人の心の中にはいろんな種類の感情があります。
その中でも厄介なのが「嫉妬」。
この嫉妬に一度憑りつかれると心ががんじがらめになり、身動きが取れなくなります。
嫉妬の感情は一体どこからやってきて、人をどのように動かすのでしょうか。
自分は嫉妬深いと思っている、パートナーが嫉妬深くて困る、周りから嫉妬されて困っているなど、「嫉妬」についてお悩みの方はたくさんいると思います。
ここでは、嫉妬しない方法を紹介したいと思います。嫉妬のお悩みが解決するかもしれません。
嫉妬はなんのプラスも生みださない
嫉妬とは、「自分以外の人が自分より恵まれていたり、優遇されている状態を見て妬む心の現れ」です。
誰もが一度は経験したことのある感情だとは思いますが、人は嫉妬をしている時、「あ、自分は嫉妬している」となかなか気づきにくいものです。
そこで気づけばすぐにやめられるのかもしれません。
この嫉妬は、心の中でムクムクとジワジワと湧き出てあなたの心を不安にします。
どうして不安になるかですが、ちょっとした不安要素が勝手にありもしないような妄想を作ってしまうのです。
しかし本人はこれを妄想ではなく、「根拠のある予感」として思い込んでしまうのです。
そうして、気に入らない相手に変に絡んだり、恋人に嫌な事を言ってしまうのです。
嫉妬は膨らめば膨らむほど、自分が願ってもいない方向へ事態を運んでしまう場合があります。
つまり嫉妬は自分で自分を縛り付けているようなものなのです。
嫉妬する人は、自分で自分の心を痛めつけていることにまったく気が付いていません。
心が揺れ動いているなと感じたら一呼吸してみることをオススメします。
ここではあなたの嫉妬のタイプを分析してみましょう。
あなたはどういうことに嫉妬する?
男女によって、そして年齢によっても嫉妬する対象や度合いもちがうのかもしれませんが、基本的には誰にでもある感情なのでいつどこで誰に嫉妬するかは様々です。
あなたはどんな人に対して嫉妬をしてしまいますか。
自分より可愛い・かっこいい友達
これはもう女性なら誰にでもあるはずです。
もちろん男性にもあるでしょう。
やはり同性同士がこの件について嫉妬するようです。
この気持ちは、どうして出てくるかというと、自分と相手を同じステージに立たせて比べているからです。
もしかしたら嫉妬している人は、自分の顔がどんなものかもわからずに対等に張り合っているのかもしれません。
自分より可愛い人に嫉妬する人というのは良い意味でも悪い意味でも、「自分に自信がある人」なのかもしれません。
そしていつも自分が一番じゃないと面白くない人なのです。
もし、自分に自信がなかったら、嫉妬などせずに静かに見ているだけでしょう。
自分よりも仕事ができる同僚
自分より仕事ができる同僚が上司から褒められていたり、その後に自分がちょっとしたミスで叱られたときなんかはもう絶望的になりますよね。
そんな時、「あの子は別に仕事なんかできないのに、可愛いってだけで褒められている」とか「あいつは課長のご機嫌取りだから仕事がうまく行ったんだ」とか思ったりすることありませんか。
つまり、相手の長所を歪んだふうに捕らえて間違った批判することです。
このような考えが出てしまう人は自分の仕事に集中していない何よりの証拠です。
そして他人の評価を誰よりも何よりも気にしている人です。
人からどう見られているかをすごく気にしている人が、同僚が褒められているところを見ると嫉妬をしてしまうのです。
同僚が仕事ができる→自分は仕事ができないと評価されてしまう。
このように思ってしまうのでしょう。
この嫉妬心を早く消して仕事に集中しないと、気が散りミスをしてしまい、本当に仕事ができない人になってしまうので、なるべく早く嫉妬心を手放しましょう。
先生や上司に褒められているライバル
ライバルがいることはとてもいいことです。
頑張る励みになりますし、切磋琢磨でお互いが成長していきます。
しかし、ライバルが褒められていることろを見て、嫉妬心がメラメラと燃え上がってしまい、「あいつさえいなければ」と思ってしまっては、もうライバルとなのる資格はありません。
思うだけならまだしも、嫉妬心が大きくなり相手の足を引っ張るようなことをしてしまってはとんでもない事です。
これは人としてやってはいけないことでしょう。
足を引っ張ることに一生懸命になり、本来のライバルとの競争を忘れてしまってはよくありません。
ここで思い直してほしいのは、嫉妬心と言うのは「羨ましい」という気持ちの裏返しだということ。
