CoCoSiA(ココシア)

『あなたはできる!』自分に自信をつ...(続き2)

実際には10kmも走ることができるのに3kmが限界だと思えば、そこに到達した時点で体が疲労を感じたり、脚が動かなくなったりします。

限界を決めないでやってみると、本当の限界を迎えたときにだけ、ぶっ倒れるでしょう。

もちろん、頑張るべきでもないこと、やりたくもないことで倒れるまでになる必要はありませんが、自分の意志でやりたいことについては限界を見るまでやってみても良いのではないでしょうか。

5.何事も楽しむ


生きていれば、なんにも面白くないのに必要に迫られてやらざるを得ないことが山ほど出てきますよね。

本当は家でずっと寝ていたいのに仕事に行かなきゃいけない、お菓子だけ食べてぼーっとしていたいのに栄養のある食事を作らなきゃいけない、嫌いな人の突然の訪問や電話、おかしな相手への謝罪…。

どれもこれも、ちっとも面白くなんかないのですが、やらざるを得ないなら、それで凹まないように楽しむしかありません。

仕事に行くのも金のためと割り切る、食事を作るのは相手のおいしそうな顔を見るため、嫌いな相手の存在は世の中甘くないことを教えてくれるアラーム、おかしな相手への謝罪はそれが仕事の一つなら金に向かって謝っていると思う、などなど。

ちょっとずつ脳内変換して楽しい要素を付随させましょう。

そうすれば、そこまで嫌なことではなくなってきます。

辛いのに「これも人生の勉強だ」と何でもかんでも受け入れろという話ではありません。

やらざるを得ないことに限っては、楽しむことで乗り切ろうというわけです。

6.結果じゃなくて過程が大事

まず真逆のことから話しますが、仕事ができる人は「過程で評価してくれ」とは言いません。

1件の契約も取れない営業マンが「毎日複数社を訪問して頑張っているのだから給料を上げてくれ」と言い出したら社内の人たちは「は?」と言うに決まっています。

とはいえ、評価は得られずとも自分自身は過程を重視してあげましょう。

結果だけに執着していると、過程における細かな成功を見逃し、自己評価が不当に下がってしまうからです。

自信を失いかねず、最終的には何をやっても失敗するような不安感に襲われるようになります。

たとえ結果が悪くても、過程の全てが間違っていたわけではないはずです。

どこが間違っていたのかを冷静に見直して修正すれば、次は成功できるかもしれません。

落ち込みすぎず、未来に向かえる精神力を保ちましょう。

7.何事も経験

「経験」なんていうと、たいそうなものを想像しがちですが“したことがないこと”が“したこと”に変化した状態を指すので、何でも経験になることは間違いありません。

結果として成長したりスキルを身に着けたりすることはありますが、経験すること自体は「とりあえずやってみたけどダメだった」でも構わないわけです。

どんな人でも生きているだけで経験の連続なので、それほど意識する必要はなく機会を得られています。

たとえば先週まで100円だったキャベツが今週は200円になっていたというのに気付くのも、気づかなかったことから気づいたことへ変化しているので“経験”です。

ただ、経験としてはそこまで。

「なんでかな」と調べて「春キャベツは品種が違うのか!」とわかると“知識”に変化します。

経験はとっかかりで、その後どう活かすかが大切。

まずはその、とっかかりを得ることが自分の世界を広げることに繋がるので、臆する暇があったらやってみればOKです。

8.過去より今が大事

過去は文字通り、過ぎ去ったこと。

タイムマシンでもなければ修正不可能なので、「あのときこうしていれば」なんて考えても仕方がありません。

というより、今が過去になるので、なんとかできる今を大事にした方が有意義です。

そして未来も同様に、いずれ今になる時が来ます。

さて、問題は何をもって大事とするかですね。

毎日毎時間、毎分ごとに全力出し切るなんて無理ですし、全力を出すことが今を大事にするということでもないでしょう。

今を大事にすることは「今最も大切なものが何なのかを、見誤らないこと」といえるかもしれません。

「子どもの頃にもっと勉強しておけばよかった」という大人が多いのは、子どもにとっては最も重要である学びを積極的に行わなかったから。

遊びもたしかに大切ではありますが、遊びばかりではいけなかったはずですよね。