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若者って何歳まで?日本の若者の5個...(続き5)

また、仕事はあくまで自分が好きなことをするためのお金を稼ぐ行為だと割り切っている人も多く、仕事に何か自分の人生をかけたり、心血を注いで仕事に打ち込むといった若者は少ないです。

結婚したい若者が少なくなっている一因とも言えるかもしれません。

結婚すれば、自分の給料を自分の好きなように使うことはできません。

家族の生活費を捻出し、残りを貯蓄に回すというのが普通の考えですが、こういったことに我慢できない、自分のお金は自分の満足のためにだけ使いたいという自分勝手な考えの若者が多いから結婚する人も少なくなっているのではないでしょうか。

人は人という考え

自分は自分、人は人といった切り離した考え方の若者が多いので、同調意識や、人との絆といったものは生まれにくい時代になってきていると思います。

人は人という考えは悪い側面ばかりではありません。

違った価値観を持つ人も、こういう人もいるんだと柔軟に受け入れられるのも若者であると思います。

逆に年配者のほうが、自分と違う考えの人間をあからさまに否定する傾向があると思うので、様々な人間に柔軟に対応できるという観点では若者はアドバンテージがあるのではないでしょうか。

3.承認欲求が強い

多くの若者はSNSを使って、自分のことや意見をを世の中に発信しています。

このSNSの影響が大きいと思うのですが、自分の意見などに対して「いいね」と言ってもらいたい。

承認されたいという欲求が異常に強いように思います。

承認されることで自分が認められたと思い満たされる。

逆に承認されないとものすごく不安になったり、落ち込んだりします。

承認されたいという気持ちは、自分にどこか自信のなさがあり不安なので、そんな不安を打ち消すために、俺はイケてると言ってくれというふうに思えます。

本当に力のある人ならば、相手に承認してくれなどとは思わないでしょう。

そんなことをしなくとも力のある人ならば、自然に皆が認め、承認すると思います。

同意してほしい

とにかく自分の意見に同意して欲しいと思うのが今の若者です。

SNSで意見を言ったときに自分の意見に同意してくれる人は無条件に仲間だと思い、少しでも批判してくる人には露骨に敵意を示すというような極端な人が多くなっています。

今の時代というのは「狭く深く」という時代に突入しています。

「狭く深く」がどういう意味かというと、いまのメディア業界を考えれば一目瞭然です。

今まで一番大きな影響力を持っていたテレビというものが、若者を中心にテレビ離れが進み、その一方ネット社会がさらに進みました。

そこで何が起きているかというと、自分の好きなものを選択して見るという時代になっているのです。

ですから皆、自分の好きなものしか見ない、自分と同じ考えの人としか付き合わない、違う意見の人とは全く関わらないという社会になっているのです。

狭く深くというのは、自分の好きな部分だけを深く掘り下げるということです。

ですから、自分に同意して欲しい、人を自分の仲間に引き入れたいという気持ちが強く、同意しない者は批判をして追い払う、そして自分と意見の同じ人だけでつるむのです。

4.衝突を避ける

今の若者は相手との衝突を避けたいと思っています。

若いころは友達とけんかしても、すぐに仲直りして、それが逆に友情を高めるといったこともありましたが、今の若い子はそういったけんかを全くしません。

とにかく衝突を避けようとします。

今の若い人は、人生を通して誰かとけんかなんてしたことがない人は非常に多いと思います。

不要な衝突は避けるべきだとは思いますが、長い人生の中には、突然不条理に誰かがけんかを吹っ掛けてくることもありますし、仕事上でライバルと対峙しないといけない場面が訪れることもあるでしょう。

そんな時に喧嘩慣れ、揉め事慣れしている人は動じることなく処理できますが、全く人と争うことをしてこなかった人は、パニックになってどうすることもできなくなるでしょう。

対面時は自分の中で計算

衝突を避けようとしていても、生きているとどこかで誰かと衝突が起こることもあります。

学校や職場でえ意見の合わない人や、馬の合わない人も1人や2人くらいいるものです。

そういった人ともし衝突が起こった時にも、今の若者は事前にどう対処すべきか計算しているということが多いように見えます。

衝突がおこってもお互いにダメージが最小限に済むように対処しようとすることは、なかなか賢いのではないでしょうか。