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若者って何歳まで?日本の若者の5個...(続き2)

これは非常にわかりやすい区切り方のように思えます。

昔から20歳になると大人になることだ、というふうに誰もが認識していました。

20歳というのは人生における大きな節目であり、ここから先の人生は、大人としての自覚を持って、責任感を持って生きていかなくてはいけないんだと強く思った人も多いでしょう。

人生において10代というのは、たくさんのことが一気に起こり駆け抜けていく激動の時期であり、一番自分の成長を感じる時でもあります。

小学校、中学校、高校を経験するのが10代なので、多くの出会いや別れがあり、感情の起伏も激しい時です。

そんな10代をついに終え、20代に突入するこの20歳という年は若者というものが終わる節目と言ってもいいでしょう。

成人を迎えるまで


20歳になる年の1月、成人式に参加することが人生における一大イベントです。

成人式にビシッとした服を着て、大人への第一歩を踏みしめる瞬間です。

人それぞれいろんな成人式に対する思いや、思い出があるでしょうが、ここから先が大人と考える人は多いでしょう。

歳をとって人生を振り返った時に、若き日の思い出として成人式のことは必ずしっかり覚えているものです。

あの成人式の日、町長のスピーチを聞きながら、自分はこれから大人として頑張らなければいけないと誓ったことを忘れないでしょう。

ですから、多くの人が20歳を若者とnot若者の境目と考えるのは理解できます。

お酒を飲めない年齢というイメージ

若者と大人の境として、お酒というのも一つ考えられる要素の一つだと思います。

大人になったらビールをゴクリと飲んでみたい!そんな憧れもあったかと思います。

お酒を飲んでいい年齢、すなわち20歳が若者の終わりであり、お酒を飲むと同時に大人が始まるというのはわかりやすい考え方であると思います。

若者が酒を飲むというのも、どこか不謹慎なイメージがあります。

もちろん飲んではいけない年齢ですし、お酒が若者のイメージとはどこかかけ離れているような印象を抱かせます。

3.22歳(三番目に多い意見)

3番目に多い意見として22歳というのがありました。

これは4年生の大学を、浪人せずに入学した際に、卒業で迎える年齢のことです。

22歳で区切るという考え方は、若者とnot若者との線引きを、学生と社会人で線引こうというものです。

大学生卒業まで

大学卒業までを若者と言及するのは分かりやすくていいのではないでしょうか。

大学時代というのは正に若さの象徴の時代です。

社会人になったらできないであろう無謀な挑戦もできますし、いろんな出会いや体験ができる時代です。

若者としての特権を最大級に活かしていろんなことができるのが大学であり、またいろんな現実にぶち当たって思い悩むのも大学時代です。

多くの人は大学に入るとバラ色のような楽しい楽しい生活が待っていると思い、憧れの大学生活を始めますが、現実はそうではなく、勉強も難しくなって落ちこぼれたり、学費や生活費のためにバイトばかりをしいられる現実にぶち当たる人も多くいます。

そういったこと全てが大学生だからこそ「若者」という言葉で片付けることができた、社会人になったら「若者」というだけで許されるほど甘くはないということを意味しているのだと思います。

社会人は若者とは言いにくい

社会人になると、新入社員と言えど責任というものがでてきます。

会社のコンプライアンスを守る責任であったり、業務を遂行する責任であったり。

そういった責任というのは学生時代にはなかったもので、責任の発生によって若者と大人の区別をつけるというのもいいと思います。

最近の若者、新入社員は入社1年目から即戦力として働けるような優秀な社員と、全く学生気分の抜けていない未熟な社員との差が激しく、二極化しているような気がします。

数年前のリーマンショック後の状況であれば、即戦力として使える社員しか会社は取らなかったのですが、現在はある程度の期間をとって社員を育てる会社が増えてきました。

根源には人不足という問題があります。

日本はもう超高齢化社会に突入していますので、これからどんどん若者が少なくなっていきます。

企業としては何としても今のうちに人材を確保しておきたいのでしょう。

学生割引がきく年齢までが対象

学生の内は何をするにしても、学割というのがサービスとしてあることが多いです。