かつてオランダやポルトガルなどと貿易を盛んにしていたことでも有名な長崎県。
観光地としても人気の高い県ですが、今回はその中でもおすすめの美術館・博物館をご紹介していきます。
アートや歴史的資料などにもその県の特色が出やすいものですが、長崎県ではやはり貿易関係や化石などについて詳しく知ることのできる場所が多いです。
子どもと一緒に訪れたら、子どもにとって非常に良い刺激になることは間違いないでしょう。
ぜひ週末に足を運んでみてくださいね。
長崎県でおすすめの美術館
長崎県美術館
(ホームページ画像の出典:長崎県美術館公式サイト)
運河を二つの棟で挟むように建てられた長崎県美術館。
特徴的な構造をしたこの建物は、かの有名な建築家の隈研吾氏が設計したものなので、アートはもちろん建物にも注目しておくべきと言えるでしょう。
館内では長崎県に縁の深い作品やスペイン美術を中心にコレクションを行なっており、現在の所蔵数はおよそ8,000点。
常設展にて定期的に入れ替えを行いながらこれらの作品の展示をしています。
併設されているカフェでは「デザートサンド」「いろどり野菜長崎角煮ごはん」をはじめとしたフードや形が可愛いボトルドリンクなどを楽しむことができます。
隈研吾氏設計の建物から見える景色を堪能しながらカフェで一休みというのも、とても充実した時間になるでしょう。
電話番号:095-833-2110
開館時間:10:00~20:00
休館日:第2・第4月曜日
入館料:一般/420円、大学生/310円、小学生・中学生/210円、70歳以上/310円
ホームページ:http://www.nagasaki-museum.jp/
祈りの丘絵本美術館
(ホームページ画像の出典:祈りの丘絵本美術館公式サイト)
美しい木々に囲まれ蔦の伸びた洋館が印象的な祈りの丘絵本美術館。
館内では国内外の絵本の原画を中心に展示していて、こどもの本の店・童話館には約4,000冊、美術館のフロアには約500冊の児童書や絵本がそれぞれ置かれています。
企画展なども精力的に開催されているので、常設展と合わせて観覧することをお勧めします。
まるで絵本の中に入り込んだかのような錯覚に陥ること間違いなしです。
電話番号:095-828-0716
開館時間:10:00~17:30(最終入館17:00)
休館日:月曜日、展示入替日、年末年始
入館料:大人・大学生/300円、小学生・中学生・高校生/200円
ホームページ:https://douwakan.co.jp/museum/
長崎県でおすすめの博物館
長崎歴史文化博物館
(ホームページ画像の出典:長崎歴史文化博物館公式サイト)
その昔スペインやポルトガルとの貿易が盛んに行なわれていた長崎県。
長崎歴史文化博物館ではその南蛮貿易をはじめとした貴重な歴史的資料の数々を収蔵しており、その数はおよそ81,000点にも及びます。
常設展示では南蛮貿易だけでなく朝鮮・中国との外交や長崎県独自の文化・美術などについて実際の資料を見ながら詳しく知ることができるので、歴史に興味がある人はもちろん小中学生の子どもと一緒に観覧に訪れるのもとても良い刺激になるでしょう。
施設内には伝統工芸体験工房も併設されており、長崎銀細工や長崎陶芸などを体験することができます。
歴史ある長崎の文化を五感を使って体感してくださいね。
電話番号:095-818-8366
開館時間:常設展示 4月~11月/8:30~19:00、12月~3月/8:30~18:00、1月1日~1月2日/10:00~18:00
休館日:第1・第3月曜日
入館料:大人/630円、小学生・中学生・高校生/310円
ホームページ:http://www.nmhc.jp/index.html
長崎市恐竜博物館
(ホームページ画像の出典:長崎市恐竜博物館公式サイト)
エントランスに向かうとすぐティラノサウルスの像が迎えてくれる長崎市恐竜博物館。
この像が物語っているように、長崎市恐竜博物館では長崎県で発掘された恐竜の化石や全身骨格のレプリカを見ることができます。
またそれだけではなく、長崎半島の大地の歴史を辿れる岩石の標本・壁面イラストや生物の顎・目などの進化が知れる展示もあるため、長崎県の歴史だけでなく生命がどのような進化を経てきたのかまで学べます。
「恐竜ぼうしを作ろう」「恐竜トークイベント」などのワークショップやイベントも定期的に開催されているので、子どもと一緒に楽しめること間違いなしと言って良いでしょう。
電話番号:095-898-8000
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日、12月31日~1月1日
入館料:一般/500円、小学生・中学生・未就学児/200円
ホームページ:https://nd-museum.jp/
長崎孔子廟中国歴代博物館
(ホームページ画像の出典:長崎孔子廟中国歴代博物館公式サイト)
まるで中国に来たかのような気持ちになれる長崎孔子廟。
その大成殿の奥には博物館が併設されており、そこでは中国の貴重な作品や資料の数々が展示されています。
日本とは異なる色遣いや絵柄は非常に美しく、孔子が活躍していた時代の中国の雰囲気を感じ取れるものばかりです。
長崎孔子廟では変面ショーも行われているので、博物館に展示されている作品を観覧した後にそちらもぜひ楽しんでおきたいところです。
電話番号:095-824-4022
開館時間:10:00~16:00(最終受付15:30)
休館日:展示入替日
入館料:大人/660円、高校生/440円、小学生・中学生/330円(博物館の観覧料込み)
ホームページ:https://nagasaki-koushibyou.com/