自分が頑張らなくても家は安泰なのでどんどん楽なほうへいってしまいます。
家が裕福であるか貧乏であるかによって自分のお金や仕事に対する考え方というものは大きく変わってくるでしょう。
小さいころから何不自由なく育ってきた人間には、あまり自分の生命に対する危機感というものは芽生えませんが、貧乏な家に育つといろんなことを制限されたりするので、自分がやらないといけないという危機感を常に持つようになるのでしょう。
甘やかされており働く必要性も感じていない
親も甘やかすので子供がつけあがるのかもしれません。
いつまでもこんな状態が続けばいいですが、親のする仕事が失敗などして、家が凋落していった場合などは悲惨でしょう。
親に甘えて何もしてこなかった人間が、いい歳をして自分で自立しなくてはならないとなるのですから。
子供を甘やかしすぎると、子供が大人になった時に自立できない子供に育ってしまう可能性があります。
人生が思うようにスムーズにいっているならいいですが、就職活動などで挫折してしまった時に、もう一度踏ん張って頑張ろうという強い気持ちがないので、すぐに諦めてしまいます。
3.夢や目標が無い
旅をするにしても、まずはどこへ自分が行くのかを決めると思います。
それは人生も同じで、目的地がないと迷ってしまいます。
自分は何がしたくて、どこへ向かいたいのか、それが夢や目標です。
全くそういったものを持たずに働くと、いつか足取りが止まってしまうでしょう。
皆漠然とした夢は持っているのでしょう。
金持ちになりたいとか、幸せな結婚をして子供を持ちたいとか。
ただ、あまりにも漠然として具体性がないので、現実の自分に反映されるような目標がありません。
ですから夢や目標の到達から逆算をして考えることができないのです。
自分を見失わない人というのは、目標から逆算して今日は何をすべきかをわかっています。
それができていない人は何をやっていても、どこへ向かっているのかがわかりません。
やりたい仕事、自分に向いている仕事を見出せなかった
自分がやりたい仕事や、好きな仕事に最初から就ける人は少数派だと言っていいと思います。
なかなか人生というのは甘くなく、自分の嫌いなことをやらされたり、苦手なことにも挑戦しなくてはいけないこともあるでしょう。
最初は戸惑いながらもやっているうちに自分の居場所を見つけ、徐々に仕事を好きになったり、興味がでてくるものです。
しかし、いつまでたっても自分がやっている仕事に興味を見いだせなかったり、自分の居場所が見つからなかったりする人もいます。
そういう人はやがてストレスが溜まり、消えるように会社を辞めてニートへと堕ちていくのです。
4.精神的に弱い
社会人として長い年月を生き抜くには強いメンタルが絶対に必要です。
理不尽なことで怒られたり、不条理な出来事が自分に降りかかってくることもあるでしょう。
そんな時でもすぐに切り替えて前を向いていかなくてはいけないのです。
精神的な強さというものは社会人としての経験を積むに従って強くなっていくのが普通です。
最初から何にも動じない強い心を持つというのは難しいですし、皆最初は怖いながらも少しずつ強くなっていくのです。
世の中で成功者と呼ばれているような人の佇まいを見てみると、その人からでてくる精神的な強さ、タフさというのがにじみ出ているのがよくわかります。
特に大きな会社のリーダーなど、人の上に立つ人間には「強さ」というものが常に求められます。
リーダーが精神的に弱いと下の人間がついていきません。
打たれ弱く、すぐ心が折れてしまう
なにかトラブルが起きたり、怒られたりするだけですぐに心が折れてしまう人がいますが、打たれ弱い人は社会人として残っていけません、試練に対する強さというものは、ウイルスに対する免疫力のようなものです。
あまりにも免疫がなく少しのことでへこんでしまうような性格では社会ではやっていけなくなって引きこもってしまうのでしょう。
こういう人の特徴は常に人の目を気にしすぎているところにあると思います。
何か失敗したら周りに何て思われるのだろうと常にビクビクしているので、そんな醜態をさらすくらいならドロップアウトしたほうが楽だということでニートを選んでいるのです。