それまでは仲の良い夫婦の関係を築けていたと思っても価値観の違いというものはどちらかが我慢をして相手に合わせているケースが多いとされています。
こんなことが離婚の引き金になり結果としては最悪なものへなってしまいますよね。
自分たちがそういう状況にならないように、どのような価値観から離婚へと発展してしまうのかを知っている必要があるのです。
まずは一番多いとされるお金の問題です。
金銭感覚
金銭感覚が違うという言葉はよく耳にしますよね。
これは両方に言えることで、独身のときのお金の使い方がどうしても直せないというものです。
収入を全て使ってしまう人ときちんと将来の計画を立てて必要なお金は貯金しようと考える人が結婚したらどうでしょう?
どちらか一方が頑張って貯金しようと思っても使われてしまっては貯めるお金もありません。
これでは喧嘩になってしまいますよね。
また趣味の問題も出てきます。
夫がバイク好きな場合ですと妻から見れば信じられないような金額をバイクのために払うようなことが起きてきます。
普段は節約しながらの生活でも趣味になると人が変わったようにお金を使う人は実際に存在するのです。
これは金銭感覚の違いでしかなく、二人でとことん話し合う以外には解決策は出てこないでしょう。
お金の問題は結婚してからの方が多く、どちらかの感覚が狂ってしまえば家計にも影響してきます。
ある程度の約束を決めるなどして妥協していくことが必要になってきますが、多くの人は生活を共にしてから気がつきます。
そうならない為には結婚前にきちんと話し合っておくことが大切です。
食事マナー
食事も離婚原因になりうるものです。
肘をついて食事をしたりそれまでのものとはあまりにも違うギャップを見たときなどは喧嘩の原因にもなってしまいます。
恋人同士の時はどうしても自分を良く見せようと思います。
この心理は当然ですし結婚をお互いに希望していれば当然ですよね。
ただし、結婚してからも食事のクセや汚い食べ方は相手に不快な思いをさせることにも繋がります。
独身の時は周りから何も言われることはないでしょうが、結婚すればお互いの友人であったり実家へ遊びにいったり色々な人との付き合いも出てきます。
食事のマナーでどちらかが悪い場合などはきちんと直してほしいと思っているはずです。
長く習慣になってしまったクセは中々直るものでもなく、自分のパートナーへ恥をかかせてしまうかもしれません。
もしそうなってしまえばやはり離婚の原因にもなってきますよね。
どうして直そうとしてくれないのかと、相手に責められますし言われた本人もつい言葉を返すかもしれません。
どちらにせよ食事マナーというのも結婚したあとはお互いに気をつけるべきことであり、問題が大きくならないうちになんとか解決できることが望ましいと言えます。
細かすぎる割り勘主義
こちらもお金に関する価値観の違いですね。
今は夫婦でも共働きといった生活スタイルが多くなり生活費なども収入に応じた金額でやりくりをしているといった家庭が増えてきました。
ただし、現状では妻の収入は夫よりもかなり少ない金額になることが多く細かすぎる割り勘主義というものは口論の原因にもなっています。
割り勘主義がいけないとは言いませんが、外で外食をする場合でもこういった事も持ち込んでしませば相手もいつかは爆発してしまいます。
お金への価値観というものは人によって違いますが、あまりにも細かく分けすぎてしまえば何のために二人が結婚しているのかも分からなくなってしまいます。
この場合も我慢の限界を超えた場合には離婚の確率が非常に高くなりますので行きすぎた考えというものは注意が必要となります。
過剰な趣味重視
結婚しても自分の趣味を続けたいという人は沢山います。
子供の頃から集めていたものやストレス発散にしている車やバイクといったものは簡単にやめられることは出来ません。
結婚前からその事は聞いていたし相手にきちんと話をしていた時でも、のめり込み方が異常であれば相手も不快な気持ちになってしまいますよね。