多種多様なアート作品や歴史的資料を目にするだけでインスピレーションを受けることのできる美術館や博物館。
日々の生活に退屈さや疲れを感じている時こそ訪れるべき場所であると言えます。
カフェが併設されている美術館・博物館であれば企画展や展示にちなんだメニューを出しているところもあるため、多角的に楽しむことができます。
今回は広島県にエリアを絞っておすすめの美術館・博物館をご紹介するので、ぜひこの週末足を運んでみてくださいね。
広島県でおすすめの美術館
平山郁夫美術館
(ホームページ画像の出典:平山郁夫美術館公式サイト)
教育者として活躍する傍ら画家としての功績をも挙げた平山郁夫。
彼の故郷でもある生口島に設立した平山郁夫美術館では、幼少期の頃からの作品の数々が展示されています。
平和に対する祈りが込められた作品の数々からは、彼が戦時中からどのようなことを感じてきたのかを垣間見ることができるでしょう。
館内に併設されている喫茶「オアシス」では、和菓子付きのお抹茶や抹茶マカロン、青と黄のコントラストが美しいブルーレモネードなどをいただくことができます。(※季節によりメニューに変更があります)
庭園を眺めながらスイーツやドリンクが楽しめるのでぜひ立ち寄ってみましょう。
電話番号:0845-27-3800
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:無休
入館料:一般/920円~(展覧会により変更有)、大学生・高校生/410円、中学生・小学生/210円
ホームページ:https://hirayama-museum.or.jp//
ひろしま美術館
(ホームページ画像の出典:ひろしま美術館公式サイト)
原爆ドームをイメージして設立された丸い形をしたひろしま美術館では、日本近代絵画作品やフランス近代絵画作品を中心に所蔵。
国内では黒田清輝・横山大観・上村松園らの作品を、海外ではゴッホ・ピカソ・ムンクらの作品をコレクションしていて、これらの中から約90点を展示しています。
過去の特別展では「アーノルド・ローベル展」「宮廷画家ルドゥーテの美花選展」「やなせたかし展」など、あらゆる世代の人々が親しめる展覧会を開催。
特別展にちなんだイベントもその時々で開催されているようなので、その分楽しみも増えます。
館内のカフェ「ジャルダン」では、「ねこカフェセット」「アンデルセンプレート」など美術館とは思えぬお洒落なフードやドリンクが楽しめます。
ソファ席も用意されているので、ゆったりとした時間を過ごしてはいかがでしょうか。
電話番号:082-223-2530
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日、年末年始、臨時休館日
入館料:一般/1,400円、高校生・大学生/1,000円、小学生・中学生/500円
ホームページ:https://www.hiroshima-museum.jp/
ウッドワン美術館
(ホームページ画像の出典:ウッドワン美術館公式サイト)
真っ白な木材からできたウッドワン美術館では、近代日本絵画・マイセン磁器・中国清代の陶磁器・薩摩焼などの作品を収蔵しています。
岸田劉生の「毛糸肩掛せる麗子肖像」や上村松園の「雪吹美人図」など誰もが知っている有名な作品も多数所蔵しているので、展示されているタイミングを見計らってぜひ一度見ておきたいものです。
同じ敷地内には温泉宿泊施設「クヴェーレ吉和」が隣接しているので、アートをたっぷり堪能した後は豊かな自然の中温泉を楽しみそのまま宿泊するというのも良いでしょう。
少し贅沢な休日を過ごして心身ともにリフレッシュしてはいかがでしょうか。
電話番号:0829-40-3001
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:詳しくはホームページをご確認ください
入館料:企画展 一般/1,200円、高校生・大学生/600円 特別展 一般/1,400円、高校生・大学生/700円
ホームページ:https://www.woodone-museum.jp/
広島県でおすすめの博物館
広島平和記念資料館
(ホームページ画像の出典:広島平和記念資料館公式サイト)
「原爆資料館」とも呼ばれる広島平和記念資料館は平和記念公園の中に設立されました。
原爆が広島県に投下されて以来、その惨状や平和がいかに尊いものかを後世に伝えていくため広島県の市民の人々によって集められた資料の数々を展示しています。
原爆がどれほどの威力を持ちどのように人々の暮らしを奪ったのか、残された物品からはその惨状が痛いほど伝わってきます。
国内だけでなく世界中で平和に対する祈りの声が大きくなっている昨今、過去の過ちを繰り返さないためにも訪れるべき場所と言えるのではないでしょうか。
電話番号:082-241-4004
開館時間:3月~7月/8:30~18:00、8月/8:30~19:00、9月~11月/8:30~18:00、12月~2月/8:30~17:00
休館日:12月30日~12月31日、展示入替期間
入館料:大人(大学生以上)/200円、高校生/100円、中学生以下/無料
ホームページ:https://hpmmuseum.jp/
広島市江波山気象館
(ホームページ画像の出典:広島市江波山気象館公式サイト)
気象をテーマに展示を行なっている広島市江波山気象館。
常設展示では気象・科学の体験コーナーが設けられていて、人工雪の中に入ったり豪雨・暴風を疑似的に体験できます。
気象や天気については学校で一通り勉強しますが、実際に体験しながら学べるというのは年齢に関係なく非常に貴重なものです。
「避難体験VR」などためになるイベントもたくさん開催されているので、家族みんなでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
電話番号:082-231-0177
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始
入館料:大人/100円、65歳以上・高校生/50円、中学生以下/無料
ホームページ:https://www.ebayama.jp/