こういう部分には、人を見る力が関係します。
単に口が達者な人がトークが上手いというわけではなく、人の気持ちを理解したり、空気を読むスキルに長けている人の方が、一緒に話していて心地いいものです。
決断の方法
大切な決断を迫られた時、その時に最も必要とされる判断ができるか、自分本位な判断をするか、というのは人間性があらわれる部分です。
決断というのは、自分だけでなく、周りに影響を与えるような場合もあります。
自分が望む方向性と、周りが望む方向性が違うこともあるでしょう。
そういう時に、自分だけが良ければそれで良い、というような決断をしてしまうか、物事を俯瞰的に捉えて広い視野で決断を出すか。
人としての度量が試されます。
とはいえ、人の意見にそのまま従うような生き方もナンセンスです。
こうした中で、自分も周りも納得させるような、説得力のある行動や決断をできる人は、とてもかっこいいですね。
目先のことだけでなく、先々まで見据えて、多角的な視点で思考しながら、冷静な判断力で決断をすることができれば、間違った方向には進まないでしょう。
仮に、決断したことが、あまりいい方向に進まなかったとしても、良く考えて下した決定事項であれば、後悔も少なく済みます。
かっこいい人は表情が素敵
かっこいい人は、単に容姿が優れているというだけではなく、顔つきや表情による部分が大きいと言われています。
どんなに目鼻立ちが整っている人でも、いつもしかめっ面で怖い顔をしていたら近寄り難いですよね。
逆に、いつもにこやかで穏やかな雰囲気の人は、とても愛嬌があって接しやすいものです。
人のかっこよさというのは、外見だけでなく、内面的な部分が表面化されたものではないでしょうか。
例えば、誰にでも優しく接することの出来る懐の深さや、スマートに立ち振る舞うことのできる自信や余裕など、人としての魅力が表情にもあらわれてきます。
仕事にせよ、プライベートにせよ、心の底から思いやりを持って真剣に向き合っている人と、表面だけ取り繕って適当に振舞っている人の差は一目瞭然です。
心のどこかで、いつも人をバカにしていたり、不真面目な考えをしている人や、真剣さに欠ける人は、その気持ちの軽さが表情や顔つきで分かるもの。
隠しているつもりでいても、ふとした仕草や視線など、ちょっとした変化で気付かれてしまいます。
頭が良くてキレがいい
頭の回転が良くて、キレのある対応ができる人は実に頼りがいがあり、魅力的です。
頭の良さは学力面はもちろんのこと、その場その場の適応力や応用力なども関係します。
もしも何かに困った時、悩んだ時に、相談しようと思うのは、頭が良くて良いアドバイスをくれると思える人ですよね。
頼りがいのあるタイプの人は、人からの信頼も厚く「この人なら、助けてくれるだろう!」という期待感と安心感があります。
自分が困っている時にスマートに助けてくれる存在というのは、本当に有難いですし、凄くかっこいいなと感じるものです。
かっこいい人は自信を押し出さない
かっこいい人は、頭が良い人だったり、優しい人だったり、容姿が良くてモテる人だったりと、様々な条件があります。
しかし、これらに当てはまるからといって、皆か憧れるかっこいい人になれるわけではありません。
「自分は頭がいいからかっこいい」「自分は顔がいいからモテる」「自分は優しいから頼られる」など、自己評価が高すぎる人は、ナルシストの部類に入ってしまいます。
自信を持つのは良いことですが、自信をありありと周りにひけらかすような、謙虚さに欠ける人はとてもじゃありませんが、かっこいいとは言えません。
他人からの評価を誠実に受け止め、自己評価に繋げることは大切ですが、その過程で正しい自己分析ができず、自分は人より勝っている、優れた存在なのだと驕った態度を取ってしまうのはNG。
かっこいい人は、自信があっても、それを前面に押し出すことなく、周りからの評価を謙虚に受け止める姿勢がある人です。
かっこいいと言われることに胡座をかいて、調子に乗ってしまうと、折角の長所も短所になってしまうでしょう。
毎日充実した生活を送っている
毎日満ち足りた生活を送って、充実した日々を過ごしている人は、イキイキとしたエネルギーを発しています。
公私共に満足のいく、自分らしいライフスタイルを手に入れられる人は、心に余裕があり、その人らしい生き方をしているので、とてもかっこよく見えます。
それに引きかえ、毎日を嫌々過ごしている人や、ストレスを溜め込んでいるような人は、気持ちに余裕が無く、行動や表情もどこか暗くなってしまいます。
日々の充実度は、人生を楽しく感じるか、つまらなく感じるかに直結するため、人としての在り方や姿に反映されるものです。