自分で選ぶことができるというのは嬉しいものですし、何か趣味に合わないものを渡されるよりはずっと良いと考える人もいます。
相手も忙しそう、相手が引っ越しの最中で物を届けるのは気が引けるというようなケースもありますので、状況に合わせて商品券を贈るというのも良いのではないでしょうか。
若干味気なくはなってしまいますが、それでも相手に会わないものを選んでしまう可能性を考えると、商品券というのは悪くない選択肢のように思えます。
もっと心を込めたいという場合には、メッセージカードなどをつけてあげると良いのではないでしょうか。
12.カタログギフト
カタログギフトというのも最近では流行っていますね。
予算のカタログを買って、自分でほしいものを選んでもらうというパターンです。
これは、欲しいものを自分で決めることができるというメリットがある一方で、商品券よりは自由度が少なくなってしまう、また、何となく味気ないというところがデメリットとなります。
こちらも、もし相手の状況によって物を送れるような雰囲気でもない、自分がとても物を選ぶことができるような余裕がないという場合には、カタログギフトを選ぶことをおすすめします。
13.お酒
お酒が好きだという人には、お酒を送るというのも良いですね。
お酒といっても色々ありますが、例えばワインが好きだという人にはヴィンテージのもの、特に記念年のものを贈ってあげるというのもおすすめです。
日本酒が好きだという方にはそちらの方が良いですし、相手に喜ばれそうなタイプのものを選んでみてください。
できればすぐに購入できるようなものではなく特別感のあるものが良いですね。
霧箱に入っているものでも良いですし、例えば二人の生まれ年のものを贈るなどでも良いかもしれません。
ただ、ヴィンテージのものなどはかなり値段が張りますから、そこは自分の予算と勝負というところも出てくるので、酒屋の店員さんと相談して見ると良いでしょう。
14.フォトフレーム
フォトフレームというのも結婚する二人には良いかもしれません。
これからどんどん二人の素敵な写真が増えていきそうですし、部屋に素敵なフォトフレームがあるというのもオシャレで良いものです。
ただ、こちらもインテリアの中で使うものですから、あまり奇抜なデザインであるものは避けた方が良いでしょう。
また、予算くらいのフォトフレームというのはなかなかありませんし、あまり大きすぎるというのも問題がありますよね。
何かとのセットにして送ることができれば一番良いかもしれません。
最近ではデジタルフォトフレームと呼ばれるものもあります。
こちらはデータを取り込んで、それをスライドショーのように表示していくという形式のフォトフレームです。
スマホなどで写真を撮ることが多い人などには、ぜひこれらのフォトフレームをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
外したくないNGなポイント
結婚式のプレゼントを選ぶ際には、少し気づかわなければいけないポイントがあります。
なぜなら、結婚式のお祝いというのは「縁起物」と呼ばれるような部類のものでもあるからです。
例えば、上述のようにはさみや包丁などの切るものは「縁を切る」にかけているので結婚にはふさわしくありません。
消耗品もどちらかというと「消えるもの」なので嫌われる傾向にありましたが、最近ではあまり気にしていない人も多いようです。
また、意外なところではありますが、葬式の弔事をイメージさせる日本茶は贈ってはいけません。
お茶の好きな友人には日本茶をと考えてる人もいるかもしれませんが、あまり好まれないですね。
その友人が強く希望している場合を除いては避けておいた方が無難でしょう。
また、死を連想させるようなものもいけません。
具体的に言うと櫛ですね。
女性の友達を持っている人には送りたくなるかもしれませんが、死と言う言葉と近くなってしまうので、結婚のお祝いには即していないということになるのでしょう。
また、燃えるという言葉を連想させるようなものもいけません。
例えばライターなどはかなり高級なものもあるので喜ばれるかもしれませんが、縁起物としてはふさわしくないと言われています。
これは絶対に避けた方が良いでしょう。
最近ではあまり気にしない人も増えていますし、それなら良いではないかと思われる方もいるでしょう。