肥満の人は自分が肥満だということを自覚していないわけではありません。
だからこそ、肥満しているということを少しでも目立たせないため、そして自分自身に気づかせないために、太っている人との行動を選んでしまうのです。
また、痩せた人と一緒にいると、さらに太って見えるということが薄々分かっているので、避けているような側面もあるかもしれません。
周囲の友達がみんな同じような体型をしているということは珍しくないでしょう。
肥満の人の性格
肥満の人の性格について詳しく見てみることにしましょう。
肥満の人であっても良い性格の人、悪い性格の人がいることは確かですが、根本にある特質は同じであるという可能性もあります。
その特質の良い面が出ているのか、それとも悪い面が出ているのかと言う違いがあるだけなのです。
肥満の人を一くくりにするのはあまりにざっくりとしているかもしれませんが、そういったジャンルで区切って見たときに共通する特徴があるというのは、とても面白いところですね。
楽観的
肥満になってしまう人は、楽観的と言う性格のことが非常に多いようですね。
楽観的な人は、物事をよくとらえようとしますし、あまり危機感を感じないような性格です。
だからこそ、太っている自分を鏡の中で見てもあまり何も感じないのかもしれません。
不安症とは程遠いような印象の性格をしていますから、自分が太っていることに対して、嫌だ、おかしい、どうして、と思うことができないのです。
また、自分が太るような行動をとっていることに対しても罪悪感などを感じません。
これくらいは大丈夫だと思っている傾向があるので、どんどんと肥満が蓄積してしまうのです。
楽観的な性格は肥満の人の優しい行動を引き出しますが、それが良い面ばかりではないということですね。
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面倒くさがり屋
肥満の人は面倒くさがりな性格をしているかもしれません。
自分が肥満であるということに対して何も思っていないわけではないものの、何かをするのが面倒くさいので、ついそれを見逃してしまうという状態なのです。
ダイエットをしようとするのはとても面倒くさいことに間違いありません。
過酷なダイエットに臨むのはエネルギーも使いますし、大変な思いをすることには違いがないでしょう。
そう言ったことを考えると、とてもやる気にならないと考えている傾向があるために、肥満の状態になってしまうのです。
もしかすると「明日から」「一週間後には」と考えているうちに、面倒くさくなってダイエットをやめてしまうという人もいるかもしれませんね。
意志が強くない
基本的にあまり意志が強くない人が多いようです。
自分の肥満体型を直すことができるのはダイエットだけだということが分かっていても、それをするには強固たる意志がなければいけないので、面倒くさいと思ってしまうのです。
意志が強くなければそもそもダイエットは続けることができませんので、何度か初めて見ては挫折を繰り返しているという歴史を持っている人もいるかもしれません。
自分の力で働かなければいけないのがダイエットですし、辛いと思っているときにも誰も助けてくれません。
そこから逃げ出すのは簡単ですが、そう思う気持ちを抑えて何とか自分で自分をコントロールしなければいけないというのは、意志が弱い人にとっては苦痛の混じることだといえるのではないでしょうか。
自分に厳しい、甘い極端
肥満になっている人は、自分に厳しい、もしくは自分の甘いという極端になっているかもしれません。
自分に厳しい性格をしている場合には、その厳しさに耐えられなくなって食べてしまう、もしくは、それがストレスになって太ってしまっているということが考えられます。
また、自分に甘い人の場合には、食べたいという自分を止めることができないために、太ってしまうのです。
自分に厳しく、または自分に甘くいるような場合には、肥満体になる自分を止めることができないというのが欠点ですね。
さらにはそういった性格が、肥満になる原因の食欲を自ら大きくして言っているという可能性を作り出しているのです。
どちらかと言うと、自分にとても甘い性格の人が多いように思えますが、厳しい人でもストレスが原因となることがあるので、普通くらいで自分に接して上げることが一番大切なのかもしれませんね。