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若者って何歳まで?日本の若者の5個...(続き4)

30代中盤から後半にかけての歳になってくると、もう中年という言葉が板についてくるころであると思います。

30歳を超えたら若者ではない

30歳を超えて、自分はまだ若者であると言っていたら、ちょっと周りに引かれるでしょう。

気持ちをいつまでも若く持つことは悪いことではありませんが、気持ちと行動とは違います。

30を超えたら仕事でもプライベートでもある程度責任を背負う立場になっていることが多く、若者だから容赦されるということはありません。

ですが、結婚もしない、恋人もいない、仕事もしていないという30代もけっこうな数の人がいますので、若者の高齢化も指摘されています。

日本の若者の5個の特徴

現代に生きる若者は、昔の若者と比べて様々な違いがでてきていると思います。

それを昔の若者のほうが良かったなどと言うことは意味のないことです。

紛れもなくこれからの日本を作り背負っていくのは若者なのです。

今を生きる若者には昔の若者にはない長所もあると思いますし、大事なのは今の若者の考えていること、特徴を知ることです。

ここに、今の日本の若者に共通する5個の特徴を挙げていきたいと思います。

1.安定志向

昔は公務員というと、何十年も同じ仕事の繰り返しで、夢のない仕事なんていうイメージがありましたが、今は一番の人気です。

理由はなんといっても安定です。

民間の会社と違って潰れる心配がありませんから、よほどの不祥事でも起こさない限り、一生安泰と言えるでしょう。

なぜ、こういった安定志向を求める若者が増えた大きな原因としては、日本経済の長い停滞があると思います。

80年代にバブル経済が崩壊した後は「失われた20年」と呼ばれる経済停滞期がずっと続いてきました。

就職率の悪化や、会社の倒産、リストラなどネガティブな話題が先行していた20年です。

今の若者たちは自分の親がそういった不況下で苦しんでいるのを見てきたので、どうしても安定を求める傾向にあるのかもしれません。

それを若者が夢を持たなくなったと批判するのは間違っていると思います。

上記のように、長引く不況しか知らない若者たちが感じた日本の社会というものを性格に反映しているのが今の状況であるので、こういった安定志向の若者が多いのもうなずけます。

リスクを嫌う

安定志向を求める若者が増えたのは長年にわたる日本経済の不況に一因はあると思いますが、リスクを嫌う性格の若者が増えていることも原因の一つであると言えます。

とあるインタビューで、若者に将来の夢を聞いていましたが、「夢なんて特にない。

人並みに生活できて長生きがしたい」というような回答をしている若者が結構いたようです。

若いのになんとも夢のない話だなと思うと同時に、今の日本という国が若者が果敢にチャレンジできるような国ではないことを物語っていると思いました。

とにかくリスクを避けながら無難に人生を過ごせればよいという考えなのでしょう。

人それぞれ人生に対する考え方はあると思いますし、人の人生に口出しをする権利もないかもしれませんが、やはり言いたいのは若者にはもっと冒険して欲しいなということです。

最初から無難に生きることだけを考えるのもちょっともったいない気がします。

若者だからこそできる挑戦もあると思いますから、どんどん自分の可能性を試してもらいたいなという気持ちもあります。

2.自分の価値基準がある

今の若者というのは、一人一人が自分の考え、価値基準を持っていて、他人の意見に左右されない人が増えています。

自分の主義主張が弱く、何でも右にならえという昔の日本人のイメージからはかけ離れているように思えます。

自分の価値基準をしっかり持っているというのは良いことですが、逆に言うと自分勝手な人間ばかりが増えたとも言えます。

最近では、会社の上司から飲みに誘われても、恋人とのデートがあるからと言って断る社員もいるようです。

昔の人間からしたら考えられないことですが、自分のことしか考えていない今の若者には当然のことのようです。

自分が満足したい

自分が満足したいという気持ちが圧倒的に強いので、相手の気持ちなどをあまり考えないドライな若者が多くなっています。

仕事なども、歯をくいしばって働くというよりは、自分が好きなことを仕事にすることで満足したいという欲求が強いので、少しでも希望と違っていたりすると、すぐに仕事をやめてしまう人も多いようです。