し掛かっている時期、様々な刺激に触れ、気持ちの面でも大きく成長している時期なので、考え込むことや悩むことがたくさんあり心が疲れている日もあります。
そんな時にしつこく話しかけたりふざけて話しかけると無神経でしつこい!と思われてしまいます。
一人で過ごしたそうにしている時、なんだかいつもより静かな時はしつこく話しかけずそっとしてあげましょう。
2.ファッションがダサいと感じる
お友達のお父さん、テレビで見るお父さんくらいの年齢の大人、周囲の男性の姿を見ていると、おしゃれに目覚めた娘は男性のファッションチェックも怠りません。
自宅にいる時にシャツとパンツ一丁で居ることすら気になりますし、外出時にも洒落っ気のない服装をしている父親とは歩きたくないと感じます。
自分のお父さんだからこそ、こぎれいでおしゃれだと思われるお父さんと歩き、自慢したいものです。
もう歳だから、おしゃれが面倒だからといってファッションに興味を示さない父親では、一緒に外出はしてくれないでしょうし、学校行事などにも来ないでと言われてしまうかもしれません。
3.加齢臭が気になる
加齢臭は30歳後半~40代以上になると自然と出てしまうものです。
しかしその臭いを不快に感じるのは親子だからなのです。
その臭いを何とも感じない人だっています。
人間の体にはHLA(ヒト白血球抗原)というものが体内にあります。
これは白血球の血液の事です。
その遺伝子は異性の好意と深く関係があり、自分とは異なるHLAを持っている異性を自然と好きになり、自分と似たHLAを持っている異性はあまり好みません。
これは本能的な問題です。
HLAはもちろん母親と父親の半分ずつを子供に分け与えているため、娘は父親と似たHLAが体内に流れているのです。
すると自分と似たHLAを持つ父親のニオイを不快だと感じ、加齢臭を嫌がり、父親を遠ざけるようになるのです。
もちろん毎日入浴していない、着替えもしていない、というのは不潔的なニオイにより嫌われてしまうのは当然ですが、清潔にしているのにクサイと言われ避けられるという場合は、本能的な問題が関係しているのです。
これは近親相姦を避けるための本能的力であるとも言われているため、しょうがないと言えばしょうがないことなのですね。
4.高圧的に感じる
時に一家の主として威圧的な態度が必要な場面もあります。
しかし、それがあまりにも高圧的な態度の父親の場合、娘に嫌われてしまう可能性は高いです。
常に上から目線で自分に話してくる人間をいい人だと思い信頼し仲良くすごすことができますか?
何をしても否定される、「誰のおかげで◯◯できていると思っているんだ」「俺は父親だぞ、父親をなんだと思っているんだ」「お前はまだ子供なんだから」と上から目線な言葉は、娘をどんどん遠ざけてしまいます。
人間は同じ立場に立って意見を言ってもらう事で、その意見をすんなりと受け入れることができます。
上から目線で言ったところで逆効果になってしまいます。