たとえば大きなことを成し遂げた人を目の当たりにして努力の大切さを実感し、日々を適当に過ごすのではなく努力しながら生きることを自分自身の目標とする人もいます。
あるいは、感動をもたらしてくれた人のインタビューなどを聞き、日々の過ごし方によって自分も誰かに感動を与えられるかもしれないと知ることで日々への向き合い方が変わるという人もいます。
このように、家族や親戚以外にもたまたま見た映画やスポーツがきっかけとなり日々を生きることの大切さを実感することは誰にでもあるのです。
活躍できる場にいる時
自分自身の能力がしっかり発揮されている状態だと、自分の存在価値を実感することもできるでしょう。
このように、今までは「今を生きる」ということがいまいち分からなかった人も、自分の能力を発揮して活躍できる場にいることで、自分の存在価値を認めて「今を生きる」ということを実感できることもあります。
自分が活躍できるような場所で自己肯定感を高めて初めて、今までと意識が大きく変わるという人もいるでしょう。
もし、あなたの周りに普段から自暴自棄で自分のことも大切にしていない人がいるなら、その人が活躍できる場を与えてみてください。
そうすることで、責任感も持ち今までには考えられなかったパフォーマンスを発揮するようになってくれることもあるのではないでしょうか。
頼りにされた時
自分自身が活躍できる場にいるのは、単なる自己満足に終わってしまうこともあります。
あるいは、活躍できる場面でも人間関係が築けないと「どうせ周りは自分を利用しているだけだ」と人間不信になってしまい、今までよりもさらに自暴自棄になってしまうこともあります。
そうなると「今を生きる」ということを実感することは非常に難しくなってしまうでしょう。
しかしながら、自分が活躍できる場所にいて、さらに周りの人に頼られるとその気持ちにも変化が訪れます。
誰かに頼られてお礼を言われ、また次の信頼を得られるようになると、単に活躍できる場で過ごしているよりもさらに自己肯定感が高まるようになるのです。
そうなると「自分がここにいる意味がある」ことを実感でき、「今を生きる」という意識を持てるようになるでしょう。
普段から一匹狼に見える人でも、周りの人との関わり方によって意識が変わることは決して珍しいことではありません。
愛する人ができた時
家族が増えた時と同様に、愛する人ができた時も「今を生きる」ことを実感するという人も多いと言われています。
その人が自分のことを見てくれない場合でも、その人に見てもらえて大切にしてもらうためには自分自身を大切にする必要があることに気付き「今を生きよう」という意識を持つ場合もあるでしょう。
さらに、愛する人ができただけではなく相手からも愛されると「今を生きる」という意識はこれまで以上に強くなります。
「愛する人に愛されていること」すなわち「愛する人の大切な存在になっていること」で、自分自身を粗末にすることができなくなるのです。
「自分に何かあったら大切な人が悲しむ」と考えることができれば、今まで「今を生きる」という気持ちを理解できたことがないという人も想像しやすくなるのではないでしょうか。
応援された時
誰かに頼りにされた時に「今を生きる」ことを実感できるという人も少なくはありませんが、頼りにされるまでいかなくても応援されることだけで「今を生きる」気持ちを実感できるという人もいます。
普段はあまり意識しないかもしれませんが、応援されるというのはそもそも期待されているからです。
大きなプロジェクトに対して応援されるなどの重大な局面ばかりではなく、運動会の徒競走で自分の親に応援されるのも「一位をとることを期待されている」あるいは「しっかり全力で挑むことを期待されている」と解釈することができるでしょう。
大人になればなるほど、表立って誰かに応援されるという機会は減っていきがちです。
ですが、だからこそ誰かに応援されるという単純なことだけで「今を生きる」ということを実感できる場合もあるでしょう。
決して大きなイベントだけが「今を生きる」ことを実感できるチャンスではないのです。
今を生きるために必要なこと
「今を生きたい」と感じる瞬間は人それぞれです。
ここまでで紹介した7つの瞬間以外にも「今を生きる」と感じる人はいますし、紹介した全ての状況を経験したからといって「今を生きる」という強い気持ちを持てないという人もいます。
「今を生きる」ということはそれほど難しく、実感自体が困難なことです。
「今を生きる」という気持ちになるためには、何か大切な存在を作るだけではなく自分自身のことも大切にし、自分しか持っていない存在価値を自覚することも必要になってきます。
では、動機は人それぞれ違うとはいえ、「今を生きる」という気持ちになった時にはどのようなことに注意して生きていけば良いのでしょうか。
曖昧な表現だからこそ、どうすれば「今を生きる」ことができるのか分からないという人もいるでしょう。
ここからは、実際に「今を生きる」ことを意識している人たちが実践している事柄を紹介していきます。
大切な存在ができたり自分自身の存在価値を実感したりして「今を生きる」ことを成し遂げたい人は、ぜひ自分自身の行動指針を立てる上での参考にしてみてください。
過去を忘れる
今を生きるためには、全力で今に対して意識を向ける必要があります。
