社会人になって約20年が過ぎ、働くことにも慣れてきたころに40代を迎えます。
恋愛を経験してから結婚して世帯を持っている人や、まだ独身を謳歌している人まで、様々な人生があるのです。
しかし、年齢も40歳という区切りを迎えると、今一度これまでの人生について考える瞬間があるはずです。
「これでよかったのだろうか?」とか、「あの時に別の道に進んでいればどうなっていたのだろうか?」とか、寝る前に考えたりするものです。
何かトラブルが起こっていると、余計に少し前の人生に思いをはせるようです。
「あの時に軽はずみで余計なことをしてしまった」と、現在悪い状態になってしまったことを後悔していても、「あんなことをしなかったなら」と過去の決断を否定しても、それによって現在が必ずしも良い状態になっているとは限りません。
もっと悪くなっていたかも知れないのです。
「四十にして惑わず」という孔子の言葉もありますが、40代の人は、「どんなことを考えているか」、「これからどうしたいのか」などの疑問を調べてみました。
️40代になったら考えたい7個のこと!
40歳は人生の転機でもあります。
40歳になったあなたは、今から何ができるのでしょうか?「もう中年の仲間入りだ」と消極的に考える人や、「壽命も延びたことだし、まだ先は長いので好きなことを始めよう」と前向きな人もいます。
どちらの考え方も正しいのですが、この際に一度考えてみましょう。
1.仕事について
ラストスパート手前!自分の仕事をやりきろう
40歳になったら、自分を見つめ直してみようという人が多いようです。
結婚して子供も生まれていると、最愛の家族を守るためにも、きっちり収入を確保しなければなりません。
このままで(この仕事をやり続けることで)良いのかと考えることもあるのです。
会社を辞めて独立する選択肢もありますが、もし辞めて新事業を立ち上げるとすると、うまく成功するかと不安が頭をよぎります。
独立した先輩たちの失敗例や苦労を聞くと、二の足を踏んでしまいます。
もし、多少の不満があったとしても、良き仕事仲間たちや先輩、上司に囲まれているのなら、あえて荒波に突き進む必要もないでしょう。
そんな時には、自分の生活や仕事に自信をもって、さらに上を目指すように努力するべきです。
40代は誰もが一時苦しんで、考え抜いて、必死に答を探す時期なのです。
仕事仲間と何か楽しい趣味を持つと、考えも変わります。
同じ悩みを持つ人との会話にも答えが見つかるかも知れません。
40代になったら、人生のギアをトップに入れて、思い切りアクセルを踏み込むのです。
自分の仕事をやりきるのです。
定年に向けて貯蓄をする
40代の人は、定年まであと25年ほどです。
職場では、管理職になって部下を指導する立場になっている人もいます。
技能職であれば、経験を積んでいる中軸の技師の役割で、周りから信頼されている立場でもあります。
真面目に仕事を続けていれば、近い将来に幹部への昇進も夢ではないはずです。
住宅ローンを組んでいると、子供の学費やローンの支払いで、苦しい時期に差しかかるのです。
しかし、総務省の家計踏査によると、40代は収入も増えてきて収支に一番余裕がある年代だそうです。
50代になると、可処分所得は多いけれども、支出も多くなるので、40代よりは家計は苦しくなるのです。
では、定年に向けて貯蓄をするには、40代なら10年後、20年後、定年までのライフプランを立ててみて、資金繰りを確認してみることをお薦めします。
それによって、定年後の貯蓄額や必要な資金の目途が立つのです。
定年に向けて貯蓄のプランを立てて、実行するのです。
改めて資格を取るのもヨシ
資格を取るのは転職を考えているか、勤めている企業が倒産とかでリストラされる可能性があるとか、趣味で資格を取るとか、理由はさまざまです。