家庭も大事だけどアナタとも別れたくないというズルい思考で、独身女性に結婚をチラつかせているだけにすぎません。
本当にアナタのことを想うなら家族に償いをしてからササッと離婚するし、結婚の夢を叶えてあげられないのであれば潔く別れてくれるはずです。
そのどちらもしないということは、自分本位なのです。
また、彼の子供が成人するまで待っていても、本当にアナタを選んでくれるのでしょうか?もし、そこで「やっぱり妻とは別れられない」「キミとの将来が見えなかった」なんて言われたら、婚期どころか子供が産める年齢もとうに過ぎてしまっていることがあります。
結婚はいくつになっても双方の気持ちがあればできるものですが、婚期というものは一生のうち、1度だけです。
その婚期を逃してまで既婚男性と付き合うのは、結婚願望のある女性にはリスクが高いと言えるでしょう。
堂々と付き合えない
既婚男性との恋愛は人目を忍ぶものです。
既に結婚をして家庭のある男性とヒミツの関係になるというのは、社会的に白い目で見られるものです。
「お互い愛し合っているのだから、気にすることないよ」と独身女性は思っていても、既婚男性にとってはそういうものではありません。
家族はもちろん、会社や親族、友人などには「不倫している」ということはバレたくないものです。
もしバレたとすると、家族や親族からは責められ、会社によっては罰を科せられ、友人たちからはヒソヒソとされ冷たい扱いを受けるおそれがあるからです。
「既婚である」ということはそれだけのリスクを背負っているので、周りにバレるわけにはいかないのです。
そのため、既婚男性とのデートはいつも堂々とすることはできません。
本当は他のカップルのように手をつないで堂々と街を歩きたくても、何処で誰が見ているかわからないので手どころか隣に並んで歩くこともできません。
食事に行くにしても知り合いが少なそうな遠方のレストランや、完全個室の隠れ家的な料亭などを選ぶ人が多いです。
また、極端に警戒している既婚男性の場合は、不倫相手と外で会うことすら警戒しているので、ホテルやアナタの家などで現地集合・現地解散のようなデートばかりをしようとするものです。
堂々とできないのはある意味仕方がないことなのですが、あまりにもアナタを人から隠そうとして屋内デートばかりしていると「私って何なんだろう」と虚しくなってしまいますよね。
恋愛を誰かに見せつけたいわけではないけど、堂々とせずコソコソと隠されるような恋愛はとてもツラいものですよ。
祝福されない
不倫とは、社会的に「いけないもの」として広く認知されています。
妻や子供というものがありながら、夫はよその女性との恋愛や情事に溺れ、家庭を裏切っているなんて決していいイメージはありませんよね。
不倫をしている既婚男性はもちろん、そんな男性を相手にしている独身女性も冷たい目で見られるものです。
友達からは「他に家庭がある男性に手を出した」「相手の家族のことは考えたことあるのかな」などと言われ、家族からは「情けない、相手の奥さんや子供に申し訳ない」と言われ、会社の同僚からは「仕事やめてほしい」と陰で言われ、いいことなんて1つもありません。
「既婚男性と付き合っている」と話して素直に祝福してくれる人は、まず1人もいないと思っておいたほうがいいですよ。
また、これまで仲良くしていたはずの友達や同僚でも、その人たちが既婚だった場合は特に冷たい言葉や視線を浴びせられることでしょう。
既婚女性は自分が結婚している立場で物を見るので、自分が当事者でなくても「不倫している独身女性」にはかなり敵意を抱くものです。