もしそれを認められたら後は楽です。
羨ましいなら、それが欲しいなら取りに行けばよいのです。
そのようになるように頑張れば良いのです。
嫉妬心はあなたの心の成長を止めてしまう厄介者ですが、逆に嫉妬心を手放せば謙虚な心が戻り順調に成長していけるでしょう。
だからライバルが褒めれていたとしても「すごいな」「そうなんだ!」と素直に思えばいいのです。
好きな人が異性と楽しそうに話している
片思い中のあなたは、好きな人と異性が誰かと話しているのを見てガッカリしたことはありませんか。
「あの人はあの子が好きなんだ、そうだよな私なんか…」と。
ここまでは、まぁよくあることかもしれませんね。
ですが、嫉妬心からその異性の悪口を陰で言ってしまったり、つらく当たるのはよくありません。
また、その光景を思い出して泣いてしまう人もいるでしょう。
悲しい気持ちは分かります。
乙女らしくベッドでシクシク泣いてしまうのは仕方ありませんが、次の日の朝の事を考えてください。
…目がボーンと腫れてしまいますよ。
そうなったら恥ずかしくて好きな人に声を掛けることもできません。
どうしても泣きたい時は昼間のうちに泣いちゃいましょうね。
まだ片思いなのに嫉妬するというのもおかしなものですが、このモヤモヤした気持ちはなかなかなくならないものです。
でも消す方法があるとするなら、好きな人に笑顔で声を掛けて少しでも自分の良いところをアピールすることでしょう。
ここで、もし相手の笑顔でも見られたら、きっとあなたの嫉妬心はすぐに何処かへと飛んでいきますよ。
恋人が異性と仲良くしている
恋人が異性と仲良くしている…。
これはもうどうしようもなく嫉妬してしまうのは仕方ありません。
正常な感情だと言えます。
でもだからと言って、妙に拗ねてしまって恋人に変に嫌味を言ってしまったり、理由を言わずにツンツンしてしまってはどんどん仲が悪くなってしまいます。
小さな事が原因で二人の仲が終わってしまうのはとても悲しい事です。
こんな時は、正直に自分が嫉妬しているということを言うのが一番です。
自分の知らない異性と話している所を見たら、「あの人はだれ?」と優しく聞きましょう。
もし、知っている女性でいつも仲良く話しているようだったら、正直に「あの人と仲良く話すのは悲しい」と言ってみるのです。
あくまでもソフトにそして女性ならちょっぴり可愛くいうと効果的です。
相手は素直に応じてくれるはずです。
この場合、男性が「あいつと話しているのは面白くない」とは言いづらいでしょうが、ここは少し拗ねた感じで言ってみてください。
きっとその可愛い嫉妬心にキュンとくると思いますよ。
恋人から元彼・元カノの話を聞いた
基本的にはあなたと恋人の間に元カレ、元カノの話は必要ありません。
もちろんお互いに興味はあるでしょう。
でも二人の間に過去はそれほど必要なことではありません。
もし、相手が過去の恋人の事を持ち出してくれるなら相手はあなたに嫉妬をさせたいか、全く何も考えずに話している無神経なのかのどちらかです。
もし前者のようならその話に乗ってはいけません。
…乗ってはいけないけど、乗ってあげるふりをするくらいならいいでしょう。
「えー、そうなんだ彼女って凄い人だったんだね。なんだか嫉妬しちゃう」くらい言ってやれば、相手の「嫉妬させたい」という気持ちも収まり満足するでしょう。
ただ、この嫉妬心は必ずしも原因が全て自分の中にあるとは思わないでください。
今のように「嫉妬をさせよう」とする人もいるので、しっかりと見抜いてください。
しかしこのタイプは付き合っていてもずっと「かまってちゃん」タイプなので、自分に振り向いて欲しくて過剰に昔の恋人を持ち出す傾向があります。
そして、自分に愛情が向いてくれるなら相手が傷ついても構わないと思っているかもしれないので、折をみて耐えられないようだったら別れることを考えてもいいかもしれません。
嫉妬しない方法9選
嫉妬の心が一度燃え出すと、なかなかその火は消えません。
そうなる前に嫉妬の炎を小さいうちに消してしまう事が必要です。
そのためには自分自身の心の状態を知っておくことです。
嫉妬している時はなかなか気づきませんが、普段からの心がけによっては抑えることもできますので、ここでは心構えをお伝えします。
1.人は人、自分は自分と割り切る
子供の頃、友達の家にあるおもちゃを羨ましてくお母さんに「私も欲しいよ」といったら、買ってあげられない理由に、「うちはうち、よそはよそ!」と言われたことはありませんか?
