世の中には残酷なくらい理不尽なことがたくさんあります。

生まれた時から勝ち組としてこの世に誕生した人と、小さい時から努力しているのに、中々幸せを掴めない人もいる。

昨日の夜は、近所のアパートから「くそばばあ、これくらいのことで俺を呼び出すんじぇねぇ」なんて声が聞こえてくる今の世の中、私は「一体どこのどいつだ」「そんなに理不尽な扱いをされているのか」と思いながらも、怖くて窓を開けることができませんでした。

世の中にはびこる理不尽なことは、今さらどうにかすることはできないけれど、せめて何が理不尽なのかを知ることで、「そっか、それって理不尽だもんね」と諦めることができます。

努力しても無駄なことはこの際スッキリ諦めてしまうことにしてしまいましょう!

厳しいと思う世の中の理不尽なこと7選

世の中には数え切れないほどの理不尽なことが存在します。

全てを語ることはできないので、その中から幾つかこれぞ!というもの、「そうそう、それが理不尽なんだよね」というものをご紹介します!

1. 学歴主義

子供の頃や学生時代は「学歴社会なんてくそくらえ」ぐらいにしか思っていなくて、学歴でしか判断できないような小さい世の中に「反発したい」気持ちの方が勝っていた人も多いと思います。

でもいざ社会に出てみると、現実の世界では学歴主義なんてまだ甘ちょろいくらいのもので、もっと理不尽でドロドロしたことがゴロゴロところがっていたのです。

1. 就職への影響が大きい


学歴主義が最も多くの人に影響する時、自分の学歴からどうしても逃げられない時、といえば「就職する時」「会社に入る為の面接を受ける時」だと思いますが、まだまだ世の中では必ずと言っていいほど、どこの会社も「履歴書を持ってきて下さい」といい、そこには自分の学歴を正しく記入しなければなりません。

私は何度か面接官の立場を経験したことがありますが、面接する側の人間は必ず履歴書に記載された学歴を見て合否の何%かの判断を下しているのです。

合否を決めるには他にも色んな要素があります。

面接を受けている仕事の内容に関する知識がどれくらいあるのか、今までどんなことをして来た人なのか、継続性はありそうか、協調性はありそうか・・・要は上司のいうことを聞きそうか、なんてところを判断しています。

学歴はさほど決定的ではありませんが、同じ実力の人間が2人いた場合、学歴のいい方が採用されるのが通常となるはずです。

2. 学閥が存在する

仕事によって学閥が存在する業種といえば「弁護士」ですが、弁護士会の最大派閥といえば「東大派閥」です。

人が弁護士を頼る時、それはかなりピンチになった時であり、弁護士の出した結果によってはその後の人生が左右しかねないくらいの状況がほとんどだと思います。

例えば、資産がとられるかどうか、の一大事だとするなら「どうしても勝ちたい」「少しぐらい高いお金でも勝てる弁護士にお願いしたい」なんて思うものですよね。

そういう時、心強いのが東大出身の弁護士なんです。

東大派閥に所属している東大卒の弁護士を味方にできれば、それと同時に大勢の敏腕弁護士がバックにつくことになるといっても過言ではありません。

赤髭のような、利益だけじゃない人の心の分かる素晴らしい東大卒の弁護士に出会えれば、それはもはや100人の優秀なソルジャーがあなたの城を守る為に応援についたようなものなんです。

こうして考えてみると、子供の頃はバカにしていたことだったけれども、大人になればなるほど、学歴主義はバカにできないものだということが分かってしまいます。

たかがどの大学を卒業したかどうかだけのことなのに、それを死ぬまで引きずっている人が多いなんて、理不尽な世の中としかいいようがありません。

2. 外見重視


外見なんて生まれ持ったポテンシャルがほとんど影響するものですよね。

例えば、タレント・モデルの森星さんなんてDNAからしてラッキーとしかいいようがありません。

お笑いタレントのバービーさんとか、南海キャンディーズのしずちゃんとか、泉ピン子さんとか、演歌歌手の天童よしみさんなんかは、いくらダイエットしたとしても、森星さんのようなスタイルや雰囲気になることは難しいと思うのです。

