サービス残業や休日出勤まで厭わなくなる重症の仕事中毒にまで至ることさえあります。
その理由は確かな手ごたえが感じられるところにあるのでしょう。
こういう充実感は初めて、という人もいるでしょう。
手ごたえのない恋愛はいいや、という状態なのかもしれません。
しかし私生活を大事にしようとせず、そこに色彩の感じられない人は、やがて仕事にも行き詰まることが多いものです。
縛られたくない
独身者は縛られたくない、という思いを強くもっています。
もう一度、出生動向基本調査(2015年)からの引用してみます。
そこに未婚者に聞いた独身生活の利点というアンケートがあります。
それを見ると男女とも一番多いのは、行動や生き方が自由、という項目で、男性69.7%、女性75.5%にのぼります。
二番目は男性が、家族扶養の責任がなく気楽26.7%、女性は広い友人関係を保ちやすい25.8%と分かれます。
三番目は男性が金銭的に裕福、25.2%、女性は家族扶養の責任がなく気楽19.2%となっています。
なおこの調査は2項目を挙げてもらう方式のため、合計100%にはなっていません。
とにかく男女とも圧倒的に、「行動や生き方が自由」を挙げています。
女性の方がパーセンテージの多いのはちょっと意外な感じですが、この調査においては毎回同じ傾向が出ています。
自由に恋愛できる
同じ調査アンケートには、異性との交際が自由という項目があります。
これを挙げたのは男性7.2%、女性4.9%しかなく、しかも減少傾向にあります。
恋多きゆえに独身のまま、というケースはそれほど多くはないようです。
多情というか元気のよい人自体の絶対数が減っているのかも知れません。
自分にお金を使える
やはり同じ未婚者調査に、「金銭的に裕福だから」という項目があります。
これを挙げたのは、男性では先に紹介した通り第三位で25.2%、女性は第四位で16.2%でした。
かなり多い数字ですが、減少傾向にあります。
男性に多いのは、家庭を持てば奥さんからわずかな小使いをもらう身分に堕ちる。
サラリーマン川柳でウサをはらすような生活はイヤ、という思いは強いと想像できます。
️生涯独身になりそうな人の7個の特徴
生涯独身への道は至るところに開いています。
自分当てはまりそうなところをチェックしてみましょう。
いずれも改善できるものばかりです。
1.理想が高い
口には出さなくとも、理想が高すぎて独身という人は、何となく周囲に知られているものです。
年を経るごとに理想のレベルを下げるか、または妥協していくべきですが、プライドが邪魔となりそれをしない人の方が多いようです。
理想が高いことは悪いことではありませんが、その分自分も相手に見合うように努力をする必要があります。
2.プライドが高い
上昇志向が強く、人間をクラスター分析によって分類し、自分より下のクラスの人は相手にしないタイプの人もいます。
露骨に玉の輿や逆玉を狙っているというのではなくても、自然にそういう雰囲気がにじみ出ています。
両親の影響を受けてそうなった人もいるかも知れませんが、後天的に自分で身に付けた人が多いような気がします。
出会いの可能性を自ら狭めているタイプで、たいていの場合、ことは思ったように進みません。