毎日が安定していて平和であることはとてもありがたいことですが、その生活が刺激がなく退屈なものに思えてしまうということは誰にでもあります。
そんな時は、気分を変えて美術館や博物館に赴くのはいかがでしょうか。
同じ時代を生きる人や自分が生まれる遥か昔に活躍していた人の作品を見るというのは、それだけで刺激を受け日々も色濃く見えるものです。
今回は山形県でおすすめの美術館・博物館をご紹介していくので、アーティストが抱いていた思いや出土品などから感じられるその土地の歴史を思う存分受け止めて刺激を得てくださいね。
山形県でおすすめの美術館
山形美術館
(ホームページ画像の出典:山形美術館公式サイト)
山形美術館では主に東洋美術・郷土関係美術・フランス美術の三つの分野において作品の収集・所蔵を行なっており、現時点では与謝蕪村の「奥の細道図屏風」や横山華山の「紅花屏風」、クロード・モネの「睡蓮」、エドゥワール・マネの「イザベル・ルモニエの肖像」、新海竹太郎の「ゆあみ」など世界的にも有名な画家の作品も複数個所有しています。
その美しさにしばしの間陶酔してみてはいかがでしょうか。
電話番号:023-622-3090
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日、12月28日~1月3日
入館料:一般/800円、高校生・大学生/400円、小学生・中学生/200円
ホームページ:http://www.yamagata-art-museum.or.jp/
天童市美術館
(ホームページ画像の出典:天童市美術館公式サイト)
今野忠一、熊谷守一、豊田豊などをはじめとするアーティストの作品を中心に所蔵している天童市美術館。1993年に入ってからは、上村松園や横山大観などによる有名な作品もコレクションに加わり更に大きな進化を遂げました。
天童市に縁深い巨匠たちの作品からは、その昔天童市で育まれた彼らの価値観を感じることができます。
箱作り・レゴブロック・アイロンビーズなど子どもと一緒に楽しめる体験美術館も開催されているので、日程をきちんと確認した上でぜひ参加しましょう。
電話番号:023-654-6300
開館時間:9:30~6:00(最終入館17:30)
休館日:月曜日、展示換え期間中、12月29日~1月3日
入館料:通常展示 一般/420円、高校生・大学生/210円、小学生・中学生/100円
ホームページ:http://tendocity-museum.jp/
本間美術館
(ホームページ画像の出典:本間美術館公式サイト)
明治時代以降日本で一番の地主として名を馳せていた本間家。
その本間家から譲り受けた美術品の数々を本間美術館では所蔵・展示しています。
収蔵品の数は現時点でおよそ3,000点。その中には「三十番神像」「吉田兼好筆 消息」「市河文書」など重要文化財に指定されているものもいくつもあります。
これらのコレクションはもちろんのこと本間美術館はその庭園の美しさでも有名で、本間氏別邸庭園は国指定名勝としても知られています。
そのすぐ傍にある清遠閣では喫茶室が併設されており、コーヒーまたは抹茶とお菓子のセットを楽しむことができます。
喫茶室からは本間氏別邸庭園を一望できるので、こちらにもぜひ立ち寄っておきたいところです。
電話番号:0234-24-4311
開館時間:4月~10月/9:00~17:00(最終入館16:30)、11月~3月/9:00~16:30(最終入館16:00)
休館日:12月~2月/火曜日・水曜日
入館料:一般/1,000円、高校生・大学生/450円、小学生・中学生/無料
ホームページ:https://www.homma-museum.or.jp/
山形県でおすすめの博物館
山形県立博物館
(ホームページ画像の出典:山形県立博物館公式サイト)
春には桜を、秋には色とりどりの紅葉で来る人を魅了する霞城公園。その中に山形県立博物館は設立されました。
常設展示では主に山形の自然・歴史・文化について展示。
現在に受け継がれている歴史的資料や鉱物・化石類からは、山形がこれまでにどのような歴史をこの地に築き上げてきたのかを知ることができます。
「縄文の女神」「ニセミノ」などの国指定・県指定の文化財はぜひチェックしておきたいものですが、その中でも見ておくべきなのは霞城公園からすぐ近くの「県民の森」の中にある琵琶沼です。
これまでの調査の結果から5万年以上の歴史があることが分かっており山形県の天然記念物に指定されているので、琵琶沼を囲む豊かな自然と共に堪能しましょう。
電話番号:023-645-1111
開館時間:9:00~16:30(最終入館16:00)
休館日:本館 月曜日、年末年始
入館料:本館 成年/300円、学生150円
ホームページ:https://www.yamagata-museum.jp/
浜田広介記念館
(ホームページ画像の出典:浜田広介記念館公式サイト)
浜田広助は日本の童話作家です。誰もが一度は読んだことのある「泣いた赤鬼」「竜の目の涙」などの作品で有名で、「日本のアンデルセン」という異名を持ちます。
浜田広介記念館では彼の幼少期からの品々や原稿・資料などを多数展示。
「泣いた赤鬼」をはじめとした作品を上映する「童話ルーム」も設けられているので、これまで知らなかった作品に触れることもできるでしょう。
併設されている喫茶店では季節限定で「赤おにソフトクリーム」なども楽しめるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
電話番号:0238-52-3838
開館時間:9:00~17:00(12月1日~3月31日/9:30~17:00)
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始
入館料:大人/500円、学生/300円、小学生・中学生/200円
ホームページ:https://hirosuke-kinenkan.jp/