努力すれば綺麗になれるのだとしたら、それは平等だと思います。

でも何をしても追い付けないなら、本当に理不尽です。

女性はそこまで綺麗になれないと分かっていても努力はやめられないものですし、綺麗な人は「私は何もしてません~」なんて大きな声でいえるけれど、その裏で非美人がどれだけの屈辱と苦労と切ない気持ちになっているのでしょうか。

1. 人を外見で判断する人が多過ぎる

そもそも理不尽なのは「人を外見で判断する人が多い」ということです。

努力で変えられる部分はあるにせよ、俳優の向井理さんと出川哲朗さんでは分が悪過ぎるというか、「見た目で判断されても仕方がない」という時もあるのかもしれないと認めざるおえない部分もあります。

見た目の判断という点では、かっこいいとか、可愛いの他に、男性の場合は「怖そうな人」と「弱そうな人」という視点で態度が変わったりすることもありますよね。

人気タレントのマツコ・デラックスさんなんかは見た目の迫力が凄過ぎて、男女問わず凄まれてしまうようですし、的場浩司さんとか長渕剛さんなんかは、同じ男性でも思わず気絶してしまいそうになるくらい怖いと言われています。

3. 恋愛格差

恋愛格差の問題では、最近「美人が必ず結婚できるわけではない」ということが分かりましたが、生まれてから死ぬまでに何人もの人と付き合える人と、一人も付き合ったことがない人では、格差がありすぎです。

これは私の友人の家族の実話ですが、友人のお母さんはとても美人な人で、母とその娘2人とも、18歳くらいから彼氏やパートナーがいなかったことがないそうです。

娘の一人がいわく「自分のことを好きになってくれた人の中からパートナーを選ぶようにすれば女性は幸せになる」とのこと、実際3人とも既に結婚して、大事にしてくれる旦那さんと幸せに生活を送っています。

このお母さんに至っては63歳になる現在まで一度も人に振られたことがないそうです。

世の中には誰とも両思いになれない辛さ、自分の好きな人がいつも別の女性や男性を好きになってしまう現実、こういう思いしかしていない人もいるというのに、人生はやはり理不尽なものなのですね。

1. 未婚率の上昇が止まらない

50年前は考えられなかったことかもしれませんが、現代を生きる若者たちは、自分たちが結婚したいか、それとも一生未婚でいたいかを自分で選択することができます。

自分から「結婚しない」と選択した人はそれでいいのですが、そういう自由な世の中になってしまって困ってしまったのは、「結婚したいけどできなくなってしまった人」です。

結婚する為に、考えられることは全て試したというのに、それでも自分は結婚できない。

周りの友達や同僚はどんどん結婚していったり、その後の幸せな話をしてきたり・・・。

朝から職場でそんな話を聞かなくてはならい辛さは理不尽を味わった人にしか分からないことなのでしょう。

世の中には何の努力もしないで結婚してしまう、人から愛される運命にある人間がいます。

その逆で、どんなに努力しても結婚できない運命の人間がいるのです。

結婚しない、未婚であるということは、子供がいないわけで、結婚の先に起こるはずの結婚記念日がなければ、パートナーを失う悲しさもありません。

二人でスーパーで買い物する楽しさも味わえないのです。

努力しても誰とも結婚できない、これって相当不平等ですよね。

4. 経済格差

生まれた時から親がお金持ちの場合、その家に生まれた子供はその時点で将来が保証されているようなものです。

生まれた瞬間に資産が1億円保証される子供と、まだ若いのに親の借金を背負わされる子供、そんなの不平等で理不尽ですよね。

1. 結局世の中お金なのか?

