その上で相手の気持ちや考えも聞き、「そういうことだったのか」とお互い納得し合うのが理想的な形です。
相手の生活を考えられる
「好き!」が増大したときにありがちなのが「今すぐ会いたい!」「なんで連絡くれないの?」「毎週デートしてよ!」「仕事で疲れてるって何?一緒にいたら癒されるよね?」という一方的な要求の数々。
こんなんでは破局まっしぐらです。
結婚して一つ屋根の下に暮らしていたって、個々の生活というのはあるものです。
どちらかの都合に合わせて風呂に入るわけでもないし、食べたい食事だって違うし、仕事の負担も疲労度も異なります。
相手にも生活があるということを、しっかり認識さえしていれば思い遣る気持ちも出てくるはずです。
周りの人も大切にする
若干関係ない話なんですが、ヒグマの雄は雌の子供を殺してしまうんだそうです。
雌のヒグマは子育てをしている間は雄の相手をしないので、子供を殺してしまえば相手をしてくれるようになると本能でわかっているのだとか。
恐ろしい話ですが、束縛系の人ってこれに似ていますよね。
自分の元から恋人が去ってしまうリスクを限りなく減らすために、友人や家族と疎遠にさせて自分しか見えないようにするのですから。
仲睦まじいカップルの場合、こんな恐ろしい手段でお互いを縛り付けあったりはしません。
むしろ、双方が大切にしている人たちを一緒に大切にして、幸せの輪を広げていきます。
相手の友達
まずは相手の友だち。
付き合い出してからしばらくすると紹介し合うことが多いと思います。
いまどき、男女問わず友達がいるのは当たり前ですから、たとえ相手が大切にしている友達が自分と同性であってもライバル視したりはしません。
むしろ、紹介してくれるくらい、そういう関係の相手ではないんだなと安心するくらいの度量を持っていた方が上手くいきます。
相手の家族
このままお付き合いが継続して結婚するとなれば、将来的には「自分の家族」にもなる人達ですから大切にすべきでしょう。
もちろん、恋人が大切にしているなら、の話ですが。
稀に、家族から虐待をされていたという話を恋人から聞いていたにも関わらず「家族は大事に!」という、わけのわからない正義感を振りかざして恋人を危険な目に遭わせてしまう人がいます。
家族関係というのは当人にしかわからないことなので、それこそ話し合って家族に対する思いは聞いておくといいでしょう。
共通の友人
共通の友人なら、どちらも大切にするのは当たり前ですよね。
これは仲睦まじくないカップルでも自然とできているはずです。
お世話になった人
仕事ではとくに、お世話になった先輩との飲み会は断れない、といったお付き合いが存在します。
これを「そんなこと言わないで帰ってこい!」と怒鳴りつけるのはNG。
お世話になった人に義理を果たせる恋人の心意気を褒めてあげるくらいが丁度良いです。
悩みを相談し合う
カップルだからこそ、他の人には言えない悩みを相談できるというもの。
逆に、弱みを見せられないような相手とは長続きしません。
弱みを見せられないということは、それだけ相手の期待が過剰であったり、心を許せる相手ではないということだからです。
辛いときにはそばにいる
辛そうな相手を見て「めんどくさ…」と思ってしまうようなら相性はよくありません。
何もしてあげられることがなくても、ただそばにいるだけで良い関係が理想的。
とにかく無条件で愛してくれる人の存在は、それだけで十分心強いからです。
些細なプレゼントを贈る
とくに記念日などではなくても「このお菓子好きそうだったから」「このネックレス似合うかなと思って」と小さなプレゼントをもらえたら嬉しいですよね。