学生時代には英語を勉強していた人も、社会に出て使う機会がなければあっという間に英語が話せなくなってしまいます。
英語を堂々と話せる日本人はまだそこまで多くはありません。
しかしだからこそ、就職では英検やTOEICを持っている人ほど有利ですし、外資系の企業に就職すれば、一般企業よりも高い給料や地位を望めるでしょう。
プライベートでも、街中で外国人から話しかけられた時に、英語が話せれば笑顔でコミュニケーションがとれます。
また、人前でスラスラと英語が話せることで、周囲の尊敬や羨望を集めることもできるでしょう。
簡単な英会話だけでもいいので、英語の勉強はやっておくべきでしょう。
計算や読解力には強くなろう
社会人になってからも計算をする機会はとても多いです。
ですから今からでもきちんと計算の勉強をコツコツやっておけば、いざ必要な場面ではスムーズに計算の答えを導き出すことができるでしょう。
また、読書をしたり現国の勉強をしたりすることで、読解力を身に付けることができます。
読解力を身に付けると、誰かと会話をしている時にも相手の言いたいことを察しやすくなります。
堅苦しいビジネスメールが送られてきた時でも、「要は相手が何を言いたいのか」を素早く読み取ることができるようになります。
計算や読解力を身に付けると、日常生活や仕事の両方で大変役に立ちますので、それらの勉強をやっておくといいでしょう。
4.体力作り
子どもの頃や学生の頃には、どれだけ激しく運動をしても息が切れにくかったり、少し休めばまた全速力で走ったりすることができていたでしょう。
若い時分には体力が有り余っているため、多少無茶をしたところで翌日にはすっかり体力が回復していることも多いです。
大学生の頃には、しょっちゅう飲み会でオールをしたり、新社会人になってからも徹夜明けでそのまま仕事をしたりしていた人もいることでしょう。
しかしそうした無茶も、ある程度年齢を重ねると段々と体力が持たなくなってきます。
少し走っただけでも息切れを起こし、徹夜をすれば翌日までずっと不調が続きます。
それらは年齢による体力の衰えが原因ですが、さらに運動不足という大きな原因もあります。
「仕事が忙しいから」と運動をサボっていると、体力はどんどん衰えて、いざ転職や新しく仕事を始める時でも疲れやすくなってしまうでしょう。
そうならないためにも、適度な運動をして体力づくりをしておきましょう。
5.アルバイト
学生の内に空いた時間を活用してアルバイトをしておくと、いざ社会人になってからもアルバイトで培った経験を活かす場面があるでしょう。
例えばコンビニやファミレスなどでアルバイトをしておくと、社会に出て接客業の仕事をすることになった時に、アルバイトの経験を活かして笑顔でお客とコミュニケーションが取れるでしょう。
「お客よりも下手に接するのが当たり前」という感覚を既に持っているため、いきなり職場に出ても丁寧な対応ができ、上司や先輩たちからも信頼を得やすくなります。
接客のアルバイトの経験は、サービス業だけでなく営業職でも活用出来ますし、何よりも「社会で働く」ことの良い練習にもなります。
学生の内からお金を稼ぐことの大切さや責任感を学んでおくと、いざ社会に出てからもしっかりと自覚を持って働けるようになるでしょう。
様々な社会経験をすることができる
アルバイトをすることで、様々な社会経験をすることができます。
宅配の仕事であれば、時間までに指定のものを届ける責任感や、仕事をしながら道を覚える練習になります。
また、コンビニやファストフードなどの接客業では、お客と直に接するため、どんな態度で接客をすればいいのかを学ぶ良い機会になるでしょう。
仕事でお金を触ることで、お金を扱うことの重要さや責任感が身につきますし、自分で働いてお金を稼ぐことの充実感を味わうこともできるでしょう。
必ずしもアルバイトを経験しなければならないというわけではありません。
ですが、まったくの未経験で新社会人になるよりは、アルバイト経験があってから社会に出る方が、仕事にも慣れやすくなるでしょう。
人脈も広がる
アルバイトをすることで、仕事の大切さやお金を稼ぐことの大変さを学ぶことができます。
しかしそれだけではなく、アルバイトを通して自らの人脈も広げることができるでしょう。
学校であれば、同じ立場の同年代の人たちしかいませんので、友達は作れても、その範囲はごく一部に限られます。
しかし一方で、アルバイトを経験すると職場には年代も立場も様々な人たちが集まっていますので、年齢性別立場を問わずたくさんの人脈を広げることができるでしょう。