実はこれ、嫉妬心を消す丁度いい言葉なのです。
言葉の意味はそのままですが、つまりは「自分は自分、人は人」と思うことが一番いいのです。
誰かの容姿や持ち物を羨ましがっていても、憧れる容姿になってもその人になれるわけではないし、欲しかった物が手に入っても自分に似合うとも限らない。
それよりも自分はどんな自分になるのが一番幸せなのかを考え、行動することがとても大事な事なのです。
人は人、自分は自分と割り切ることは他人からの評価を気にしないことですから、この考えのおかげで今まで気を使っていた人間関係も楽になるでしょう。
興味のない誘いがあっても、「自分」という人間があるならキッパリと断ることができるのです。
他人からどう思われているか気にしないのはとても楽な事です。
2.人と比べても仕方ないことを知る
人と比べることは時には必要です。
貯金額が平均より少ない、平均年齢より体重がある、など自分を知るという意味では比べることは大事な事です。
でも必要以上に誰かと自分を比べてしまうのは、自分がその人より劣っていると分かった時に虚しさを感じてしまい落ち込むこともあります。
そして、比べることだけに集中してしまうと本来自分が持っている良さを忘れてしまいます。
その人にしかできないことがあるように、あなたにしかできないことがあるのも忘れないでください。
あなたの持ち味はあなたにしか出せません。
3.自分に自信を持つことが大事
嫉妬の心は誰の心の中にもあることですが、四六時中何かに嫉妬していては心が疲れてしまってストレスとなります。
嫉妬してしまう心は「自信のなさ」からくるものでもあります。
自分に自信のない人はコンプレックスが多い人とも言えます。
そのため誰かと比べて自分の方が劣っていると思い込んでしまい、それが嫉妬心につながる場合が多いです。
自分ではなかなか気づきにくいですが、人にはそれぞれ得意なことがあります。
そのことを自信としてください。
「いやいや、自分なんてそんなのないよ」と思うかもしれませんが、絶対にそんなことはないので自信を持ってください。
また恋人に嫉妬してしまう場合は、「自分は愛されているんだ、そして自分も相手を愛しているんだ!」とドーンと構えておきましょう。
ありもしない妄想や想像はなんの足しにもなりません。
それよりは相手も自分も信じてあげることが一番です。
4.自分磨きに集中する
誰かに嫉妬しているなら、自分磨きに集中することが大事です。
もし自分磨きをしている人なら、ちょっとやそっとのことでは誰かに嫉妬することはありません。
それは自分に自信があるからです。
自分磨きはその自信を作ってくれます。
嫉妬の負のパワーを自分磨きに向けてみてください。
いわば嫉妬は願望の裏返しですので、その気持ちを利用するのが嫉妬を消す良い方法と言えますよ。
嫉妬の力を借りてどんどんキレイになっちゃいましょう!
