国際貿易港として栄えた神戸港や世界文化遺産に登録されている姫路城などで有名な兵庫県。オシャレで都会的なイメージを持つ人も多いように、素敵な美術館・博物館が非常に多い県でもあります。
そこで今回は、兵庫県の中でも特におすすめの美術館・博物館をご紹介していきます。
イベントを精力的に行なっていたり、展示以外にも見どころが溢れている美術館・博物館もたくさんあるので、地元の人も観光で訪れた人もぜひ一度は訪れておくべきと言えます。
気になる美術館・博物館を見つけて、この週末ぜひ足を運んでみてくださいね。
兵庫県でおすすめの美術館
兵庫県立美術館
(ホームページ画像の出典:兵庫県立美術館公式サイト)
阪神淡路大震災が起きてから7年後の2002年、兵庫県立美術館は「文化の復興」のシンボルとして設立されました。
現在所蔵している作品数はおよそ10,000点。
国内外の版画・彫刻だけでなく兵庫県に縁のある作品や日本画、現代美術などをコレクションしており、安井曽太郎の「巴里の縁日」、村上華岳の「秋の山」、オーギュスト・ロダンの「オルフェウス」などを見ることができます。
過去には「コシノヒロコ展」「ライデン国立古代博物館所蔵古代エジプト展」「ハリーポッターと魔法の歴史展」などの特別展を開催し、多くの人の心を震わせインスピレーションをも与えてきました。
今後も様々な展覧会を通して人々の知的好奇心を刺激することでしょう。
電話番号:078-262-0901
開館時間:10:00~18:00(最終入場17:30)
休館日:月曜日、年末年始
入館料:コレクション展 一般/500円、大学生/400円、70歳以上/250円(その他料金はホームページをご確認ください)
ホームページ:https://www.artm.pref.hyogo.jp/
姫路市立美術館
(ホームページ画像の出典:姫路市立美術館公式サイト)
世界文化遺産に登録されている姫路城の敷地内に設立された姫路市立美術館。
赤レンガ造りの建物と13点の屋外彫刻が展示された広い庭園は海外を思わせるものがあります。
姫路市立美術館では兵庫県にゆかりのある作品の他に絵画・彫刻・工芸・刀剣などをコレクションしており、その数はおよそ3700点以上にも上ります。
館内の「國富奎三コレクション室」に関しては近代フランス絵画が常時約30点展示されているため、コロー、クールベ、モネ、ピサロなど巨匠たちの作品も目にすることができるでしょう。
毎週土曜日にはコレクションギャラリーにてガイドツアーも行われており、展示されている所蔵品について詳しい説明を聞くことができます。
どのような背景からその作品が誕生したのかなどを知れるというのは、自身の価値観を広げ人としてさらに成長するきっかけにもなるでしょう。
特に予定がない土曜日は、ぜひ予約を取って参加してみてはいかがでしょうか。
電話番号:079-222-2288
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日、年末年始
入館料:常設展示 一般/210円、大学生・高校生/150円、小学生・中学生/100円
ホームページ:https://www.city.himeji.lg.jp/art/index.html
兵庫県でおすすめの博物館
兵庫県立人と自然の博物館
(ホームページ画像の出典:兵庫県立人と自然の博物館公式サイト)
空や木々が反射して映るガラス張りの建物が印象的な兵庫県立人と自然の博物館は、「人と自然の共生」をテーマにして1992年に設立されました。
常設展では兵庫県の自然に焦点を当てた展示を行なっており、化石・昆虫・動植物はもちろんのこと、県下全市町の自然やゴミ問題などについても取り上げています。
これらの展示を見ることは遥か昔から地球上で生活を送ってきた人類がどのような問題を引き起こし、それらを解決するためにはどうしたら良いのかを改めて考えるきっかけとなるでしょう。
「人と自然の共生」をテーマにしている人と自然の博物館ならではの視点で切り取った展示の数々を見に訪れてはいかがでしょうか。
電話番号:079-559-2001
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日、年末年始、冬期メンテナンス休館
入館料:大人/200円、大学生/150円、70歳以上/100円、高校生以下/無料
ホームページ:https://www.hitohaku.jp/
神戸海洋博物館
(ホームページ画像の出典:神戸海洋博物館公式サイト)
帆船の帆と波をイメージして造られた大きな白い屋根が特徴的な神戸海洋博物館。
館内では神戸と海・船・港の歴史についての展示を中心に行なっており、イギリスの軍艦ロドニー号の模型や船の模型航路、日本で初めて輸入されたゴンドラなど珍しいものを見ることができます。
操船シミュレーターやトリックアートなど来館者が楽しめるスポットも数多く設置されているため、家族や友達、カップルで来ても楽しめるでしょう。
2022年のゴールデンウィークには開館35周年を記念したワークショップ開かれ、多くの人が「子どもボトルシップ教室」「紙すき体験」「船の温度計作り」などの体験をしました。
今後も楽しいイベントが定期的に開かれると予想できるので、こまめにイベント情報をチェックして足を運んでみてくださいね。
電話番号:078-327-8983
開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
休館日:月曜日、年末年始
入館料:大人/900円、小人(小学生・中学生・高校生)/400円
ホームページ:https://kobe-maritime-museum.com/
玄武洞ミュージアム
(ホームページ画像の出典:玄武洞ミュージアム公式サイト)
玄武洞は兵庫県豊岡市にある大きな洞窟で、国の天然記念物に指定されています。
この玄武洞のすぐそばに設立されたのが玄武洞ミュージアムです。
「石の博物館」という呼び名が付いている通り、宝石・化石・鉱物など世界中から集められた約2,500点以上ものコレクションが展示されており、物語の中にしか存在しないように思える「光る石」なども見ることができます。
館内ではその他にも渡し舟や遊覧船に乗ることができたり、併設しているレストラン・カフェで但馬牛・但馬鶏をふんだんに使用したフードなどを楽しめます。
美しい宝石・鉱物や渡し舟・遊覧船を存分に楽しんだ後、レストラン・カフェで舌鼓を打つというのもプランとして良いかもしれません。
城崎温泉からも車・バスで10分~20分のところに位置するので、観光の際にはぜひ立ち寄ってみましょう。
電話番号:0796-23-3821
開館時間:9:00~17:00
休館日:詳しくはホームページをご確認ください
入館料:大人(中学生以上)/800円、小人(小学生)/500円、幼児(4歳以上未就学)/400円
ホームページ:https://genbudo-museum.jp/