いま交際している相手との結婚を考えた時、どこかシックリこない、不安を感じる…という人もいるでしょう。
付き合っていても、相手との間に明るい将来が思い浮かべられない場合、1度リセットして、新しい道を選んだ方がいいのではないかと悩むはず。
楽しさを優先していた若い頃の恋愛と、結婚を見据えた大人の恋愛では、全く理由が違います。
自分だけでなく相手の人生のことも考える
自分が交際相手と結婚したい!…と思っていても、相手側はどうでしょう。
恋人としての交際と結婚とは大きく違うものなので、付き合っている相手と認識の相違があると、深く傷つくことになります。
20代からの恋愛は、結婚や恋愛観について意思を疎通をキチンとしておくことが重要。
何歳頃までに結婚したい、まだ仕事を優先させたい、など各自の希望が一致するとは限りません。
3.子供が欲しいか否か
結婚に対する考え方が一致したり、互いに理解し合える相手と出会い、生涯を共にする相手だと確信したならば、さらにその先のことまで考える必要があります。
最も重要になる論点は、子供が欲しいと思っているかどうかです。
子供を授かり、養っていくことは、当たり前のようで、とても大変なことです。
子供が中心の生活になり、夫婦の時間はガラリと変わるでしょう。
養育費も決して安いものではありません。
子供ができたら仕事はどうするのか、収入は足りるのか…など、どのように子育てに向き合っていくのか、共に考える必要があります。
4.どこに住むのか
結婚をするということは、同棲とはわけが違います。
2人だけの時はまだ身軽ですが、子供が授かってからは、生活スペースが大きく変化しますし、簡単に引越しすることもできなくなります。
生まれてくる子供にとっては、育った場所が故郷となります。
学校に通い、成長していくための場所になりますから、あなたが選択する土地が家族にとって生きていくための場所になります。
結婚し、共に住むにあたり、互いの仕事場との距離や利便性といった都合もちろんのことながら、更に長い目で環境面を考える必要があるのです。
親と同居し続けるのか
結婚した時に、まず差し当って考えるのは、それぞれの親との関係性。
長男がお嫁さんを娶る場合、また、長男の男性に嫁ぐ場合は特に大切なポイントになります。
親元や地元を離れている場合は良いのですが、同居していたり、家業を継ぐケースもあるでしょう。
婚後、親と同居するのか、しないのか。
将来的には実家を受け継ぎ、相続するのかなど。
考えなければならない問題は多々あります。
それによって、結婚する前タイミングで、住む環境を整え直さなくてはいけなくなります。
賃貸住宅に住み続けるのか
以前までは、一軒家を建て、マイホームを持つことがステータスという時代でしたが、最近は違います。
ライフスタイルが多様化していることから、賃貸住宅の価値も高まり、生涯賃貸で暮らす人も少なくありません。
住む土地はもちろん、生活拠点となる家のことも、婚後に外せない課題です。
家を新築するのか
賃貸が主流化したからと言って、新築の家を建てることを夢見ている人が減ったわけではありません。
我が家を持ち、家族との時間を刻み、代々引き継いでいくような、昔ながらのあたたかみある生活を叶えたいと思う人は沢山います。
結婚する時には、家を建てたいか、賃貸が良いかと言ったところも、よくよく話し合わなければなりません。
どんな家庭を築きたいか、将来どんな老後を過ごすか、どんな部分に重点を置いた暮らしをするかどうかは、それぞれの価値観で大きく異なります。
理想的なプランと、現実的な金銭問題など、あらゆる部分を加味しながら何度も話し合いを重ね、自分たちらしい生活を築いていくのです。