あなたの周りに、人の話を聞こうとせず、感情的に話す人はいませんか?
感情論では話の収拾がつかず、結局わだかまりが残ったまま話が終わってしまうということもよくあります。
どうしてそのような話し方をしてしまうのか、理由がわかれば違った形の話し合いもできるかもしれません。
今回は、感情的に話す人の特徴、そしてそういった人の対応方法を解説していきますね。
感情的にしゃべる人の12個の特徴
思い当たる人がいればこの特徴に当てはまるかどうか、またあなた自身も該当するものはないかチェックしながら見てみてください。
「その時々で発言の内容が変わる」
その時感じたことを最優先させて喋るので、感情や気分によって意見がコロコロと変わります。
聞いている側からすれば、また違うことを言っている・・・と呆れてしまうことも多いかもしれません。
「相手の立場になって考えることができない」
自分の感情のままに話をするので、相手の立場になって物事を考えることができません。
自分の気持ちばかりを考えるので、どうして相手がそのような言動をとったのかといった背景まで考える余裕がないのです。
「ストレスが溜まっている」
ストレスがたまると、冷静に考えることができなくなり思考力も弱まります。
普段ならばなんとも思わないようなことでもやたらと目につき、イライラして感情をぶつけてしまうことにつながるのです。
「理論的に考えられない」
自分の感情に従って話すので、物事を理論的に考えることができません。
それだけではなく、話が噛み合わなくなると話題をすり替えて自分軸で話そうとするところがあります。
「自己中心的」
自分本位で、意見や考えも押し通そうとしがちです。
話し合うような場で自分が劣勢な立場になると、感情を爆発させて暴れることも。
とにかく思うようにいかないと気が済まないので、周りもまとめるのが大変です。
「先入観をいつまでも引きずる」
一度『こうに違いない』と思ってしまうと、そこからなかなか抜け出せないのも感情的な人の特徴です。
本当にそうなのか?実際はどうなのか?と冷静になって考えることが苦手で、自分の意見を押し通そうとします。
「感受性が豊かで刺激を受けやすい」
周りの刺激を受けやすく、それによって気分も機嫌もすぐに変わります。
ついさっきまで穏やかだったと思っていたら急に怒り出したり、笑っていたのに泣き出したりと態度の変わりようが激しいです。
気持ちが安定していないため、同じテンションを保つのが難しいのだと考えられます。
「性格が短気で怒りっぽい」
せっかちだったり、貧乏ゆすりが癖の人も感情的である可能性が高いです。
常に何かに追われているように急いでいて余裕がありません。
普段から、納得できないと思うことが多くて面白くないのでイライラしがちです。
「気分屋」
感情的になりやすい人というのは、その時々の感情に左右されやすいので、頭で考えて行動することが苦手です。
厄介なのは、自分にとっては自分の素直な気持ちに従って行動しているだけのつもりなので、他人に対して悪びれる気がないのです。
むしろ、それを気分屋だとか勝手だと言われると怒る傾向にあります。
「相手を見下しがち」
自分が優れていると思っているので、他人のことを見下しがち。
それゆえに他人の意見を聞こうとせず、自分の考えを押し通そうとします。
周りから反論されれば怒り、怒鳴り散らかすようなこともしばしば。
周りの人との人間関係がうまくいかない原因にもなります。
「思い通りにいかないと気を悪くする」
相手の意見を聞いたり、広い視野で見たりすることができず、基本的に自分のことしか考えていません。
自分の意見が通らなければ不機嫌になります。
「自分が正しいと思い込んでいる」
プライドが高く、自分の意見に絶対の自信を持っているので人の意見を聞き入れることができません。
ネットで調べたことをそのまま鵜呑みにしたり、それだけを信じようとすることも。
感情的にしゃべる人への対応方法
周りにいるとなかなか厄介なこのタイプの人。
うまく対応するにはどうしたら良いのかも解説しますね。
「感情論に同調しない」
相手の話をきちんと聞いているという姿勢を見せることは大事ですし、相手が落ち着きを取り戻すために必要です。
しかし、だからと言って感情的に話している人の意見をそのまま受け入れてしまえば、なんの解決にもなりません。
相手もやっぱり自分は間違っていないんだと誤った認識をします。
あくまで同調はせず、必要でないと感じた部分はうまく聞き流すようにしましょう。
「相手の話を冷静に聞く」
感情的な人は、話し合いがヒートアップするにつれて、相手の意見を聞かないだけでなく、自分の意見にも混乱し始めます。
そうなってしまっては話し合いを続けても時間の無駄かもしれません。
まずは相手が冷静になるのを待ってから、落ち着いた状態で話し合いを再開させましょう。
「相手の言いたいことを汲み取る」
言っていることがはちゃめちゃであろうと、本人にも言いたいことはあるはずです。
ただ、その伝え方がわからずイラついているのです。
ですから聞く側も相手が何を言いたいのか、何を伝えたいのかを考え汲み取ってあげられるよう努力してみましょう。