皆さんは廉価版商品と書いてある商品を見たことありませんか?
何となく安い商品だよね…なんて思っていますよね。
安価と廉価では明確な違いがあります。
今回はこの廉価品について分かりやすくご紹介していきますね。
廉価とはどういう意味?
まずは廉価の漢字からご紹介していきますね。
「廉」の漢字は音読みではレンなのですが訓読みではやすいと読みます。
そのままですね。
「価」はそのままの価格や価値等で使用されるものの値のことですね。
漢字の意味からは値が安いという事で安価と同等の意味だという事が分かります。
安い価格の商品ですね。
では安価と廉価はどのような違いがあるのかご紹介します。
安価と廉価の違い
簡単に言ってしまうと安価と廉価はどの目線でいうのかの違いと考えても良いですね。
販売側から安い価格のものを言う場合は廉価を使用します。
買い手側が安い価格のものを言う場合は安価と言います。
使用例を交えてもう少し具体的にご説明しますね。
●現在販売中のDVDの廉価版も販売します。
●こちらは廉価版商品ですのでMicroUSB端子のみでType-Cコネクタはついていません。
●当店では有名ブランドの廉価版を数多く取り揃えて販売しております。
◆思ったよりも安価で購入する事が出来た。
◆同等の性能のものを出来るだけ安価で購入したいです。
というように買い手側が提案する場合は安価、売り手側が提案する場合は廉価と覚えて頂くと良いと思います。
廉価の解釈
ちなみに英語では廉価はどのように表現するのでしょうか?
想像してみて下さい。
「SALE」「Lowprice」「Cheap」「Cheaply」「Bargainsale」などが思い浮かびますよね。
日本ではバーゲンセールと安く販売するセール期間がありますよね。
ネイティブの言う「sale」や「bargainsale」とは日本語で廉価販売と言います。
今回はこの廉価販売では無く「acheapedition」の方の廉価版をご紹介していきますね。
この場合の廉価版とはすでに販売している特定の商品(製品)の価格を抑えて販売できるようにした製品の事になります。
多くの場合の廉価版は通常販売価格で付いている付加価値や特定の機能を低くして(無くして)コストを落とす事で販売価格を抑えた製品です。
ということは廉価版が販売されている製品は必ず通常版が存在しているのです。
廉価版のみが販売されていることはあり得ないのです。
通常価格製品が先にあり、その通常版から付加価値や機能デザイン等々販売側やユーザーの望む最低限の機能のみを残した必要最低限の機能でより安く購入したいと思う人に対しての製品ですね。
単に通常盤が安くなった製品では無くて通常版とは機能等の違いがあります。
通常版を購入しても全ての機能を使いきれないな、付加価値は私には必要ないなと思える人向けの製品です。
全ての機能をそのまま使いたいという人は通常版を購入するか通常版が安くなった時に購入する方がおすすめですね。
廉価版とは販売者側が掲げる価格帯の表示方法で必ず廉価対象となる通常版が存在しているということですね。