5.考える時間を作らない
心の中を嫉妬で満たして、部屋の中でモンモンとしていてはあまりにも不健康すぎます。
そんな時は友人に話を聞いてもらいましょう。
自分はこんなことで今、嫉妬しているんだと正直に話してみると、心のモヤモヤが消えていくのがわかると思いますよ。
または、趣味に没頭するのもいいでしょう。
作業の細かいものに集中すると、心が安定してきて嫉妬心も消えてストレス解消もできるかもしれません。
その他にも爽やかな風を浴びてランニングなんかもいいです。
恋愛から目を逸らすこともいいです。
お寺で説法を聞いたりすると、自分の嫉妬心がなんなのかわかるかもしれません。
他にも、ボランティアなどに参加して色んな人とコミュニケーションを図ると、きっと嫉妬心でメラメラしている心も安定してきますよ。
6.見方を変える
嫉妬をすると見方が一方からしか見ていないことが多く、どうしても自分の考えから抜け出すことが難しくなります。
そんな時は誰かに話を聞いてもらって、客観的に自分が今どんな姿かを見てもらうのもいいでしょう。
また、本を読んで自分自身を見つめ返すのも良い方法です。
また、恋愛とは何なのか、人を愛するってどういうことなのかを読書で知るのもとっても意義深いものがあります。
それらのテーマは哲人たちの書いた本に答えがあることが多いです。
これを機に、一度心静かに読書をして自分や好きな人や周りを見直してみるのもいいかもしれませんね。
7.その人より更に上の人を見る
嫉妬ばかりしていても、その心が成長の邪魔をしてしまいプラスにならないし、それどころか周りに不快な思いをさせてしまう事もあるかもしれません。
でも、同じ嫉妬をするにしても、向上心のある人はその嫉妬心をうまく利用します。
自分は嫉妬しているんだと自覚出来たら、「よし、あの人以上の人になろう」と思えるのです。
そして嫉妬から解放された人は、もっともっと上を目指そうと努力ができるのです。
ここが出世できる人と出来ない人の違いと言ってもいいかもしれません。
出世できない人はいつまでも誰かを批判したり、自分勝手な考えで評価して自分の中でだけ、自分を上に立たせています。
それではせっかくの人生、ひねくれたまま終わってしまいます。
仕事で成功したいなら嫉妬などせず、出来る人の存在を認めて自分も前に進みましょう。
8.自分の方が勝っている点を考える
ライバルと思っている相手と自分を比較して嫉妬してしまうこともあるでしょう。
どうせ比較するなら自分の劣っている部分ばかりを見てしまうのではなくて、自分が勝っている部分も比較してみてはどうでしょうか。
あの子は髪は長いけど、自分の方が髪はツヤツヤしているとか、あの人は話し上手だけど、自分の方が礼儀正しいと思うだとか色々あるはずです。
これは一見、相手を見下しているようですが、嫉妬でモンモンとしているよりはこうして頭の中でだけも自分を優位に立たせてあげれば、少しの間だけでも嫉妬の炎を消すことができますよ。
でもくれぐれも気を付けてほしいのは、いつまでもその考えにしがみついていてはいけないということです。
心が落ち着いたら静かに自分を見つめ直して、自分磨きに勤しみましょうね。
9.感情を我慢しない
恋人が誰かと楽しそうに話していたり、同僚が上司に褒められているところを見て感情は一気に嫉妬へと暗転して、相手に嫌がらせをしたり嫌味を言ったりして小さなストレスの爆発を小分けにぶつけてしまうなんてことはよくあることです。
ですが、これでは相手も周りも嫌な思いもするし、何よりあなたの精神衛生上よくありません。
しかし人は「嫉妬している自分」というのは認めたがらないものです。
なぜなら、誰もが嫉妬とは醜くて美しくない感情だと知っているからです。
そんな感情を人に知られたら、自分は醜い人間だと思われてしまうと恐れているからです。
こんな時はどうしたらいいのか、そんな時は、自分自身の負の感情を認めて慰めてあげてください。
方法は簡単です。
お風呂にゆっくり浸かったり、友達とカラオケに行ったり、ヨガで瞑想して自分に向き合うのも良いでしょう。
とにかく負の感情を外に出してあげてください。
嫉妬しやすい人の特徴
嫉妬する気持ちは誰にでもあるものの、感情の大小は人それぞれです。
そしてよく嫉妬する人は共通点があります。
自分は嫉妬深くてしょうがない、いつもそれで人間関係や恋人を失っているという方は、ぜひ下の特徴をよく見てご自身と照らし合わせてみてください。
1.独占欲が強い
恋人が誰かと仕事の話をしているだけでも嫌!と思ってしまう人は結構います。
