貯金がなければ毎月のようにかかる出費で給料が全て飛んでしまうため、とても貯金をする余裕などなくなってしまいます。
その点、最初からある程度貯金があれば、月の生活は厳しくても、「何かあった時には貯金がある」という安心感がありますので、心の余裕も生まれるでしょう。
2.資格を取る
資格を取っておくと、将来的に役に立つことがあるかもしれません。
もし将来の目標がある程度決まっているのなら、何がしたいのか決まっている人こそ資格を取っておいた方がいいでしょう。
例えば薬剤師として働きたいのなら薬剤師の資格を取るべきですし、また日本語教師になりたければ講座に申し込んで勉強をし、然るべき試験に合格するべきでしょう。
やりたいことがあって、それには資格が必要だったり、資格を持っていた方が有利になったりする場合には、時間がある内に資格を取っておいた方が良いでしょう。
資格はあって困るものではありませんし、何気なく取っておいた資格が、意外と将来で役に立つこともあるかもしれません。
もし将来の見通しがまったく立たずに、どんな資格を取ればいいのかも分からない場合には、一般的に取っておくと有利とされる資格を選んで取っておくと良いでしょう。
資格を得るには時間もお金も努力も必要ですが、そこで培ったものが人生のどこかで役に立つこともあります。
「無駄だったら取った意味がないから」と最初から諦めて何もしないよりは、「取っておいた方が役立つかもしれない」という気持ちで資格を取っておきましょう。
資格があると就職も有利に!
資格を持つ最大のメリットは、就職で有利になることです。
一般企業で人材を募集した場合に、採用人数の枠が少なければ、応募した人材の中からできるだけ使えそうな人を会社側は選びます。
その「使えそう」の判断基準となるのが資格の有無です。
事務職で募集をかけていれば、パソコンのスキルや資格を持っている人を積極的に採用しようとします。
外資系の会社であればTOEICの点数が高い人が採用されやすいでしょう。
資格を持っているということは、「私はこの分野では専門的な仕事ができますよ」「特定の分野においては他者よりも優れた能力を持っていますよ」と暗に相手側にアピールすることになります。
何の資格も持たずにただ「やる気だけは人一倍あります!」ではまともなアピールになりません。
そのアピールで採用されるのは新卒の若手社員だけでしょう。
資格は就職でも転職でも役立ちますので、今の内から取っておいた方が自分のためにもなるでしょう。
知識が増えるとできることも増える
資格を取るには当然専門的な勉強をすることになりますので、これまでは知り得なかったさまざまな知識を新たに得ることができます。
知識が増えると自然とできることも増えますので、就職が決まれば勤務早々から専門的な仕事を任せてもらうチャンスにも恵まれるでしょう。
また、仕事だけでなく、日常生活の中でも資格で得た知識が役に立つことも大いにあります。
何にせよ、知識があるということは、それだけトラブルが起きた時でも冷静に対処に努めることができます。
万一のためにも資格は持っておいた方が良いでしょう。
3.勉強をする
学生の頃には嫌でも勉強しなければなりませんでしたが、社会人になると勉強は義務ではなくなるため、まったく勉強をしなくなってしまう人は多いです。
毎日仕事が忙しいととても勉強までする気にはなれません。
そもそも、資格を取るといった目標もないのに勉強しようとする人はあまりいないでしょう。
「仕事で頭を使っているからいいや」と思う人もいますが、仕事によっては慣れてしまえば同じような作業の繰り返しになることもあります。
指示された仕事を行うのがメインになりますので、純粋に頭を使って計算したり、暗記をしたりといった機会は少なくなることの方が多いでしょう。
すると勉強をしないことで、考える力が衰えてしまい、物忘れが増えたり、肝心の時に頭が働かなくなったりします。
若い内は良くても、年齢の経過とともにどんどんそれは酷くなってくるため、常に勉強をして頭を働かせておくようにしましょう。
そうすることで脳の活性化ができて考える力はいくつになっても衰えず、仕事でもアイディアを生み出したり、新しい発見をしたりすることが可能になるでしょう。
特に英語は覚えていて損がない!
一口に勉強といってもさまざまですが、特に英語の勉強は社会人になってからもぜひするべきでしょう。
現代では日本もグローバル化が進んでおり、積極的に海外へ出て行く日本人も多いですし、街中のあちこちで英・中・韓の表記を見かける機会も増えました。
とはいえまだまだ日本人は海外に比べると、英語が話せる人の割合が少ないですし、英語がペラペラの人とまったく話せない人との差もかなり大きいです。