私は高校生くらいの時まで、世の中で1番大切なのはお金じゃないと思っていました。

しかし社会人になってから、独り暮らしを始めて、電気・水道・ガスなどなど、生きていく為には何もかもお金が必要・お金が掛かるのだということが分かりました。

それからというものお金を大切に使うようになりました。

30歳になる手前で片親を無くしてからは経済状況が180度変わって、お金のない私たちに近寄って来る人はごくわずかになり、毎日数百円のお金を気にしながら生活するようになりました。

少しでも余裕ができれば全て貯金です。

でも生まれた時からお金持ちの家に生まれた子は、誰かに騙されてお金を取られない限り、一生ある程度の暮らしをすることができるのです。

大きい家で、ふかふかの布団、おしゃれな家具に、リラックスできるバスタブとサウナ、例え外見がカッコよくなくたって、可愛くなくたって、才能がなくたって、頭が悪かったって、保証される優雅な生活があるのです。

5. いじめ

「いじめられる人にはそれだけの理由がある」なんてことを軽く口にする人がいますが、いじめられる人に、いじめられるだけの理由なんてないことがあるんです。

だったらいじめられた理由は何なのか?可愛かった、好きな人が好きな子だった、親から愛されてるのがむかついた、欲しいおもちゃを全部持っていた、自分に漫画を貸してくれなかった・・・どれもこれも、ただの嫉妬なのです。

1. 目立っても目立たなくてもイジメられる?

意地の悪い人と同じ環境になってしまえば、目立っても目立たなくてもイジメられる可能性はあります。

社会人になって自分より能力がある人が邪魔だからイジメる人もいます。

2. 大人の社会にまで続くイジメ

そう、イジメは子供の世界だけのことかと思いきや、大人の世界でも小さいイジメがずっとずっと付きまとってしまうのです。

6. 人種差別

人種差別、これは数ある理不尽なことの中でも、私が最も嫌いなことの一つです。

人が人を嫌いになることは仕方ありません。

世の中には自分さえ良ければ生きていける人、意地悪なことしか考えられない強欲な人がいるのですから。

でも、それと人種差別とはわけが違います。

人種差別、これは人種で人を分けて考えてしまうのです。

何人だから嫌、白人じゃないから嫌・・・違う、違う!嫌なのは、嫌な経験をしたその本人だけで、その相手が例え日本人だったからって、「じゃあ日本人全部嫌い」なんてことを言うのは理不尽の何ものでもないのです。

時に自分でも気が付かないところで人種差別的な思考をしてしまう時があります。

ここ数年日本を訪れてはたくさんのお金を使ってくれている中国の皆さん、彼らの多くが日本人がびっくりするような行動をすることがありますが、それは決して全てではありません。

マナーのいい中国人がいること、性格のいい中国人がいることを忘れてはならないのです。

7. 会社都合のリストラ

私はかつて米国「フォーチュン」雑誌の上位100位に入るような大きな会社で課長をしていた経験があります。

当時はソウルに飛ばされ、異国の地で課長として仕事をしていた時、突然リストラに合ったのです。

原因は、同じ部署の韓国人数名が不正を働いたせいでした。

私は何をしたのかというと、・・・何もしていません。

彼ら数人のおかげで、180人の人間が一気にリストラに合うはめになったのです。

家族を養わなければならなかったお父さんも、これから結婚を考えていた若者も、全員リストラに合ったのです。

会社がそうだと決めてしまえば、仕方がありません。

もうどうすることもできないのです。

私はどちらかというと、冷静にその事態を受け止め、どうせどうすることもできないのならばと、残り1年間を楽しんで働きました。

最後の1年間、あまり仕事が多くなかったので、毎日余裕を持って働いていた経験、あの時、最後までともに働ききった仲間の存在は今でも心に残っています。

仲が悪かった同僚も、最後は皆でお疲れ様、と思えた瞬間。

最後まで笑顔で全員を見送った支部長、顔は笑っていたかもしれませんが心ではきっと泣いていたに違いありません。

インドの同僚は最後に温かい言葉を掛けて送り出してくれました。

いい人もいて、悪い人もいる、理不尽なことが起きたけれども、それと同時に何かを学べた不思議な時間でした。

世の中から理不尽なことはこれからもなくなるとは思えません。

増えたり減ったりを繰り返すものの、ずっと理不尽なことがあり続けるのです。

でも、その裏側には理不尽とはまた違った、言葉では説明できない、温かい何かが隠れているはずです。

理不尽な世の中だけど、何かがある。

そんないいものをより自分のものにしていく為には、
自分は理不尽な人間にならないことです。

きっと類は友を呼ぶ、悪いことはなくならないけれど、いいことを増やすことはできるかもしれません。