妹萌えは女性から評判の悪い萌えの1つと言えます。
兄妹間に、恋愛感情を持ち込んでいることが気持ち悪いといった意見から見られるように、兄妹である妹に「かわいい~」などと恋愛感情を持つ男性が理解出来ないのでしょう。
ですが、妹萌えとはそういうことではなりません。
妹とは、絶対的に男性よりか弱い存在であり、守りたいという男性の保護欲を駆り立てる存在なのです。
ですが、一般の女性と違い、兄に口答えや指摘ができるのもまた妹ですよね。
それはつまり、妹という存在は兄のことが好きで母の真似事をして兄を叱りながらも、最後は守りたくなるほど可愛らしい存在という事です。
男性の自尊心を満たし、保護欲を駆り立てる小悪魔的要素を含んでおり、理想的な女性像と言っても過言ではないように感じます。
このように男性は絶対的な愛が欲しく、そしてその愛を守れるのは自分だけだと感じたいのです。
妹萌えと聞いて自分の周りの妹を想像するのではなく、妹という呼び名の中に、男性が何を感じ取っているのかその奥をしっかりと見つめ、正しい妹萌えを理解しましょう。
「ギャップ萌え」とは?
メガネ萌えからもわかるように、人はギャップに弱いものです。
このギャップ萌えとは、メガネに固執せず、そのギャップの振り幅にキュンとする萌えのことです。
会社の同僚のスーツとは違った普段着に胸キュンする女子がいるように、男性もこういった普段とは違うギャップに惹かれます。
外見的なギャップはもちろん、内面の普段見られない部分を見た時の特別感や優越感も男性を惹きつける要素となっています。
ただ気を付けたいのが、ギャップとはイメージが覆ることですから、いい意味でも悪い意味でも起こりえるという事です。
普段きっちりした恰好で、テキパキ仕事をこなす人が、部屋は汚く清潔感もない恰好をしていたら、それを普段がラフで素敵なギャップと捉えるか、だらしがなくて幻滅したと捉えるかは人それぞれですよね。
「ツンデレ」とは?
ツンデレやクーデレなどの「デレ」シリーズは混同されがちで、その違いも意味もよく理解出来ていない人がいるように思います。
まずは、ツンデレからご説明していきましょう。
ツンデレは、他人がいる前ではツンツンした素っ気ない態度をとっているけれど、恋人などと2人きりになったときにデレっと甘えるというイメージを持っていませんか?これは少々誤解があります。
ツンデレとは、知り合った当初は素っ気ない態度や愛想のない態度をとっていた人が、一緒に時間を共有することにより、自分に心を許し甘えてくる様を表現した言葉です。
決して他人や外出先で冷たい態度をとるが、自分には甘えるといったことを言った言葉ではなりません。
人見知りや淡泊な女性が、自分に心を許していく様と言うこともできます。
男性はハンター気質と言われますから、このように落ちなかった女性が自分に心を開いてくる様は男冥利に尽きるのではないでしょうか。
「クーデレ」とは?
では「クーデレ」はどんな様を表現しているのでしょうか。
クーデレとはクールという言葉が含まれています。
好きな人以外には、クールで大人っぽく興味がなさそうに振る舞い、自分が心を許した人、好きな人にはデレデレと甘えるということを表しています。
また、好きな人、意中の人が居ても素直に愛情表現ができず、冷めた態度をとってしまうのもクーデレと言われます。
先ほどのツンデレと似ているのは、最初はクールで高飛車なイメージがあった人が、時間が経つにつれ信頼関係を築き、最終的にデレっと甘えるというところです。
このように似た要素を含んでいるため、同じなんだと思い込んでしまってはいけません。
好みは繊細なもので、他人には分かりにくい違いがあるものです。
それを一色単にしてしまうと、彼の本当の好みを理解することはできませんよ。
「ヤンデレ」とは?
ヤンデレとは「病んでいる」と「デレ」っとしているを合わせた意味を持っています。
メンヘラという言葉を聞いたことはありませんか?
精神的に病んでいるような不安定な人をメンヘラと呼びますが、このメンヘラとヤンデレは混同されてしまう場合がありますが、その違いをご説明しましょう。
メンヘラは単純に精神が不安定で病んでいる人を呼びますが、ヤンデレは相手を好きすぎることから精神が不安定になってしまう人のことを呼びます。
どちらも精神が不安定そうだからメンヘラでいいだろうと感じてしまいそうですが、ヤンデレは病んでしまうほど相手が好きだという表現でもあり、本当に精神を病んでいるわけではありません。
それほど相手が好きなのだという可愛らしい女性であるということです。