あなたは普段美術館や博物館に行く機会は多いですか?
好きなアーティストや興味のある分野の展覧会であれば行くという方がほとんどなのではないでしょうか。
しかし普段はあまり興味のない分野であっても、実際に目にして作品に込められた思いや歴史などを知れば新たに興味関心のあることと出会える可能性が高いです。
今回は秋田県にエリアを絞って、おすすめの美術館・博物館をご紹介していきます。
一人はもちろん、友達や家族や恋人と一緒にぜひ訪れてみてくださいね。
秋田県でおすすめの美術館
秋田県立美術館
(ホームページ画像の出典:秋田県立美術館公式サイト)
秋田県立美術館では、「秋田の行事」などで有名なアーティスト藤田嗣治の作品を中心に展示しています。
作品の展示はさることながら、秋田県立美術館で注目したいのはその建物。ガラスの窓から見える「水庭」や自然光に照らされるエントランスホールの螺旋階段、千秋公園の景色を楽しむことができるミュージアムラウンジなど、空間を切り取ったかのような光景はまさに絵画のようです。
作品だけでなく建物もぜひ楽しんでほしい美術館と言えます。
電話番号:018-853-8686、018-833-5809
開館時間:10:00~18:00
休館日:不定休
入館料:大人/310円、大学生/210円、高校生以下/無料
ホームページ:https://www.akita-museum-of-art.jp/index.htm
秋田県立近代美術館
(ホームページ画像の出典:秋田県立近代美術館公式サイト)
美しい建物が印象的な秋田県立近代美術館。秋田県に縁深いアーティストの作品や、近代以降の作家の作品を中心に所蔵しており、館内では定期的に企画展・特別展を開催しています。過去にも「ときめく美人画展」「ファッションアワード2020-装いの表現-」「写真展 岩合光昭の世界ネコ歩き2」など様々なジャンル・テーマの展覧会が開かれており、あらゆる年代の人が楽しめる展示が行われていることが分かります。
中学生以上の人を対象とした美術館教室も開かれているので、新しいことにチャレンジしたいと考えている人にもぴったりです。
電話番号:0182-33-8855
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
休館日:詳しくはホームページをご確認ください
入館料:企画展・コレクション展ごとに料金が異なります
ホームページ:https://common3.pref.akita.lg.jp/kinbi/
鳥海山木のおもちゃ美術館
(ホームページ画像の出典:鳥海山木のおもちゃ美術館公式サイト)
国登録有形文化財に指定されている旧鮎川小学校をそのままの状態で保存した上で設立された鳥海山木のおもちゃ美術館。
館内に設置されている大型遊具・おもちゃや家具はどれも秋田県由利本荘市産の木を使用して作られたもので、温かみを感じられる優しい風合いのものばかりです。
おもちゃや館内のことについて教えてくれる「おもちゃアテンダント」がいるというのもこの美術館のポイント。来館者のサポートはもちろん、時には子どもたちと一緒に遊んでくれるので、子どもにとっては忘れられないひと時を過ごすことができるでしょう。
電話番号:0184-74-9070
開館時間:9:00~16:00(最終入館15:30)
休館日:木曜日・年末年始
入館料:大人/800円、小学生以下/600円
ホームページ:https://chokaisan-wtm.jp/
まんが美術館
(ホームページ画像の出典:まんが美術館公式サイト)
まんが美術館では漫画の原画を中心に展示を行っています。
所蔵している原画の数はおよそ44万枚以上。あだち充氏・水木しげる氏・藤子不二雄Ⓐ氏などの日本の漫画家の他にも中国・香港・韓国など海外の漫画家の原画も保存しているため、他では見ることのできない原画を目にすることができるでしょう。
館内にはマンガカフェが併設されており、「三平の昼まんま」「ボンさんのピザトースト」などのユニークな軽食の他に秋田県出身の作家とコラボしたカフェラテやミルクティーを楽しめます。期間限定メニューもあるので、コンプリートするつもりで通うのも新たな楽しみとなるでしょう。
電話番号:0182-45-5569
開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
休館日:第3火曜日
入館料:無料(特別企画展は有料です)
ホームページ:https://manga-museum.com/
秋田県でおすすめの博物館
なまはげ館
(ホームページ画像の出典:なまはげ館公式サイト)
なまはげとは男鹿市で今でも大切にされている伝統的な行事で、大晦日の夜にみのと鬼の顔のようなお面を身につけ一軒一軒家を訪ねるというものです。見た目の恐ろしさはインパクトも強いため、「秋田と言えばなまはげ」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
なまはげ館では実際に使用された150枚以上ものなまはげのお面やなまはげ行事についての映画などを中心に展示しており、不定期でなまはげ面彫師によるなまはげのお面の手彫り作業を見学することもできます。
なまはげのオリジナルグッズもショップで買えるので、秋田に行ったら訪れることをおすすめします。
電話番号:0185-22-5050
開館時間:8:30~17:00
休館日:年中無休
入館料:一般/550円、小学生・中学生・高校生/275円
ホームページ:https://namahage.co.jp/namahagekan/
秋田大学鉱業博物館
(ホームページ画像の出典:秋田大学鉱業博物館公式サイト)
鉱山が多く、古くから開発が盛んに行なわれてきた秋田県。秋田大学鉱業博物館では鉱山資源の開発についてはもちろんのこと鉱石・鉱物・化石なども一緒に展示されています。
一階の常設展示では国内外から集めた鉱物約1,500点以上が、二階では地球生命史などと一緒に隕石や地層が、三階では様々な種類の資源がそれぞれ展示されているため、地球についてこれまでよりずっと深く知ることができるでしょう。
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
電話番号:018-889-2461
開館時間:9:00~16:00
休館日:12月~2月/日曜日・祝日、年末年始
入館料:大人/100円、高校生以下/無料
ホームページ:https://www.mus.akita-u.ac.jp/index.html