金子みすゞや吉田松陰、高杉晋作など数々の偉人を世に輩出してきた山口県。
秋芳洞や角島大橋などの観光地があることでも有名ですが、せっかく山口県に訪れたのであれば美術館・博物館に足を運んでみるのはいかがでしょうか。
その土地の美術館・博物館ではその土地出身のアーティストの作品や歴史的資料を多数見ることができるので、充実した時間を過ごすことができます。
今回は山口県でオススメの美術館・博物館をご紹介していくので、山口県に旅行に行く際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
山口県でおすすめの美術館
山口県立美術館
(ホームページ画像の出典:山口県立美術館公式サイト)
豊かな自然に恵まれた亀山公園のすぐ傍に立地する山口県立美術館では、山口県に縁深いアーティストをはじめとして雪舟・森寛斎・狩野芳崖らによる作品も数点コレクションをしています。
コレクション展のみならず特別展も同時に精力的に開催しており、過去には「扇の国、日本」「大ナポレオン展 -文化の光彩と精神の遺産-」「ピカソ展 幻のジャクリーヌコレクション」などの展覧会も行ってきました。
テーマを聞くだけでも興味をそそられるものが多く、今後も知的好奇心をくすぐられるような展覧会を数多く開催するでしょう。
電話番号:083-925-7788
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:00)
休館日:月曜日、年末年始、展示替え、臨時休館期間
入館料:コレクション展 一般/300円、学生/200円、70歳以上・18歳以下の方/無料
ホームページ:https://www.yma-web.jp/
下関市立美術館
(ホームページ画像の出典:下関市立美術館公式サイト)
現在約2,400点もの作品を所蔵する下関市立美術館。
狩野芳崖をはじめとした山口県にゆかりのある画家の作品や近代~現代日本美術を中心に作品の収蔵しています。
これらのコレクションは企画展などと共に所蔵品展として見ることができ、年間4回~5回入れ替えが行われるのでその都度見たことのない作品に触れることができるでしょう。
館内では学芸員やアーティストによる講演会や造形教室を開催。
造形教室ではトートバッグ作りやピカピカの泥だんご作りなどを体験することができるため、休日に子どもと一緒に参加すればとても良い思い出になります。
ぜひ親子で訪れてみてくださいね。
電話番号:083-245-4131
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
休館日:祝日以外の月曜日、年末年始、展示替え期間
入館料:所蔵品展 一般/210円、大学生/100円
ホームページ:https://www.city.shimonoseki.lg.jp/site/art/
長門おもちゃ美術館
(ホームページ画像の出典:長門おもちゃ美術館公式サイト)
山口県長門市にある道の駅「センザキッチン」内にある長門おもちゃ美術館は、廃校を活用して2008年に新たに設立されました。
館内には木の温もりが感じられるおもちゃ150種類以上を用意。
ボランティアスタッフである「おもちゃ学芸員」も常駐しているため、わらべ歌や伝承遊びなど様々な遊びを教えてもらうことができます。
木の香りのするおもちゃに囲まれて遊ぶというのは、子どもだけでなく大人も楽しめるでしょう。
たまには童心に返って思い切り遊んでみてはいかがでしょうか。
電話番号:0837-27-0337
開館時間:10:00~16:00(最終入館15:30)
休館日:木曜日、年末年始(詳しくはホームページをご確認ください)
入館料:一般大人(中学生以上)/700円、一般子ども(1歳以上~小学生)/500円、1歳未満/無料
ホームページ:https://www.nagato-toymuseum.com/
山口県でおすすめの博物館
下関市立考古博物館
(ホームページ画像の出典:下関市立考古博物館公式サイト)
本州の最西端に位置する下関は、山口県最大の都市とも言われています。
その下関に設立された下関市立考古博物館では弥生時代・古墳時代の下関の歴史を中心に展示を行なっています。
常設展示では古墳の模型や土器・石器・鉄器、装身具など数々の歴史的資料を展示。
展示している物のほとんどが隣接する綾羅木郷遺跡などから出土したものです。
遥か昔下関の地で実際にそれらの品々を使って当時の人々が生活していたと思うと、長い歴史を身にしみて感じることができるでしょう。
体験学習では、まが玉作り・土笛作り・土器作り・竪穴住居模型作りなどを体験することができます。
ここでしか体験できないものばかりなので、訪れた際は体験学習もぜひ参加しておきたいところです。
電話番号:083-254-3061
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日、12月28日~1月4日
入館料:無料
ホームページ:https://www.shimo-kouko.jp/
豊田ホタルの里ミュージアム
(ホームページ画像の出典:豊田ホタルの里ミュージアム公式サイト)
1957年、国の天然記念物に指定された木屋川のゲンジボタル。
そのゲンジボタルが生息する木屋川のすぐ傍に設立された豊田ホタルの里ミュージアムでは、蛍の生態などを詳しく展示・解説しています。
蛍の成長過程や発光の仕組み、最近の研究結果などについて知ることができますが、蛍だけでなくその他の昆虫についても「下関の自然史」として紹介しているので、一度見て回れば昆虫についての興味関心が湧いてくることでしょう。
蛍をはじめとした昆虫の観察会や星空・花の観察会なども体験学習として開催しているので、日程を確認してぜひ親子で参加してくださいね。
電話番号:083-767-0350
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日、年末年始
入館料:大人/200円、大学生など/100円
ホームページ:https://hotaru-museum.jp/