それどころか、同性の友達が自分以外の友達とどこかに遊びに行っただけでも面白くないと思う人もいます。
この人たちは独占欲が強くて、自分自身も本当はこの独占欲に悩まされています。
この独占欲とは言い換えれば「恐怖心」でもあります。
先ほど言った、同性の友達にさえ独占欲を出してしまう例をあげると、「この人が自分以外の誰かと遊びに行ってしまうのは自分がつまらないからだ、自分は人間として欠陥があるからだ」と思い込んでしまうのです。
しかしそれは自身では認めたくない事なので、自分のそばに相手をあの手この手で置いておき、自分の心のバランスを保っているのです。
このタイプの人は自分の独占欲の働きを止めようとする人に対して、強い嫉妬心や恨みの心を抱きやすいです。
独占欲もちょっぴりなら可愛いのですが、あまり強すぎては嫌われてしまうので、なるべくその負の感情は相手には見せないようにしましょう。
2.自分が1番だと思いたい
自分が一番でいたいと思う人は、今いる場所で一番になりたいと思っている人です。
それはどこにいてもそう思ってしまうのです。
その感情が強すぎると、グループの中に子供がいてもそう思ってしまう人もいるかもしれません。
例えば子供が自分の目の前でチヤホヤされていたら、それが気に入らないと思ってしまうのです。
つまり子供と自分を同じ土俵に立たせて見比べて戦おうとしているのです。
とにかく自分を可愛がってチヤホヤしてくれないと心の収まりがつかないし、自分を「一番」から引きずり降ろそうとするであろう人間に対して、嫉妬心を持ってしまうのです。
この「一番」の気持はどこに行っても出てきてしまいます。
本人は気づいていないかもしれませんが、心はいつもまったく落ち着かない状態なのである意味可哀そうな人でもあります。
3.ネガティブに考えがち
ネガティブな考えは決して悪ことではありません。
時にはそのネガティブな考えである「~だったらどうしよう」という負のイメージは、事故などから身を守るのに必要な感情と言えます。
しかし、度が過ぎると一歩も身動きが取れなくなることもあります。
ネガティブな考えの人は、ネガティブが「習慣」になっていることが多いです。
だから誰かとお付き合いしていても「本当に自分は愛されているのだろうか」「この人は自分のどこが好きなのだろう、お情けで付き合ってくれているのだろうか」などとネガティブに思ってしまう傾向があります。
思うだけならまだいいのですが、その思いを恋人に何度も聞いてしまいしつこく思われることもありますので、そこは注意したいところです。
嫉妬心もネガティブな考えの一つで、いつもネガティブ思考が習慣となっていればちょっとしたことで嫉妬心が出てくることがあります。
そのため、普段からポジティブに考えて生活することをオススメします。
ポジティブ思考の方が楽しい人生を送れますし、苦しむことも少なくなりますよ。
4.想像力が豊か
ポジティブ思考で想像力豊かならとても楽しそうな人生を送れそうですが、ネガティブ思考で想像力豊かだとそうはいきません。
嫉妬心が強い人は想像力が豊かでもあります。
恋人のメールの返信が遅いだけで、恋人が浮気しているんじゃないかとか思ってしまうものです。
そういう人は不安な気持ちを落ち着かせるために自分勝手な結論を出して、「きっとそうだ!」と思い込むんでしまうのでしょう。
嫉妬とは自分の想像で出来上がった架空のものとも言えますね。
ネガティブで想像力が豊かな人は架空の出来事に嫉妬しないように、現実の世界に心を置くことが大事です。
たまには誰かに会ってお話をしたり、好きな事をしてそのことに集中してみてください。
5.目立ちたがり
よく言えばムードメーカーだったりもするのですが、目に余ると「目立ちたがり」になってしまいます。
目立ちたがりは誰かに嫉妬の目線で見られることで「目立ちたがり」と思われるわけですが、この目立ちたがりは自分より目立つ人に嫉妬してしまいます。
目立ちたい人は自分が注目されることで、自分が認められていると思っています。
だから自分より目立つ人がいると、自分の価値が落ちてしまったかのように思えてガッカリしてしまうのが怖いので、自分より目立つ人に嫉妬してしまうのでしょう。
6.感情の起伏が激しい
感情の起伏の激しい人は嫉妬しやすい性格といえます。
女性なら感情の起伏が激しくても、お付き合いしている最初の頃なら「スパイシーな女性」ということで、恋愛の部分において少しの刺激にもなります。
ですが、これが結婚してから何年たってもこんな感じだったら、相手も嫌気がさすことがあるかもしれません。
嫉妬の感情も事あるごとにぶつけてこられたら、相手も疲れてしまいます。
感情の起伏の激しい人は感情のコントロールができない人とも言えるので、嫉妬心もすぐに出てきてしまいます。
ただでさえ感情の起伏が激しくて人間関係が上手くいかないのに、嫉妬心まで出てきてしまったら、八方ふさがりになってしまいます。
7.執着心が強い
嫉妬心が強い人は執着心も強い傾向にあります。
執着心が強いので自分の持ち物や恋人が誰かに触れたりすると、一気に心がざわめき始めます。
自分が執着している人が、自分ではない誰かの方に気持ちが向いたらもう居ても立っても居られなくなってしまうでしょう。
そして、相手を責めたり時には暴力で相手を自分の所に置いておこうとするかもしれません。
執着する人は自分の足りない部分をその人で補おうとするので、その人がいなくなると自分の何かが欠けてしまうと思ってしまうのです。
もし心当たりのある人は知らず知らず恋人を傷つけているかもしれません。
「私って執着心が強くて嫉妬深いのよね。テヘ!」と言いながら恋人を縛っているなら、早めに止めておきましょう。
最初のうちはそれも可愛いのですが、時が経つにつれて飽きられてしまう原因となってしまいます。
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8.負けず嫌い
負けず嫌いの人はいつでも自分を何かの「ランキング」の中に置こうとします。
ランキングなので当然、他にも誰かがランキング内にいるのですが、もちろん自分を上位に置いておかないと気がすみません。
そうすると自分の上位を脅かす存在がいれば、嫉妬心が出てきてしまうのです。
でも、負けず嫌いの人は言い換えれば向上心が強い人なので、嫉妬心が出てきたとしてもその心を向上心に変えればいいのです。
負けず嫌いの性格のためにいろいろ弊害もあるでしょうが、上手く自分の心を良い方向に向けると、きっといつか自分の理想とする姿になれますよ。
9.見栄っ張り
見栄とは見た目の姿を意識して実際よりも良くせてしまう態度の事です。
見栄っ張りの人はいつも心に不安を抱えているのかもしれません。
過去に仲間外れにされたり、嫌な思いをした時に見栄を張ることで直面した危機を避けられたので、それから見栄を張ることが身に着いたと言えます。
他にも褒められたいという気持ちが強いですし、誰かを見下して自分を優位に持っていきたくて高価な物をもって周りの人の気を引こうとすることもあるかもしれません。
また、見栄っ張りな人は嘘をつくこともあります。
そうなると引っ込みがつかなくなる場合もありますので、この傾向のある人は注意しなければいけません。
そして見栄っ張りが故に、自分よりも素敵なバッグを持っている人がいたりすると嫉妬心がすぐに出てきてしまいます。
その後、その人よりも高価なバッグを買ってしまって後で後悔するなんてこともありえるので、その場限りの感情で行動するのはやめておきましょう。
10.我慢してしまう
ストレスが溜まっている人は嫉妬しやすい人が多いです。
心が窮屈な状態にあるので、ちょっとしたことで心が過敏に反応していしまい、自分より優位にある人を見ると嫉妬してしまう傾向にあります。
逆にストレスがあまりない人は心に余裕があるので、人の行動や立場に一喜一憂することもありません。
嫉妬しない心を養うには、小まめに心を開放する必要があります。
そのためには我慢しないことが一番です。
我慢してしまうから人を見ると「自分はこんなに頑張っているのにあの人は…」と思ってしまうのです。
我慢は過度にすると体に毒ですので、ストレスがたまってきたなと思ったら適度なタイミングで心を開放してあげましょう。
逆に嫉妬されるぐらい素敵な人になろう
嫉妬が一度心に根付くとなかなか取れることがありません。
そして嫉妬をすると心が思った以上に摩耗してしまい、気が付いた時にはボロボロになっていることが多いです。
大事な人に辛く当たったり、周りの人に迷惑をかけてしまう事もあるかもしれません。
嫉妬にはあまりいいことはないのです。
でも悪い事ばかりでもありません。
嫉妬は時に頑張る原動力にもなります。
それに変えられたらもうこっちのものです。
その頑張りがあなたをどんどんと人間として成長をさせていくでしょう。
そしてその先には、今まで自分が嫉妬してけど今度は自分が嫉妬をされる人間となるのです。
嫉妬されるのもちょっと疲れるかもしれませんが、嫉妬するよりは遥かに良いはずです。
自分が嫉妬していると自覚したらすぐに気持ちを切り替えるようにしてくださいね。
そして明るく前向きな人生を送りましょう。